2017年05月
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●2017年05月31日(水)
☆院長の椅子☆

当院のニャンコ竹が私の椅子を気に入って占拠してます。2階の事務室に置いてますが、なかなか座り心地の良い椅子で、気に入ってるんですが、そこが彼女のお気に入りの場所になってます。

私が座ろうとしてもどかないので、必然的に私が彼女の邪魔にならないように浅く座ることになりますから、今一つくつろげません。

よっこいしょっと、ヤツを下して座ると、下の方から恨めしそうに見上げて、膝に上ってきて、愛情表現なんでしょうけど、すりすりと頭を押し付けてきたり、ザラザラのベロで舐められます。それもあまり気持ちいいものではないので、ヤツを後ろに追いやって、また私は浅く座るという繰り返しです。しばらくは、椅子の争奪戦が続きそうです。

●2017年05月30日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳のオスの小型犬の会陰ヘルニアの手術でした。「会陰ヘルニア」とは、去勢手術を受けていない中年のオス犬に見られる病気です。原因はまだよくわからないのですが、肛門の横にある筋肉が薄くなって、直腸が曲がってしますので、うんちが出にくくなります。曲がったところに便が溜まるので、排便時にキャンキャンと悲鳴をあげることもあり、飼い主も切なくなります。

自然に良くなることはなくて、そのままにしておくと曲がり具合がどんどん進んでいくので、症状は悪化して、膀胱まで出てくると、オシッコも出せなくなって命に係わることもあります。

薄くなった筋肉を寄せて便の道を作ってあげますが、開けてみるまで、どの筋肉が残っていて、どことどこを寄せればいいかわからないのが難点です。開けてみたら「ありゃ〜、全然筋肉ないじゃん(泣)」なんてこともあります。

今日のワンコは、発病してから早めに来院してくれたので、まだ筋肉が残っていたので、なんとか縫い合わせることが出来ました。明日退院します。スカッとウンチが出せるようになると良いですね。

●2017年05月29日(月)
☆今日のワンコ☆

楓ちゃんです。生後4〜5か月目の女の子で体重は約10kgです。虫下しのお薬で来院しました。体重を計って、お薬を処方しただけで、注射も検温もしてないんですが、そーとー不安そうな顔してますね。飼い主の方に体が傾いているよぉ〜。

●2017年05月27日(土)

☆今日のワンコたち☆

今日の午前中は狂犬病や混合ワクチンの接種、フィラリアの予防でたくさんのワンコ達がやって来ました。その中に糖尿病の治療でインシュリンを打ってる子が2頭いました。予防を兼ねて、血液検査をします。

糖尿病は、食べても痩せるとか、飲水量が多くて、たくさんオシッコをするとか、元気がない、筋肉量が落ちる、などの症状がでますが、今日のワンコたちにはそんな症状はなく、元気で過ごしているようです。血液検査をすると理想とする血糖値よりも少し高い値が出ていましたから、インシュリンの量を少し増やすことにしました。

1頭は今年の1月から、もう1頭は、3年前からインシュリンを飼い主の方に打ってもらってます。毎日2回、食後に打ってもらいいますが、旅行も含めて外出することもあるでしょうから、大変だと思います。人の糖尿病患者の方はご自分でインシュリンを打ちますが、外出するときは、注射を持参すれば良いけど、動物は自分では打てないから、必ず飼い主の方が打ってあげないといけないので、愛犬に対する愛情の深さに頭がさがりますね。私も期待にこたえられるようにしないとね。

●2017年05月26日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は11歳のメスの中型犬の後ろ足に出来た腫瘍を取りました。先日狂犬病のワクチン接種で来院した子ですが、左後ろ足の大腿部に直径4センチくらいの腫瘍ができていました。表面は赤くなって毛が抜けていました。注射針を刺して内容物を取って顕微鏡で見てみましたが、腫瘍の種類は良くわかりませんでした。

急に大きくなったそうで、このままにして置かない方が良いとお話して、今日の手術になりました。外側から手で触った感じでは、腫瘍の一部が太ももの筋肉に引っ付いている感じだったので、「少し取るのに苦労するかも?」って感じでメスを入れました。

腫瘍を下の組織から慎重に剥がしてい行きます。あまり大胆にやると、血管を傷つけていきなり出血!なんてことになるので、焦らずにゆっくりやります。我々が足の血管から採血するときに使う血管が腫瘍の真下に入り込んでいます。ここを切っちゃったら、大変ですから、この部分の処理は一番最後にすることにしました。出血させたら止めればいいのですが、止める部分が腫瘍の下に潜り込んでいますから、出血部位がわからない!!なんてことになります。

幸いに反対側からアプローチすると、血管は腫瘍直下から離れていってましたから、安全に腫瘍を切り取ることができました。メスを入れてから縫合を終えるまで2時間、当院で行う手術としては、長い部類に入ります。手術を終えると、ドッと疲れがこみあげてきます。海で遊び呆けた後の疲れとは別格で、神経がすり減った感じです。TVでスーパードクターの特集があって、私よりも年上のドクターが、10時間以上のオペをやってたりしてますが、私にはスーパーマンにしか見えません。すごいですよねぇ〜。

●2017年05月25日(木)
☆我が家のピー☆

昨日は我が家の高齢猫竹を紹介しましたが、今日は、同じく我が家の高齢犬ピーです。最近は、朝の散歩に行きのを迷うようになって、「行きたいけど、行くときついしな〜」なんて感じで、外の出入り口と庭を行ったり来たりしてます。以前は、嬉しそうに飛び跳ねて、リードを付ける時間もまどろっこしいいといういう感じだったんですけどね。

30分程度の短い距離を散歩するときは連れていきますが、帰宅すると、フルマラソンを走ったアマチュアランナーみたいになってます。こんな感じで寝てるのが一番好きみたいです。余生はのんびりとだね。

●2017年05月24日(水)
☆我が家の竹☆

姉妹猫の松が亡くなって早1か月が過ぎて、独りぼっちになった竹が懐っこくなりました。松が居るときはいつも一緒で、時々、松の顔をペロペロと舐めてやってましたが、その対象が私の手になったようで、松が居るときは、なついてきてもマイペースでしたが、最近は、良く私のそばにやってきて、私が座っている椅子の後ろに来たり、膝に上ってきたりして、私の手をペロペロやってます。猫のベロはザラザラしてて、ヨダレも引っ付くし、あまり心地いいことはないのですが、もうすぐ20歳になる猫ですし、これから先それほど長く一緒にいられるわけではないので、甘んじて、愛情を受けてやってます。今年の夏、食欲が落ちなければ、もう少し頑張れるかな?

●2017年05月23日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は夜間病院の出務日でした。私が担当したのは、急に起き上がれなくなって、目の焦点が定まらなくなった高齢犬でした。

来院したワンコを診ると、目がくるくると回って(震えて)います。眼球振とうという症状です。ワンコはバランスが取れなくなるので、仰向けになって背中を下にして、首を曲げて、キャンキャン吠えながら、クルクル回ってます。

この病気は、前庭疾患という高齢犬にたまに見られます。眼球が同じ方向に揺れているのが特徴ですが、元気だった子が突然発病しますから、ワンコも飼い主もパニックになります。原因はまだはっきりわかってないようです。

特発性前庭疾患は、発病した時が一番ひどくて、徐々に治っていきますが、ワンコはバランスが取れないので、水や食事がうまく取れないので、介護が必要になります。そこをクリアーすると、少しづつ良くなっていって、1〜2週間で普通に戻りますが、首が曲がるなどの後遺症が残ることがあります。

私が見たワンコは、症状がかなり激しくて、入院室に入れても、キャンキャン鳴きながら、ばったんばったんと暴れててる状態だったので、静脈から鎮静薬を入れて経過をみてましたが、1時間ほどで、立ち上がれるようになって、パニック状態から脱出しましたので、11時過ぎに帰りました。病気の説明をすると、飼い主の方もホッとした様子でした。

昨夜は、この子以外にも、呼吸の様子がおかしくなった猫なども来院していました。この子は、夜間専属の先生が診てました。前日は、異物を飲んだ15歳のワンコや、難産の柴犬などが来院して、すべての処置を終えたのは午前4時近くだったそうです。

●2017年05月22日(月)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのモモちゃんです。3歳の女の子で
体重は1.8kgですから小柄なTPですね。今日はワクチン接種とフィラリアの検査で来院しました。採血を終えたワンショットです。右前足に止血のためのテーピングが見えますね。検査結果は(−)でした。こんな小さな子の小さな心臓に1匹でも感染したら大変ですから、今年も予防しましょうね。

●2017年05月20日(土)
☆今日のニャンコ☆

アビシニアンのラッシーちゃんです。7か月目の男の子です。去勢手術で来院しました。ラッシーというと、我が世代は「名犬ラッシー」ほとんどの方が分からないと思うけど、白黒テレビの中に居たコリー犬のラッシー、次に来院されたときに、聞いてみよう、「ラッシー」の名前の由来を・・。

●2017年05月19日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は秋田犬の去勢手術でした。生後8か月ですから、まだ幼いのですが、体重は20kgでオスの秋田犬ですから、迫力があります。大人しい子で、飼い主の方が居る間に鎮静薬を打った方が良いかな?とも思いましたが、診察が混みあっていたこともあって、そのままお預かりしました。

診察が一段落して、大人しくしてるから、まず前足の静脈に留置針という管を入れます。暴れる子は事前に皮下注射で鎮静薬を打ちますが、この子は大人しそうだったので、鎮静薬なしで管を入れました。

大人しくしてますが、秋田犬は表情が読めないので、ちょっと不気味です。普通は、怖がっているとか、怒っているとか、ワンコの表情が大体読めるのですが、秋田犬だけは、表情をあまり変えません。いきなり「ガウッ」って来られると困るので、助手に注意を促しながら、留置針を入れて、鎮静薬、麻酔導入薬、気管挿管、ガス麻酔の順番でワンコを眠らせて予定通り手術を終えました。

夕方には、歩けるまでに麻酔が覚めましたからお家に帰りました。帰るときに飼い主の方が迎えに来ても、あまり大喜びすることなく、淡々と帰っていきました。

●2017年05月18日(木)
☆今日のわんこ☆

柴犬のとしちゃんです。生後4か月目の女の子で体重は4kgです。ワクチン接種で来院しました。女の子ですが凛々しい表情ですね。

●2017年05月17日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のミーちゃんです。生後9か月で体重は3kgです。不妊手術後のワンショットです。麻酔はほぼ覚めていますね。傷口を保護するためにネットで作って服を着せられています。

●2017年05月16日(火)
☆ちょっと休憩☆

今日の午後の手術が延期になって、時間が空いたので、Pを海に連れ出しました。毎朝、私のトレーニングを兼ねて、Pとポチを連れて1時間くらいの散歩をしますが、かなりハイペースで歩くので、登りになると、私とポチでPを引っ張って歩くような状態になります。先頭は、ポチ、真ん中が私で、そのあとを引っ張られながら歩くPという構図です。

朝、入り口のドアを開けるとPが出てこない日はポチだけ連て散歩に出発します。速足で1時間の散歩は、12歳になったPにはつらいようです。

いつも留守番ばかりだと可哀そうだから、今日は海に連れて行きました。もう水鳥を追いかけて砂浜を走り回ることはありませんが、ジャブジャブと浅瀬に入って、久々の海を楽しんでいました。

年を重ねて足が弱くなってきて、ジャンプでワゴンの後ろに飛び上がることはできなくなって、「よっこいしょっ」って後ろを持ち上げてやって荷台に乗せますが、もうしばらくは一緒に海に行けそうです。


●2017年05月15日(月)

☆今日のワンコ☆

先週の始めに、陰部から膿(悪露)の出る9歳の小型犬が来院しました。「陰部が腫れている」ということで来院してきました。陰部をなめることが多いのには飼い主が気が付いていましたが、膿までは気づかなかったようです。ワンコは元気はいつもよりないそうですが、食欲はあります。

子宮が化膿してるのは間違いありませんが、容態はそれほど悪くないようです。エコーで見ると、子宮が腫れて、内部に液体が溜まっていますが、大量ではないので「蓄膿」状態にはなってないようです。飼い主の方に病気と治療法について説明します。

蓄膿状態にはなってないので、今日明日にでも手術しないといけないという状況ではないのですが、今後容態が悪化することも考えられ、お薬で良くなっても、また同じことが起きる可能性も高いので、ワンコが元気なうちに、子宮と卵巣を取る手術をお勧めします。内服薬で様子をみることも可能です。その時は、食欲不振や元気消失などの症状が出たら、すぐに連れてきてください。

飼い主の方は、お薬による治療を選択されました。先週は、午後の手術がずっと入ってましたから、容態があまりよくなかったら、夜オペになるなぁ〜と思ってました。

その子が今日来院しました。お薬を飲み終えたそうで、少し元気が出て食事も良く食べるようになってました。エコーで子宮を見ると、溜まっていた液体が少なくなってましたから、同じお薬を処方して、今回は治療を終えることにしました。

飼い主の方には再発の可能性は十分にあるので、食欲不振、元気消失、多飲多尿などの症状が出たら、すぐに連れてきてもらうことにしました。いつか手術することになったら、あまり年齢を重ねないうちが良いなぁ〜。

●2017年05月13日(土)

☆今日のワンコたち☆

今日は、狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防で多くの方が来院しました。1年間で一番来院数が多いのが、5月から6月の土曜日で、今日は、多分、その中の1日だったと思います。

駐車場も病院の前の駐車スペースが満タンで、当院の狭い待合室には入れないので、車の中で待ってもらいましたが、近くの路上に止めて、待っててくれた方も居たみたいで、申し訳なかったです。

当院は、昨年の予防がきちんとされているワンコについては、血液検査をしないで、予防薬を出していますから、フィラリア予防薬を取りに見えたワンコ全頭を採血してるわけではないのですが、初診で病気の治療で来院した子は諸検査があるので、診察に時間がかかり、そのあとの方をお待たせすることになります。

土曜日の午前中と午後の診察開始時間の4時過ぎは混みあいますから、土曜日に来院される方は、夕方の5〜6時が比較的空いていると思います。以前、待ってる間に熱中症になっちゃった子がいましたから、夕方、涼しくなってからの来院をお勧めします。

●2017年05月12日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は体重10kgのメスのワンコの不妊手術でした。まだ発情前ですから、生後7か月位の子です。

鎮静薬、鎮痛薬、麻酔導入薬、麻酔薬という手順で麻酔前の処置が進んでいきます。ガス麻酔で眠らせて、いよいよお腹にメスが入ります。

入院室から出したり、手術台の上に上げるときにワンコを抱っこしますが、この子、月齢の割には肉付きがいいのです。皮膚にメスを入れると皮下脂肪が見えますが、やはり、普通の若いメスのワンコと比べると、皮下脂肪が多いです。

お腹の中の脂肪も多いようでした。きっと美味しいものたくさんもらてるんでしょうね。不妊手術を受けると、痩せ気味の子も太ってきますから、将来、まん丸にならないように、注意しないといけませんね。明日の夕方退院予定です。


●2017年05月11日(木)
☆今日のわんこ☆

トイ・プードルのココちゃんです。2か月目の女の子で体重はまだ800gです。一回目のワクチン接種で来院しました。見事に真っ黒ですね。気品のあるレディになりそうです。

●2017年05月10日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は9歳の小型犬の歯の治療をしました。飼い主の方は以前から口のにおいが気になっていましたが、なかなか口の中をみせてくれませんでした。

麻酔をかけてから診ると、歯石が付着して、グラついている歯もありそうです。スケーラーという器具で歯石を取って、グラついている歯は抜歯して、歯がなくなった部位の歯茎は縫合して、治療を終えました。

夕方、飼い主の方がお迎えに来て、自宅に帰りました。昨年から、覚醒が良い鎮静薬を使うようになって、夕方には、ほとんどの子は通常の状態に戻っています。同じ麻酔下の処置でも、お腹を開ける手術や、大きく切って腫瘍を切除するような手術の時は、鎮静効果の高い薬を使って、麻酔が覚めても、まだボンヤリ、ウトウトしてるようにしてます。夜見に行くと、ウトウトしてますが、「お〜ぃ、大丈夫か?」と声をかけると、尻尾だけはひらひらと振ってくれたりします。


●2017年05月09日(火)

☆今日のワンコ☆

今日はオスの小型犬の会陰ヘルニアの手術でした。会陰ヘルニアというのは、去勢手術を受けていない中高年のオスに見られる病気で、お尻の横の筋肉が薄くなるので、直腸が蛇行してしまって、便が出にくくなる病気です。

今日のワンコはまだ便が出にくいという症状はなかったのですが。肛門の横が腫れてしまって、飼い主の方が気にされて来院しました。このまま放っておいても、症状が進むだけですから、まだ排便に問題が出ないうちに手術で直腸の蛇行を元にもどしてやることにしました。

薄くなったお尻の横の筋肉を寄せ集めて縫い合わせますが、病気が進むと、縫い合わせる筋肉がなくなってるので、手術が難しくなります。今日のワンコは来院が早かったので、何とか寄せ合わせることができました。

術中に何回か、肛門から指を入れて、穴が塞がったか、糸が腸に出てきていないか調べながら手術を進めますが、直腸に入れた指で手術はできませんから、何度も手袋を変えながら手術を終えました。再発防止のために、去勢手術も同時に行いました。

この病気は昔からある病気ですが、まだ原因がはっきりしません。手術しても再発することもあるので、できれば避けて通りたい手術ですが、逃げてると、症状が徐々に進行して、結局、墓穴を掘ることになるので、早めの手術が大切です。未去勢のオス犬を飼ってるかたで「最近、排便しにくそうで、苦労しながらうんちしてるよな・・」なんてことがあったら、早めに来院してくださいね。


●2017年05月08日(月)

☆今日の診察室☆

連休明けで忙しい一日でした。

狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防で来院するかたが多いのですが、この方たちは元気な子が多いので、1年ぶりに会う子が多くて、注射だけだだったらすぐに終わるんですが、開院して25年になると来院するワンコもそこそこに年取ってるから、体重は落ちてないか?食欲はあるか?咳は大丈夫か?歯周炎は?心臓の音に問題ないか?体の表面の腫瘍は大丈夫?不妊手術をうけていない子は、乳腺に腫瘍はないか?なんか「荒さがし」してるみたいですが、病気が早めに分かれば、治療を受ければ寿命が2〜3年は伸びますから、少々待ち時間が長くなっても、許してくださいね。

平日はそんなに混んでいないので、午前は10時半くらい、午後は5時過ぎくらいだったら、当院、貸し切りになるかもしれませんよ。

●2017年05月06日(土)

☆今日の診察室☆

GWも残すとこ1日ですが、連休の中日の今日は忙しい一日でした。

皮膚病で来院する子が増えてきましたね。ノミに弱い子は、ノミの寄生が原因の皮膚病で来院してきます。以前は、全身に塗布するタイプや、首の付け根に滴下する駆除薬を使っていて、いまも使うことがありますが、昨年くらいから飲むタイプの駆除薬を使う方が増えてきました。当初は、副作用があってはいけないので、慎重に処方していましたが、全く問題ないようなので、最近は積極的にお勧めしています。

お薬はおやつタイプなので嗜好性も良くて、まだ食べないという話は聞きませんから、犬にも飼い主にも投薬のストレスがなくて、良いみたいです。月に一回の投与でノミとダニを寄せ付けません。フフィラリアの予防薬と一緒になったタイプもありりますが、両方の予防ができるので、6か月分だと価格が高くなってしまうのが難点かな?


●2017年05月01日(月)

☆GW突入☆

当院のGW中の診療はカレンダーどおりです。気候の良いこの時期は、犬や猫の病気は少ないようで、狂犬病のワクチン接種と、フィラリアの予防が主な仕事になります。梅雨が始まるとノミやダニが原因の皮膚病や、暑さで体調を崩したワンコの来院が増えてきます。

猫も、発情に関わる騒動も一段落して、この時期は去勢手術や不妊手術の依頼が少なくなります。1〜3月は、ほぼ毎日ようようにやってましたからね。気温が上がると、飲水量も増えるので、膀胱炎を起こす猫も減ってきます。

この時期は、我々も気持ちの良い季節ですが、犬や猫にとっても快適なシーズンですね。


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