2021年06月
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●2021年06月30日(水)


ある猫の飼い主の方、当院のスタッフが対応したので、私は顔をみていないのですが、年配の女性の方だそうです。当院に来院されて、雌猫の不妊手術の予約をして帰られました。

予約当日、時間までに来院されないので、お伺いしていた携帯に連絡を入れると「現在、この電話は使われておりません・・」

数日後、またこの方が来院されて予約を入れます。「電話がつながらなかったんですが・」とお話しすると、「番号間違えてました」で、再予約・・

また予約日に来院されないので、お電話すると「あら、すみません、忘れてました」ということで再々予約・・

また忘れると困るから、こんどは前日にこちらから確認のお電話で、翌日、猫をネットに入れて来院ということでした。

翌日、また来院されないのでお電話すると、「友人が訪ねてきてドアをあけたら、その隙間から逃げたので、いま友人と捜索中」とのことなので、「捕まえたら時間内であれば手術できるので、連絡してください」

4時になって、スタッフに「連絡なかったね」と話すと、「愛護センターによく似た猫がいるということなので、今から見に行ってきます」と電話がありました、「逃げたのが今日で、もうすでに愛護センターに???」

不思議な飼い主の方です。

●2021年06月29日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は8歳の猫の抜歯でした。以前から、口臭がきになるということで、歯周炎のお薬を処方していたニャンコです。しばらくはお薬で様子を見てましたけど、歯周炎がかなり進行してきたので、今回、麻酔下で抜歯することにしました。

猫の口の中を診るのは、なかなか大変で、大人しく口を開けてくれることは、まずないので、猫を怒らせないようにしながら、ゆっくりと開けますが、細部までみるのは難しいことが多いのです。今日のニャンコは、上あごの犬歯と臼歯が歯周炎が進行してましたから、それぞれ抜歯して、抜いた後の穴は、歯肉を縫合して閉じました。今日の処置で、飼い主の方が気になっていた口臭も、かなり軽減すると思われるし、猫も快適になったでしょう。

●2021年06月28日(月)
☆今日のワンコ☆

シェパードのマメちゃんです。8歳の不妊済みの女の子で体重は28kgです。今日は、狂犬病のワクチン接種で来院しました。精悍な感じの立派なワンコです。名前は可愛いですね。

●2021年06月26日(土)

☆今日のワンコ☆

今週は血尿ということで、5〜6歳のメスの小型犬が来院しました。膀胱炎が疑われます。膀胱炎の場合、必ずエコーで膀胱を見ます。結石やポリープなどがあると、治療が外科になるからです。

前日、夜間病院で診てもらって、膀胱の壁にポリープ状のものがあるので、腫瘍の可能性もあると言われて、その時のエコー写真を持参していました。確かに、膀胱の壁からなにか柔らかいものが出ています。当院でも同じようにエコーを見ましたが、それが見えません。綺麗な膀胱壁です。多分、夜間病院で見えたのは、血餅(血の塊)だったのでしょう。膀胱炎が慢性化すると出血して、その塊が腫瘍の様にみえることがあります。

この子は抗生物質のお薬を処方して、お薬が無くなるころにオシッコの検査をすることにして、容器をお渡しました。1週間後、尿を顕微鏡で見ると、オシッコの中に細かい結晶が出ていました。これが膀胱炎の原因になってるかもしれないので、食事を変更することにしました。尿を酸性化して、結晶を溶かす食事です。何でも良く食べるワンコなので、食事の変更はスムースにいくでしょう。

●2021年06月25日(金)
☆今日のワンコ☆

ゴールデン・レト・リバーのうんちゃんです。生後3か月目の男の子で、体重はもう11.2kgもあります。2回目のワクチン接種で来院しました。久々に、大型犬の子犬の登場です。以前はレトリバーやハスキーなどの大型犬を飼う人も多かったのですが、最近はトイ・プードルやチワワなどの小型犬が人気ですね。

●2021年06月22日(火)
☆今日のニャンコ☆
つのこちゃんです。不妊手術で来院した1歳の女の子です。種類は「ベンガル」です。ゲージの中で身構えた姿が、なかなか様になってますね。眼光が鋭いです。

●2021年06月21日(月)
☆コロナワクチン☆

高齢者なんで2回目の接種を昨日終えました。んで、今日は・・、2回目が副反応が強いということで少し心配してましたが、軽い倦怠感と微熱程度で、診察には支障ありませんでしたよ。犬や猫のワクチンはいつも打ってますが、打つ量は1cc、それと比べるとコロナワクチンの接種量は少ないですね、筋肉注射で1ccも打たれたら、痛みは半端ないから、少ない量でありがたいです。

●2021年06月19日(土)
☆今日のワンコ☆

ポメラニアンのマルちゃんです。9か月目の女の子です。今日は不妊手術のご相談で来院しました。近いうちに手術を受けることになりました。発情に関する諸々の問題解消と婦人科系の病気の予防にもなるので、手術をお勧めしています。

●2021年06月16日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は生後7か月目のオスの中型犬の去勢手術でした。ワンコの去勢手術は、生後半年くらいで行うことが多く、まだオシッコを座ってする時期に去勢すると、マーキングの抑制になると言われています。今日もワンコも1か月前に予約していただいて、来院してもらったんですが、まだ、タマタマがいつもの位置に降りてきてませんでした。それらしきモノに何となく触れますから、睾丸が降りて来ない「陰睾」ではなさそうでしたが、もう少し、ハッキリ分かるようになってから手術をしましょうということで、今日のオペになりました。

今日のワンコ乳歯も残っていましたから、同時に抜歯もしましたが、中型犬で生後7か月まで乳歯が残っているのも珍しいですね。通常は4〜5か月で生え変わりますから、今日のワンコは、成長が少し遅いのかもしれません。体はガッチリしていて青年の風情がありますが、心はまだ幼い少年みたいな感じを受けました。後1年後は、たくましく成長していることでしょうね。

●2021年06月15日(火)
☆今日のニャンコ☆

くるみちゃんです。生後9か月の女の子です。不妊手術で来院しました。手術前のワンショットです。くるみちゃんの「ヤバイ!」って声が聞こえてきそうですね(笑)

●2021年06月14日(月)
☆今日のワンコ☆

黒ラブの赤ちゃんです。知り合いのブリーダーさんのところで、先月生まれました。生後1か月位です。愛護法が変わって、生後45日未満の子犬の売買が禁止されましたから、新しい飼い主の方の元に行くのは1か月先くらいです。行先はすべて決まってます.
皆、子犬が来るのを首を長くして待ってるんでしょうね!!

●2021年06月11日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術でした。体重が2kgだったので、まだ子猫に近いかな?子宮が発達してないと、探すのに少し手間取るかも?なんて思いながらお腹を開けると、立派な子宮を持ってました。体は小さいけど、しっかり大人になってたんですね。
雌猫の不妊手術の切開の大きさは、指2本分を目安にしてますが、今日みたいに小さい子は、まだそれよりも小さく切開します。中には、子宮が長い子がいて、そんな子は、術中に少し切り広げることもします。妊娠してたら、やはり傷が大きくなるので、大きいから治りが悪いわけじゃないけど、できればお腹が大きくなる前に連れてきてくださいね。傷が大きいと、その分、猫も痛いでしょうからね。

●2021年06月09日(水)

☆今日のワンコ☆

生後10か月のオスの小型犬の去勢手術をしました。雄犬の去勢は、マーキングの防止や性格の温厚化、将来の前立腺肥大や会陰ヘルニア、精巣の腫瘍など、雄犬特有の病気の予防になりますから、相談を受けたときは、手術を受けるようにお勧めします。デメリットとしては、中年になると太ることかな?食事をある程度管理しても太りますから、やはりホルモンの関係なんでしょうね。当院のポチも生後1年くらいで手術しましたけど、今、9歳で丸々としてます。まあ、コロコロして可愛いですけどね。

今日のワンコのタマタマは1個しかありませんでした。「陰睾」と言いますが、胎生期は睾丸はお腹の中にあって、出生後2〜3か月で、降りてきて、陰嚢の中に納まりますが、時々、降りてきてない子がいます。陰睾は将来、腫瘍化することがありますから、手術で取ることをお勧めします。今日のワンコは、股の付け根を触ると、小さなコロコロしたものがありましたから、場所がすぐに分かりましたから、取るのも容易でしたが、お腹の中にある時は大変です。

すぐに見つかると良いのですが、見つけられずに、お腹を閉じてしまった、という話もきいたことがあります。当院でも今までに3〜4例経験してます。一人で探すのいやだったから、友人の獣医師と一緒におぺしたり、それを経験にして、一人でやったらすぐに見つかったり、猫のときは、見つけられずにオペ中に、助っ人を頼んだこともあります。今日みたいに、そとから触って、すぐにわかると良いんですけどね。

●2021年06月08日(火)
☆今日のにゃんこ☆

なっちゃんです。生後10か月目の男の子で体重は3.5sです。去勢手術で来院しました。目をまん丸にしてますね。

●2021年06月04日(金)
☆今日のにゃんこ☆

今日は雌猫の不妊手術の予定でした。手術を受ける子は午前11時くらいまでに来院していただきますが、11時半を過ぎても来院されないので、お電話すると「この電話は現在使われておりません・・」予約時は、「発情がきてるから早めに手術してください」ということだったけど、どうなっちゃったんでしょうね?外に出る猫だと、妊娠しちゃう可能性も高いんですけどね〜、妊娠中でも手術はできますが、少し罪悪感を感じるので、できれば発情中のほうがいいんですけどね。

写真は、リーちゃんです。ゲージの中でちょっと不安そうな表情です。午後から、不妊手術を受けます。

●2021年06月02日(水)

☆今日のワンコ☆

生後8か月目のオスの小型犬の去勢手術をしました。ワンコをお預かりするときに、飼い主の方が、左下の奥の歯が黒ずんでいるので診てくださいということです。預かるときに見ると、確かに他の歯はまだ生えてきたばかりの永久歯ですから、ピカピカですが、その歯だけは、色が灰色ががっている感じでした。「乳歯が抜けずに残っているのかな?」時々、奥の歯が抜けずに歯茎にぶら下がっていることがあります。ひょいとつまむと取れるので、そんな感じかな?って思ってました。

麻酔をかけて眠らせてから、良く見ると、乳歯ではなくて永久歯です。左奥の臼歯が黒ずんでいて、ピンセットでつまむとポロリと折れて取れてしまいました。それで残った部分も抜かないと厄介なことになるので、歯をカットして抜きました。生えてきたばかりの永久歯の臼歯を抜いたのは初めてでしたけど、比較的簡単に抜歯できましたから、歯周炎も起こしていたのでしょう。

「生えてきたばかりの永久歯がなんでこんなことになったんだろう?」生えてきたばかりの永久歯はまだ柔らかいので、硬いものを噛ませると、破損することがありますから、多分、今日のワンコも何か硬いものを噛んで歯を傷つけちゃったんでしょう。お迎えに来た飼い主の方にお尋ねすると、硬いものは与えてないのですが、このワンコ、室内の机の脚やソファーの脚など、何でも咬んじゃうので、タオルなどを巻いて、噛めないようにしてるんだそうです。その時に、臼歯を折ってしまったのでしょう。

以前、牛のひづめを若いワンコに与えて咬ませていたら、犬歯を折ってしまって、歯根炎で目の下が腫れてしまった1歳位の犬を見たことがあります。歯科の先生に言わせると、犬は元々骨は食べないし、硬いものを与えるときは、それがハサミで切れるかどうかが基準だそうです。ご注意くださいね。

●2021年06月01日(火)
☆今日のワンコ☆

YKのチョコちゃんです。2歳の男の子で体重は2.5kgです。今日は、ノミの予防薬(ネクスガード)を取りにみえました。以前は首に滴下するタイプの駆除薬が主流でしたけど、最近は飲ませるお薬を使う方が増えましたね。私が開業した30年前は、まだ「ノミ取り首輪」でしたからねぇ〜。小型犬用を猫に使ったりしてました。独特の臭いがしてましたけど、まだ外飼いのワンコが多かったから、首輪タイプでも良かったんでしょうね。


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