2022年04月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2022年04月30日(土)

☆今日のワンコ☆

「オヤツをあげてから、息苦しいようで、様子がおかしくなった」と若い小型犬が来院しました。来院時は、普通にみえましたけど、家を出る10分ほど前までは、息苦しそうでゲッゲッといってたそうです。

オヤツを持参してましたが、硬い棒の上からササミジャーキーが巻いてある棒状のオヤツで、太さは1センチ、長さは10センチくらいあります。前足で押さえて、かじって食べていたそうです。

一番心配なのが、食道内異物です。丸呑みして、それが食道に詰まる事故です。食道に詰まると、よだれが出て、吐きそうで吐けないという症状がでます。今日のワンコにはその症状はありません。柔らかい缶詰をあたえると普通に食べますから、詰まってなさそうでしたけど、造影剤を飲ませてレントゲンとを撮りました。

ほとんどの造影剤は胃の中に入ってましたが、一部が食道に引っ付いています。異物はなさそうです。「造影剤が残るというのは異常所見だけど、う〜ん、これはどうなんだろう?」

私が出した結論は、オヤツをガジガジとかじって食べていたけど、最後の残りを飲み込んで、それが食道に引っかかって、引っかかった部分の食道粘膜が傷ついて、食道が拡張してそこに造影剤が残った。

いつもの食事はドライフードだそうですから、夕食をいつも通り食べたら丈夫でしょう。ササミジャーキーが食道に詰まる事故は小型犬では、ホントに多いから、注意してくださいね。

●2022年04月26日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は生後5か月目のオスの小型犬の去勢手術でしした。先日の狂犬病ワクチン接収の時に、手術のご相談を受け、まだ足をあげてオシッコしないので、将来のマーキングを防ぐには、そろそろ手術した方が良いですよ、と、お伝えしてました。

当院のポチも手術してますが、時期が少し遅れて、足をあげてオシッコするようになってたので、散歩中のマーキングを防げませんでした。人様のお家の玄関先などでしないように、なるだけリードを短く持って、においをかがせないようにして、散歩してます。

今日のワンコはまだ成熟していないので、傷も小さくてすみました。乳歯が残っていて、永久歯が生えてくるのを乳歯がじゃましてましたから、それも同時に抜歯しました。

去勢手術を考えている方は、生後6か月以内が良いですよ。

●2022年04月25日(月)
☆今日のワンコ☆

柴犬のハナちゃんです。生後2か月目の女の子で体重は1.3sです。一回目のワクチン接種で来院しました。ちょっ凛々しくて可愛いですね。

●2022年04月23日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫N不妊手術でした。

「手術はどれくらいでできますか?」というお問い合わせには、生後半年が過ぎて、体重が2sを超えたらできますよ」と話してます。今日来院した子を見て少しビックリ!小さいのです。体重を計ると1,4sしかありません。子猫みたいですが、歯を見るとしっかりと永久歯が生えています。

生後7か月位で、発情もあるそうですから、もう、大人になっているんでしょう。体は小さかったけど、子宮や卵巣は、もう立派に発達してました。これから、体がついてくるのかな?これからの、この子の成長が楽しみです。

●2022年04月20日(水)
☆今日のニャンコ☆

雌猫のウメちゃんです。5歳く位かな?虫下しの注射を打ちに来院しました。瓜実条虫というノミが媒介する寄生虫です。眼光鋭いから、いつもは外で生活しているのかもしれませんね。

●2022年04月18日(月)

今週から、八幡東区の狂犬病集合注射が始まります。東区の公園などが会場になって、そこに我々が出向いて、注射を打ちますが、以前と比べると、病院で受ける子が多くて、注射会場に来るワンコは減少傾向です。雨の日などは、雨に濡れながら注射を受けることになるし、あまり衛生的とはいえないので、病院での接種をお勧めします。特に、心臓などに持病のある子は、注射後に具合が悪くなった時、公園ではすぐに対処できないので、病院で接種してくださいね。

日曜日しかワンコを連れて来れない飼い主のために、獣医師会館やメディアドームでできます。昨日の日曜日、私も会館に接種に行きましたが、120頭位、来場しました。獣医師4人で対応しましたけど、かなり忙しかったですね。最近は小型犬が多いので、抱っこしていただいて打てて、随分楽になりました。以前は、中型の雑種が多くて、暴れる子もいて、公園の遊具に縛り付けたり、飼い主が咬まれたり、打つのが大変でしたよ。

●2022年04月15日(金)
☆今日のワンコ☆

今日は冬に逆戻りしたみたいに、寒い一日でした。そのなかで、来院した黒のラブラドル・レト・リバー、生後11か月目の男の子です。

この子、子犬の時からの飼い主が病気になって飼えなくなったので、急遽、新しい飼い主を見つけて、この方が、当院にワクチン接種に連れてきてくださいました。新しい飼い主の元に来てから1か月です。

実は、このラブ、当院の天の兄弟犬なんです。新しい飼い主と天のブリーダーさんとは、友人同士で私も、このブリーダーさんとは友人というか「飲み友」で、そのご縁で、天がうちにやってきたんです。

友人同士で兄弟犬を飼うことになって、なんか、新しい親戚ができたような気分ですよ。これからも、何度も会うことになりますね。楽しみです。

●2022年04月12日(火)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのモモちゃんです。8歳の女の子です。体重は5kg、今日はワクチン接種での来院です。

●2022年04月11日(月)

☆今日のニャンコ☆

「昨日、壁に突進してぶつかって、口から出血して、口が閉じなくなりました」と、10歳の猫が来院しました。確かに、口が閉じなくなっていて、前足には、血が混じったよだれが付着してべとべとになってます。

口は閉じなくなってますが、壁にぶつかった位で、顎の骨を折るかな?と思いながら、顎を触ってみますが、骨折はなさそうです。噛み合わせもずれていませんが、右の上あごの臼歯が横に向いています。それを鉗子で挟んで抜いてやると、口が閉じました。

歯周炎で奥歯がグラついていて、それがぶつかった拍子に、脱臼して横を向いちゃったので、それがつっかえ棒みたいになって、口が閉じなくなったんでしょう。脱臼した時に、歯茎から出血したのでしょう。飼い主の方は、口から血がダラダラと出たので、もう猫が死んじゃうかも?と思ったそうです。

猫も、脱臼した奥歯を自分で引っ張って抜くことが出来なかったから、困っていたでしょね。

●2022年04月09日(土)


シーズンに入って、狂犬病や混合ワクチンの接種、フィラリア予防薬の処方で来院される方が増えてきました。

狂犬病のワクチンと混合ワクチンは同時に接種は出来ません。1週間以上の間隔をあける必要があります。

フィラリアの予防薬は、蚊の吸血によって感染したフィライリアの子虫を駆除する薬です。投薬によって感染して1か月目位の子虫を100%駆除しますから、予防薬と称しますが、駆虫薬です。蚊が出始めてから投薬しても十分間に合います。

当院では、6月半ばから11月半ばまでの期間、月に一回投薬してもらってます。前年の投薬が不十分で、感染の疑いのある子は、血液検査で感染の有無をしらべてから、予防薬を処方しています。一回の注射で1年間効果が持続する注射薬も使ってます。

当院のワンコたちはチュアブルタイプのお薬を喜んで食べる(楽しみにしている)ので、こっちを使ってます。

●2022年04月06日(水)
☆今日のワンコ☆

FBのそらちゃんです。生後7か月目の男の子です。去勢手術で来院しました。オス犬の去勢手術は、前立腺肥大や、肛門周囲にできる腫瘍、お尻の筋肉が薄くなって、直腸が曲がってしまって、便が出にくくなる病気「会陰ヘルニア」の予防になります。

いずれの病気も中高年で発病しますから、手術時は、再発防止のために去勢手術も同時に行いますが、「今更言っても遅いけど、早い時期に去勢手術をうけていればよかったですね」というお話をすることもあります。

早い時期に手術すると、マーキングの予防にもなります。最近は、愛犬を室内で飼うことが多いので、マーキングの有無は、飼い主の方にとっても重要です。

案外良いなと思うのは、年をとってもあどけなさが残るので、若々しい感じをうけます。子供のまま大人になったような感じです。


●2022年04月04日(月)
いくら眠が怖いからって、そんなところに頭突っ込まなくても・・・。

●2022年04月02日(土)
☆今日の診察室☆

今日は狂犬病のワクチン接種や健康診断などで、来院する方が多く、当院の待合室は狭いので、1頭のワンコにご家族3人が付きそうと、すぐに密密になります。そんな感じで朝からバタバタしていると、いつものんびりしている猫の眠が興奮状態です。

いきなり走り出した方思うと、私の足めがけてジャンプ!手に咬みついて、後ろ足でキック!さすがに傷がつくほどではありませんが、それでも結構痛い・・、午前中は暴れまくっていましたが、午後から来院が途絶えると、いつもの場所でスヤスヤでした。

病院が繁忙期になると、眠も自分の縄張りに、犬や猫がやってくるので落ち着かないみたいですね。

●2022年04月01日(金)
☆今日のワンコ☆

今日から、狂犬病のワクチン接種が始まりました。狂犬病のワクチンは、初めて接種する方は、登録料と接種料金で6200円、登録がお済の方は接種料金のみで3200円です。

写真はチワワのチロルちゃんです。9歳の女の子で体重は3kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。


WebDiary CGI-LAND