2016年08月
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●2016年08月31日(水)
☆今日のワンコ☆

カメラに興味深々で近づいてきたのはココアちゃんです。7歳の男の子です。ワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。昨年までの予防が不完全だったので検査しましたが、フィラリアは感染していませんでした。今年は6月から11月まで予防薬を飲みますから、大丈夫ですね。

●2016年08月30日(火)
☆今日のニャンコ☆

ボーイちゃんです。生後3か月くらいの男の子で、体重は1.3kgです。健康診断で来院し、ノミの駆除、ワクチン接種、駆虫薬の投与をしてもらいました。これで、安心ですね。

●2016年08月29日(月)
☆うちのニャンコ☆

松と竹です。もうすぐ17歳になります。竹は水を飲む量が多くなったので半年前に血液検査をしたら、腎臓の機能が悪くなっているのがわかり、腎臓サポートというフードに切り替えました。飲水量が減って来たので腎機能を再度調べたら、正常値に戻っていました。松も一緒に血液検査を受けましたが、異状ありませんでした。

年とともに少しずつ痩せてきたけど、まだまだ元気です。私が事務室にいると、ご機嫌が良いときはドアの外からニャーニャーいって、開けてくれといって膝に上がってきます。全く知らんぷりするときもあります。マイペースばあさん猫たちです。

●2016年08月27日(土)

☆今日のニャンコ☆

「猫が帰ってきたら、口のところから血がでてました、ケンカしたのかな?」と3歳の猫が飼い主に連れられてやってきました。

確かに口から血が出てますが、「ケンカで口の中を怪我することはあまりないだけどな?」と思いながら、診察すると、下あごが右と左に分かれてグラグラしてました。

これはケンカじゃなくて、交通事故です。車かバイクにぶつかって、顔を打ったのですしょう。レントゲンを撮りましたが、あご以外には障害はなかったので、麻酔をかえて、折れたあごにワイヤーをかけて、グラグラしていた右あごと左あごをぎゅっとしばって固定しました。1か月くらいはこの状態で治るのを待つことになります。このタイプの顎の骨折が時々みます。どんなぶつかり方をすると、下あごを割っちゃうんでしょうね?

最近は室内で猫を飼う人が多くなったので、以前と比べると交通事故にあった猫を診ることが少なくなりました。悲惨な状況を診なくて済むのは、治療する側としても、ありがたいことです。


●2016年08月26日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は10歳の猫の抜歯をしました。

口から膿の混ざったヨダレが出てる猫です。そのヨダレが前足や体に付着するので、お口を中心に体全体が臭います。症状が進むと炎症をとる注射を打ってましたが、歯周炎が原因で歯茎が膿んでいますから、抜歯が効果的なのでは・・、ということで今日の処置になりました。

歯周炎や口内炎の治療のために抜歯をしますが、歯の周りに炎症があるのですが、なかなか抜くことができずに苦労することもありますが、今日のニャンコの歯は幸いに(?)歯周炎が進んでグラグラでしたから、10本抜歯しましたが、1時間足らずで終えることが出来ました。

術後もしばらくはヨダレが出ると思いますが、抜歯の傷が治ったら徐々に減ってくるでしょう。これからは快適に過ごせますね。

●2016年08月25日(木)
☆今日のワンコ☆

シュナウザーのテンちゃんです。9歳の女の子で、体重は7kgです。今日は日フィラリアのお薬で来院しました。そろそろ、子宮や卵巣の病気、乳腺腫瘍などが心配な年齢ですが、テンちゃんは、1歳の頃に不妊手術を受けているので安心ですね。

●2016年08月24日(水)

☆今日のニャンコ☆

猫の病気で案外多いのが「口内炎」です。喉の奥が赤く腫れて、ものが食べにくくなります。歯の周囲が炎症を起こして、赤く腫れる「歯周炎」も良く見られます。

痛くて食べられないし、膿が混じったヨダレが出て、それで毛づくろいをするので、前足や体がヨダレでベトベト、カピカピになって、十分に食べられないので、痩せてることが多く、病気が進むと悲惨な状態になります。

炎症を抑えるお薬を注射したり、痛み止めの内服薬を処方したり、麻酔をかけて抜歯することで、歯周炎の治療をしたりしますが、なかなか一発では良くなりません。発病は、ネコの免疫力の低下が原因では、と言われています。

この病気で来院する猫は、多頭飼育されてる子が多いようです。お家の中に、10頭とか15頭とか・・。猫族は家族単位で生活してますが、子供が一人前になったら、また新たな家族を作りますから、自然界では10頭以上で集団生活することはないでしょう。それが狭い空間だと、ネコたちにかなりのストレスがかかりそうですね。それが、免疫力の低下につながっているのかもしれません。

一般の家庭内で飼う猫の頭数は最大でも3〜4頭かなぁ〜。

●2016年08月23日(火)
☆今日のワンコ☆

診察台の上で不安そうな顔してるのはMDのはなちゃんです。3か月目の女の子です。体重は1.8kgだから大きな方かな?今日はワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。初めての病院でひげ面の先生が出てきたので、怖かったんでしょうね。

●2016年08月22日(月)
☆今日のわんこ☆

もこもこのワンちゃんは、定春くんです。4か月目の男の子です。狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。定春くんは、今年から発売されたフィラリアとノミダニの駆除が出来るタイプのお薬を処方しました。定春くんはトイプードルです。

●2016年08月20日(土)
☆今日のわんこ☆

診察台の上でうれしそうに笑っているのは、ゆきちゃんです。8歳の女の子です。狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。体重が8kgもあるので、「大きいMDだなぁ」と思ってたら、ゆきちゃんはミニチュアダックスとビーグル犬のミックスだそうです。

●2016年08月19日(金)

☆夜間病院勤務日☆

昨日の午後は休診でしたが、夜は夜間病院の出務日でした。

心不全で呼吸が苦しなった小型犬は酸素吸入が必要でした。17歳のぐったりして来院した高齢犬は、肝臓が悪くなっていましたから、すぐに点滴を開始しました。食欲がなくて陰部を気にしてたメスのニャンコは子宮蓄膿症で手術が必要でした。

後ろ足を痛がってる室内飼いの猫は、レントゲンを撮ると腰の骨に異常が見られました。ささ身ジャーキーを食べた直後具合が悪くなった小型犬は、ジャーキーが食道に詰まってるかもしれないので、造影をしましたが大丈夫でした。丸呑みした時にのどに引っ掛けたようで、その後無事に呑み込めてました。

12時直前に来院した嘔吐と下痢の小型犬は、点滴を受けて帰りました。

60代の私と30代の新進気鋭のドクターと一緒に診ましたが、新進気鋭が働いてくれたので、午前1時過ぎには帰宅できました。丁度、女子バトミントン決勝があってて、それでまた興奮したので、なかなか寝付かれず、今日は寝不足気味でしたよ。

●2016年08月18日(木)
☆今日のワンコ☆

診察台が小さく見えるほど迫力満点なのは、GLのコロンちゃんです。4歳の女の子で体重は27kgです。今年のノミ対策は内服薬を使うことにしました。体が大きいので、首に付けるフロントラインは効果が全身に行き渡るのは難しいし、スプレータイプは塗布するのが大変だし、大型犬には、ノミをやっつける成分が血液中に溶け込む内服薬が使いやすいですね。出た当初は副作用がないか少し心配しましたが、全く問題ありませんでした。

当院のワンコたちも使ってますが、お薬がチュアブルタイプでおやつみたいなのでワンコ達も喜んで食べますから、投薬が楽なのも良いですね。今後は、ノミ・ダニ対策は内服薬が主流になるかもしれませんね。

●2016年08月17日(水)

☆今日のワンコ☆

今日はフィラリアに寄生が原因でお腹に水がたまったワンコの腹水を抜きました。

フィラリアは犬の心臓に寄生するそうめんみたいな恰好の虫です。心臓の右側のお部屋に住み着きます。このお部屋は、お腹の中からの血液が肝臓を経由して戻ってくる場所ですが、ここに虫が居るので、血液が戻りにくくなります。そうなると、肝臓に血液が溜まってジワリジワリと血液の中の水分がお腹の中に漏れ出します。これが、腹水です。

今日のワンコのお腹はもうパンパンでした。臨月の雌犬のお腹より大きい位です。お腹が重たいのと、腹水で胸が圧迫されてますから、歩くここともできないようです。ワンコは横になったまま、飼い主から頭を撫でられると尾を振ってこたえてます。

腹水は3リットルも溜まってました。抜く前の体重が10kg、抜いた後は7kgでした。人に換算すると、70kgの人のお腹の中に30リットル(一升瓶16本分)の水が溜まってる計算になります。動けないはずです。

お腹の中の水がなくなったワンコは、帰りは自分で歩いて帰ってました。

水が溜まらないようにお薬を処方してますが、なかなかうまく効かなくて、この子は2か月間で4回抜いてます。こんなことにならないように、しっかり予防してあげて下さいね。今年まだ予防してない方は、今からでも間に合いますから、お薬を与えてくださいね。

●2016年08月16日(火)

☆今日のワンコたち☆

初盆ということもあって、5連休の休診になりました。夜間病院のお世話になった子が1頭居ましたが、それ以外は留守電も入ることなく、静かなお盆を過ごせました。夜間病院の方で、お盆も診察してる病院を把握する必要があったので、事前に調査しましたが、20件近くの病院が診療可でしたから、ひょっとしたら、他院のお世話になった子が居たかもしれませんね。

今日は休み前にご予約されていたワンコの、腫瘍の切除手術がありました。フィラリア陽性犬の高齢犬の麻酔だったので緊張しましたが、長期のお休みでボーとなってた脳みそがシャキッとなりましたよ。また、日々の診察が始まりますね。

●2016年08月10日(水)

☆夜間勤務☆

今夜は夜間病院の出務日でした。私が担当したのは3件、一番初めは、まだ体重が400gしかない小型犬の子犬、生後2か月位です。抱いてて落っことしちゃったそうで、歩けません。落っこちた時はかなりキャンキャン鳴いていたそうです。レントゲンを撮ると、右足を骨折していました。まだ手術できる年齢ではないし、私だったら、安静にさせて経過を見るかもしれませんと、自分なりの見解をお話しして、主治医さんのところに行ってもらうことにしました。幸いに明日は休日ですが、主治医の病院は開院してましたから、良かったです。

次は、オシッコが出てないかもという小型犬、この子はエコーで見ると膀胱は小さかったから、「大丈夫ですよ、出てますよ」ということで一件落着。

次は「吐きます」ということで来院した小型犬、この子は、以前も夜間で見たことがあります。もしや、夜間常連客か?
お話しをお伺いするとそれほど緊急性はなさそうだったので、吐き気止めの注射を打って終了しました。

お盆休みですが、今年は初盆なので明日から15日まで休診です。自宅にはいますから、急いで診察が必要な方は留守電にメッセージを入れておいてください。9時以降は夜間病院(661-8822)をご利用下さいね。私の次回の出務は来週ですから、私は居ませんけどね(*^^)v

●2016年08月09日(火)
☆今日のニャンコ☆

毎日暑い日が続いていますが、私は相変わらず週二回の海行きを熱中症になることもなく楽しんでいます。ビーチは暑いけど、海の中はそこそこに過ごしやすいですからね。波や風がなくて、サーフィンやウインドサーフィンが出来ない日は、疲れない程度に1時間位泳いでから帰ります。

サーフィンは東京大会からオリンピック種目に決まったみたいですが、ウインドサーフィンはボードセーリングというヨットの一番小さなクラスですでにオリンピック種目になってます。

オリンピックとは全く関係ないのですが、今週の日曜日海に行くと、ショップのオーナーが、「娘が雄猫拾って育ててるんだけど去勢してくれない?」ということで、海から連れ帰って、去勢手術をしました。写真は、海から連れて来られて、手術されて、入院室で呆然としてる猫です。次の私の休日まで、当院で過ごすことになりそうです。

●2016年08月08日(月)
☆今日のワンコ☆

Tpのモコちゃんです。8か月目の男の子で体重は5kgです。今日はフィラリアの予防で来院しました。今年発売された、ノミとダニとフィラリア予防が同時に出来るお薬を処方しました。当院のワンコたちにも使ってますが、昨年と比べると体を痒がることがすくなくなりました。昨年はフロントラインを使ってましたが、ひょっとしたら、散歩中にノミが付いてきてたのかもしれませんね。散歩コースには外猫が沢山いますからね。ワンコに付くノミは、そのほとんどが「猫ノミ」ですからね。

●2016年08月06日(土)
☆今日のにゃんこ☆

びっくり顔で写っているのは、オス猫のボブちゃんです。2歳の男の子です。去勢手術で来院しました。手術前のワンショットです。

●2016年08月05日(金)
☆今日のワンコ☆

太郎君です。3歳の男の子で体重は9kgです。今日は狂犬病のワクチン接種とフィラリアの検査で来院しました。久々に日本男児の登場ですね。人懐っこい良い子でしたよ。

●2016年08月04日(木)
☆今日のニャンコ☆

ティナちゃんです。生後3か月くらいの女の子で体重は1.5kgです。ワクチン接種とノミ駆除で来院しました。ノミ対策は、フロントラインのスプレーを全身にふってもらいました。手間はかかりますが、首のあたりに付けるタイプと比べると、良く効くみたいです。

●2016年08月03日(水)

☆今日のニャンコ☆

診療室内で逃がしてしまった手術予定のニャンコ、棚の隅に逃げ込んでじっとしてるのをまた興奮させないように注意しながら、バスタオルを頭にそっとかけて落ち着かせてから、麻酔の注射を一発必中で打ちました。

20分ほどすると、フラフラしながら出てきましたから、透明アクリル製の箱に入れて、麻酔ガスを流して眠らせました。まだ午前中の診療時間内ですが、外来の方が診察室に出入りするときに逃がしてはいけないので、人が入って来ないように入り口に鍵をかけてます。時間外の手術です。

手術台の上にあげて、お腹の毛を刈ってる看護師が、「センセーイ、お腹に傷がありますよ」、なんとこの子、当院で不妊手術を受けていました。多頭飼育しているご家庭で飼われている猫なので、飼い主の方も、手術を受けさせているkとを忘れていたようです。

猫はすぐに麻酔から覚ましましたが、苦労して眠らせた猫だったから、手術したかったなぁ〜。

●2016年08月02日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術が入ってました。室内猫ですが、以前、捕まえようとして逃げられて、連れて来れなった経緯があります。今回は無事に捕まりましたが、ネコは隙あらば逃げようと、目をランランとしてます。

入り口を開けて、当院のゲージに移すのは逃がしそうでとてもできそうにないので、今、ネコが入っているゲージと当院のゲージの入り口をアクリル板で仕切って、入り口どうしをくっつけてから、アクリル板を外して移し替える作戦を立てました。

ところが、一瞬のスキを突かれて、ネコを逃がしてしまいました。こうなると大変です。診察室から外には出ないような構造にしてますが、診察室内を上に下に、右に左に全力で逃げ回りますから、棚やテーブルの上のものを落とされて、甚大な被害になります。

そんなことにならないように、診察室内で逃がしたときは、知らんぷりして置くと、ネコは一番安心できる場所を探して、そこでじっとしてます。猫が落ち着いたのを見計らって、ソート近づいて、バスタオルを頭の方にかけてやって、こっちが見えないようにして一発必中で麻酔薬と鎮静薬のカクテル注射を打ちます。

必殺カクテルを打たれた猫は、しばらくすると麻酔でふらふらになってますが捕まえようとすると、ヨロヨロしながらも、まだ逃げようとします。普通でしたら、眠ってしまう量を打ってるのですが、気合が入っているのです。それでも、こんどは捕まえられますから、爪などで攻撃されないように注意しながら、アクリル製の麻酔導入箱に入れて、麻酔ガスを流して、完全に眠らせて、手術に入ります。つづく・・。

●2016年08月01日(月)
☆今日のニャンコ☆

首をつかまれて写真を撮られたのは、オス猫のじゅんちゃんです。生後3か月くらいかな?3日前に保護されて、今日はワクチン接種で来院しました。やさしい人に保護されて良かったですね。今日から立派な飼い猫に昇格です。


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