2018年03月
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●2018年03月31日(土)
☆今日のワンコ☆
星柄の洋服が良く似合っているのは、チワワのりょうちゃんです。1歳の女の子です。体重は2kgです。ワクチン接種で来院しました。以前のチワワは、頭の骨がまだ十分に発育してなくて、頭のてっぺんに骨が形成さていなくて、指で触るとぶよぶよしてる子や、水頭症っぽい子も居ましたが、最近は、ほとんどそんな子は見なくなりました。ブリーダーさんたちが、繁殖に注意してくれた結果ですね。

●2018年03月30日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日は10歳のメスのニャンコの背中に出来た腫瘍を切除しました。

昨年の暮れに背中の傷で来院してきたニャンコです。外に出る猫なので、外傷でしょうということで、化膿止めの注射を打ってお返ししました。

今年になって、また同じところに傷を作って来院しました。背中w後ろ足で掻いてるのでは?ということで、再び化膿止めの注射を打って、傷を乾かすパウダーを処方しました。

今月再び来院してきました、傷は大きくはなっていませんが、表面がジュクジュクしています。飼い主の方は、また後ろ足で掻いたのでは?と言われていますが、どうも様子がおかしいのと治りが悪いので、この部位を手術で切り取ることにしました。

腫瘍でも、表面が破れてジュクジュクするものもあるので、それを疑って、切除しました。10日後が抜糸です。うまくいくと良いなぁ〜。

●2018年03月28日(水)
☆今日のニャンコ☆

もうすぐ19歳になる当院の猫の「松」、いつもマイペースで、暖かい場所を選んでじっとくつろいでいます。ある時は、温風ヒーターの前、ある時は、私の椅子の上や膝の上、窓辺のひだまり、膝の上や椅子の上は邪魔になるので、追い出すと、何度かまた上がってきて、それも追い出すと上がってこないので、どうしたかと見ると、廊下からうらめしそうにこっちを見てます。

夜になると、私についてくるので、時々寝室に連れて行きますが、夜中に何か気配を感じて目を覚ますと、じ〜と、私の顔を頭の上から見てます。お前、長生きするのは良いけど、頼むから「化け猫」だけにはならないでくれよ!

●2018年03月27日(火)
☆膀胱結石☆

今日は10歳のオスの小型犬の膀胱結石の摘出手術でした。

血尿で来院してきた子です。エコー検査で、白いラインが見えたので、レントゲンで確認すると、小指のあたま位の大きさの結石が見つかりました。結石を取り出さないと、お薬で一旦血尿がなくなっても、また再発するのをお話して、手術で取りだすことにしました。

術前のレントゲンで再確認して、同じ大きさの結石があったので、自信をもって膀胱を切開しました。膀胱の中にあると思った石が、実は便に混ざった小石だったりしたら、大変ですからね。

写真は取り出した結石です。表面がギザギザしています。こんなものが膀胱の中にあったら、膀胱壁も傷つくから、難治性の膀胱炎になりますね。膀胱は、壁が厚くなってましたから、膀胱炎が慢性化していたのでしょう。人だったら不快なのでもっと早い段階で来院するでしょうけど、ワンコは飼い主さんが頼りですからね。

●2018年03月26日(月)
☆今日のワンコ☆

MDのパフィーちゃんです。13歳の女の子です。体重は8kgで、太ってます。今日はワクチン接種での来院ですが、時々、ヘルニアを発症して、後ろ足が不自由になりますが、そのたびに内服薬で回復してます。いつも、減量をお勧めしてますが、なかなか体重は減りません。これからも、こんな感じでやってくんでしょうねぇ〜。

●2018年03月24日(土)
☆今日のニャンコ☆

アミちゃんです。1歳の男の子です。体重は5kg、ワクチン接種で来院しました。カメラを向けられて、ビックリ!のワンショットです。

●2018年03月23日(金)
☆今日のワンコ☆

Tpのミロちゃんです。8歳の男の子で体重は8kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。ポーズが決まってますね。

●2018年03月20日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は11歳のメスの中型犬の内ももに出来た、うずらの卵大の腫瘤取りました。2年くらいまえからイボがあるのに飼い主の方は気づいていましたが、最近大きくなってきたので、手術で取り除くことにしました。

触った感じでは、下の組織に付着している面積は狭かったので、「切除はそんなに大変じゃないだろうな」と予想していましたが、予想通り、出血も少なくて、30分ほどで、手術を終えました。

良性腫瘍だと思いますが、飼い主の方が組織検査をご希望されたときのために、切除した腫瘍をホルマリンに入れて保存しますが、ホルマリンが良く浸透するように、腫瘍に割面を入れます。メスを入れると、中から、茶褐色のドロりとした液体がこぼれ出てきました。液体を分泌するタイプの腫瘍だったようで、液体が溜まってきたので、大きくなってきたのでしょう。このようなタイプの腫瘍は良性のものがほとんどですが、切除前に、液体が溜まっているのは分かりませんでしたから、術中にメスが入って、ドロリと茶褐色の液体が飛び出てきたら、ちょっと焦ったかもしれませんね。

●2018年03月19日(月)

☆今日のニャンコ☆

「吐いています、以前、ヒモ食べたことがあって、この時は内視鏡で取ってもらいました、今回も、なにか食べてるんじゃないかと思って連れてきました」と、2歳のオス猫が来院しました。異物だったら、内視鏡のある病院に行ってもらた方が良いかな?なんて考えながら、お腹を触ると、痛がってる感じで、お腹が緊張してます。お腹の下の方を触ると、カチカチに膨れてた膀胱があります。「この子、オシッコ出てますか?」

飼い主の方は今一つわかりません。トイレにオシッコの形跡はありますが、複数飼ってるので、どの子のオシッコかわかりません。多分、尿道閉塞でオシッコが出せないで、腎臓が一気に悪くなって、尿毒症状態になって吐いてるんだろうと思いました。血液検査をすると、腎機能を示す数値が跳ね上がってました。今回は異物じゃなくて、尿道閉塞でした。

麻酔をかけて尿道に管を入れますが、自分で何とかしようとしたのか、包皮が腫れてて、オチンチンが出てきません。四苦八苦しながら、知恵と技術を振り絞って、なんとか管を入れることができました。無理だったら、助っ人を呼んで、尿道を切り広げる手術をしなければならなかったから、今日の処置で、何とか治ってくれると良いですね。良くなっても、食事療法は必須ですよ!!


●2018年03月17日(土)
☆今日のニャンコ☆

スノーちゃんです。去勢手術で来院しました。片方のタマタマが下りてこずに、途中で止まっていたので、探し出して、2個とも取りましたよ。残すと、「去勢したのにマーキングや発情が治まらない!」ってことになりますからね。

●2018年03月16日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は11歳のオスの小型犬の肛門周囲腺腫の手術でした。「肛門周囲腺腫」というのは、去勢手術を受けていない中高年のオスのワンコに時々見られる腫瘍です。肛門のすぐ横に小指から親指の頭位の大きさの腫瘍が出来ます。放っておくとだんだん大きくなって、表面が破れて出血しはじめます。来院してくるのはこの時期です。

治療は手術で腫瘍を取り除いて、再発しないように去勢手術も同時に行います。去勢するだけでも、腫瘍は自然に小さくなるとも言われてますが、当院では腫瘍の切除を去勢を同時に行ってます。

手術は予定通り終了し、夕方帰宅しました。最近は、良い麻酔薬があるので、覚醒が良いので、当日に帰宅しても大丈夫になりました。以前は、鎮静薬の効果が持続するので、手術当日は夜までフラフラしてましたから、一晩預かってました。動物にとっても、飼い主にとっても、当日帰れる方が良いですからね。

●2018年03月14日(水)
☆今日のワンコ☆

ミックス犬のジョン君です。生後2か月位かな?ジョン君は、山口県の愛護センターから、現在の飼い主の方のところにやってきました。今日は健康診断で来院しました。北九州市の愛護センターも譲渡会や子犬の譲渡をやってますが、希望者が多くて、子犬を手に入れるのは難しいみたいです。子犬が欲しい人は、他県の愛護センターに問い合わせるのも一手かもしれませんね。ジョン君、どんな子に成長するのか楽しみです。個人的に好きなんですよねぇ〜、どっから見ても「雑種」のワンコが(笑)。ホワイトソックスみたいな手足が可愛いね!

●2018年03月13日(火)
☆今日のニャンコ☆

タマちゃんです。1歳の女の子で体重は3kgです。不妊手術後のワンショットです。傷を保護する当院手製のベストを着せられてます。手術を受けて2時間後くらいの状態です。この状態で夕方退院します。以前は翌日まで入院させてましたが、最近は、ほとんどの子が当日帰ります。「今夜は少しボーとして、いつもの活発さがないと思いますが、心配いりませんよ、明後日には普通に戻りますからね」と話しておくと、飼い主の方もそれほど心配しないみたいですね。

●2018年03月12日(月)
☆昨日の講習会☆

昨日は天気の良い日曜日でしたが遊びには行かないで、博多で開催されたセミナーに行ってきました。演題は「緊急疾患」でした。月一回、北九州夜間病院に出てますから、参考になりました。夜間病院は獣医師2名、看護師3名体制ですが、獣医師私一人で、スタッフ2名の当院にこんな症例が来たら大変だなぁ〜。

●2018年03月10日(土)
☆今日のニャンコ☆

クロちゃんです。7か月位の女の子です。不妊手術で来院しました。クロちゃんは、外猫なので手術の印として、耳をV字型にカットしました。

●2018年03月09日(金)
☆今日のワンコ☆

今日もTpのちぇるちゃんです。体重は1.4kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。ちぇるちゃんは1歳の女の子ですが、不妊手術を受けています。体重1kgチョイのメス犬の不妊手術ってどんな感じなんだろう?こんな小さなワンコの手術したことないから、想像できませんね(笑)

●2018年03月08日(木)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルもポコちゃんです。生後7か月目の去勢済みの男の子で、体重は2kgです。黒くて分かりづらいけど、綺麗にカットしてあって、可愛いワンコでしたよ。今日は狂犬病のワクチン接種で来院しました。

●2018年03月07日(水)
☆今日のニャンコ☆

るるちゃんです。体重3.5sの女の子で、年齢は不詳ですが、発情兆候があるので、不妊手術を受けるために来院しました。少し警戒気味ですね。

●2018年03月06日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は11歳のメスの小型犬の乳腺腫瘍の切除手術でした。乳腺2か所にしこりができてました。しこりは前からあったのですが、少しづつ大きくなってきたので、手術することにしました。

手術前の処置はいつもと同じように進みます。前足の静脈に鎮静薬や麻酔薬、術中の点滴を入れるための管を入れ、それと同時に採血をして、手術前の血液検査や、乳腺のしこりが乳がんだと、肺に転移してることもあるので、胸部レントゲンも同時に撮ります。

血液検査、レントゲン検査には異常なし、鎮静薬を腕の静脈から入れて、すこしウトウトとなったら、麻酔の導入薬を入れて眠らせて、気管にガス麻酔用の管を入れます。各種のモニターを付けて手術スタートです。

ところが、今日のワンコ、気管の入り口が見えません。「軟口蓋過長症」という、先天的な異常が、喉にあるようで、それが気管の入り口をふさいでいるので、気管に管を入れることができません。

気管に管を入れられないと、術中に呼吸の状態が悪くなった時に、対処できませんから、もしそうなったら、かなり危険な状態になります。「う〜ん、どうしよう?」。

気管に管を入れないで、マスクをかぶせて、麻酔ガスを吸わせることは出来ますが、呼吸管理が出来ないで手術するのはリスクが高すぎます。乳腺腫瘍は取ってあげた方が良いのですが、今すぐ命に係わるわけではないので、今回は、手術を見合わせることにしました。

これが、他の病気で、「いますぐに手術しないと、1週間後には生きていないかもしれない」というような病気だと、リスクを冒してでも、手術しますが、今回は延期しました。

肥満傾向のワンコで、子宮も卵巣も持ってるので、次回は手術しないといけなくなることもあるので、次回に備えて、ダイエットしてくれるようにお願いしました。次回がないと良いなぁ〜。

●2018年03月05日(月)
☆今日のニャンコ☆

ゲージの中から真剣にコッチを見てるのは、ゆめちゃんです。生後6か月の女の子です。不妊手術を受けに来院しました。綺麗な少女ですね。

●2018年03月03日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は三月三日で桃の節句ですね。そんなひな祭りの週末、猫の尻尾に出来た腫瘍の切除手術が予定に入ってました。それほど大きな腫瘍じゃないから1時間位、準備まで入れて1.5時間で終わるかな?そしたら、メス猫の不妊手術も入りました。この手術も準備まで入れて1.5時間だから、合わせて3時間、1時間の昼食時間を入れて、丁度12時から午後の診療開始の4時には余裕でおわります。

そしたら、午後一番に首を怪我した猫が来院、多分喧嘩で負った傷ですが、受傷から少し時間が経過してるみたいで、大きく傷が開いています。「こりゃ〜、縫わんと治らんなぁ〜」。

今日3頭目の猫の麻酔です。この処置が、5時半に終わると、あらま、後1時間で、本日の診療、終わりじゃないか・・。

今日は、麻酔で眠らされてる猫をよく見た一日でした。みんな、夕方帰宅しましたから、七時前は退院ラッシュでしたよ。

●2018年03月02日(金)
☆今日のニャンコ☆

洗濯用ネットに入れられているのは「おちびの介」ちゃんです。9歳の男の子で「おちびの・・」と名付けられている割には、体重は8kg近くもある巨大猫です。多分、子猫の頃は「おちび」だったんでしょうね、こんなに大きくなるとは思わなかったでしょうね。

ノルウェイジャンなどは大きくなる純粋種ですが、日本猫の雑種では、当院のベスト5位内には入りそうですよ。


●2018年03月01日(木)
ネットからの引用です。

「犬との10の約束」

1.私の一生は10〜15年くらいしかありません
ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです
私を家族に迎える前に、どうかそのことを考えて下さい

2.あなたが私に望むことを理解できるようになるまで、少し時間をください

3.私を信頼してください。 私にとって、それがいちばん大事なことなのです

4.私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい
貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう
でも...私には貴方だけしかいないのです

5.時々は私に話しかけてください。 あなたの言うことはわからなくても、 私に話しかけるあなたの声はわかるのです

6.あなたが私にどんな風に接しているか、私は決して忘れません

7.私を叩く前に思い出して下さい。私には貴方の手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど私は決して噛まないようにしていることを

8.私のことを言う事を聞かないだとか、頑固だとか、怠け者だとか叱る前に、まずは自分に問い掛けてみてください。 きちんと食事を与えてましたか?太陽の下に長く放置しておきませんでしたか? もしかすると、年をとってどこか弱っているのかもしれません

9.私が年をとってもどうか世話をして下さい。貴方も同じように年をとるのです

10.最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい
「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて言わないで欲しいのです。貴方が側にいてくれるだけで、 私にはどんなことでも安らかに受け入れられます
そして......

どうか忘れないで下さい
私が貴方を愛していることを

なんか良いなぁ〜、目がウルウルしますね。いつかあっちに行ったら、我が家の犬も含めて、看取ったヤツラに会いたいですね。川の向こうにみんながいたら嬉しいだろうなぁ〜。


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