●2016年10月29日(土)
☆昨日のワンコ☆ 昨日の続きです。 腎機能を回復させて手術までもっていくために、ワンコを入院させて、静脈から点滴して、腎機能を回復させることにしました。3日の点滴で、入院時よりも、顔つきが良くなり、血液検査の数値も、まだ正常値とは言えませんが、入院時の半分くらいまで下がりました。過去のカルテを見ると、この子と同じ位の数値の子を同じ病気で手術して、元気になってますから、過去のデーターに押されて、化膿している子宮を取り除くことにしました。 麻酔をかけて、仰向けにして、手術部位を消毒してるときに、左足の付け根が膨らんでいるのに気づきました。エコーで見ると、管状のものが見えます。おなかの中の管状もものといえば、小腸、子宮、膀胱などが考えられます。鼠径ヘルニアがあって、その中に何かが入り込んでるみたいです。またまた、トラップが出現しました。 ヘルニアを注意しながら切開すると、ぐるりと回った子宮がでてきました。ヘルニアの穴を広げて、おなかの方から子宮を引っ張って、定位置にもどしてから、穴をふさぐ手術をして、それから、子宮と卵巣を摘出しました。心臓が悪いので、麻酔を心配しましたが、それ以降は何事もなく、無事に手術を終えました。 あとは、食欲が回復して、元気になってくれるのを願うばかりです。よく頑張りました!!(私?ワンコ?)。
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