2022年02月
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●2022年02月26日(土)
TVに猫が登場すると、結構真剣に見てます。生後すぐにミルクで育ったから、他の猫との接触は全くないけど、何か感じるものがあるんでしょうねぇ〜。

●2022年02月25日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は6歳のメスのワンコの太ももの内側にできた腫瘍を切除しました。術前の検査で、良性の脂肪腫が疑われ、少しずつ大きくなるけど、少し様子を見ても良いですよ、とお話していましたが、やはり気になるから切除してくださいということになり、今日の手術になりました。

この腫瘍は、周囲の組織との癒着もなくて、慎重に剥がしていくと、コロンととれることが多いので、取りやすい腫瘍のひとつですが、問題は、このワンコ、体重が40kg以上あるんです。

当院は私とスタッフ2人(とは言っても、スタッフの一人は老妻なので、1.5人程度です)なので、40kg超えのワンコの処置は、なかなか大変です。

鎮静剤を打って、麻酔を入れるまで、飼い主の方に付き添ってもらいました。幸い、大人しい子でしたから、スムースに進みました。

麻酔が覚めた後は、さすがに2階の入院室に運び込むことはできませんから、診察室に寝かせて、自力で歩けるようになってから、お迎えにきていただきました。

記憶する限りでは、当院の麻酔下の処置の最重量級ではなかったかと思います。

●2022年02月22日(火)
☆今日のニャンコ☆

ニャン、ニャン、ニャンの猫の日に登場したのは、ナナちゃんです。生後2か月目の女の子で、体重は1kgです。一回目のワクチン接種で来院しました。次に2が並ぶのは、200年後の西暦2222年2月22日ですね。どんな時代になってるのかなぁ〜

●2022年02月19日(土)
☆今日のワンコ☆

8歳の小型犬の不妊手術でした。この年齢で手術することはあまりないのですが、同居している姉妹犬に小さな乳腺腫瘍ができて、切除手術の時に、不妊手術も同時におこなったので、姉妹の今日のワンコも手術することにしました。将来の乳腺腫瘍や、子宮、卵巣の病気を予防する目的です。

通常は1歳未満で手術するので、それ位の年齢の子と比べると、お腹の中の脂肪が多いのでなかなか大変ですが、予定通り、手術を終えて、一日入院して、お家に帰りました。

当院の天は6か月で手術しましたから、脂肪もついてなくて、傷も小さくてすみましたよ。手術翌日から走り回ってました。

●2022年02月18日(金)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のマー君です。生後半年位で体重は4kgです。去勢手術後のワンショットです。もうすっかり麻酔は覚めていますね。

●2022年02月16日(水)
☆今日のニャンコ☆

あんずちゃんです。生後半年目の男の子です。ノミ予防のお薬と去勢手術の相談で来院しました。どこ見てるのかな?

●2022年02月15日(火)

☆今日のワンコ☆

「オヤツを与えた後から、様子がおかしい」と体重2kgの小型犬が来院しました。おやつはジャーキー様のもので、2つ続けて与えたそうです。食べた後から、元気がなくなって、吐きそうなそぶりもあります。「こりゃ、ジャーキーが食道に詰まったかも?これは、大変だ」

このクラスの小型犬だと、幅が1センチ以上の、ひらべったいジャーキーは危険です。噛んで食べればまだいいけど、丸呑みしたら、食道につかえてしまいます。そのままにしておくと、ジャーキーが水分を吸って膨れてきて、食道の粘膜が爛れて、時間が経って、そこが破れたら、まずアウトです。

内視鏡のある病院に行ってもらって、詰まっているジャーキーを取り出してもらわないといけません。詰まっているかどうかの検査は、レントゲンで造影剤を使って異物を確認しますが、来院されたのが、土曜日の遅い時間で、病院がしまりそうな時間帯だったので、すぐに連絡を入れて、「食道内異物の疑い」ということで、受けてもらいました。

検査で確認したわけではないので、受けてくれたお礼と、結果の確認のためにメールしてたら、「食道内異物に間違いありませんでした。内視鏡で取り出しました」と2時間後にメールが入ってきました。

飼い主の方は、ただオヤツをやっただけなのに、こんなに大ごとになるとは、思っていなかったでしょうね。この事故は結構頻繁におこります。これが、人で起きていたら、絶対、こんなオヤツは販売禁止になると思うけど、ペットには規制がないから飼い主が気を付けてやらないといけませんね。

郊外店のペットコーナーに行くと、歯を鍛えるための、「ひづめ」なんてものまで売ってて、ビックリしますよ。「「お肉屋さんから骨を買って、犬に与えてます」なんて方も居て、野生の狼だって、よほど食べ物がない限り、骨なんて食べたり、噛んだりしないのになぁ〜って思います。

●2022年02月11日(金)
気圧配置が冬型になって海が荒れると、福間海岸に「カワハギ」が打ち上げられます。地元の人は、「波と風に巻かれてカワハギがおぼれる」と言ってます。打ち上げられたカワハギをカラスやカモメ、人が狙います。人はそのまま持ち帰りますが、、カラスやカモメは一番初めに目玉、次に内臓を食べますから、浜には、目玉がなくて、お腹に穴の開いたカワハギがあっちこっちに見れます。多分、目玉や内臓は、柔らかくて食べやすいのでしょう。

3〜4日達つと乾燥して、浜のアッチコッチにカラカラに乾いたカワハギが転がっていて、これが、恰好の天のオモチャになります。見つけると持ってきてくれるんですが、もう、食べられなくなってるので、あまり嬉しくありません。カワハギの他にも、ハリセンボンやフグも上がっているので、荒れた後の福間海岸は、天の冒険心をくすぐる最高の遊び場と化します。

●2022年02月09日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は12歳のオスの小型犬の尿道結石の手術でした。先日から、オシッコが出にくいということで来院してました。尿道に結石があるのはレントゲンで分かっていましたが、全然でてないわけじゃないので、自然に、なんとか出ないかな?と膀胱炎の治療をしてました。良い感じで推移してたのですが、今回、また再発したので、手術で結石を取ることにしました。

麻酔をかけて眠らせてから、オチンチンの先から管を入れて、水圧をかけて、膀胱に押し戻そうとしましたが、押し戻せませんでした。戻ったら、膀胱切開だけで済むのですが、戻らないと尿道をきることになります。この子は、膀胱の中にも小さな結石がありましたから、膀胱と、尿道を切ることになりました。

尿道閉塞を起こした結石は、数ミリ程度ですが、表面がギザギザしているので、尿道の粘膜の食い込んで悪さをしたのでしょう。

手術を終えて、レントゲンで確認すると、まだ小さな結石が尿道にあったので、また詰まらないように、新しい尿道をオチンチンの真ん中あたりに作りました。尿道を広げているので、これがあれば詰まることはないでしょう。

今日は雌猫の不妊手術もあったので、久々に昼飯抜きの、長時間のオペでしたが、体力はまだ大丈夫でしたよ。

●2022年02月05日(土)
☆今日のニャンコ☆

「昨日から何回も吐いています」と、8歳のオス猫が来院しました。
「猫は吐くことも多いから、急性の胃腸炎かな?吐き気止めの注射を打って、治らないときは検査しようかな?」なんて思いながら、診察を始めました。お腹を触ってみると、硬く膨らんだ膀胱に触りました。

これで決定です。オス猫の尿道閉塞です。尿道に細かい結石が詰まってオシッコが出せなくなって、急性腎不全をおこしたので、嘔吐が始まったのでしょう。この病気は緊急疾患です。オシッコを出してやらないと2〜3日で亡くなってしまいます。

麻酔ガスを吸わせて眠らせて(猫は弱っているので、すぐに眠ります)、オチンチンを引っ張り出して、ペニスの先から細い管を入れて、潤滑剤や局所麻酔薬を圧力をかけながら入れて、尿道を開通うさせます。細かい処置なのでなかなか大変です。特に、この猫は太っているので、オチンチンがなかなか出せずに苦労しました。

この病気になる猫は、室内飼いで、市販のドライフード主体の食事で、大食漢の子が多いようです。マグネシウムの過剰摂取が原因と言われているので、食べすぎてしまうんでしょうね。

当院の眠は、オス猫なので、通常の食事もこの病気にならないように、療養食を与えています。良質なフードなので、肥満にもならないし、毛づやも良くて、健康的にすごしています。オス猫を飼っているかたは、あまり市販のドライフードは大量に与えない方が良いと思います。





●2022年02月02日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は、8歳のメスの小型犬の不妊手術(子宮・卵巣摘出手術)でした。左の一番下の乳腺に小さなしこりがあり、それで、先日来院されました。しこりは、手で触ると分かる程度です。しばらく様子を見て、大きくなるようだったら、手術を考えたらどうですか?まだ若いワンコなので、その時は、再発防止のために、不妊手術も一緒にすると良いですよ。と話してました。

初回発情前に不妊手術をすると、乳腺がまだ発達していないので、将来の乳腺腫瘍の発病率が下がるといわれています。私の経験から、この時期に手術すると、まず将来の乳腺腫瘍はありません。乳腺はちいさなままです。

以前は、乳腺腫瘍の手術は、乳腺だけ摘出していましたが。最近は、12歳くらいまでだったら、不妊手術も同時に行っています。乳腺腫瘍の中にはホルモン依存性のものもあり、このタイプの腫瘍は、同時に卵巣を摘出すると、再発が抑えられるものもあります。

以前、腫瘍だけ取っていたら、また1年くらいすると、他の乳腺にも腫瘍が出来て、また摘出、その1年後にもまた腫瘍が・・、なんてことがありました。再発というよりも、犬のおっぱいは10個ありますから、また新たにできちゃったということでしょうね。そうこうしてるうちに、悪性の乳腺ガンになって、肺に転移して、寿命を終えるなんてこともありました。

今日のワンコは、将来の子宮や卵巣の病気の予防にもなるし、今日、手術を受けて「正解」ですね。

●2022年02月01日(火)
☆今日のニャンコ☆

おこげちゃんです、生後6か月目の男の子で、体重は3kgですから、大きな方ですね。今日はワクチン接種で来院しました。



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