2018年12月
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●2018年12月29日(土)
☆仕事納め☆

今日で今年の当院の診療は終了です。皆様、良いお年をお迎えください。年末、年始も北九州夜間救急動物病院は(661-8822)は午後9時から午前2時まで診療してます。

今年は、5月に黒猫の眠眠がやってきて、また家族が増えました。猫は20歳の竹と生後半年の眠眠、犬は、14歳のスリーピー、8歳のハッチ、5歳のポチです。皆元気です。猫たちは院内、ポチとピーは外、ハッチは自宅の室内に居て、それぞれの役割を演じてます。

●2018年12月28日(金)
☆今日のワンコ☆

今年一番の寒気が入った今日も、ワクチン接種や検診で来院する方がいらして、まだ年の瀬って感じじゃない診察室でした。明日の午前中まで診察して、午後から大掃除ですから、そうなるといよいよ今年も終わりって感じになるでしょうね。

写真はチワワのミトちゃんです。生後3か月の女の子で体重は1.3sです。ワクチン接種で来院しました。

●2018年12月27日(木)

☆夜間病院☆

昨夜は今年最後の夜間病院の出務でした。北九州夜間病院の存在が知れるにつれて、利用されるかたも増えて、市内だけではなくて、近隣の、京都郡や行橋市、下関などからもお見えになります。

昨日来院したのは、チョコを食べちゃった中型犬、急に嘔吐するようになった若い猫、シャンプーした後に急に元気がなくなった10歳の小型犬、落っこちて後ろ足を引きずる若い小型犬、カーペットに足を引っかけて足を痛めたハムスターなどなど・・、

それらを3名の獣医師と2名の動物看護士で処置していきます。翌日は主治医を受診してもらいますが、夜間病院は救急処置だけですから、症例によっては、必ず翌日に受診するように言うこともあります。昨夜も子宮蓄膿症になっているメス犬が来院し、翌朝一番に主治医を受診するように伝えました。主治医にはFAXが行きますから、多分、手術準備をして、待っていてくれることでしょう。

当院の通常の診察は、ワクチン接種や不妊、去勢手術、皮膚病の治療や心臓病、糖尿病などの慢性疾患が多いので、夜間病院で診察すると、緊張感があって、刺激になりますね。

●2018年12月25日(火)
☆今日のワンコ☆

チワワのギンちゃんです。3歳の去勢済みの男の子で体重は2.3sです。ワクチン接種で来院しました。「ナニしてるのかな?」ってなお顔してますね。

●2018年12月22日(土)

☆今日のワンコ☆

今週の水曜日に子宮蓄膿症の手術を受けたワンコが順調に回復し、今日の夕方退院しました。手術前はグッタリと横になることが多かったのですが、手術翌日には、ゲージの入り口を開けると、起き上がるようになり、注射器を使って流動食を与えると、食べるようになりました。術後も点滴を続けていましたが、容態が良い感じで回復してきたので、後はお家で療養してもらうことにしました。

カルテを見ると、今日のワンコ、今年の5月に、前足に出来た腫瘍と乳腺腫瘍の摘出手術を受けていました。組織検査の結果、前足の腫瘍は悪性の疑いがありました。そのままにして置いたら、容態が悪くなっていたかもしれません。

1年に二回も手術を受けたのは災難だったけど、どちらの手術も寿命に係わるものだったから、来年以降は元気に過ごせますね。結果オーライですね。


●2018年12月21日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日は猫の抜歯でした。昨年去勢手術を受けた猫ですから、まだ若い子ですが、歯周炎で痛がるので、2カ月に一回くらいの頻度で、痛み止めの注射を打ってました。口の中を見ると、もうほとんど歯がありませんから、元々、歯の弱い子なんでしょう。時々、こういう子に遭遇します。

猫の歯周炎や口内炎は、若い時期にカリシウイルスという口内炎や舌炎を起こすウイルス感染が原因になるのでは?と言われています。この子も昨年保護されたときはすでに大人でしたから、幼少期にそんなことがあったのかもしれません。

犬歯は上下ともに健在ですが、奥の歯はもう2本しかなくて、それもグラグラで、周囲の歯茎は炎症でジュクジュクになっていましたから、あまり苦労することなく抜歯できました。こんな状態を見ると、「口が痛かっただろうなぁ〜」と思いますね。これからは、快適になると思いますよ。


●2018年12月19日(水)

☆今日のワンコ☆

ほぼ毎日書いている今日の診察室、10年前はナニしてたかな?と久々に見てみると、10年前の12月は、帝王切開あり、子宮蓄膿症ありで、最近は、手術は不妊、去勢がほとんどで、昔と比べて多いのが、歯科治療、診察のメインは皮膚病と外耳炎、あのころは忙しかったし大変だったなぁ〜と思いながら見てると、外来の方が・・。

カルテを見ると、今年、乳腺腫瘍の手術を受けてた、12歳のメスの小型犬でした。2日前から元気、食欲がないのだそうです。不妊してないメス犬にこんな症状がでたら、すぐにエコーをあてます。子宮の病気の確認は必須です。

で、このワンコ、子宮蓄膿症でした。「10年前は大変だったなぁ」なんてのんびり構えてたら、当てちゃいました。こんなことが結構あるんですよね、最近、帝王切開ないねなんて言ってたら、いきなり来たり。。、

今日のワンコは入院させて、明日手術することにしました。明日が午後休みで、2週間に一回はスタッフを休ませるんですが、幸い、明日は出勤日でした。スタッフが居ないと手術できませんからね、ある意味、今日のワンコはラッキーだったかもね。

●2018年12月18日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は1歳の小型犬の去勢手術でした。今日は少し強めに効く鎮静薬を使いました。夕方退院するので、鎮静は弱めの方が良いのですが、まだ若い子で、健康そのものなので、少し強めでも、代謝が良いので、夕方には帰れる位には覚めるだろうと判断しました。

強めに鎮静が効くと、麻酔導入薬の投薬量が少なくてすむので、スムーズに麻酔に入ることができます。

手術は1時間程度で終わり、麻酔を切ると10分ほどで意識がもどりました。弱い鎮静だと、1時間位で立ち上がれる位にまで覚めますが、今日のワンコは1時間後はまだうつらうつらしてました。

それでも、飼い主の方がお迎えに来るころになると、立ち上がれるくらいにまでなって、飼い主の顔が見えると嬉しそうに尻尾を振っていました。

麻酔管理から覚醒まで、ほぼ予想通りに進み、夕方、帰っていきました。

●2018年12月17日(月)
☆今日のニャンコ☆

ヤマト君です。生後半年の男の子です。体重は3.9s、今日はワクチン接種と去勢手術の予約で退院しました。当院の眠眠とよく似てます、年齢もほぼ同じだからひょとしたら、兄弟猫かもしれませんね。

●2018年12月15日(土)

☆今日のニャンコ☆

メス猫の不妊手術がありました。体重はまだ2s代で小柄なニャンコです。飼い主の方のご都合で前日の夕方から預かりました。ゲージに入れると猫は少し緊張気味です。

翌朝、少し慣れたかななんて思いながらゲージに近づくと、近づくたびに「シャー」って怒ります。「ありゃー、トラになっちゃった!」。

こんな時はゲージの網の外から麻酔の注射を打ちますが、こんなことになるとは思ってなかったので、大きなゲージに入れてたから、外から打てないので、そーっとゲージの入り口を開けて鎮静剤、麻酔導入薬の順番に打ちますが、導入剤を打った瞬間に、ゲージから飛び出してしまいました。

ここで追いかけるとアッチコッチ、上や下やに逃げ回って、棚の上のものを落としたり、機材を落としたりしながら走り回るので、追うことはしません。注射を打った時に手ごたえがあったので、薬は体内に入っているはずです。

10分ほど様子を見てると、だんだんフラフラになって、ついに動けなくなったので、無事に御用となり、手術台の上に乗せられました。注射と打ったあとに逃げられてよかったなぁ〜。


●2018年12月14日(金)
☆今日のワンコ☆

チワワのピーチちゃんです、3か月目の女の子で体重はまだ800gです。2回目のワクチン接種で来院しました。可愛いですね。家族の人気者でしょうね。

●2018年12月12日(水)
☆今日のわんこ☆

MIX犬のモコちゃんです。生後4か月目の女の子です。ワクチン接種で来院しました。体重っは4kgです。可愛いもこもこワンコになりそうです。

●2018年12月11日(火)
☆今日のニャンコ☆

エースちゃんです。4歳の男の子です。去勢手術で来院しました。体重は5kgです。オスの成猫ですから、大きいですね。去勢手術を受けると少し太りますから、もれからまた大きくなるでしょうね。

●2018年12月10日(月)

☆今日のにゃんこ☆

先月の始めに外傷で来意したニャンコの傷が治癒しました。

来院時は、股間の皮膚が大きく脱落して、膿んで、腐敗臭がして、見たことがないような傷でした。飼い主の方の話では、受傷したのは夏くらいだったそうで、消毒などをしてましたが、なかなか治らないので、来院したそうです。

傷の範囲が広くて、猫同士のケンカで出来た傷ではなさそうです。この子が飼われているのはかなり山の中なので、イノシシか野犬にやられたんじゃないかな?とは、思いましたが、あまりにも状態が悪いし、皮膚欠損が広いので、縫い合わせることも出来ず、一回の注射で2週間ほど効果が持続する薬を使って、経過を見ることにしました。飼い主の方には毎日家で消毒をしてもらうことにしました。

初診から2週間後、傷はかなり良くなってましたが、まだ汚染されてる感じだったので、当院でシャンプーして、汚れた皮膚を綺麗にしました。

それからまた2週間後の今日、傷はほとんど正常な皮膚の覆われて、ほぼ完治してました。たった2回の注射と毎日の消毒で、正直、ここまで良くなるとは思ってませんでした。

元々、体力のある猫なんでしょうねぇ、始め見たときは、わずか1か月でこんなに治るとは思いませんでした、「折角良くなったのにねぇ〜、また怪我して・・」ってなことにならないように、今後は、外に出さないで、屋内でかってもらうことを約束しましたよ。

●2018年12月08日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は猫の去勢手術と不妊手術でした。

外で飼われている猫たちです。お世話をしてる方には慣れて居る様で、普通にキャリーバックに入って来院しましたから、当院のケージに入れ替えてもらって、お預かりしました。

ゲージに入った直後は、バタバタと暴れていましたが、この子たちは、前日から預かりましたから、一晩経って翌日には、落ち着いたので、通常通りに、鎮静薬→麻酔導入薬→吸入麻酔の手順で、手術に入れました。

術後は、抗生物質や鎮痛薬を投与してから、麻酔を覚ます注射を打つと、10分位で意識が回復しましたから、キャリーバックに移しました。

ニャンコたちは、このまま連れて帰ってもらって、一晩室内で過ごした後、明日の朝には、元の場所に戻されます。これで、発情や、妊娠、出産などを経験することなく、平穏無事に生涯を送れますね。

●2018年12月07日(金)

☆今日のわんこ☆

今日は11歳の小型犬の体表にできた腫瘍を取りました。

背中に直径3cmの腫瘍があります。この腫瘍、カルテを見ると3年前は1.5センチくらいだったので少しづつ大きくなったようです。ワンコの年齢を考えると、まだ元気なうちに取った方が良いのでは、とお話して、今日の手術になりました。

このワンコ、体質的に腫瘍(イボ)ができやすいみたいで、体表に05〜1センチ位のイボがアッチコッチにあるので、事前にそれをチェックしてもらって、すべて取りました。2センチ以上のものは、取った後縫合するので、少し時間がかかりますが、それ以外は、電気メスでチャチャと切除します。

イボは顔やまぶたにもありましたから、切除を終えたら、ずいぶん顔がスッキリして若返りました。健康な子ですから、麻酔の覚醒も良くて、夕方には退院できました。手術を決めてもらって良かったね!
)。

●2018年12月05日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は9歳の小型犬の抜歯と歯石の除去をおこないました。

上あごの切歯がグラついているとくことで来院してきたワンコです。グラつきが大きいので、そのままにしておいても近いうちに抜けると思いますが、他の歯も歯石の付着で歯周炎を起こしていましたから、麻酔をかけて抜歯をして、歯石を取って、歯周炎の治療をすることにしました。

治療後は歯がきれいになりましたが、そのままですと、また歯石が付着して歯周炎になるので、飼い主の方に歯みがきをお願いしました。

最近は、歯のケアの色々なグッズが出てます。歯を拭くペーパーや歯ブラシ、指サックの先にブラシが付いているもの等々・・。

歯みがきが好きなワンコは多分居ないと思うので、ます始めにペーパーで始めて、歯ブラシに移行すると良いと思います。当院のハッチは子供用の歯ブラシを使ってます。口が小さいから、指を入れるよりも、奥の方が磨きやすいようです。嫌われるの覚悟で、磨いてやって下さいね。

●2018年12月04日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は暖かな日でした。そんな暖かな日にメス猫の不妊手術が2件ありました。どちらも体重は2s位、生後半年から8か月位の若いメス猫です。一頭は発情中だそうです。体重も月齢もほとんど一緒ですが、子宮と卵巣の大きさは3倍くらい違います。

発情中のニャンコの子宮の太さはおはしの細い方位、発情前の子は、竹ひご位の太さです。発情中のニャンコの卵巣には、綺麗で小さな卵胞があります。未発情の方はまだ硬くて小さくてつぼみみたいです。

これから猫の発情シーズンが始まります、頑張ってせっせと手術しないとね。

●2018年12月03日(月)
☆今日のニャンコ☆

ポコちゃんです。1歳の男の子で体重は3kgです。去勢手術で来院しました。手術前のワンショットです。知らないところに連れて来られて、ゲージに入れられて、飼い主のは帰られて、しょんぼりしてますね。

●2018年12月01日(土)
☆今日のニャンコは眠眠☆

今日は当院の猫の眠眠の去勢手術でした。今年の5月6日に新生児の状態で保護しましたから、もうすぐ生後7か月です。眠は少し成長が遅いので(歯の生え変わりが普通の猫よりも1か月ほど遅かった)まだ早いかなとも思いましたが、体重はもうすぐ4kgになりそうなので、マーキングが始まるとチョット困るので、今日の手術になりました。写真は術後のワンショットです。「なんか、いつもの調子出ないなぁ〜、気分も悪いし・・」てな、顔してますね。


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