2015年11月
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●2015年11月27日(金)
☆今日のニャンコ☆

ケンタくんです。7か月目の男の子で体重はすでに3.3kgです。今日は去勢手術で来院しました。大きくなりそうですね。

明日は親戚の結婚式で1日休診します。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

●2015年11月26日(木)

☆今夜は当番☆

今夜は夜間病院の出務日でした。天気が悪くて寒いので「今日は来院少なくて静かかも・・・」と思っていたら、同居犬どうしがケンカして、目を怪我した小型犬、やはり同居犬どうしでおやつ(歯磨きガム)を取り合って、大きな塊の飲みこんじゃったワンコ、子供さんを遊んでいた小型犬を誤って踏んじゃって足を引きずった小型犬などが来院しました。

目を怪我した子と、ガムを飲みこんだ子は、麻酔下の処置になりました。助っ人にも連絡して、出務獣医2名、助っ人獣医2名、看護師3名で治療にあたりました。

深夜の仕事は大変だけど、不安いっぱいの顔で来院した飼い主が、帰るときはホッとした顔で帰っていきます。私はいつもは一人で仕事してますから、チームで仕事をするのも充実感ありますね。

●2015年11月25日(水)

☆今。日のワンコ☆

今日は10歳の小型犬の抜歯と歯石の処置をしました。

今月の始めに右の眼の下を腫らせて来院したワンコです。歯石がかなり付着していましたから、右の奥歯の歯根炎が原因だろうと化膿止めのお薬を処方して、根本的に治療するには抜歯した方が良いとお話していました。

投薬で腫れがひいたので今日の処置になりました。麻酔をかけて、歯根炎の原因になったと思われる歯を含めて、全部で13本の歯を抜きました。顎の大きさ比べて歯の大きなワンコで、その歯を抜歯すると大きな穴が開いたので、歯茎を少し切開して、それを使って穴をふさぐように縫いました。

処置の終わったワンコは、口の中の衛生状態が良くなって、飼い主が悩まされていた口臭も激減しました。これから、ワンコも飼い主も快適になることでしょうね。歯の治療をすると、ワンコのご機嫌も良くなりますよ。

●2015年11月24日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は10歳の雌猫のお腹に出来た腫瘍の切除手術でした。腫瘍は2か所にありました。

雌猫のお腹に出来る腫瘍で一番多いのは乳腺腫瘍です。不妊手術を受けていない中高年の雌猫にみられ、そのほとんどが「乳がん」で、再発や転移が多いのが特徴です。今日のニャンコは不妊手術を受けていましたが、成猫になってから受けたようです。乳腺腫瘍は、生後半年くらいで、まだ大人になり切っていない時期に受けると、発病率はほとんど0%と言われています。

今日のニャンコは、術前にお腹の毛をかると、左右の乳腺に怪しげなところ(指で触ると小さなぶつぶつを感じる)があったので、予定よりは大きく切除することにしました。再発して再手術をするよりは、今回の手術一回で済ませようと考えました。

手術時間が伸びて、傷が大きくなりましたが、治るまでの時間は、傷の大きさに関係ありません。腫瘍の種類は病理検査に出さないとわかりませんね。

今、毎日の様に猫の去勢や不妊手術があります。若い雌猫を飼っている方は、将来のことを考えて、早めに手術を受けてくださいね。

●2015年11月21日(土)
☆還暦旅行☆

還暦旅行で高校の同級生と行った別府の街は、猫が多くて、石畳の上にも猫の足跡、これをたどって行くと、別府路地裏巡りが出来ました。小さいもので、貼ってある間隔が短いので迷うこともなくて、可愛いし、良いアイデアですね。

●2015年11月20日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日も猫の不妊手術と去勢手術でした。今日の猫たちは外で飼われている猫です。

オスの方は、お世話している方には慣れているようで、外で捕まえられて、ゲージに入れられて来院しました。メスの方は慣れてないので、トラップ(わな)に入った状態で来院しました。網で出来たゲージの中に餌を入れて、猫が中に入って餌を引っ張ると入り口がバタンと閉まるようになってます。この状態で網の外から麻酔の注射を打って、ある程度眠らせてから、ゲージをビニールで包んで麻酔ガスを流して猫を眠らせます。

ゲージに入ったオス猫は、当院の網成のゲージに移し替えますが、猫は一瞬のスキをついて脱走しました。診察室から外には出れないのですが、猫はそこら中を走って逃げるので、棚の薬などを蹴落としながら走り回るので大変なことになりますが、今日は連れてきた方は気合一発で捕まえてくれましたので、なんとか3人がかりでゲージに入れることができました。

手術を受けた猫たちは、今晩はゲージの中で過ごして、明日の朝、いつもの場所に放されます。

明日の午後は、高校の同級生たちと「還暦記念旅行」があるので、半日休診になります。皆は午前中に貸し切りバスで出発しますが、私は午前中は仕事して、午後から車で追っかけます。来週の土曜日は姪の結婚式で1日休診です。ご迷惑をおかけします。よろしくお願いします。

●2015年11月19日(木)
☆今日のニャンコ☆

ゲージの中からにらんでいるのは、雌猫のうづきちゃんです。生後半年です。不妊手術目のワンショットです。


●2015年11月18日(水)
☆今日のニャンコ☆

今日は雌猫の不妊手術でした。今年の春に生まれた子で体重は2kgちょっとです。まだ成猫にはなってませんが、発情前に手術を済ませた方が良いので、今日のオペになりました。

この時期に手術すると、まだ子宮や卵巣が小さいので小さい傷口で済みますし、猫の負担も少なくて、術後の回復が良いみたいです。

今年は12月に麻酔係が4日ほど不在なので、通常の12月よりも手術日が少なくなりますから、年内に猫の不妊、去勢手術を予定されて方は早めに予約を入れてくださいね。

写真は、生後3か月の雌猫のららちゃんです。ワクチン接種で来院しました。体重は1.2kgです。この子は来年早々の手術かな?

●2015年11月17日(火)
☆今日のニャンコ☆

ネネちゃんです。若く見えますが、14歳の女の子です。今日は爪切りで来院しました。

猫は年を取ると巻き爪になることがあります。気が付かないでそのままにしておくと、爪がぐるりと回って、肉球に刺さっちゃいます。爪をカットして抜きますが、猫は痛いので大変です。

以前、前足の4本の巻き爪がみんな刺さって、抜いた後出血してなかなか大変だったことがありますから、高齢ネコの飼い主の方は、時々チェックしてくださいね。

●2015年11月16日(月)
☆今日のワンコ☆

Tpのチョコちゃんです。1歳の女の子です。ワクチン接種と不妊手術のご相談で来院しました。ピンクの洋服が可愛いですね。

●2015年11月14日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は雄猫の去勢手術でした。今年の秋は、初診で保護された子猫の来院が多く、その子たちが不妊や去勢手術を受ける時期になってきました。 初診で来院した子は診察券用の写真を撮りますが。10月はワンコは3頭だけで、後は猫ばっかり・・。今週の午後の手術も猫の不妊や去勢の手術ばかりでした。この傾向はまだまだ続きそうなので、年内に手術を予定してる方は、早めにご予約くださいね。

●2015年11月13日(金)
☆今日のニャンコ☆

ヒメちゃんです。2か月目の女の子で体重はまだ800gです。今日は健康診断と1回目のワクチン接種で来院しました。

●2015年11月12日(木)
☆街はクリスマス?☆

今日の午後は休診でしたから、夕方に街に出てみました。小倉の街はイルミネーションが点灯して、少しクリスマスの雰囲気でした。12月になると、もっと綺麗に電飾されるんでしょうね。

●2015年11月11日(水)
☆今日のニャンコ☆

ピノちゃんです。生後半年の男の子です。去勢手術を受けに来院しました。鎮静剤を打たれる前のワンショットです。身に危険を感じているようです。

●2015年11月10日(火)

☆今日のニャンコ☆

尿道閉塞をおこした雄猫が無事に退院しました。

膀胱内に溜まった砂が原因で膀胱炎を起こして、膀胱内の血液と砂が混ざって、それが尿道を詰まらせてしまう病気です。大食漢の室内猫で肥満傾向の中年ネコに見られます。猫はオシッコが出せないので、何度もトイレに入り、気持ちが悪いのか、自分で何とかしようとしてるのか、オチンチンを盛んに舐めます。オシッコが出せないので尿毒症になって、処置が遅れるを死亡します。

猫に麻酔かけて細い管を使って尿道を開通させて、症状に応じて1〜3日間、管を入れっぱなしにして排尿させます。今日のニャンコは、処置した時は血尿してまが、その後の経過が良く、順調に綺麗なオシッコが出たので退院できました。再発防止には食事療法と体重のコントロールが必要です。

●2015年11月09日(月)
☆外猫の退院☆

避妊手術を受けて外猫が帰ります。餌に釣られて捕獲されて来た猫ですから、麻酔が覚める前にゲージに入れて、そのまま元の場所で放されます。ポチは猫との別れを惜しんでいるわけではなくて。興味深々で中をのぞいてるだけです。猫はゲージの奥で目をランランとして警戒しています。


●2015年11月07日(土)
☆今日のワンコ☆

パピヨンのミカンちゃんです。6歳の女の子です。今日は狂犬病のワクチンを打たれて、爪も切られて、少しご機嫌悪そうですね。

●2015年11月06日(金)
☆今日のニャンコ☆

動物の病気には季節性のあるものがあります。犬の皮膚病や心疾患は夏に悪化するものが多く、冬は猫のウイルス性の感染病が流行しますし、猫が発情期を迎える新春は、怪我や事故で来院する猫が増えます。そして今の時期は、猫の泌尿器系の病気が出る時期です。夏と比べて、飲水量が減少するのが原因では?言われています。

単純な膀胱炎だとそれほどオオゴトにはならないのですが、膀胱の中に溜まった細かい砂が雄猫の尿道に詰まると、オシッコがだせなくなってオオゴトになります。

今日はそんな症状の雄猫が2頭来院しました。両方とも過去にその病気になったことがあります。きちんと食事療法を続けていると再発は少ないのですが、「のど元過ぎればなんとか」でもう大丈夫だと思って、食事療法をやめちゃったり、多頭飼育で、食事管理が難しいと再発します。

1頭は、ペニスの先をマッサージすると、詰まっていた砂の塊(とは言っても小さなものですが・)、が取れて、ビューと勢いよくでたので、少し様子を見ることにしましたが、もう1頭は、今回細い管を入れてオシッコを出せても再発する可能性が高そうなので、明日尿道を広げる手術を受けることにしました。

さて、猫泌尿器症候群というこの病気、今季は何頭来るのかな?大変だから、少ないと良いなぁ〜。

●2015年11月05日(木)

☆夜間病院☆

昨日は夜間救急病院の出務日でした。獣医師2名で出務します。来院数が多い時は7〜8件、平均で3〜4件の来院がありますが、診察のする順番は若い方の先生が「じゃあ、私が先に行きます」という感じで行くことが多いようです。私は出務獣医師の中では高齢な方というか、私より年上はほとんど居ないので、一晩に診察する件数は少ない方です。

昨夜来院したのは、主治医は私の患者さんでしたから、若い方が先というわけにもいかず、せっせと働きました。私が出務するときは、他の先生も気を使ってくれて、ボランティアで出てきてくれる先生も居て、採血や点滴をしてくれるので助かります。

自分の病院での急患の来院は月に1〜2件程度で、あとはワクチン接種や、皮膚病、外耳炎の治療、不妊手術、各種予防をしてるので、すべて急患が来院する夜間病院に出務する日は毎回プレッシャーを簡感じますねぇ。

●2015年11月04日(水)

☆今日のわんこ☆

8歳の小型犬の歯石の除去と抜歯をしました。先日口臭の相談で来院したワンコですが、歯周炎が原因で麻酔下の処置をお勧めしていました。歯周炎が進んだ子は、歯が痛いので、口の中をなかなか見せてくれませんが、かなりグラついている歯がありそうでした。

麻酔をかけて診ると、予想通り奥の方は歯がグラグラで、少し歯根を緩めてやると簡単に抜けました。最近、ワンコの歯の処置が多いのですが、歯周炎や歯根炎で歯茎が炎症をおこしていたり、歯根炎でほっぺが腫れて化膿したり、犬歯の歯根炎で、いつも青バナが出て居たりしていて、「ワンコは痛くて不快だったろうなぁ」と思います

いつも膿の混ざった唾液を飲んでいるわけですから、内臓にも悪影響を与えます。ワンコの口臭が気になる方は、麻酔がまだ安全にかけられる年齢のうちに、来院してくださいね。口の中の環境が良くなると、口臭も気にならなくなりますし、ワンコのご機嫌も良くなりますよ。

●2015年11月02日(月)
☆Pとポチ☆

休んでいるPにポチがちょっかいを出しています。ポチの顔がいたずら坊主顔になってます。母親に甘えてるようにも見えますが、Pは迷惑そうです。う〜って唸ってみたり、キャンと悲鳴をあげてみたりしますが、全然効きません。ポチは去勢手術を受けているので性格が幼いままなので、この関係がずーっと続くかもしれませんね。


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