2019年01月
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●2019年01月30日(水)
☆今日のニャンコ☆

小太郎君です。1歳の男の子です。去勢手術を受けて2時間後です。すでに麻酔からは完全に覚めて、飼い主の方のお迎えを待っています。

●2019年01月29日(火)

☆今日のわんこ☆

今日は生後8か月の中型犬の不妊手術でした。

不妊手術は、健康な子に行いますが、通常、鎮静薬を皮下注射して、少し大人しくなってきたら静脈を確保して、そこから麻酔導入薬を静脈注射します。血管から直接薬が入るので、すぐに全身に回って、入れるスピードと同時進行でワンコは眠っていきます。

ワンコが眠ったところで、気管に管を入れて(気管挿管)麻酔ガスを流して、手術が終わるまで眠らせます。手術が終わって、ガスの濃度をゼロにすると10分程度で意識が戻ります。麻酔中に流すガスの濃度は2〜3%です。

ところが、今日のワンコは凄い怖がりで、鎮静薬を打って、鎮静が効いても、カラーを付けようとすると、大暴れして、カラーにかみついてつけることができません。これを付けないと、前足の血管に管をいれることが出来ません。我々が咬まれる危険がありますからね。

そこで作戦を変更して、静脈ではなくて筋肉注射でワンコを眠らせることにしました。これは少し古い麻酔導入のやり方です。ブスリと打ちますから、少しスマートさには欠けるのですが、注射を打たれて10分後には、意識がもうろうとなって、もう触っても大丈夫になったので、それから、静脈を確保して、点滴を入れて、通常の麻酔に入りました。

手術は予定通り終わり、夕方、飼い主の方がお迎えに来て帰っていきました。次は、抜糸の時が問題だなぁ〜。また怖がって暴れるかな??

●2019年01月28日(月)
☆今日のワンコ☆

GLのそらちゃんです。2歳の男の子で体重は36kg!!カメラを向けられて嬉しそうにしてます。こんな子が室内にいたら、楽しいでしょうね。家庭内が明るくなりますね。ワクチン接種で来院しました。

●2019年01月26日(土)
☆今日の診察室☆

外は寒〜い雪模様ですが、診察室内では20歳と0.8歳がじゃれあってというか、0.8歳が20歳にちょっかい出して、20歳が少し相手してやっってる感じです。

●2019年01月25日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は12歳の小型犬の抜歯でした。2週間前に右側の下あごを腫らせて来院してきた子です。「あら、腫瘍ができたのか?」と思いましたが、急に腫れたということなので、下の奥歯の歯根炎が原因かも?ということで、抗生物質を処方して、1週間後に来ていただいたら、かなり腫れが引いていたので、やはり歯根炎が原因と思われるので、抜歯をお勧めして、今日の処置になりました。

原因と思われる右の下あごを見ると、歯周炎で歯茎が真っ赤っかにただれていましたから、抜歯して、抗生物質の軟膏を抜歯した後に入れて、歯茎を縫合して穴を塞ぎました。他にもグラついている歯や歯周炎を起こしている歯があったので、それらも抜歯すると、後から数えてみたら、16本抜いていました。

近年、このような治療をすることが多くなりましたね。犬は歯周炎や歯根炎、猫は口内炎や歯周炎の治療で、せっせと抜歯しています。近隣の病院では、CTを撮って歯根部を画像で見て、外からではわからない歯根炎を起こしている歯と見つけて、抜歯している病院もあります。小型犬が多くなっているので、これからも歯の治療が増えていくでしょうね。

●2019年01月23日(水)

☆今日のにゃんこ☆

今日は猫の去勢手術と不妊手術でした。

その去勢手術を受けたニャンコ、成猫になって保護された若いオス猫です。人懐っこくて、すり寄って来たので今の飼い主の方にお世話になることになりました。

このニャンコ、のんびりしてるというか度胸が据わってるというか、普通は知らない場所に連れて来られて、知らない変な格好した人たちに囲まれて、注射を打たれて、眠らされて・・、と緊張するのが普通なんですが、今日のニャンコは、麻酔が覚めると、ニャオニャオとなついてきます。ちょこっとは相手にしてあげますが、仕事中なので放っとかれると、「あ〜もう退屈!!」てな感じで、ゲージの中でゴロゴロしてましたが、気が付くと、グーグー寝てます。この仕事長くやてますが、手術を受けた後に、寝ちまった子は初めてだったかも?

夕方、迎えに来た飼い主と一緒に仲良く帰って行きましたよ。

●2019年01月22日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は7歳の猫の抜歯でした。食事の時に口の右側を痛がって食べるのを途中で止めてしまうということで来院してきた猫です。

口の右側を見ると歯周炎になっていましたから、抜歯をお勧めして、今日の処置になりました。

猫の抜歯はかなりの頻度でやりますが、10歳以降の猫が多くて、歯周炎が進んだ状態で来院しますから、歯もかなりぐらついていて抜きやすのですが、今日のニャンコはまだ若いので、歯周炎はあるのですが、歯がまだ浮いてなくて、抜歯に少し時間がかかりました。歯を抜くために、歯とあごの骨の間にエレベーターという鉗子を入れて歯を脱臼させますが、今回はかなりガリガリやりましたから、痛そうだったので、鎮痛薬も使いました。

2〜3日すると、炎症も治まって来るので、快適に食べられるようになるでしょうね。

●2019年01月21日(月)
☆今日のワンコ☆

ルビーちゃんです。8歳の男の子で体重は8kgです。種類は何だろうと思ってお伺いすると、キャバリアとトイプードルのミックス犬だそうです。この種類のミックス犬が当院では初めてです。珍しですね。

●2019年01月19日(土)

☆今日のワンコ☆

今日も12歳で体重が3kgの小型犬の歯の治療でした。2年前にも麻酔下で歯石の除去と抜歯をした子ですが、また口の中の匂いが気になるようになってきたので、来院して来ました。

口の中を見ると、歯周炎が進んで、グラついている歯もあるようで、歯と歯茎の間に食物のカスや毛、歯周炎の炎症産物などが詰まっていて、そこが口臭の原因になっています。

12歳で太り気味の子ですから、麻酔には気を使いましたが、人工呼吸器を使って機械でコントロールしながら、吸入麻酔を管理しました。

麻酔は順調で、50分程度で10数本抜歯して、歯石も除去して、口の中をクリーニングしました。10数本の抜歯と言っても、ほとんどの歯が歯周炎でグラついていますから、それほど時間はかかりませんでした。

大人しく良い子ですから、これからは残った歯をペーパーで清拭してあげると、良い状態が保てますよ。年齢的にも、これが最後の麻酔処置にしたいですからね。

●2019年01月18日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は小型犬の抜歯でした。飼い主の方はいつもこの子の口のなかを気にかけていて、歯磨きをしてやってます。いつもは大人しく歯みがきをさせてくれていたのですが、最近、嫌がるようになったということで来院されました。歯が痛いのかも?ということで、今日の麻酔下の処置になりました。

ワンコを眠らせて、口の中を見ると、奥の歯に歯周炎が見つかりました。歯根の一部が露出していましたから、原因はこの歯だろうということで、抜歯しました。他の歯は、いつも磨いてあげてるおかげで、綺麗な状態でしたから、これからも歯みがきを励行することで、口の中の衛生環境が良い状態で維持できるでしょうね。

●2019年01月16日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のつぶちゃんです。生後7か月で体重は2.6sです。不妊手術を受けて2時間後のワンショットです。麻酔は完全に覚めて、飼い主のお迎えを待ってます。帰ったらお家でゆっくり休んでね。

●2019年01月15日(火)
☆今日のわんこ☆

チワワのペロちゃんです。去勢済みの男の子で体重は1.2sです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。可愛いですね。生後3か月で去勢手術を受けてるのも凄いなぁ〜。

●2019年01月12日(土)

☆今日のニャンコ☆

尿道閉塞でオシッコが出せなくなった2歳のオス猫が来院しました。

この子、昨年の3月にも尿道閉塞で来院しています。この時は、閉塞してから少し時間が経過していたようで、腎機能がかなり悪くなっていて、血尿も酷かったので、閉塞を解除した後、3日程入院しています。

昨年の経験があったからなのか、今回は、おかしいと思ってすぐに来院していただいたようで、腎機能も悪くなってなく、血尿もなかったので、麻酔下での閉塞を解除した後は、半日の入院でお返ししました。

このニャンコ、初発は1歳ですから、この病気の発症年齢としてはかなり早い年齢です。通常はもうすこし年齢を重ねてからの発病が多いのです。多分、体質的に膀胱内に結石が溜まりやすいのでしょう。尿道も細い感じがしますから、先天的に尿道閉塞を起こしやすい体質なのかもしれません。

今後は、食事療法が重要です。同じ飼い方をしてると、また閉塞を起こします。尿道閉塞は命に係わる病気ですから、頑張って処方食を与えてほしいですね。

●2019年01月11日(金)
☆今日のニャンコ☆

子猫のぬーちゃんです。生後3か月で、定住は1.4kgの女の子です。ワクチン接種で来院しました。今からどんどん可愛くなりますね。

●2019年01月09日(水)
☆今日のワンコ☆

チワワのライトちゃんです。7歳の去勢手術済みの男の子です。狂犬病のワクチン接種で来院しました。室内犬ですが、しっかりと首輪に鑑札と注射済み票が付けてありますね。カメラを向けられてっ少しびっくり顔です。

●2019年01月08日(火)

☆今日のニャンコ☆

「毛玉ができたのですが・・」と7〜8歳の猫が来院しました。長毛種ではブラッシングを怠ると毛玉がアッチコッチに出来ることがあります。こんな子の毛玉を取るのは大変で、バリカンで取りますが、バリカンの音を怖がる子も居て、抵抗されると、上手くいかないこともあります。

今日のニャンコは短毛種で、背中に、幅5センチ、長さ10センチ位の毛の塊でしたので、皮膚を傷つけないように注意しながら、バリカンを使って取り除きました。背中の毛が毛玉の大きさの分だけなくなりましたが、しばらくすると生えてくるでしょう。

ハサミで切ると、間違って皮膚まで切っちゃうことがあるので、ご注意くださいね。

●2019年01月07日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワのモコちゃんです。1歳の女の子です。ワクチン接種で来院しました。ワクチン接種後のワンショットです。「まだ、私になにかするの?」ってな顔してますね。

●2019年01月05日(土)

☆今日のニャンコ☆

「爪が巻いてしまって・・」と8歳のニャンコが来院しました。長毛種なので、足先まで毛が伸びていて、指先がよく見えませんが、確かに何か所は巻いてます。

丸まった爪をパチンと切ると、爪は切れるのですが、切った先がまだ指の先にあります。ブスリと刺さっています。ピンセットで挟んで引っ張ると抜けましたが、抜いた後から血がポタポタと・・。

刺さった爪を切って、血止めのために足先をテープで巻いて止血して、化膿止めの注射を打って治療を終えました。

このニャンコ、ホントに大人しい猫で、足先は一番敏感なところで、そこに刺さった爪を引っこ抜くわけですから、かなり痛いと思いますが、暴れることなく、治療を受けてくれました。

爪の食い込みは時々見ますが、ほとんどが高齢な猫です。今日のニャンコはまだ8歳ですから、爪の生え方が巻き爪になりやすいのでしょう。半年に1回位来院してもらって、食い込む前の爪切りをお願いしました。しかし、4か所も刺さってたから、痛かっただろうね。

●2019年01月04日(金)
☆仕事始め☆

今日から当院の今年の診察が始まりました。以前は、年末年始の休暇中も留守電にメッセージが入って、急患を診たり、休み中は遠慮されて連絡されなかった方が、休み明け一番に来院されたりすることが多かったので、少し緊張しながら、病院を開けてましたが、最近は、年中無休の病院や、夜間救急病院もあるので、静かな年明け診療でした。

今年も、オンとオフを使い分けながら、あまり無理しないで、近隣の病院と協力しながら、地域の動物医療に貢献できればと思っています。今年もよろしくお願いします。


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