●2015年06月16日(火)
★今日のワンコ★ 今日は1歳半の雌の柴犬の不妊手術でした。体重は13kgで、少し太めです。予想通り、皮下やお腹の中には脂肪が多く、卵巣が脂肪に包まれていて、引っ張り出して切除するのに少し苦労しました。 以前は、雌犬の不妊手術は体が成熟する1歳前後が推奨されていましたが、最近は4〜5か月の手術が勧められています。この時期はまだ脂肪も少なくて手術がやりやすく、術後のワンコの回復が早いようです。諸外国の文献でも、早期の不妊手術が,1歳前後の手術と比べても、デメリットはないと報告されています。 成犬時の体重が2kg以下の小型犬はもう少し遅くても良いと思いますが、それ以上のワンコは、生後5か月くらいの手術をおすすめします。大型犬はもっと早くても良いですよ。
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