2016年12月
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●2016年12月29日(木)
☆仕事納め☆

今日で当院の今年の診療は終了です。来春は4日から診察します。皆様、どうぞ良い年をお迎えください。今年最後の写真は当院の松&竹です。来年で18歳です。目指せ20歳!!

●2016年12月28日(水)
☆今日のニャンコ☆

リオちゃんです、生後2か月くらいの男の子です。健康診断とノミの駆除で来院しました。リオちゃんはマンチカンとラグドールのミックスだそうです。可愛くなりそうですね。今でも十分可愛いけどね(笑)。

●2016年12月27日(火)
☆今日のワンコ☆

ある日の午前中、診察室から外を見ると、スクーターに二人乗りした方が来院しました。「薬だけ取りにみえたのかな?、でもなんで二人で来たんだろう??」なんてこと思いながら、先に来院した方を診てました。その方の診察を終えて、次の方は、親子で中型犬を連れた方が来院しました。娘さんのワンコを、お父さんが連れてきてあげた感じです。

その方たちの診察を終えて、待合室を出ていく後姿を見ながら「あれっ、あの二人はさっきスクーターで来た方では?ワンコ、どこに乗ってきたんだろう??」と窓の外を見ると、丁度お帰りの時でした。上手に乗ってるなぁ〜、慣れてないと絶対無理ですね。 信頼関係のたまものかな?

●2016年12月26日(月)
☆今日のニャンコ☆

サスケちゃんです。2か月目の男の子です。ワクチン接種と、ノミの駆除、爪切りと盛りだくさんの処置を受けて帰りました。少しお疲れかな?


●2016年12月24日(土)
☆クリスマスイブ☆

世間はイブの土曜日で賑わってますが、当院では大変なことが・・・。

手術を含めて、ほとんどすべての私が行う処置の助手を務めてくれている、正に私の「右腕」のスタッフが、その右腕の手の甲を、トレーニング中の事故で骨折してしまいました。幸い、外科処置は必要ないようで、ギブス固定だけで良いみたいですが、全治1か月・・。

今日は、多分今年最後であろう猫の不妊、去勢手術があり、それは、何とかこなしましたが、来春早々にも、すでにワンコの不妊手術やその他諸々の処置の予約が入っています。

う〜ん、どうなることやら??なかなか、強烈なクリスマスプレゼントでした。(;´д`)トホホ・・・。

●2016年12月22日(木)
☆今日のニャンコ☆

キャリーバックの中で目をランランとして警戒顔してます。外で食事をもらってる猫です。餌でつられてつかまってしまいました。不妊手術で来院しました。この子は、手術を受け目印に耳を少しカットしました。違う人から手術を受けさせるために捕まえられることがないための免罪符ですね。

●2016年12月21日(水)

☆今日のワンコ☆

陰部から出血する9歳の雌の小型犬が来院しました。出血量が多いので、通常の発情出血とは違うみたいです。エコーで見ると、子宮が少し膨らんでいて、少量の液体の貯留があります。ワンコの元気、食欲は普通通りだそうです。

ここで、元気、食欲がないと、子宮を手術で取りましょう、という話になりますが、出血を除くと、いつもと変わらないみたいです。ワンコにお薬を処方して、2日ほど様子をみることにしました。3日後に来院していただいて、まだ出血が止まってなければ、手術することにしました。

今日、その子が来院しましたが、出血は止まっていました。エコーで見ると子宮の中の液体も見えなくなっていました。ということは、今の段階では、「手術の必要なし」と判断しました。

同じお薬を数日分処方しました。今回は大丈夫でしたが、今後、子宮が病気になる可能性がありますから、ワンコの元気や食欲に注意して、食欲が落ちたときに、「夏バテかな?」とか「年のせいかな?」、「甘えてるのかな?」なんて思わないで、早めに来院してくれるようにお願いしました。

初診の段階では3日後に手術になる可能性は70%と判断していましたから、内科治療で症状が治まってよかったです。

●2016年12月20日(火)
☆今日のワンコ☆

MDのナナちゃんです。3歳の女の子で体重は4kgです。狂犬病ワクチンの接種で来院しました。

●2016年12月19日(月)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のムーミンちゃんです、生後6か月です。去勢手術を受けに来院しました。手術前のワンショットです。神妙な顔してますね。今からわが身に何が起こるのか察したのかな??

●2016年12月17日(土)
☆今日のワンコ☆

パピヨンのアポロちゅあんです。2歳の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。アポロちゃんはアジリティ犬だそうです。活発なんでしょうね。

●2016年12月16日(金)

☆今日のニャンコ☆

膀胱に溜まった砂が原因でオシッコが出せなくなったオス猫が来院しました。膀胱炎で来院して、「まだ膀胱は縮小してるけど、ちょっと危険だなぁ〜」と思っていた猫です。翌日来院した時には、オシッコが出せなくなって、おなかを触ると、大きく拡張してパンパンになった膀胱がありました。

早く出してあげないと、命にかかわりますから、すぐに麻酔をかけて、尿道(とは言っても、砂が詰まっているから、入り口はふさがっていました)から潤滑剤などを入れながら、なんとか砂を取り除いて、オシッコが出るようにしました。詰まっていたものが取り除かれると、ビュ〜ってオシッコが噴き出します。術者がホッとする瞬間です。

膀胱のダメージが大きそうだったから、負担をかけないように、尿道に細い管を入れて、2〜3日点滴しながら、入院させることにしました。

んが!!元気になった猫は、文字通り「豹変」してしまいました。おびえて、ゲージの奥に引きこもってしまう子は居ますが、この子は、攻撃してきます。色々な処置をしようとして手を入れると、シャーシャー怒りながら、猫パンチを繰り出してきます。体に触ろうもんなら、すごい勢いでゲージの中を暴れながら襲ってきます。

とても治療できないので、入院を一日早めて、お迎えに来てもらいました。しっかり処方食を食べて、再発しないようにしないと、飼い主が同席しないと、次の治療は多分無理ですね。



●2016年12月15日(木)
☆今日のワンコ☆

チワワのムサシくんです。4歳の男の子で体重は4kgです。ノミ対策で来院しました。今年は、食べるタイプの駆除薬を使うことにしました。緊張気味の表情がかわゆいなぁ〜。

●2016年12月14日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は体重が13kgの中型犬の抜歯をしました。目の下が腫れてきた子で、その部位の奥の歯の状態を見ると、歯石が付着して、歯周炎を起こしていることがわかりました。歯周炎から歯根炎を起こして、歯の根っこの部分が化膿して、ほっぺが腫れちゃたようです。

抗生物質を処方して様子を見てましたが、あんまりスッキリしないのと、今回、内服薬で一旦治癒しても原因病巣があるので、再発することが多いので、麻酔をかけて、歯の治療(抜歯)することにしました。

原因と思われる歯をみても、それほど歯石の付着や歯周炎がひどくなかったので、「この程度の病変で頬っぺたがはれるのかなぁ?」と思って、よく見ると、歯に亀裂が入っていました。何か硬いものを咬んで歯を破損して、歯周炎の炎症病巣から菌が入って、歯根炎をおこしたのかもしれません。大きな歯でしたから、ドリルでカットして、予定通り抜歯できました。

昨夜は月に一回の研究会でしたが、歯の治療を得意分野とする先生から、硬いものを咬んで、前歯を折っちゃったワンコの症例発表がありました。人と同じで、歯髄(一般的に言われる神経)を抜いて、そこに液体を流し込んで固める治療でした。出来上がりは、折れる前と同じように治ってました。ほかの歯と同じような形にしないといけないので、先生のセンスが必要ですね。

年齢が若い時期に歯を欠損すると、出血が止まらなかったり、ほっぺが腫れるとか、犬歯を傷つけると、慢性鼻炎になったりするそうです。若い時期に、歯を丈夫にするとかいうことで、硬いもの(ひづめなんてものもありますね(';'))は与えてはいけませんよ!

●2016年12月13日(火)
☆今日のニャンコ☆

メインクーンのかりんちゃんです。4か月目の男の子で体重は2.3けgです。ワクチン接種で来院しました。メインクーンは大きくなる猫です。今でも立ち姿に気品がありますね。ワクチン接種で来院しました。

●2016年12月12日(月)

☆今日のワンコ☆

日曜日の朝、夜間病院からFAXが来ていました。土曜日の深夜、受診しました。それも2件・・。

1件は嘔吐が激しかった子、もう一件は、急にフラフラして立ち上がれなくなった子、夜間病院では、応急的な治療だけしますから、翌日にかかりつけの病院に行くように指示されます。

嘔吐の激しかった子は、翌日の午後には治まったようでした。通常から胃液を吐くことがある子なので、原因は不明ですが、急性の胃炎をおこしたのかもしれません。

神経症状の出た子は、高齢な日本犬でしたから、老齢性突発性前庭障害ではないかと診断しました。原因はよくわかりませんが、人に例えると「メニエール病」みたいな病気で、高齢犬が突然、首が傾いて立てなくなります。目が同一方向にピクピク動くのが特徴です。嘔吐することもあります。

突然発病しますから、飼い主はビックリしますが、1〜2週間で徐々に回復していきます。

夜間病院も専任の獣医師が見つかったので最近は月に一回の出務で良くなりましたが、毎晩、ドラマが繰り広げられているのでしょうね。日曜日は、東京の夜間救急動物医療センター長の先生のセミナーを山口大学で受講しましたよ。

●2016年12月10日(土)
☆今日のわんこ☆

柴犬のコロちゃんです。8歳の男の子で体重は14kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。久々に「日本男児」の登場です。

●2016年12月09日(金)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のマオちゃんです。2歳の女の子です。不妊手術を受けに来院しました。そろそろ、雌猫が発情期を迎え始めたようですね。

●2016年12月08日(木)
☆今日はお散歩☆

今日の午後は久しぶりにPと福間海岸に行きました。風もなくて暖かいビーチをのんびりと散歩して、私が文庫本読んでると、近くで海を見ていました。若いころは、海鳥を追いかけたり、散歩中のワンコに近寄って行ったりするから、なかなかゆっくり読書ができませんでしたが、11歳になって、もうそんなこともなく、傍でのんびりとくつろいでいました。遠くの夕日を見ながら、何を思ってるのかな?

●2016年12月07日(水)
☆今日のワンコ☆

今日は9歳の小型犬の歯周炎の治療と抜歯でした。

以前から口臭が気になっていた子です。体重は2kgしかありませんが、口の奥の方を見ようとしても嫌がって見せてくれませんでした。年齢的にも、健康的にも、まだ麻酔の心配はないので、この時期に歯の治療をすることにしました。

眠らせて口の中を診ると、歯茎に乗っかってるだけの歯が何本かあり、その歯の周囲の歯茎は、歯周炎をおこしていました。歯周炎が原因で、歯がグラグラになったのでしょう。歯茎が赤くはれて痛そうです。性格のいい子ですから、痛いから、見せてくれなかったのでしょう。

下あごの犬歯も少しグラついていました。このまま残そうかとも思いましたが、いつかは歯周炎が進んで、グラつきがひどくなって、あごの骨にも悪影響を及ぼすので、頑張って抜くことにしました。

上顎の奥の歯が歯根炎を起こすと、目の下が腫れたり、そこに穴が開いて膿が出たりします。犬歯が歯根炎を起こすと、くしゃみがひどくなったり、鼻血が出るようになったりします。

下の歯が歯根炎を起こすと、その部分の骨がもろくなって、硬いものを咬んだ時に、下顎を骨折することもあります。

今日のワンコの下顎の犬歯は大きかったので、無理な抜き方をして、あごの骨を傷つけたら大変なので、慎重に、時間をかけて抜きました。

残るのは、上あごの犬歯2本と、下顎の臼歯2本だけですから、今から歯磨きをしてあげたら、歯の治療は、今回が最初で最後になりますね。

●2016年12月06日(火)
☆今日のワンコ☆

ポピーちゃんです。6歳の女の子で体重は20kgです。ワクチン接種で来院しました。川に入ることがあるそうで、レプトスピラ病の予防ができる9種混合ワクチンを打ちました。明るくて、楽しそうなワンコでした。昔、どっかのレコード会社のロゴに使われたワンコに似てるような・・。日本ビクターだったかな???

●2016年12月05日(月)
☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術でした。先月、成猫で保護された猫です。人懐っこい子で、すぐ捕まえられてそうで、この時に健康診断で来院しました。お腹の毛を少し刈って手術跡がないか調べましたが、傷はなさそうでした。

今日手術を受けるために来院しました。麻酔をかけてきちんと毛を刈って手術跡があれば、中止することを持ってお話して手術の準備を始めましたが、手術跡はありませんでした。

お腹を開けると、立派な子宮と卵巣がありましたから、外にも出る猫なので、妊娠する前に手術を受けて良かったですね。

写真は、ふくちゃん、2歳の男の子で体重は15kgです。ノミの予防で来院しました。

●2016年12月03日(土)
☆今日のワンコ☆

今日は9歳の小型犬の歯の治療をしました。

歯石が付いて、歯周炎もおこしているようですが、なかなか見せてくれません。飼い主が歯を拭こうとしても、嫌がって、なかなかさせてくれないそうです。

麻酔をかけて歯を見ると、かなりの歯がぐらついていましたから、歯石を取った後は、ポンポンと抜いていきました。ほんとに「ポンポン」という感じで、抜いた後は少し出血しますから、そこを圧迫して止血しながら、次の歯を抜くという感じです。抜いた後は、縫合して、抜いた後の穴を塞ぎます。処置が終わって、残った歯は、奥歯一本と犬歯4本だけでした。自然に抜けちゃった歯もあったようです。

歯周炎が原因で歯がぐらついているわけで、歯茎は炎症をおこしていますから、痛みもあると思います。歯の治療をすると、食事も良く食べるようになって、ワンコのご機嫌も良くなるみたいです。口臭もなくなりますから、ワンコと飼い主両方にメリットがあります。

歯の治療がスムースにいったので、空いた時間に、自転車ですこし遠くの公園に行きました。銀杏の木がきれいに色づいていましたよ。

●2016年12月02日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は生後9か月の雌の小型犬の不妊手術でした。将来の子宮や卵巣の病気の予防や、乳腺腫瘍の発病防止、将来的な性格のあどけなさなど、手術のメリットをお話していましたが、飼い主の方は、なかなか手術を受けさせる決心がつかなかったようです。

その背中を押したのが、私の一言・・

「この子が10歳を過ぎて子宮の病気になったときの私の年齢は70歳を過ぎてるなぁ〜、その時に手術をしてあげられるかなぁ〜、体力や精神力が残ってるかなぁ〜??」。

「先生、今、手術を受けます、一番近い手術日、予約入れます!!」

ということで、今日の手術になりました。丁度、今日は、当院の開院24年目です。明日から25年目に入ります。体力と気力は、まだありそうですが、さすがに夜のオペは無理になりましたね。

●2016年12月00日(水)
☆今日のワンコ☆

雨の日の平尾台で保護されたアメちゃんです。保護されたときはヨレヨレでしたが、優しい飼い主さんのおかげで、こんなに可愛い子になました。今日は不妊手術後の抜糸で来院しました。ワクチンを打ってもらって、フィラリアの予防もしてもらって、不妊手術も受けました。良い人に保護してもらって、良かったね。


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