2016年04月
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●2016年04月28日(木)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのももちゃんです。4歳の男の子です。狂犬病のワクチン接種で来院しました。

●2016年04月27日(水)

☆狂犬病集合注射☆

今日も雨の中、狂犬病の集合注射に駆り出されました。以前は、こんな天気の時は、連れてきた方もワンコも注射を打つ我々も、ビショビショになってましたが、最近は、小型犬が多いので、我々が車まで出向いて打つと、ワンコはあまり濡れなくなりました。濡れてビショビショになった子に注射を打つなんて、あまり衛生的じゃないですからね。

昨日の午前中も集合注射、夜は夜間病院の出務、今日の午後も注射と、病院を留守にすることが多い1週間でしたが、今日で集合注射は終わりです。今からは、ワクチンとフィラリア予防のシーズンに入りますね。

●2016年04月26日(火)
☆今日のニャンコ☆

ひめちゃんです。8か月目の女の子です。不妊手術で来院しました。少し警戒気味ですね。

●2016年04月25日(月)

☆狂犬病集合注射☆

今日は狂犬病の集合注射会場への出務でした。場所は、当院から1kmほどの公園です。この会場には30頭くらいのワンコが注射を受けに来ましたが、当院から近いので、ほとんどの方が顔見知りでした。

ちょっと驚いたのが、その方たちが皆知り合いで、いわゆる「犬友」という感じです。「あらぁ〜○○ちゃんもきたんだぁ〜、お久しぶりぃ」とか、「私がリード持っててあげるから、手続きすましておいで」とか、みんな仲がいいのです。

注射が終わっても、ワンコを連れて井戸端会議状態でした。一緒に行った先生が、「ここの会場、家庭的でみんな仲良しでいいですねぇ、古き良き昭和の時代みたい・・。」なんて言ってると、絶妙のタイミングで、ト〜フ〜、とラッパの音を響かせてお豆腐屋さんが車でやって来ました。

天気も良かったし、久しぶりに会えた方もいらしたし、良い午後でした(^^)/。

●2016年04月23日(土)

☆夜間病院☆

昨夜は、夜間病院の出務日でした。

異物(スポンジ、玩具、発砲スチロールなど)を食べちゃったワンコやニャンコ、心臓発作がおきた小型犬などが来院しました。私が担当したのは、心臓発作から肺水腫をおこした小型犬でした。

心臓が悪い子は、病気が進行すると、肺の血圧が上がって、肺が水を含んだスポンジのようになります。そうなると、呼吸が苦しくなるので、ワンコの状態がとても悪くなり、ハーハーと苦しそうな息をして動けなくなり、救急病院に駆け込むことになります。

肺水腫が起きるというのは、心臓病がかなり進んだ状態ですが、飼い主の方は、自分の愛犬の心臓がかなり悪くなっているのに気付いていないことが多いのです。

病気の説明をして、「この子、興奮したり吠えた後に咳き込むことはなかったですか?」とお尋ねするとほとんどの子にその症状が見られ、「すぐに良くなるのであまり気にしてませんでした」ということになります。

肺水腫を起こした子は、治療の甲斐なく悲しい結末になることも多いので、中高年のワンコ(特に小型犬)の飼い主の方は「ワンコの咳」に注意してくださいね。

●2016年04月22日(金)

☆今日のワンコ☆

フィラリアの予防薬を取りにみえる方が来院するようになりました。予防は6月からでいいのですが、狂犬病のワクチン接種で来院したのでお薬もくださいということです。

当院は、毎年きちんと予防してる方は、血液検査なしで予防薬を処方していますが、10歳以上のワンコや飼い主の方が希望されるときは、健康診断のための血液検査をお勧めしています。

今日来院した子も、血液検査の結果、腎機能を示す数値が少し高いことがわかりましたから、高たんぱくな食事を控えてもらうことにしました。このままの食事内容だと、腎臓に負担をかけそうでした。

一見健康に見えますが、動物が症状を出すときは、かなり病気が進行していることが多いので、早めの健康チェックが大切ですね。特に美食の子は要注意です。可愛がりすぎて、病気にさせないでくださいね。

●2016年04月21日(木)
☆今日のワンコ☆

マルチーズのチビちゃんです。2か月目も男の子で体重は1.3kgです。1回目のワクチン接種で来院しました。当院では久々のマルチーズの子犬です。毛が白くてふわふわで可愛いですね。

●2016年04月20日(水)
☆今日のニャンコ☆

雌猫のミーコちゃんです。1歳の女の子です。避妊手術3時間後のワンショットです。体には傷を保護するのと、自分で舐めないようにネットが着せられています。手術の時は、鎮静薬、麻酔導入薬、麻酔薬を順番に使って猫を眠らせますが、手術が終わったら、覚醒薬(覚せい剤ではありませんよ)を使いますから、短時間で麻酔が覚め、3時間後にはこんな感じになってます。その薬のおかげで、猫の去勢、避妊手術は、ほとんどの子が当日退院できるようになりました。ストレスがかかりませんから、自宅でゆっくり静養した方が、回復が早いと思います。

明日から八幡東区の狂犬病の集合注射が始まります。土日を除いて連日の出務になりますから、来院される方は、お電話でご確認くださいね。明日は午前中の出務なので、1日休診になります。

●2016年04月19日(火)

☆今日のワンコ☆

食欲不振の大型犬が2頭来院しました。1頭は初めての来院、2頭目は2回目の来院です。年齢は10歳前後ですから、大型犬ではそろそろ老年期に入るくらいの年齢です。

食欲不振の原因を探るために、血液検査をすると、2頭と肝臓の機能を示す数値が上昇していました。肝臓が悪いみたいです。その後、エコー検査で肝臓を見ると、肝腫瘍があることがわかりました。

肝腫瘍の積極的な治療は、外科手術ですが、誰でも簡単にできる手術ではないし、腫瘍が出来ている場所や大きさなどで、手術できないことも多々あります。飼い主の方のご希望があれば、小倉南区に肝臓外科の得意な先生がいるので、そこをご紹介することになりますが、あまり痛いおもいをさせたくないという方もいるので、そんな方には、当院でサプリメントなどをお出しして、体に負担のない治療をすることもあります。

肝臓や脾臓の腫瘍は、手術で完治することもありますし、悪いところを切り取っても、数か月後に他の部位に転移再発することもあります。主治医と飼い主の方とのコミュニケーションが大切になりますね。

●2016年04月18日(月)

☆震災☆

熊本の震災の避難所の報道を見ると、家族と一緒に避難している小型犬が写ってました。まだ災害が収束してないし、水や食料などが不足しているみたいだし、道路は寸断されてるから、物資も行き渡らないから、救援物資は人が優先ですが、ペットたちが避難所で、不安で不自由な生活を強いられている方々の、心のよりどころになってるんだろうなと思います。

北九州獣医師会も被災したペットたちの受け入れ準備をしています。V−MATという災害時に対応する獣医師の組織もできてますから、もう少し状況が落ち着いたら、我々が被災地のお役に立てる時期がくるかもしれません。水や食料が不足がちで、負傷したり持病が悪化して体調を崩した動物たちがいると思いますが、なんとか飼い主の方と一緒にいて欲しいですね。

●2016年04月15日(金)

☆今日のニャンコたち☆

昨日の夜、地震がありましたね。幸い、北九州地区は災害が出るほどの揺れはなく、余震もなかったので、我々は落ち着いていましたが、動物たちはそうでもなかったようです。

地震が治まった後も、パニック状態が続いたワンコが来院しました。とても怖かったようで、一晩中お庭から飛び出そうとブロック塀に飛び上がり続けた結果、後ろ足の爪をはがしてしまって、お庭が血だらけになったそうです。来院したワンコの後ろ足の爪をみると、数本が血管が入っている部分まで削れたので、出血したようです。

地震の後、そわそわと落ち着かなく、一晩眠れなかった猫も来院しました。猫が眠らないので、飼い主の方も寝不足になってました。

動物たちは、自然災害には敏感ですね。我が家の犬たちは大丈夫でしが・・。

明日は、上京する用事が出来たので、休診になります。狂犬病のワクチン接種で来院される方がいると思います。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

●2016年04月14日(木)
☆今日のワンコ☆

パグ犬の裕太くんです。生後3か月目の男の子です。体重は2kg、今日はワクチン接種で来院しました。ユーモラスなお顔が可愛いですね。

●2016年04月13日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日は雄猫の去勢手術と雌猫の不妊手術でした。猫の発情期も一段落したみたいで、春先と比べると、少し落ち着いてきました。最近は、狂犬病のワクチン接種で来院するワンコがポツポツと来院しています。

夜は北九州臨床研究会でした。新進気鋭の30代から40代の先生が症例を発表されますが、腫瘍(ガン)の治療の発表が多いですね。私が開業した20年前は、まだ伝染病やフィラリア症が多くて、感染病の治療が主で、病気の診断も治療も分かり易かったのですが、最近は飼い主の方が予防するようになったので、感染病がなくなって、ガンを含めて成人病(成犬病?)を治療することが多くなって、診断や治療が難しくなりましたね。

以前は、「腫瘍ですね、悪性が疑われます」と言うと、「もう、寿命ですね」と治療を希望されない方が多かったのですが、最近は、QRLが維持できるのであれば、積極的な治療を望む方が増えました。病気も時代とともに変わっていきます。私も乗り遅れないようにしなくっちゃね!!

●2016年04月12日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は膀胱炎でオシッコが出せなくなったオス猫が来院しました。

膀胱の中に砂が溜まる病気で、その砂が尿道に詰まるので、オシッコが出せなくなります。昔から(多分、ネコがキャットフードを食べる様になってから・・)ある病気で、ネコの体質や、食事内容が砂が出来る要因と言われています。

猫を麻酔で眠らせて、オチンチンの先から細い管を入れて、潤滑剤を尿道に流して、詰まっているものを洗い流して、尿道を開通させます。再発防止には、食事の種類を、尿石予防のできるものに変えないといけません。

今日のニャンコは、1年半前にも、同じ病気で来院し、同じ処置を受けました。こおお宅は複数の猫を飼っていますが、同居猫2頭も、同じ病気で来院したことがあります。

こんどこそ、療養食に変えてくれないかなぁ〜。


●2016年04月11日(月)
☆今日のニャンコ☆

フクちゃんです。2歳の男の子で体重は4kgです。ワクチン接種で来院しました。鼻の横の模様がトレードマークですね。

●2016年04月09日(土)
☆今日のニャンコ☆

「隙あれば逃げるぞ!」って顔で写真に納まったのは、マルちゃん、3歳の女の子です。ワクチン接種で来院しました。マルちゃんは外に出ることがあるので白血病やクラミジア症の予防ができる7種混合ワクチンを打ってもらいました。

●2016年04月08日(金)

☆ジュラシック・パーク☆

昨日の木曜日は午後休診で、天気が悪かったので、いつもの海には行かないで、街に映画を見に行きました。見た映画はジュラシック・パーク、CGの技術が進んで、出てくる恐竜たちがリアルで、戦って傷ついた姿を見ると「パーク内に診療所はあるのかなぁ、治療大変だろうなぁ」とか、麻酔銃を使うシーンでは、「30トンの体重だと、いつも使ってる麻酔薬はどのくらいの量がいるんだろう?」なんて思っている自分に、苦笑いしながら見てましたよ。

映画を見終わって、夕食を食べて、夜は夜間病院で勤務でした。映画館で体と頭を休められたので、元気に仕事できました。

●2016年04月07日(木)
☆今日のニャンコ☆

外猫のニャンコです。年齢、名前は不詳です。今日は不妊手術で来院しました。外猫と言っても、ゲージのドアを開けても逃げようとしないので、人慣れしてるようです。お世話してる方を信頼してるのでしょうね。

●2016年04月06日(水)
☆お花見U☆

芝生の桜の花びらの上を2頭が走っています。2頭とも嬉しそうです。Pが笑ってますね。

●2016年04月05日(火)
☆お花見☆

今日の午後は外猫の不妊手術の予定でしたが、うまく捕まらなかったとのことで中止になったので、ワンコを連れて近くの公園にお花見でした。桜はそろそろ散り始めていますし、明日から天気が崩れる予報なので、今年最後のお花見です。

彼らが見つめているのは、私のお弁当です。彼らにとっては「花より団子」ですな。

●2016年04月04日(月)

☆今日のワンコ☆

先週、会陰ヘルニアの手術を受けたワンコが術後の経過を確認に来院しました。お尻の横の傷を診ると、「ありゃ、自分で抜糸してる」。

種類はミニチュア・ダックスですが、この犬種、胴が長くて、鼻も長いので、通常のエリザベスカラーだと、鼻が出てしまって、傷に口が届きます。手術を終えて麻酔から覚めて、すこししっかりしてくると、つけていたダックス専用のカラーだと舐めそうだったので、少し大きなものに付け替えていたのですが、まだ小さすぎたみたいです。

あまり大きなものを付けると、飼い主の方は、「これじゃぁ、ごはんが食べられないかも?」と心配されるので、遠慮気味につけたのが、悪かったみたいです。

幸い、傷が開いているのは表面だけですから、縫い直す必要はありませんし、予定通り抜糸できると思いますが、ひょっとしたら、抜糸後もしばらく、カラーを付ける必要があるかもしれません。ダックスの術後は要注意ですね。

●2016年04月02日(土)
☆今日のニャンコ☆

ゲージの中からカメラを興味深々で見ているのは、ハナちゃん、8か月目の女の子です。不妊手術を受けに来院しました。麻酔前のワンショットです。この先、自分の身に何が起きるかは知る由もありません(^_-)-☆

●2016年04月01日(金)

☆今日のワンコ☆

今日から4月ですね、狂犬病の注射が始まり、ワクチン接種でワンコたちが来院しました。狂犬病は哺乳類一般の病気で、人は犬やアライグマ、吸血コウモリなどから咬まれて感染します。

狂犬病に感染すると、ウイルスが脳に入り込んで、ケイレンや昏睡状態になって死亡しますから、人は安楽死が出来ないので、悲惨な状況になります。発病して個室に閉じ込められて、暴れまわるのでベッドに縛り付けられてるワクチン接種啓蒙用のビデオを見ましたが、シーンがあまりにもショッキングなので、見れるのは、医師や獣医師などの医療関係者に限られていました。

狂犬病がない国は限られているので、海外旅行中に犬にかまれたときはすぐにワクチン接種しないと発病してしまいます。ワクチンは複数回接種しないといけません。

狂犬病の発生国であるアメリカ、中国、ロシアなどからは毎日たくさんの船が寄港してますから、コンテナなどに紛れて、ウイルスを保有したネズミなどが国内に侵入する危険性はあると思うので、愛犬にはぜひ接種してくださいね。


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