2017年08月
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●2017年08月31日(木)
☆今日のワンコ☆

チワワのルナちゃんです。生後3か月目の女の子で体重は1.3kgです。3回目のワクチン接種で来院しました。カメラ目線ですね。

●2017年08月30日(水)
☆今日のにゃんこ☆

あずきちゃんです。生後2か月位の女の子です。虫下しの処置と健康診断で来院しました。アイラインがあるから、ご先祖にチンチラが居そうですね。

●2017年08月29日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は猫の抜歯でした。

この猫、今月の始めに来院してきましたが、凄い容貌でやってきました。外で餌をもらってる猫だそうですが、左目の下が戦い終えたボクサーみたいに腫れあがって、そこからドロドロと膿が出ていました。初めて診る子で、外猫なので、今までの経過がわからないので、口の中の悪性のガンなんてことも頭に入れておかないといけないので、この日は抗生物質の注射を打ってお返ししました。次回の来院の時に腫れが引いていたら、歯根炎が原因の腫れだと判断して、その後の処置を考えようということになりました。

10日ほどして来院してきたときは、まだ口の中からは膿の混ざったヨダレが出てましたが、腫れは引いていたのでどうするか・・、という話になり、連れてきた方が、このままじゃまた腫れたらあまりにも可哀そうだから・・、ということで、今日の、麻酔下の処置になりました。

歯根炎の原因になっていると思われる歯を含めて数本しか歯は残っていませんでしたから、サクサクと抜いて、抜歯後の穴は縫合して閉じて、未去勢だったので、去勢もして、膿の混ざったヨダレが、体のアッチコッチに付着していたので、ドライシャンプーで拭いてあげると、とても綺麗な猫になりました。

歯は全部抜歯したので、今後、歯周炎、歯根炎、口内炎が起きる心配はありません。まだ痩せてますが、治療を受け始めてから1kgほど体重が増えましたから、次回会うときは、立派な猫になってるでしょうね。室内猫にするそうですから、ヨレヨレの野良猫から二階級特進ですね。

●2017年08月28日(月)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のちび太君です。生後3か月目の男の子で体重は1.8sです。ノミの駆除で来院しました。まだ、ノミのシーズン真っ盛りですが、今年は、飲ませるタイプの駆除薬が良く出ています。以前は、首の付け根に滴下するタイプが主流でしたけど、飲ませるタイプの方が簡単ですし、おやつみたいな感じなので、ワンコが嫌がらないし、シャンプーなどの影響を受けないので、使いやすいみたいです。

●2017年08月26日(土)

☆研究会☆

昨夜は月に一回の研究会でした。この研究会も開業前から入ってますから、入会してもう30年近くになります。当初居たリーダー格の先生方はすでに亡くなり、自分の子供たちより若い先生方が入ってきています。

以前は、先輩格の先生方と同じような診療技術を身に着けたいという気持ちから、最近は、新進気鋭の若い先生たちの診療技術を知って、飼い主の方の要望を裏切らないようにしたい、という感じに変わってきました。今日の午前中も、事故で骨折した猫の手術でご紹介した病院からの帰りに、飼い主の方が立ち寄ってくださって、回復したニャンコを見せてくれました。

若い先生たちもお互いに、紹介したり、紹介されたり、難しい症例は協力しあいながら情報を共有して治療しています。以前は、近隣の先生はお互いに敵同士みたいな感じもありましたが、今はそんなことはなくなりました。これは、飼い主の方やペットに対しても良いことですね。

●2017年08月25日(金)
☆今日のニャンコ☆

子猫のみぃちゃんです。生後3か月目くらいの男の子で体重は1.2kgです。ワクチン接種で来院しました。みぃちゃんは完全室内飼育の予定なので、3種混合ワクチンを打ちました。外に出る猫や、多頭飼育の中に入る子猫は、白血病の予防ができる7種混合ワクチンんを接種しますが、7種は接種後に元気がなくなることがあるので、室内飼育で少数飼いの時は3種を打つようにしてます。

●2017年08月24日(木)
☆福間海岸☆

日中はまだ35℃近くあるけど、夕暮れは秋の気配を感じます。もうすぐ海岸のワンコとのお散歩が良い季節になりますね。

●2017年08月23日(水)

☆今日のにゃんこ☆

今日はオスの外猫とメスの外猫の去勢、不妊手術でした。

オス猫はワナに入った状態で、メスの方は、慣れているようで、洗濯用のネットに入れられて来院してきました。それぞれ、網の外から、ネットの隙間から麻酔の注射を打たれて、眠らされて、手術を受けました。夕方には、元の場所に放されることになります。

北九州市は「犬猫の殺処分ゼロ」を目指して、「人と動物の共生社会推進懇談会」の初会合を昨日開いたそうです。市民、愛護団体、獣医師で構成されています。殺処分されるのは猫がほとんどだそうですから、むやみに外猫に餌を与えないで、地域で飼っている猫には、手術を受けさせることが大切ですね。

●2017年08月22日(火)

☆今日のわんこ☆

今日は5歳の小型犬の去勢手術でした。

健康上は特に問題はないにですが、少し性格が横暴だということで、手術してみることになりました。院内では、活発で明るい子で問題なさそうなんですが、院内では、食事中に手を出すとか、おもちゃを取り上げるなんてことはしませんから、お家の中のことはよくわかりませんからね、

飼い主の方も希望してますし、将来の病気の予防にもなるので、手術を受けることになりました。

当院のポチは、嫌なことをされそうになると、歯をむきます。最初はビックリしましたが、それ以上のことはなく、ただ「イ〜」ってするだけです。「ウ〜」ってうなることもなく、咬むこともありません。ただ上唇を上げて、イ〜って顔をします。

ワンワン吠えてうるさいので、コラーて言うと、イ〜、鎖につなごうとすると、イ〜・・。ポチは疥癬で全身が皮膚病のボロボロの状態げ保護しましたから、どんな子犬時代を過ごしていたのかわかりませんが、きっと、いじめられてたでしょうから、この顔で難局を乗り切ってきたんじゃないかと考えています。そう考えると、このイ〜顔もなかなか味があるなぁ〜。

●2017年08月21日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワのロイちゃんです。2歳の去勢済みの男の子です。体重は3kgです。ワクチン接種とフィラリアの検査と予防で来院しました。飼い主の腕の中でカメラを向けられてビックリしてますね。

●2017年08月19日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は14歳の小型犬の抜歯でした。この子、左の目の下を腫らして何度か来院してきました。抗生剤の投与で腫れは引くのですが、投薬をやめてしばらくするとまた腫れるので、歯根炎が原因だろうということで、麻酔をかけて、原因になっている歯を抜くことにしました。

歯は上あごの骨に中に埋まってて、健康な歯を抜くのはたぶんとても大変だと思いますが、ほっぺが腫れるほどになってる歯根炎は、骨に埋まっている部分が化膿してますから、歯の周りを掘り下げていくと、比較的簡単に歯が脱臼しますが、歯の根っこは2=3本あるので、一本が歯根炎でも、もう一本はしっかりしているときは、歯をカットして抜きます。小さなドリルを入れて歯をカットしますが、まわりには、歯茎や舌などの柔らかい組織があるので、気を使いますね。

●2017年08月18日(金)

☆夜間病院出務☆

金曜日の夜は、北九州夜間救急病院の出務日でした。専従の先生が2名いるのですが、休みの日を我々が出ています。月に1回の出務です。

昨夜、私が診たのは、輪ゴムを耳に巻いちゃったMDでした。まだ子供さんが小さくて、悪気はなかったのですが、耳を輪ゴムで縛っちゃいました。女のお子さんでしたから、紙を縛るような感覚でやっちゃったのかもしれません。

飼い主の方が耳の異変に気付いて来院しました。輪ゴムがはまってまだ3日位らしいのですが、耳はかなり酷いことになっていました。

傷の消毒をして、化膿止めの注射を打ってお返ししましたが、明日、主治医のところに行ってもらうことになります。体の一部が縛られて血行障害を起こすと、それから下の部分が壊死しますから、治るのにかなり時間がかかります。以前勤務医をしていた20年以上前に、陰嚢を輪ゴムでしばられた中型犬が来院しました。これは、誰かの明らかないたずらでした。この子は結局、陰嚢を切除することになりました。

輪ゴムが首に食い込んでできた傷は、首の周りを縫って、良くなりました。この子も、かなり長い間、首に輪ゴムは入っているのに飼い主は気づいていませんでした。長毛種を飼っているかたは気を付けてくださいね。

●2017年08月17日(木)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのチップちゃんです。生後4か月の女の子です。ワクチン接種で来院しました。診察台の上で少し不安そうな表情で座ってますね。

●2017年08月16日(水)
☆お盆明け☆

13,14,15日と3日間休み、今日は休み明けの診察でした。

最近は、日祭日や年末年始、お盆などの休日を診察してる病院が増えて、休み明けに混みあうこともなくなりました。夜間病院を受診すると、主治医あてにFAXが入りますが、幸い、夜間病院を受診された方はいなかったようでした。

おかげで、お盆の間は、こんな光景を見ながら過ごすことができました。

お盆が明けると、海に来る方もほとんどいなくなり、またいつもの静かな海にもどります。風が涼しくなって、一番好きなシーズンです。

●2017年08月10日(木)
☆今日のワンコ☆

MDのダックちゃんです。生後半年の男の子です。フィラリア予防で来院しました。珍しい毛色ですね。種類はダップルだったっけな?

今日の午後は休診で、明日は祭日で休診、土曜日は通常診療ですが、日、月、火はお盆休みになります。最近は年中無休で日祭日も診察している病院もありますし、夜間救急病院(661−8822)も午後9時から午前2時まで診療してますので、診察をお急ぎの方はご利用ください。

●2017年08月09日(水)
☆今日のワンコ☆

チワワのすうちゃんです。1歳の男の子で体重は3kgです。フィラリアの予防で来院しました。カメラを向けられて怖かったのか、同居犬のお尻に引っ付いています。

●2017年08月08日(火)

☆今日のワンコ☆

「久しぶりに出てきたので、見てみたら、足がすごいことになっていて・・」と年齢不詳の小型犬が来院しました。全身の毛はお家で刈ってきたみたいで、坊主状態ですが、後ろ足のかかとあたりに大きな毛玉が絡んで、その下が膿んでるようで、かなり臭ってます。

皮膚が破れて痛そうですが、大人しい子なので、なんとか騙しながら、慎重にハサミを入れて、毛玉を外していきます。毛玉と皮膚の境目がはっきりしないので、慎重にやらないと、皮膚を切ってしまいそうです。通常は毛玉をカットするときはバリカンを使いますが、今日のワンコの毛玉はバリカンでは太刀打ちできませんでした。

毛玉を外すと、その下の皮膚が破れていました。この様な傷で経験があるのが、輪ゴムで縛られていいるのに気づかずにいた子や、骨折治療のために長期間ギブスがまかれていて、それを外したら、ギブスの圧迫で皮膚が破れていたという経験はありますが、毛玉が絡んだのが原因でこうなったのは、初めて診ました。

化膿止めのお薬の投薬と傷の消毒で、経過をみることになりますが、皮膚が欠損してるので、治るのには、かなり時間がかります。

飼い主の方いわく、「食事は食べに出てくるくけど、いつも押入れに奥に入ってて、なかなか捕まらなくて、久々に見てみたらこんなことになってて・・」、この久々っていうのは、どれくらいの期間だったんだろう??


●2017年08月07日(月)
☆今日のワンコ☆

MIX犬のくぅちゃんです。去勢済みの1歳の男の子です。フィラリアの検査と予防で来院しました。検査の結果、感染してないことが分かりましたから、予防薬を処方しました。今回は、ノミとダニの駆除もできるお薬を出しました。すました表情で診察台の上に座ってますね。

●2017年08月05日(土)
☆今日のにゃんこ☆

メス猫のももちゃんです。10歳の女の子です。不妊手術で来院しました。なんか、少し怒ってるみたいです(笑)。

●2017年08月04日(金)

☆今日のニャンコ☆

推定年齢5か月位のメスの保護猫が、健康診断とワクチン接種で来院しました。少し栄養失調気味ですが、食欲は旺盛で、元気も良いということです。今まで外で生活していたメス猫ですから、念のための妊娠してないかエコー検査をしました。

妊娠は(−)でしたけど、小腸が拡張して蛇行しています。紐や糸を食べてしまった猫で見る小腸に似てますが、ひも状異物を飲んだ猫は、嘔吐、食欲廃絶、元気消失などの症状が出ますが、その様な症状はありません。検査を進めます。

検便で、このニャンコ、裂頭条虫という寄生虫が感染していることが分かりました。同じ種類の条虫に瓜実条虫をいう寄生虫がよく見られます。ノミが媒介する寄生虫です。白い小さな虫が猫が居たところに落ちていたり、便の表面に付着するのに飼い主が気づいて来院してきます。

裂頭条虫というのは、蛇やカエルが媒介する寄生虫で、瓜実条虫よりずっと大きくて太くて、幅1センチ、長さは1メートルくらいまでのものもあります。これが、ひも状異物と思った小腸の病変でした。

しかし、不思議なもので、幅1センチで長さが1メートルのひもを飲んじゃったら、間違いなく上記の症状がでますが、猫は少し栄養失調気味なのを除けば、きわめて元気で、食欲も旺盛です。条虫も宿主である猫を殺しては生きていけないので、腸に詰まらないようにノラリクラリを動きながら、栄養分を横取りしてるんでしょうね。条虫が寄生している猫は栄養を横取りされてるから、負けないようにガンガン食べます。

飼い主の方には、駆虫薬(通常の瓜実条虫の数倍量)を注射したので、長い白い虫が出てくるから、ビックリしないでね、といって、猫をお返ししましたよ。


●2017年08月03日(木)
☆今日のワンコ☆

MDのカボスちゃんです。2か月目の女の子で大樹は1.6sです。1回目のワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。初めての病院でかなり困っているみたいです。

●2017年08月02日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は久々にメスの小型犬の不妊手術でした。こちらのお宅では2頭のメスの小型犬を飼っていて、1頭が1歳半、もう1頭が4歳です。先日フィラリアのお薬を取りに見えたとき、やっぱり将来のことを考えると、不妊手術をしてた方が良いので、よろしくお願いします。ということで、今日は、若い方の子の手術でした。もう1頭はお盆明けにするそうです。

この方が、当院のHPを見てるかどうかは知りませんが、ここで子宮蓄膿症や乳腺腫瘍のオペの話をかいているので、それを見て、不妊手術を受けさせる方も居るので、少しは「今日の診察室」も貢献してるようですね。

●2017年08月01日(火)

☆今日のワンコ☆

ペットの病気にも季節性があって、寒い時期は、猫の伝染病が多くて、風邪を引いた猫が来院してきます。暑い時期は、犬の皮膚病が多くて、痒い痒いとワンコが来院してきます。ノミの寄生が原因のこともありますが、それ以外でも、皮膚の弱い子や、痒みに弱い子は、自分で掻いて皮膚病を作ってしまいます。

ここ最近多いのが、お腹を壊して来院するワンコたちです。食事を変えたとか、いつもと違うものを与えたとかいうことはないのですが、お腹をこわしてしまってます。命に係わるほどではないのですが、下痢、嘔吐、食欲不振で来院してきます。今年の夏が、特に暑いので、それも原因の一つかもしれませんね。

手前みそで恐縮ですが、昨日、体がだるくて悪寒がするので熱を測ってみると37.9℃・・、夏風邪かなぁ、明日も予定があるので、悪化したら困るなぁ〜、なんて思いながら、早寝してしっかり睡眠をとったら、今朝は良くなってました。疲労から来た発熱だったようです。体力には自信があるので、睡眠時間を削ってまで遊んでましたから、体の方が悲鳴をあげてたみたいです。皆様もご自愛くださいね。


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