2021年05月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2021年05月29日(土)

☆今日のワンコ☆


体重3kg、生後8か月目のメスのワンコの不妊手術をしました。初めて会う子です。人懐っこくて可愛いワンコです。飼い主の方に抱かれて来院しましたが、私の方を見て少し不安そうな表情をしながらも尻尾を振ってくれてます。

ワンコをお預かりして、飼い主が居なくなるとしょんぼりして、少し震えています。私が近づいて入り口を開けて、声をかけると、嬉し怖いってな感じで伏せの姿勢で尻尾を振ってます。

手術前の処置も大人しく受けてくれました。手術は予定通りに終わって、麻酔からさめて入院室に移します。麻酔が覚めたとはいえ、まだ鎮静が効いてますから、入院室の中でボンヤリしてます。伏せの状態で休んでいますが、私が近づくとその状態でやっぱり尻尾を振ってます。夜になって、鎮静もかなり覚めてくると、私が近づくと嬉しそうにしますが、入り口のドアを開けて、点滴の状態をみたりすると、また、嬉し怖しってな感じです。

朝にはすっかり覚めて、入院室の外から私と目が合うと嬉しそうにしてます。朝ごはんも完食して、午前中に飼い主方がお迎えに来ました。飼い主の方に抱っこされると、必死にしがみついていました。もう私の方はみませんし、尻尾も振りません。ず〜と不安で頑張ってたんでしょうねぇ。

●2021年05月28日(金)
☆今日のわんこ☆

チャッピーちゃんです。4歳の不妊済みの女の子で体重は4.4kgです。今日は、ノミ&ダニの予防で来院しました。最近の
ちゃんは、わんこのノミ&ダニ予防は、首筋に滴下するタイプよりも、食べさせるタイプが主流になりました。それに、プラスしてフィラリアの予防もできるオールインワンタイプを使う方も多くなりましたね。チャッピーちゃんは、マルチーズとチワワのミックスだそうです。可愛いですね。

●2021年05月25日(火)

☆ポチの胴輪☆

胴輪が届いたので早速ポチに装着して散歩に連れ出しました。ポチは不遇な幼少時代を過ごしていたみたいで、何か変わったことをされると、すぐに降参ポーズになり、お腹を見せて転がってしまいますから、最初は診察台に上で装着して、サイズを合わせてから、散歩に連れ出しました。始めは固まってしまって歩けませんでしたが、少し引っ張ってやると、上手く歩けるようになりました。

体に何か変なものを着せられているので、いつものようには引っ張ることもなく、途中で散歩中の犬と出会っても、それほど興奮することもなく、なんとなくお利口犬になってますが、多分、胴輪になれたら、またもとに戻るのでしょうね。

胴輪で注意しないといけないのは、向かい合わせで引っ張り合うと、スルリと抜けてしまうことです。狂犬病の注射会場では良く見かける光景で、注射を嫌がって逃げ腰のワンコを無理やり引っ張ってると、スルリと抜けちゃって、「あれ〜、○○ちゃん、待てぇ^〜」なんてことになります。ほとんどの子は、そのままお家に帰っちゃうみたいで、時間に余裕があるときは、また連れて来られます。当然ですが、その時は、しっかりと首輪が着けられているか、抱かれてやってきます。

●2021年05月24日(月)
☆ポチ☆

ほぼ毎朝ウォーキングがてら、30分から1時間程度ポチと散歩しますが、その日は、今一つ、ポチの歩き具合が遅かったのです。去勢の時期が少し遅れたので、マーキングするのですが、その日はそういう行動もしないで、私の後をトボトボついてきます。いつもは、私の横か前を歩きます。「なんか、おかしいねぇ〜」なんて思いながら、散歩を終えて、リードを外そうと首のあたりを触ると、キャンキャンと鳴きます。そういえば、昨日も、何でもないときにキャン鳴いていたのを思い出しました。

食事も首を下ろして食べますが、食べにくそうで、ポチには珍しく、少し食べ残してしまいました。実は、先々代の犬が同じような症状になり、だんだん悪化するので頸部のレントゲンを撮ったっところ、首の骨に腫瘍が出来ているのが分かったことがあります。

とりあえず鎮痛薬を飲ませて様子をみることにしました。ポチはしばらくは木の根っこでジッとしてましたが、午後には回復し、元の元気なポチに戻りました。

ポチは散歩中に他の犬がいると、素行が悪くなるので、チェーンを使って散歩させてます。自分で引っ張ったり、私が、犬の方に行かないように引っ張ったりしてるうちに、首を痛めてしまったようです。早速、amazonで胴輪を購入しました。以前も胴輪を使ったことがありますが、その時は、完全に固まってしまって歩けなくなりました。今度はどうかな??

●2021年05月21日(金)
☆今日のわんこ☆

MDのマロンちゃんです。生後3か月の男の子です。2回目のワクチン接種で来院しました。胸を張って写真に納まってます。

●2021年05月19日(水)
☆眠☆

そういえば、今年の5月で、眠も丸2歳になりました。2年前の5月の連休明けの5月6日に眠は、ビショビショに濡れて、まだへその緒が引っ付いた状態で、小さな段ボール箱に入れらて当院にやってきました。

工事現場のおじさんが、大事そうに小さな箱と持って入ってきたので、なんの用事だろう??と思いました。箱を開けてみると、まだ生まれたばかりの黒い子猫がいて、体は冷え切って、かすかに呼吸してましたから、そのままお預かりして、体をふいて乾かして、ペットボトルにお湯を入れてタオルを巻いて湯たんぽ代わりにして、
それと一緒にタオルで包んで、保育器に入れてました。

翌朝、「もう、きっと冷たくなってるだろうなぁ〜、体冷え切ってたもんなぁ〜、亡骸、どうしようかなぁ〜」なんて思いながら、タオルを開けると、まだ、体は冷えてましたが、昨日よりは体温も上がって、呼吸も少し強くなってました。「あらま、生きてるわ!!」

それから、3〜4時間おきの哺乳、ミルクの投与は、注射器を使い1日の必要な量を飲ませるようにして、授乳の時に、お尻を刺激して、排便、排尿を促しました。2週目位から飲む力も強くなり、自分から「チュ〜」と吸い付くような飲み方になりました。

今まで何度かこんなケースに遭遇しましたが、なかなか助けられませんでしたから、この時は、生まれ持った生命力の強さに驚き、早々にあきらめてはいけないなぁ〜と思いました。

写真は現在の眠、猫の恩返しってあるのかなぁ〜、マイペースなヤツだけど、そこそこ癒しになってるから、まあ、良いかな(笑)

●2021年05月18日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は外で飼われている雌猫の不妊手術でした。餌だけもらってるので、捕まった時に、連れてきてくださいと言ってたら、昨日、捕まりましたとゲージに入れられて来院してきました。

ゲージの中の置かれた餌に釣られて入ったところで入り口を閉めて、捕獲しました。出口を閉められたことに気付くと、かなり暴れたそうですが、来院してきたときには、落ち着いてましたが、目をランランと開いて警戒してました。

猫は一晩お預かりして、今日の手術になりました。一晩当院で過ごしたので、前日よりは落ち着いていて、大人しく注射を打たれ、麻酔に入りました。

室内で飼われている猫と違って、栄養状態や健康度もあまり良くないし、昨日から飲まず食わずですし、多分、今晩も水や食事はとらないでようから、水分補給のために皮下点滴をして、お返ししました。ノミの駆除のために、フロントラインスプレーをしましたが、ダニもゴソゴソと出てきました。やはり、野外生活は厳しいですね。

それと比べて、当院の眠は、なんと幸せなことか、良質な食事と暖かな寝床と優しい飼い主・・。

●2021年05月15日(土)

今日のわんこは、柴犬のまるちゃんです。生後3か月目の男の子で体重は6kgです。2回目のワクチン接種での来院です。柴犬、人気ですね。

●2021年05月14日(金)
☆今日のわんこ☆

診察台の上でびっくり顔してるのは、MDのチョコ太郎くんです。生後3か月目の男の子です。2回目のワクチン接種での来院です。

●2021年05月12日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術が2頭でした。2頭とも外で飼われている猫です。1頭は、「捕まったので、手術してください」という予約なしの猫でした。猫はキャリーバックに入ってましたけど、顔つきを見ると、大人しそうだったので、入り口からそ〜っと手を入れて、猫が怯えてないのを確認して、鎮静の注射をうちました。

もう一頭は、洗濯用のネットに入れてきてくれたので、安全に麻酔に入れました。「この猫はヤバそうだ」というのは、猫の表情を見ると大体わかります。ゲージの奥の方で、瞳孔をいっぱいに開いて、耳をうしろに伏せてるような表情の猫は、襲ってきます。必ず前足が飛んできます。気の強い猫は、そのまま入り口から出ようとしてこっちに向かって突進してきます。こうなるとコッチも逃がすわけにはいかないので、本能的にどっかを掴んで逃走を阻止しますが、上手く首の後ろを掴めることはまずないので、ガブガブと咬まれて、私の手は、最悪の状態になります。

翌日には、手がパンパンに腫れて手術用の手袋が着けられなくなり、手術をしばらくお断りしなければならなくなります。飼い猫だったら、洗濯用のネットに入れて連れてきてくれたら、嬉しいですね。

●2021年05月11日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は15歳の中型犬の「会陰ヘルニア」の手術でした。未去勢で中高年のワンコに見られる病気です、お尻の筋肉が薄くなって、直腸が曲がってしまい、便がそこに溜まって、ウンチが出にくくなる病気です。膀胱が出てくると排尿困難になって、緊急疾患になりますから、この病気が分かったら、早めに手術するのがセオリーです。再発することもあるので、獣医師が手術をためらって、便を柔らかくする食事や薬を使って様子を見てると、悪化して、墓穴を掘ることになります。

今日のワンコは、狂犬病の集合注射の会場で、相談を受けました。「近所の人にきくと、年取るとあるよって言われたんですけど、どうでしょう?」ということでしたから、上記の説明をして、今日の手術になりました。

この手術は、再発防止のために去勢手術も同時に行います。今日のワンコは肛門の上に腫瘍(肛門周囲腺腫といいます、この腫瘍も未去勢の中高年、雄犬にみられます)がありましたから、これも切除しましたから、すべての処置に3時間近くかかりましたが、元気なワンコで、高齢にも関わらず、手術後の経過は順調でした。

排便に苦しんでいたワンコです。今日の手術で、快便になると良いですね。

●2021年05月08日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は今年一番忙しい日でした。ほとんどのワンコたちが、狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防薬の処方です。フィラリアの予防薬の処方は、血液検査をして、フィラリアに感染してないことを確認して処方するのですが、当院にカルテがあって、予防歴がはっきりしていて、昨年も11月半ばまできちんと投薬されているワンコについては、感染の心配はないので検査なしで処方しています。きちんと予防してない子は、血液検査をしてから、処方します。

3年くらい予防してなくて、外で飼育されていて、住所が蚊の多い郊外の方のワンコだと、「多分、感染してるんじゃないかな?」と推測しながら検査をしてますが、案外、感染してないことが多いのです。以前は、予防歴がなくて外飼いのワンコは、かなりの確率で、フィラリアに感染してることが多かったのですが、最近は、そうでもなくなりました。皆さんがしっかり予防してくれているのと、室内で飼われている子が多くなったのが、フィラリア感染の減少につながっているのでしょうね。

最近は、一回の注射で1年間予防できるお薬もでましした。毎月飲ませる必要がないので、簡単です。体重当たり0.05ml注射するのですが、かなり濃ゆい注射薬なので、小型犬には少し使いにくいのですが、大型犬には良いですね。20kgのワンコだったら、1mlの注射量になります。ご希望の方は、来院時に教えてくださいね。

●2021年05月07日(金)

☆大型連休明けの診察室☆

連休明けは昨日から診察を始めました。この時期は、各種ワクチン接種や、ノミダニの駆除薬、フィラリアの予防薬の処方と検査などが多くて、予防関係が全体の7割、病気の診察が3割という感じです。予防で来院するワンコたちは、基本的に元気な子が多くて、年齢も若いので、飼い主の年齢も若い方が多いのですが、この子たちが、12,3歳を過ぎた頃から、慢性疾病や腫瘍などが出始めるので、コッチも元気で居ないといけないな!と思います。長く予防関係で来院してきてくれたのに、病気になってもある程度対応できるように精進します。

そんな感じで診察してますが、昨日の午後7時過ぎにお電話がありました。午後から休診だったのですが、丁度帰宅して事務室に居たら留守電にメッセージが入りだしました。たまたま、居ましたから電話出でると、猫の具合が悪いので診て欲しいというこごです。いつも、当院に猫を連れてくる方です。

「夜間救急病院に行くのは嫌でしょう」と言うと、きっぱりと「嫌です、今からすぐ行くから、センセイ診てください!」

そこまできっぱりと言われると、夜間に行ってくださいとも言えずに、当院で見ることにしました。幸い、それほど急を要する感じでもなく、注射を打ってお返ししました。今日は元気になったそうです。しかし、あそこまでキッパリといわれるとは・・、

●2021年05月01日(土)
☆今日のにゃんこ☆

4月も狂犬病のワクチン接種などで慌ただしく過ぎ、今日から5月ですね。写真は、雌猫のどらちゃん、生後10か月目です。今日は不妊手術を受けに来院しました。診察台の上で緊張してますね。

明日からGWです。当院はカレンダー通りに休診します。御用のある方は留守番電話にメッセージを入れてください。急患の方は、北九州夜間救急病院(093-661-8822)を受診して下さい。


WebDiary CGI-LAND