●2015年09月30日(水)
☆今日のニャンコ☆ 今日は食欲不振の猫に経鼻カテーテルを入れました。 慢性的な病気で食欲がなくなりました。皮下点滴と流動食の強制給餌で栄養を補給していましたが、体調の悪化とともに、注射器で強制的に口から食事を入れられるのを嫌がるようになりました。 幸いに嘔吐はありませんでしたし、飼い主の方のなんとか栄養をつけてあげたいというご希望もあり、鼻から細い管を胃の入り口まで入れて、それを使って流動食を与えることにしました。 管に局所麻酔薬を塗って入れますが、それほど猫は嫌がることなく、スルスルと入れさせてくれました。造影剤を入れて丁度良い位置に入っているのを確認して、管を頭と鼻の横に固定しました。 これからは、この管を使って飼い主の方が流動食を与えることになります。上手くいくと良いですね。
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