2021年10月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2021年10月30日(土)
☆天の手術☆

手術を終えて2時間後の天です。まだぼんやりしてますけど、麻酔は完全に覚めました。まだ立ち上がることはできませんけど、頭をなでてやると、尻尾は振ってますから、意識はしっかりしてます。

犬の不妊手術は1日入院させてます、少し強めの鎮静薬を使いますから、夜まで、ぼんやりしてますが、朝には通常にもどります。知らないところに連れてこられて、手術を受けて、目覚めたら、やはり知らないところで、知らない人ばっかりだから、少しぼんやりなってる方が、ストレスがかからなくて良いかもしれませんね。

天も、翌朝にはいつもの、「ハチャメチャ天」に戻ってました。手術前の絶食がトラウマになったのか、いつも以上に、食べ物にたいする執着心が強くなった感じで、食事を出すと、凄い勢いで食べてます。もう、何も目に入りません。フードに突進してきます。

●2021年10月29日(金)
☆天の手術☆

眠らせてから90分後、予定通り、手術を終えました。お腹には、縫合跡があります。通常は、ナイロンの糸で縫いますが、天は活発なので、ワイヤーを使いました。まだ麻酔で眠っていますが、麻酔ガスを切ったのであと15分ほどで目覚めます。頭が上がるくらいになったら、入院室に移します。

●2021年10月27日(水)
☆天の不妊手術☆

生後5か月が過ぎ、歯も永久歯に変わったので、天の不妊手術をしました。初回発情前に手術すると、乳腺が発達しないので、将来の乳腺腫瘍の発病率がさがりますというか、多分、発病しないでしょう。子宮と卵巣も摘出しますから、それらの病気も防ぐことができます。当然、一年に二回ある発情もおこりません。この年齢での手術はまだ、子宮は発達してなくて、小さいので、術後のダメージも少ないような気がします。

静脈に管を入れて、そこから鎮静薬、麻酔の導入薬をいれて眠らせてから、気管に管を入れて麻酔ガスを流して、麻酔を維持します。人工呼吸器を使って、呼吸が機械でコントロールされてます。ひょっとしたら、気管挿管されたコロナ患者も、こんな状態に置かれたのかもしれませんね。写真は、眠らされて、いよいよメスが入る前の天です。手術部位の毛が刈られています。

●2021年10月26日(火)

☆今日のニャンコ☆

左の上あごを腫らした9歳の猫が来院しました。腫れているので、左目も腫れで押し上げられて、戦い終えたボクサーみたいな顔になってます。こんな顔になるのは、上あごの腫瘍が原因のこともあるので、注意が必要です。

口の中を診ると、左上の犬歯の周囲に歯周炎があるようで、歯もぐらついていますが、その周囲に膿がたまってます。腫れの原因は、ココみたいです。

ネコには、抗生物質を投与して、ある程度感染を抑えてから、麻酔をかけて抜歯することにしました。犬歯を脱臼させるための器具を犬歯と上あごの骨に隙間にいれますが、骨も、グズグズになってるみたいで、比較的簡単に抜くことができました。骨が溶けてしまっているようで、抜いた穴から、薬剤を入れると、左の鼻の孔から、薬剤が流れ出てきました。

原因となった歯を抜いたので、骨の病変も徐々に治っていくでしょう。1週間もしたら、ボクサー顔も、普通に戻るでしょうね。

●2021年10月25日(月)

眠から〆られた後の天です。来月の11日で生後半年になります。今週は、不妊手術の予定です。当日朝からの絶食に耐えられるだろうか?

●2021年10月23日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳の小型犬の抜歯でした。

麻酔下での抜歯や歯石の除去はいつもやってますし、基本的に、健康なワンコたちですから、あまり心配はないのですが、今日のワンコは体重が1.8kgの超小型犬でした。術前の血液検査で血糖値が下がっていたので、ブドウ糖を点滴しながらの処置でした。

麻酔前は絶食で来院してもらうから、血糖値が低めのことが多いのですが、今日のワンコは、少し心配なくらいの値でした。低血糖は、体の小さな子犬や子猫に時々みられます。体の小さい子は食も細いので、まだ体が出来上がる前は、糖をうまく取り込めなくて、低血糖をおこしてフラフラになってしまします。静脈からブドウ糖を入れてやると、回復するのですが、再発しないように、食事にお砂糖を混ぜて与えてもらうこともあります。

今日のワンコは、麻酔の覚醒が少しいつもより遅かったのですが、術後は順調に回復しました。ブドウ糖を点滴してなければ、低血糖でフラフラになっていたかもしれません。やはり、体の小さな子は、いくら元気とは言っても、注意しないといけませんね。

●2021年10月22日(金)
☆今日のニャンコ☆

ムギちゃんです。生後3か月の女の子です。ワクチン接種で来院しました。次の来院は不妊手術の時かな?

●2021年10月20日(水)
☆今日のニャンコ☆

ジロウちゃんです。生後3か月くらいの男の子で、体重は1.3kgですから、大きくなりそうですね。今日はワクチン接種で来院しました。

●2021年10月19日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は外で食事を貰っているオス猫の去勢手術でした。

人馴れしてるみたいで、食事を与えてる人は抱っこできるそうで、キャリーケースに入ってきました。上が開くタイプのケースだったから、猫を驚かせないように、頭にバスタオルを被せてから、お尻の方に鎮静薬をうちました。猫は驚くこともなく素直に打たせてくれました。

連れてきた方のお家には2頭の猫がいます。今日のニャンコは、血液検査でエイズ、白血病ともに感染してないことが分かりましたから、お家に入れてもらえることになりました。

猫は、外猫から飼い猫に出世ですね。こらからは、先住の猫2頭と仲良くしてもらえると良いですね。

●2021年10月18日(月)
いよいよパワーアップしてきた猫の眠、体は大きくなったのに、いよいよ眠に対して、チキンハートになった天、階段の下からにらまれると下りれません。この後、私が階段を下りると、壁沿いに私を盾に使って、無事に眠の傍を通過できました(笑)。

●2021年10月15日(金)


2日前に来院して点滴治療を受けた虎ネコ、来院当初よりは、随分穏やかになって、頭を撫でられるくらいになりました。退院の時に、前足に入れた点滴の管を外さないといけないのですが、これだったら、鎮静薬などを使わずに外すことができそうです。

ところが、外すために、ゲージを診察台の上に上げると、ビックリしたのか、また虎にもどってしまいました。それでも、バスタオルを顔にかけて、ゆっくりと管を巻いてるテープを切って、無事に外すことができました。

次は、ゲージから出して、キャリーケースに入れないといけません。管を外すときは、少し唸ってましたが、上手くいったので、バスタオルを頭に被せたまま、首根っこを掴んで、引っ張り出すと、シャ〜と大虎に豹変、後ろ足でキックされましたが、速攻で移し替えて、入り口を閉めました。こんなこともあろうかと、麻酔で眠ってる間に爪を切っておきましから、腕は軽症でした。

バスタオルが入っているので、それを取り出そうと、入り口を少し開けて引っ張ると、なんと、端っこはネコの口の中に・・、移動させたときに、思いっきりタオルに咬みついたようです。猫は、バスタオルを噛んだまま退院していきました。

しかし、タオルをかけておいて良かったな〜、私の腕だったら、大変なことになってましたよ。

●2021年10月13日(水)
☆今日のニャンコ☆

「外で飼ってる猫ですが体調悪そうなので診てください。できれば去勢手術もお願いします」ということで、近所のボスみたいなオス猫が来院しました。目が合うとキャリーバッグの中から「シャ〜」と威嚇してきます。鋭い眼光です。このままではとても診察や検査ができないので、手術のご希望もあることだし、麻酔をかけちゃうことにしました。

眠らせてから、諸検査をすると、「入院して点滴治療の必要あり」、になり、眠っている間に、静脈に管を入れて、点滴を開始しました。写真は、麻酔から覚めて、点滴治療を受けている彼の様子です。猫というよりは、野生の「ヤマネコ」みたいです。

点滴は機械がやってるから良いけど、ほかの処置のときに、手が出せるかが悩ましいところです。そのたびに、麻酔をかけるわけにはいかないし、目が合うと「シャ〜」だし・・・。

●2021年10月12日(火)


先日、天は眠には全く頭が上がらないと書きましたが、ポチにはかなり強気です。ポチの目の前でワンワンと吠えて、遊びを催促しますし、退屈すると、ポチの上に乗ったり、口元に咬みついてみたりして、いつも、ポチに絡んでいます。

ポチはというと、あまり楽しくなさそうに、適当に相手してます。あまりにしつこいと、少し本気を出して、追っかけますが、天がすばしっこいので、追い詰めることが出来ません。

ココに猫の眠がからむと、少しややこしくなります。眠に対してポチは圧倒的に強いのです。病院にポチが来ると、眠は下に降りて来られません。天が来ると、わざわざ降りてきて、眼光鋭くにらんで、射程距離になると、速射砲のように猫パンチが飛んできます。

なかなか面白い関係です。一番の弱虫は、自宅の居間から一歩も出ない、ヨーキーのハッチです。ポチと天がいる庭に出ても、眠のいる病院に来ても、石のように固まって一歩も動けません。

●2021年10月11日(月)
22年前にご近所の方が、生後1か月位の子猫2頭を当院に連れてきて、貰い手を探して欲しいと相談を受けました。2頭をゲージに入れて、病院の玄関横に「貰ってください、健康診断済み」と書いたプレートをぶら下げておきました。

それぞれ欲しいいう方も居たんですが、姉妹猫2頭があまりにも仲が良くて、別れさせるのが可哀そうだったので、そのまま当院の猫になっちゃいました。名前は、松と竹にしました。

松は数年前に亡くなりましたが、片割れの竹が一昨日、22年の生涯を終えました。定期的に血液検査をしてましたが、昨年の今頃、腎機能が落ちているのが分かったので、2〜3日に一回の皮下点滴、腎機能を改善するお薬の投与、体重が落ちないように、高カロリー栄養食を与えました。

スタッフから「竹ちゃん、今朝はいつもみたいに食べません」と報告を受けたので、点滴を始めて、翌日、眠るように息を引き取りました。慢性腎臓病の治療を始めた時には、1年も持つとは思いませんでした。亡くなる前に血液検査をしましたが、腎機能は悪化してませんでしたから、まさに老衰でした。

動物と接してるといつも思うけど、人もこんな感じで人生を終えられるといいですね。

●2021年10月09日(土)
☆今日のニャンコ☆

ムギちゃんです。生後2か月の女の子で体重は1kgです。今日は一回目のワクチン接種で来院しました。カメラを向けられて、少しびっくりしてますね。

●2021年10月07日(木)
木曜日の午後は、天を連れて近くの海岸に行きました。平日の午後なので、サーファーが数名海に入ってるだけでほぼ貸し切り状態でしたから、放してやると、水鳥を追いかけたりして、楽しそうに走り回ってました。私と、追いかけっこしたり、かくれんぼしたりして、楽しめました。先代のラブラドルのPともよくここに来たなぁ〜、と少し感傷にふけりながら遊んでました。ヤツもどっかに居たかもね(笑)

●2021年10月06日(水)
☆今日のワンコ☆

診察台の上で固まっているのは、MDのバックス君です。生後2か月の男の子で体重は2kgです。一回目のワクチン接種で来院しました。

●2021年10月04日(月)
☆天と眠☆

相変わらず天は眠に気合負けしてます。鋭い目線でにらまれるといつもはハチャメチャに活発な天はフリーズ状態になって、私に悲しそうな目線を送ってます。「ねえ、何とかしてよ〜、この猫、怖いんです」興奮している眠のしっぽが膨らんでします。

「トラウマ」になっているのか、散歩中に猫と会うと、ポチは追っかけようとするけど、天はリードを一杯に引っ張って、大回りに避けようとします。いきなり引っ張られるよりは、そっちの方が散歩はし易いですけどね。

●2021年10月02日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術でした。食事だけもらってる猫です。2歳位かな?出産歴があって、これ以上増やすわけにはいかない、ということで手術を受けさせることにしました。食事には1日に1回、やってきますが、触ろうとすると逃げちゃいますから、キャリーケースに入れて連れてくることはできません。

そこで、事前に、当院のゲージをお貸しして、食事をその中に入れて、食べ始めたら、ソーっと入り口を閉めて捕獲して、連れてきてくれるようにお願いしました。そうは言っても、猫いつもと様子が違って警戒してますから、上手くいくとは限りませんが、今回は上手くゲージの中に入れることができました。

いつも通りに手術して、ワクチン接種のご希望もありましたから、生活習慣から、外猫から感染する危険性がある白血病やクラミジア感染症の予防ができる5種混合ワクチンを接種しました。今後は、家の中で飼ってあげようか・・、ということでした。野良猫から家猫に出世ですね。良い人に巡り合ってよかったですね。


●2021年10月01日(金)
☆今日のニャンコ☆

子猫のモモちゃんです。生後2か月の女の子で、体重はまだ800gです。今日は一回目のワクチン接種で来院しました。


WebDiary CGI-LAND