2016年07月
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●2016年07月30日(土)
☆今日のニャンコ☆

子猫のムギちゃんです。2か月くらいの女の子で体重は2kgです。今日は健康診断で来院しました。虫下しを処方しました。子猫は母猫から寄生虫をもらっていることが多いので子猫を」保護した時は、要検便ですね。

●2016年07月29日(金)
☆今日のワンコ☆

パグ犬のペコちゃんです。3か月目の女の子です。3回目のワクチン注射で来院しました。ユーモラスな表情が可愛いですね。

●2016年07月28日(木)

☆今日のワンコ☆

「先月発情があったばかりなんですが、また始まったみたいで、今回は量が多いんですが、大丈夫でしょうか?食欲や元気もいつもみたいにはなく、水ばかり飲んでいます。吐き気もあります」と5歳のメスの小型犬が来院しました。

ここまで聞くと、頭に浮かぶのは「子宮蓄膿症」ですが、「
蓄膿症にしては、発病年齢が若いなぁ」と考えながらエコーを見ると、やはり蓄膿症でした。お腹の中には膿で膨れ上がった子宮が見られました。

膿が陰部から出ていますから、お薬で様子をみることもできなくはないのですが、手術で子宮と卵巣を取り除くことがベストだとお話しました。ご家族と相談の結果、手術することになりました。

通常、この手術を受けると、その日は鎮静剤の効果もあるので、ワンコは横になってることが多いのですが、今日のワンコは麻酔の覚めが良い!術後は点滴してますが、ゲージの中をウロウロするので、点滴のラインが絡んで、すぐに止まってしまうので、目が離せません。しょっちゅう警告音が鳴ってます。

ワンコは手術翌日の午前中に退院しました。今まで当院で蓄膿症の手術を受けたワンコの中では最短の入院期間だったかもしれません。発病して早めに来院していただけたのと、発病年齢が早かったのも、早期回復の一因だったのかもしれませんね。

●2016年07月27日(水)

☆夜間病院勤務☆

昨夜は夜間病院の出務日でした、「夜間病院」というとTVの動物病院24時みたいなイメージがありますが、毎夜毎夜そんなことが起きてるわけではなく、昨夜は静かでした。

案外多いのが、「爪を切ってたら深爪しちゃって、血が止まりません」。皆さん、最初に電話されますが、夜間病院の悲しいところは、「大丈夫ですよ、来院しなくても、押さえておけば止まりますよ」と言えないことです。自分の病院だだと言えますが、夜間救急は言えません。「大丈夫かもしれませんが、ご心配でしたら、来てください」になります。

遅い時間だと、来院が12時を過ぎたら、超過料金が入ります。初診8000円、時間外4000円、処置料、化膿止めの注射・・。2万円以上になります。

ワンコの爪や毛玉を切るときは、昼間にして下さいね、待ってる方もドキドキですからね!

●2016年07月26日(火)
☆今日のわんこ☆

チワワのチョコちゃんです。1歳の女の子で体重は2kgです。狂犬病のワクチン接種とフィラリアの検査で来院しました。飼い主のお膝の上で少し不安そうですね。「注射は打たれるし、採血はされるし、もうお家に帰りたいよ」って声が聞こえてきそうです。

●2016年07月25日(月)
☆今日のにゃんこ☆

アメちゃんです。生後10か月目の男の子です。ゲージの中からにらんでいるのは、今から去勢手術を受けるからかな??

●2016年07月23日(土)
☆今日のニャンコ☆

カメラに興味深々なのは、子猫ののすけちゃんです。体重は1kgだから、生後2か月目くらいかな?のすけちゃんは1か月前に今の飼い主さんの保護されました。今日は1回目のワクチン接種での来院です。

●2016年07月22日(金)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のふくちゃんです。10歳の男の子で体重は8kgです。少し太めかな?今日はフィラリアの検査で来院しました。結果は陰性で、おやつタイプの予防薬をもらって帰りました。

●2016年07月21日(木)
☆夕焼け☆

今日の午後は休診日だったので、暑さにも負けずに福間海岸に行きました。福間海岸は夕日で有名になりましたが、日没後の空もこんなに綺麗でした。頭の上から反対側の空には星が出ていましたよ。暗くなる少し前の時間帯でした。

●2016年07月20日(水)
☆今日のワンコ☆

YKのコテツ君です。2か月目の男の子です。体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。小粒ですが、表情に、名前に負けない凛々しさを感じますね。

●2016年07月19日(火)

☆今日のワンコ☆

「朝から血便が出ています、夜にはふつうの便をしてたみたいですが、今朝から垂れ流し状態です」と、9歳のメスの小型犬が来院しました。ペットシーツに付いた便を持参してますが、確かに、臭いの強い血液が混じったような粘液状の汚物が付着しています。

こんな便をあまり見ることはないので、昨日食べたものや、ワンコの生活習慣を詳しく聞きます。散歩中に拾い食いをしないかとか、飼い主が仕事の時にワンコの世話をしている人が何かたべさせてないかとか・・・。

検便をします。ペットシーツに付着したものを調べても良かったのですが、直接新鮮な便を使おうと、ワンコのお尻のあたりを見ると、「あれっ、汚物が出てるところが違うぞ」。飼い主が下痢だと思ったものは、陰部から出ていました。下痢ではなくて、子宮からあふれ出た膿でした。

ワンコは昨日まで食欲があったそうで、来院時も私の指にかみつくくらいの元気はありましたし、血液検査も大きな異状はありませんでしたから、午後から手術して、化膿していた子宮と卵巣を取り除きました。

血が混じった臭いの強いドロドロしたものが愛犬のお尻の周りに付いていた、「下痢だ、オオゴトだ!」と思いますよね。



●2016年07月16日(土)

☆今日のワンコ☆

「嘔吐が激しくて、下痢もしている、食欲はありません」と16歳の小型犬が来院しました。他の病気で定期的に来院している子です。年齢の割には元気な子で、肉付きも毛づやも良くて、年齢より若くみえます。飼い主の方に、特に心当たりはありません。いつもと同じ物を食べていたそうです。

これくらいの年齢の子が玩具やボールなどを口にするとは考えにくいし、原因不明のまま診察を進めます。血液検査にも大きな異状はみられません。

「急性膵炎」という病気があります。脂っこいものを食べ過ぎると起こります。過去には唐揚げを食べて、この病気を発症した子を診たことがあります。嘔吐が激しくて、死亡率の高い病気です。ワンコの年齢を考えると、もしその病気だとすると、悪い経過をとるので心配です。吐き気止めの処置と点滴をして、今日はお家に帰って。もらうことにして、症状が続くようだと、入院治療になることをお伝えしました。

翌日も来院されましたが、食欲はまだありませんが、嘔吐と下痢は止まったようでしたから、昨日と同じ治療をしました。入院しなくても良さそうでした。

その翌々日にまた来院されました。「先生、昨日の便の中に小さな砂利のようなものが沢山入っていました、何でしょう??」レントゲンで確認すると、お腹の中にはありませんでした。いつ食べたのかわかりませんが、胃の中にあった砂利が、なにかの拍子に動いて、小腸に流れ込んだので、激しい症状が出たのでしょう。ここ2〜3日で食べた形跡はありませんから、お腹の中にずっとあったんでしょうね。「急性膵炎」じゃなくて良かったね。

●2016年07月14日(木)

☆今日のニャンコ☆

1か月ほど前に頭の右側を怪我した猫が来院しました。「3〜4日ぶりに帰って来た猫がこんなになってました」と来院したえました猫を診てビックリ!耳の下からほっぺにかけて化膿してて、大きく皮膚が欠損して頭の骨まで見てました。「こりゃ、ひどいなぁ」。

皮膚がない部分が大きいので、縫い合わせることが出来ませんし、膿がドロドロ出ている状態ですから、無理やり縫っても、すぐに傷が開くでししょう。

あまりにもむごい状態なので、飼い主の方は入院させたいみたいですが、1週間程度の入院で治る傷ではないし、モリモリ食べて栄養をつけるのが傷の回復には重要なので、2週間効果が持続する化膿止めの注射を打って、自宅ですごしてもらって、2週間毎に来院してもらうことにしました。猫は環境が変わると、食べなくなります。

それから一か月後、今日が3回目の注射でしたが、傷は肉が盛り上がって、10円玉位の大きさの皮膚がまだ治ってない程度まで回復しました。体重も増えていました。猫は外に出さないで、家でのんびり食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活を送っています。

猫の自然治癒量はすごいですね。完治まであと1か月くらいかな?


●2016年07月13日(水)
☆今日のニャンコ

ネットに入れられて来院したのは、オス猫のレイニちゃんです。1歳の男の子で体重は5kgです。去勢手術の相談で来院され、1週間後に手術を受けることになりました。

洗濯用のネットに入れて来院してすると、安全に診察が出来ます。怖がる子はゲージからなかなか出て来なくて、無理に引っ張り出すと、いよいよ怖がって診察ができなくなることもあります。人見知りの多い猫はネットに入れてからご来院くださいね。

●2016年07月12日(火)
☆今日のわんこ☆

チワワのちっちちゃんです。7歳の女の子で体重は5kgです。過去の予防歴がはっきりしなかったので、今日はフィラリアの検査で来院しました。結果は陰性でしたから半年分の予防薬を処方しました。

ちっちちゃんは繁殖犬だったそうです。何頭くらい子供を残したんでしょうね?御苦労さまでした。これからは、新しい飼い主の元で楽しく、のんびり過ごしてね!

●2016年07月09日(土)
☆今日のワンコ☆

ジャック・ラッセル・テリアのマシロちゃんです。2歳の女の子で体重は5kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。明るくて活発そうな女の子ですね、

●2016年07月08日(金)
☆今日のニャンコ☆

今日も子猫のこむぎちゃんです。1週間前にお友達のところからやってきました。今日は健康診断です。生後1か月なので、ワクチン接収は1か月後にしました。後ろに写っているのは,私です。年齢は60歳です。先日受けた健康診断で異常は見られませんでした(*^^)v

●2016年07月07日(木)
☆今日のニャンコ☆

子猫のムーミンちゃんです。生後1か月半くらいかな?男の子です
。保護されて健康診断で来院しました。2週間後にワクチン接種予定です。どこ見てるのかな?

●2016年07月06日(水)

☆熱中症にご注意ください☆

私はマリンスポーツをするので、一般の人よりも、海岸に居ることが多くて、少々の炎天下はなれているのですが、今日の午後、外に出ると、「暑いなぁ、信号待ちは日陰に入ろう、帽子持ってくりゃ良かったな」と言う気持ちになりました。

こんな感じは初めてなので、車の温度計を見ると、外は36度!!暑いハズです。そんな中、熱中症が疑われる高齢な猫ちゃんが来院しました。

最近は少しづつ弱ってきてましたが、今朝も少しですが食事も食べて、ウロウロしていました。

今日は風が通るように開け放して外出したのですが、帰宅すると、ネコが倒れて、口を開けてハーハーいいながら苦しそうにしていました。来院した猫は、横たわっていて、運動終えたワンコみたいな呼吸状態で、ハーハーいってました。猫を飼ってる方はわかると思いますが、ネコがハーハーいうことはまずありません。相当呼吸が苦しくなってるのがわかります。

すぐにお預かりして、点滴を入れて、ICUで管理しましたが、ネコは危険な状態でした。

人でも、高齢者は熱中症にかかりやすいそうですから、高齢な犬や猫を飼ってる方はご注意ください。直射日光下で生活する犬や猫が少なくなって暑さに慣れないので、室内で熱中症になるケースが増えています。特に短頭種を飼ってる方は、ワンコを置いて外出するときはエアコンをオンにしてくださいね。

●2016年07月05日(火)
☆今日のニャンコ☆

診察台の上でくつろいでいるのは、子猫のミミちゃんです。生後2か月目の女の子で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。良い子に育ちそうですね。

●2016年07月04日(月)
☆今日のワンコ☆

1週間前に会陰ヘルニアの手術を受けた子が傷のチェックで来院しました。出口近くで曲がってしまった直腸を周囲の筋肉に固定して、腸をまっすぐにする手術です。手術の成否は排便がスムーズかどうかにかかりますから、その後の経過が一番大切です。

少しドキドキしながら、飼い主の方にお尋ねします。「便はスムーズに出てますか?」

結果はOKでした。手術を受けて初めての便は、まだ少ししぶりましたが、その後は上手く出てるそうです。長年、愛犬がうんうんと苦しみながら排便するのを見てましたから、心地よく出せるようになって、とても嬉しそうでした。今週末に抜糸ですね。

写真は、チワワのパールちゃんです。6歳の男の子です。体重は5kg、今日はワクチン接種で来院しました。

●2016年07月02日(土)

☆今日のワンコ☆

診療終了間近に、小型犬の飼い主の方からお電話がありました。
「先ほど作りかけの餃子を床に落としたところ、うちの犬が一瞬で食べてしまいました、連れて行った方が良いですか?」。

「餃子の中身はにらや玉ねぎだと思うので、少量だから、大丈夫とは思うけど、今食べたばっかりだったら念のために吐かせたらどうですか?」ということで、来院していただきました。

吐かせる処置をして数分後、ワンコはげぽげぽ言い出して、げろっ!診察室に餃子の臭いがたちこめました。

犬や猫には玉ねぎ中毒があり、小型犬で1/8から1/4個の玉ねぎを食べると危険です。1〜2日後にオシッコが茶色くなって、犬が貧血状態になります。時間が経てば回復しますが、貧血がひどい時は、輸血が必要になることもありますから、要注意です。

同じ中毒でも、チョコレートを食べて起こるカフェイン中毒の方が危険です。死亡事故につながることもあります。

一瞬で食べた事故で、焼き鳥の串があります。酔ったお父ちゃんが、ワンコの口元に持って行ったら、パクリと食べちゃった、同じような事故でアイスの棒もありました。

食いしん坊のワンコの飼い主の方は注意してくださいね。

●2016年07月01日(金)

☆今日のワンコ☆

今日もオスの小型犬の会陰ヘルニアの手術でした。昨年の3月に右側のヘルニアの手術をした子です。その時、左側も初期のヘルニアがありましたが、まだ排便に支障がでてなかったので、去勢手術でヘルニアが進まないことを期待していましたが、現実はなかなかそう上手くは行かず、少しづつ直腸の蛇行が進行して、排便にも問題が生じてきたので、今日のオペになりました。

会陰ヘルニアは、病気の進行状態で、病変の状態が違って、手術方法も違ってきます。太ってる子、痩せてる先延ばしにしないで、早めに手術する方が、成功率が高いのは間違いありません。

今日のワンコも、1年前に経験していて、その時に左側にも病変があることをお伝えしていたので、早めに来院していただいたので、ヘルニアの穴をふさぐための筋肉が残っていたので、予定通りの時間で手術を終えました。これで、明日からは、快便快調ですよ!


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