2018年10月
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●2018年10月30日(火)

☆今日のニャンコ☆

今月の中旬に事故で歯茎を傷つけて手術を受けたニャンコが、術後の抜糸で来院しました。

左の下のあごを傷つけて、歯茎がめくれてあごの骨が露出している状態でした。削げたほっぺの肉を引っ張り上げて、残った歯茎と縫い合わせました。抜糸がやりにくそうな場所なので、溶ける糸で縫い、前足も傷つけていたので、そこは抜糸する糸で縫いました。

前足の糸は自分で抜糸していましたが、口の中の傷は期待通りに引っ付いて、露出した骨はほっぺの粘膜に覆われていました。

「猫は学ばないから、また事故にあうこともあるので、外には出さないでくださいね」と言いましたが、「いやぁ〜、ちょっとした隙間から出て行くからねぇ〜」と飼い主は言ってました。今回は骨折がなかったから、不幸中の幸いだったんだけどなぁ〜。


●2018年10月29日(月)
☆今日のワンコ☆

不安そうな顔でカメラを見てるのは、ミックス犬のポンポンちゃんです。生後2カ月位の女の子で体重は2.5kgです。今日は健康診断とノミの駆除で来院しました。最近では貴重なミックス犬の子犬の登場です。

●2018年10月27日(土)
☆今日のワンコ☆

Tpのレオンちゃんです。3歳の男の子で体重は6kgです。フィラリアとノミ、ダニの予防で来院しました。

●2018年10月26日(金)
☆今日のわんこ☆

今日も、レーグランドテリアのホージー君です。前回のアンバー君とは兄弟で、同じお宅で飼われています。室内飼いです。元が猟犬の血を引く、オスの兄弟犬・・、思春期で活発になったら、かなり室内が破壊されそうですね(笑)。

●2018年10月24日(水)
☆今日のワンコ☆

レーグランドテリアのアンバーちゃんです。生後3か月の男の子で体重は4kgです。

この犬種は、イングランド北部の農家の人たちが羊小屋をほかの小動物から守るために作った犬だそうです。当院では初めての犬種です。

●2018年10月23日(火)

☆Pの手術☆

13歳を半年すぎた当院のラブラドルのPの内またに腫瘍が出来ていました。1年位前から気づいていたのですが、その時は子供のこぶし位の大きさで、「本当は手術で取るのが良いんだけど、年齢も年齢だし(ラブの平均寿命は13〜14歳です)、特に生活の質を落としてるわけでもないし、食欲旺盛で、快眠快便だから、メスを入れなくてもいいかな?」と様子をみていいたところ、ジワリジワリと大きくなって、赤ちゃんの頭くらいにまでなってしまいました。

今も、元気で変わりないのですが、このままにしておくと、尿道が圧迫されてオシッコが出せない・・、なんてことになると可哀そうなので、手術で取ることにしました。自分の犬とはいえ、体重は34kgもあって、そのお股に赤ん坊の頭位のできものがあるわけで、とても当院で一人でやる気にはならないので、近隣の先生の所に運んで、獣医師4人で手術をしました。

2時間ほどかけて、腫瘍は取り除かれて、お股もすっきりして、心配ネタがなくなりました。高齢なので、麻酔を心配しましたが、手術は順調に進み、眠っている間に、当院に連れ帰りました。

腫瘍は組織検査に出しますが、自分の犬の手術は当院の患者さんの手術と比べると、術後の心配度合いが違いますね、やはり、自分の犬は気楽です。Pはポチと一緒にすると、奴が傷を舐めるので、しばらくは当院に居ます。1日の大半を私と過ごすことになるので、嬉しそうです。

●2018年10月22日(月)

☆今日のワンコ☆

動物病院で多く診る病気は、皮膚病と外耳炎です。この病気は、2〜3日の投薬で治ることはほとんどなくて、最低でも2週間、どうかすると、延々と1年以上治療を続けたり、良くなってもまたすぐに再発してりして、ワンコと飼い主と獣医師を悩ませる疾病です。

今日来院したワンコも外耳炎の治療で通っています。外耳炎の治療は、まず耳道の洗浄と投薬、次に内服薬、治りが悪い時は、外用薬や内服薬の種類を変えたり、薬を増やしたりします。

外耳炎も痒みがあるときは、それほどワンコも抵抗しませんが、耳の中の炎症が進んで、外耳道がただれてきたりすると痛みがでてくるので、治療を嫌がります。

投薬しないと治らない→治療を嫌がるので、飼い主が耳を触れない→いよいよ悪化してくる・・。という悪循環になりますから、悪化しないうちに早めの治療をお勧めします。


●2018年10月20日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は先日事故で来院した猫の外傷を縫合しました。

下唇を怪我していて、歯茎がめくれて下あごの骨が露出してましたから、歯茎と外側のほっぺを溶ける糸で縫って、骨を覆いました。幸い、骨折はありませんでしたからラッキーでした。

あとは前足も怪我してたので、そこも縫合して治療を終えました。縫い代が少ないので、なかなかガッチリとは縫合できなかったから、ちゃんと引っ付いてくれるといいなぁ〜。

●2018年10月19日(金)

☆夜間病院出務☆

昨夜から月に1回の夜間病院でお仕事でした。

足を痛めた子犬や目を傷つけた短頭種、糖尿病治療中の猫、子宮蓄膿症のワンコなどが来院してきました。蓄膿症のワンコは緊急手術になりました。執刀は専任の先生で、看護師が助手で入るので、私は直接治療には加わりませんが、私を含めて獣医師2名で担当してるので、1名が手術に入ると、もう1名は外来に備えて、外来の受付が終わる午前2時まで待機しなければなりません。

待機中、そんなに沢山の診察があるわけではないので、専任の先生のオペを見ることができました。当院のように獣医師1名でやってる病院はなかなか他の獣医師の手術を見る機会はありませんから、興味深々で見学できました。

病気になった子宮と卵巣を摘出するのは変わりありませんが、細かいところでテクニックの違うところもあり、参考になりました。60を過ぎても、まだまだ学ぶところはありますね。月一の夜勤もなかなか刺激的です。翌日は眠たいけど、老化防止には良いかな(笑)。


●2018年10月17日(水)

☆今日のニャンコ☆

「ケンカしたのか?猫が怪我して帰ってきました」ということで、猫が来院しました。猫をキャリーバッグから出して見ると、下あごの皮膚がめくれたようになって化膿してます。怪我してから少し時間が経ってる感じです。詳しくお話をお伺いするt、受傷して帰ってきたのは5日前で、ずっとじっとしてたそうで、今日くらいからやっと少し食事を食べるようになったそうです。猫は前足も怪我していました。

この猫の傷は「ケンカ」ではなくて「事故」のようでした。喧嘩の傷はこのようにめくりあがったりしません。前足の傷も何かにこすってすりむいたような傷でした。

めくれた皮膚は縫合しないといけませんが、時間が経過して化膿してるので、化膿止めの治療をしてから、傷の状態が落ち着いてから縫うことにしました。幸い、骨折はなさそうでした。

最近はほとんどの方が猫は完全室内飼育なので事故は依然と比べるとかなり少なくなりましたが、まだ、外に出す方もいるんですねぇ〜。


●2018年10月16日(火)

☆今日のにゃんこ☆

4歳の猫が鼻炎で来院しました。くしゃみをして青っ洟が出るそうです。猫風邪でも同じような症状が出ますが、今日のニャンコの青っ洟は片方だけです。口の中を見ると上あごの犬歯がグラグラしています。この歯の歯根炎が原因の様な気がします。効果が持続する抗生物質を投与すると、症状がが治まりましたから、今日は、原因と思われる犬歯を抜歯することにしました。

麻酔をかけて歯を見ると、反対側の犬歯のもぐらつきが見られましたから、両方抜歯しました。奥の歯にも歯周炎がみられたので、その歯も抜きました。

生まれつき歯の弱い猫がいます。歯周炎がどんどん進んで、ポロリポロリと抜けていきます。今日のニャンコもそんな体質の子なのかもしれません。こんな子は食事を取るときに歯はあまり使ってないので、抜歯しても、採食に影響はありませんから、抜歯後も普通に食べれます。

●2018年10月15日(月)
☆今日のワンコ☆

LLの遊(ゆう)君です。3か月目の女の子で体重は7kgです。LLは遊び好きだから、バッチリな名前ですね。

●2018年10月13日(土)
☆今日のワンコ☆

フレンチ・ブルドックのムギちゃんです。まだ生後1か月位です。健康診断で来院しました。困ったような顔が可愛いですね。

●2018年10月12日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は10歳の小型犬の歯石の処置をしました。

いつものように、鎮静薬⇒麻酔導入薬⇒ガス麻酔という手順を踏んでワンコを眠らせてから処置に入ります。

歯周炎が進んでグラついている歯は抜歯します。とお断りして歯石を取り始めましたが、それほど歯周炎は進んでいなかったので、奥の歯のぐらつきもなくて、歯石除去と歯周炎の治療だけで奥の歯はすみました。

前の方を見ると片方の犬歯の歯周炎が進んでいて、少しグラついていました。抜歯するかどうか考えましたが、歯の横に小さな傷があって、それが歯髄までいってたので、抜歯することにしました。

抜いた犬歯をみると、歯の根っこがほとんど溶けていました。この傷から細菌感染を起こして、歯根炎が進んでいたのでしょう。幸い、骨までは広がっていませんでしたから、今回抜歯して正解でした。このままにして置いて、鼻の骨にまで病変が進むと、慢性の鼻炎やくしゃみ、歯の痛みから「大人しい子だったのに、最近、鼻や口のあたりを触ろうとすると咬むようになったんですよ〜」、なんてことが起きますからね。若いころに硬いものを咬ませたのが、傷の原因かもしれませんね。


●2018年10月10日(水)
☆今日のワンコ☆

シェルティの民都ちゃんです。14歳の女の子です。健康診断のために血液検査を受けました。健康状態は良好でしたよ。半年に一回くらい検査を受けると良いですね。

●2018年10月09日(火)
☆今日のニャンコ☆

子猫ののあちゃんでうs。生後2カ月の女の子です。体重は1.4sです。1回目のワクチン接種で来院しました。当院の眠とよく似てるし、生まれたのもほぼ同時期、触った感触もよく似てます。ひょとしたら同腹なのかな?

●2018年10月06日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳のメスのワンコの手術でした。

先週、陰部からの出血で来院してきた子です。乳腺のいくつかに腫瘍もありました。エコー検査では、子宮内に液体の貯留は見られず、ワンコの元気、食欲も良かったので、「子宮蓄膿症」にはなっていませんでしたが、お薬で治療しても、また不正出血が起きる可能性もあるため、根本的な治療のために、子宮と卵巣を摘出して、乳腺腫瘍の切除手術も同時に行うことにしました。

どちらも良くやってる手術ですが、アッチコッチに腫瘍があるので、何か所が切ることになり沢山縫うので、3時間以上かかりました。

TVでスーパードクターの特集を見ると、私とあまり変わらない年齢の外科医が10時間位の手術をしてますが、どんな体力と集中力を持ってるんだろう?持ってるから、スーパーなんでしょうね。私なんて3時間でヘロヘロですわ(笑)。

●2018年10月05日(金)
☆今日のワンコ☆

振り返りながら笑っているのは、MDのマロンちゃんです。10歳の不妊済みの女の子です。体重は8kgだから大きい方ですね。今日はノミの予防で来院しました。今期の犬のノミ予防はは、滴下型のノミ駆除薬よりも飲ませるタイプの予防・駆除薬を出すことが多くなりましたね。一回の投薬で3カ月間予防できるタイプのお薬もあります。

●2018年10月03日(水)
☆今日のわんこ☆

はっさくちゃんです。体重は800gです。生後1か月位だそうです。ノミの予防で来院しました。シーズー犬かな?と思ってお尋ねしたらMixだそうです。可愛い子になるでしょうね、将来が楽しみですね。名前も可愛いし・・。

●2018年10月02日(火)
☆今日のワンコ☆

柴犬のえびすちゃんです。2か月目の男の子で体重は2.6sです。ノミの予防で来院しました。元気そうな男の子ですね。

●2018年10月01日(月)
☆今日のワンコ☆

GLのすもーちゃんです。4か月目の男の子で体重は6kgです。ワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。久々の大型犬の子犬の登場です。キリリとして賢そうです。


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