2015年06月
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●2015年06月30日(火)
★今日のニャンコ★

子猫のぽちちゃんです。生後2か月位の女の子です。体重はまだ1kgです。今日は1回目のワクチン接種で来院しました。女の子の子猫の名前が、我が家の雄犬と同じ名前ですね(*^^)v

●2015年06月29日(月)
★今日のワンコ★

「硬いおやつをあげたら、なんか口がおかしくなりました。どっかに引っかかってないですか?」と13歳の小型犬が来院しました。診察すると確かに何か変な感じです。口がうまく閉じられないようです。下あごが曲がってる感じもします。「硬いものだそうだけどなんなんだろう?まさか、顎の骨折ってないよな?」なんて心配しながら、嫌がるワンコの口の中を調べます。

おやつは引っかかってないようですが、左奥の上あごの臼歯が変な感じです。鉗子で押してみるとぐらついているようです。どうもこの歯が下の歯と干渉して口が閉じられなくなってるみたいなので、抜歯鉗子で外側に引っ張ってみると、ズボッと抜けました。

歯周炎が進んで歯がぐらついてきて、硬いものを噛んだので、奥歯が曲がっちゃって。それが下の歯とぶつかるので口が閉じなくなったのでしょう。抜けた後はすっきりとした顔になって、飼い主の方も「顔が元に戻った!」と喜んでました。

写真は、いつも今頃の時期になると光につられて集まってくる虫を狙って出てくるイモリくんです。今年は昨年のヤツよりもふたまわりほど大きくて、ハンティングも上手です。昨年のヤツが成長したのか、別な個体なのかわかりませんが、イモリって何年くらい生きるんですかねぇ。

●2015年06月27日(土)
★北九州獣医師会夜間救急動物病院★

今日の午後は、獣医師会40周年の記念式典を、夜間病院の開院祝賀パーティーが市内のホテルであったため、午後は休診になりました。ワクチンのDMなどで事前にお知らせしていましたから、午後来院された方は少なかったようです。

夜間救急病院は、八幡東区の東田地区(ナフコの裏)に出来ました。午後9時から12時まで診察を行っています。開設してまだ1か月経ってませんが、一日3〜4件の診察があるようです。市内の動物病院の院長クラスが3〜4人で診察にあたっていますから、質の高いサービスが受けられるようです。診察が必要な時は、まず電話してからご来院くださいね。

北九州獣医師会 夜間救急動物病院(093-661−8822)

●2015年06月26日(金)
★今日のワンコ★


GLの桃太ちゃんです。生後45日です。岡山から来たから「桃太」だそうです。カメラに興味深々な表情があどけなく可愛いですね。2週間後にワクチン接種の予定です。

●2015年06月25日(木)

★今日のワンコ★

「おしっこに血が混じります」ということで、8歳の雌の小型犬が来院しました。膀胱炎かな?と思いながら診察を進めますが、膀胱炎でよく見られる頻尿という症状はなさそうです。

エコー検査で膀胱を見ますが、膀胱炎は綺麗です。膀胱の壁が厚くなっていたり、でこぼこしてる所見はありません。陰部周囲に血がついています。膀胱炎は膀胱から出血しますが、おしっこに血が混ざるけど、陰部周囲に血がつくことはありません。「ひょっとしたら、発情出血では??」。

陰部に綿棒を入れて細胞を採集して顕微鏡で見ると、発情前期の兆候が見られました。

このワンコ、今までは発情兆候が弱くてはっきりと出血を確認したことがなかったそうです。今回は、強い発情が来たので血尿だと思ったのでしょう。ワンコの年齢を考えると、子宮の病気も気にしないといけないので、今後、食欲や元気がなくなったり、悪露が出始めたら再来院してもらうことにしました。

●2015年06月24日(水)
★今日のニャンコ★

雌猫のキナコちゃんです。1歳の女の子です。不妊手術で来院しました。手術前のワンショットです。この後、鎮静薬を打たれて手術が始まります。

●2015年06月23日(火)
★今日のワンコ★

YKのチョコちゃんです。9歳の男の子で体重は5kgです。今日はフィラリアの予防と健康診断のための血液検査で来院しました。検査結果は「異状なし」。それが嬉しかったのか、笑顔で写真に納まりましたね。

●2015年06月22日(月)
★今日のワンコ★

ロンちゃんです。8歳の女の子で体重は13kgです。今日はフィラリアの予防で来院しました。後ろで見てるのは、同居犬のノンちゃんです。仲好さそうですよ。ノンちゃんの左は犬の置物です(^_-)-☆

●2015年06月20日(土)
★今日のワンコ★

PMのまといちゃんです。3歳の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。体重は3kgです。可愛いですね。

●2015年06月19日(金)

★今日のワンコ★

お腹をこわした9歳の室内犬が来院しました。元気、食欲は普通通りだそうです。飼い主の方が持て来たウンチを見ると、細くてかたいパスタの様なものが混じってます。飼い主の方が硬いステック状のおやつをあげたみたいで、それが消化されずに便に出てきたみたいです。おやつの破片が沢山入ってましたから、きっとこれが消化不良の原因でしょう。

ワンコはこのおやつが大好きみたいで、ほとんど噛まずに食べちゃいます。噛まずに食べたので、塊が大きくて胃で消化できずに腸に行ったので、「異物だから、早く出さないと・・」と腸が頑張って動いて早めに外に出そうとしたので、下痢になったのでしょう。
ワンコは消化剤をもらって帰りました。

今日、所用で量販店に行きましたが、ペットコーナーに行くと、ビックリするほど色んな食べ物を売ってますね。歯を丈夫にするということで与えた食材が原因で、若い犬が永久歯を折ったり、ガムを丸呑みして腸閉塞を起こしたり、ササミジャーキーを噛まずに食べて、それが食道に詰まって、食道が破れて亡くなったり・・。そろそろ何だかの規制が必要だと思うのですがねぇ。飼い主の自己責任なんですかねぇ〜。

●2015年06月18日(木)

★今日のワンコたち★

今日の午後は休診日で、通常は隔週でスタッフには休んでもらってますが、5〜6月は繁忙期なので休まず出勤してました。その忙しい時期も一段落した感じだったので、今日は久々に休んでもらいました。

ところが、診療開始前から駐車場に車が続々と・・。ワクチン接種やフィラリアの予防だと比較的短時間で済みますが、今日は体調を崩したワンコやニャンコの診察が多かったので、診察にはレントゲン、エコー、血液検査などが必要で、その間に電話もかかってくるので、私とスタッフ1名の2名体制では、てんやわんやの大騒ぎでした。

私の診察は、雑談も含めてお話を聞いてる時間が長いので、時間帯によっては1時間以上の待ち時間になり、当院の待合室は狭いので込み合うと動物が一緒の満員電車状態で、辛抱強く待っていただいた方には恐縮でした。

午前中は11時前後、午後は5時前後が比較的すいていますから、時間の都合がつく方は、この時間帯が待ち時間が少なくて良いと思います。よろしくお願いします。

●2015年06月17日(水)
★今日のワンコ★

プードルのりんごちゃんです。5歳位の女の子です。今年の1月に今の飼い主の方のところに愛護センターからやってきました。愛護センターでは、成犬の譲渡もやってます。

成犬譲渡は、大きさや性格が分かってますから、安心して飼えます。不妊手術も受けています。今日はフィラリアの検査で来院し、検査結果は(-)でした。新しい飼い主の元で、楽しい日々を過ごしているようですね。

●2015年06月16日(火)

★今日のワンコ★

今日は1歳半の雌の柴犬の不妊手術でした。体重は13kgで、少し太めです。予想通り、皮下やお腹の中には脂肪が多く、卵巣が脂肪に包まれていて、引っ張り出して切除するのに少し苦労しました。

以前は、雌犬の不妊手術は体が成熟する1歳前後が推奨されていましたが、最近は4〜5か月の手術が勧められています。この時期はまだ脂肪も少なくて手術がやりやすく、術後のワンコの回復が早いようです。諸外国の文献でも、早期の不妊手術が,1歳前後の手術と比べても、デメリットはないと報告されています。

成犬時の体重が2kg以下の小型犬はもう少し遅くても良いと思いますが、それ以上のワンコは、生後5か月くらいの手術をおすすめします。大型犬はもっと早くても良いですよ。

●2015年06月15日(月)
★今日のワンコ★

MDのみかんちゃんです。11歳の女の子で体重は5kgです。今日は手術後の傷の確認で来院しました。傷は順調に回復していました。それが分かったのか、嬉しそうに笑ってますね。傷を保護するためにネットを着せられています。

●2015年06月13日(土)
★今日のニャンコ★

外猫の黒ちゃんです。餌に釣られて捕まえられたので、去勢手術を受けるために連れてこられました。外で暴れまわっているニャンコみたいで、眉間に傷がありました。麻酔で眠ってる間に診ると、案外大きな傷だったので、時間がたてば溶ける糸で内側を縫合しました。眉間の向う傷、昔のTV映画でこんな顔した悪役を見たことがあるような・・、なかなか眼光が鋭いですね。今日の手術で少しおとなしくなると良いですね。

●2015年06月12日(金)
★今日のワンコ★

ミニピンのチョコちゃんです。8歳の男の子で体重は7kgだから大きな方かな?狂犬病のワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。カメラを向けられてビックリしているようですね。

●2015年06月11日(木)
★ポチ★

猫の不妊手術後のワンショットです。いつもこの時間は外に居るワンコたちですが、今日は外に作業の人が入っているので院内に連れてきました。

何にでも興味のある3歳の雄犬のポチは、診察台の上で手術を終えて麻酔の覚醒を待っている猫に興味深々です。散歩中に猫と遭遇すると一目散に追いかけようとしますが、今日は動かない猫に戸惑っているようですね。「ねえ、何で寝てるのぉ〜?」。

●2015年06月10日(水)
★今日のニャンコ★

「おしっこが出ないみたいです」と4歳の雄猫が来院しました。

室内飼いでドライフード主体の食事を取っている食欲旺盛な猫は、膀胱に細かい砂がたまることがあります。この砂が尿道に詰まると雄猫はおしっこが出せなくなって、急激に様態が悪くなります。

今日のニャンコも昨年この病気で来院し、尿道に細い管を入れて閉塞を解除した経緯があります。この病気になると膀胱がパンパンに膨らみますから、おなかを触るとすぐに分かりますが、今日のニャンコの膀胱はそれほど拡張していませんでした。

膀胱炎は起こしていますが、閉塞はないのでは?とお話しましたが、飼い主の方は昨年のこともあるので、麻酔下で調べてほしいということでした。

猫に麻酔をかけて尿道から細い管をいれると、管はスルスルを抵抗なく入りましたから、閉塞はなさそうでしたが、事前のエコー検査で膀胱内に沈殿物があったので、生理食塩水を膀胱を洗うと、細かい砂が出てきました。写真はその砂です。トレイの底に溜まっているのがわかりますか?

今回は閉塞していませんでしたが、膀胱内にたまっていたこの砂が尿道を閉塞させる可能性は極めて高かったと思われますので、今回の処置は正解でしたね。

再発防止には食事療法が必須なのですが、一般食よりも高いのが難点で、多頭飼育のお宅では、完全に処方食一本にするのがむつかしいのが悩みの種です。

●2015年06月09日(火)
★今日のワンコ★

今日は生後9か月目の体重2kgのトイ・プードルの不妊手術でした。体重20kgも体重2kgも術式に大きな違いはありませんが、体重2kgは、切開の範囲が小さいので、時間的には20kgの子の三分の二位で終わります。でも、体が小さいので作業がこまやかですから、疲労度は一緒かな?最近のワンコの不妊手術は体重が2kg前後の子が多いので、「老眼に鞭打って?」頑張ってますよ(^^)/。

写真はチワワにジン君、6歳の男の子で体重は6kgです。フィラリアの検査で来院しました。昨年予防が途切れえていましたが、感染してませんでした。良かったね!

●2015年06月08日(月)
★今日のワンコ★

ちわわのマキちゃんです。4歳の女の子で体重はなんと10.4kgです。健康な子で毎年、フィラリアとノミの予防に時期にしか来院しませんが、体重は毎年増えて、今年はとうとう10kgを超えてしまいました。毎年、「減量、減量」と言ってますが、年配の女性が飼っていて、近所の方が見に行くと、ご馳走が何種類も並んでいて、食べ放題だそうです。愛犬がモリモリ食べるのは嬉しいけどねぇ〜「狛犬」みたいになてますよ!。

●2015年06月06日(土)

★PC復活★

やっと新しいPCがセットで来ました。今週は、月曜日が小型犬の子宮蓄膿症の手術、火曜日が小型犬の腫瘍の切除、この子は飼い主がチェックしてきたので全部で9個取りました。小さな腫瘍が多かったから短時間で終わりました。水曜日は猫の歯を抜いて、金曜日は猫の不妊手術、今日は術後の経過が心配だった蓄膿症の手術をした子が傷の確認で来院し、元気になってました。


●2015年06月03日(水)

☆今日のワンコ☆

月曜日に子宮蓄膿症の手術を受けたワンコが無事退院しました。

2日間の点滴で状態が少し良くなったので、手術を決断しました。化膿した子宮を取らないと完治しません。術中に何かあったらいけないので、手術前に飼い主の方に来ていただいてワンコに会ってもらいました。

心配していた麻酔は順調で、手術翌日はあまり元気がなかったのですが、昨日から食事を食べるようになり、今日は、私が近づくと少し怒るようにまで元気が出たので(誰に助けてもらったとおもってるのだ!(笑))、今日の午後に退院しました。

この病気は、発症してから手術までの時間が勝負ですから不妊手術を受けていない中高年のメス犬が食欲不振や元気がなくなったら早めに来院してくださいね。

(借り物のPCからの配信です来週くらいには当たらしPCが来る予定です。)

●2015年06月01日(月)

☆今日のワンコ☆

今日は先週の土曜日に来院したワンコの子宮蓄膿症の手術をしました。2日間の点滴で、ワンコは少し元気を取り戻し、嘔吐もなくなりましたが、相変わらず元気食欲はなく、子宮からはダラダラと血液の混ざった膿がでていますし、手術で子宮を摘出しないと回復しいだろうという判断をしました。

この手術を受けるワンコの中でも、かなり容態が悪いほうなので、考えうるだけの準備をして手術にのぞみ、術後もICUに入れました。術中はトラブルもなく順調に進み、小型犬ですから、手術時間も短くて済みました。明日の朝には自力でゲージの中で立てるくらいに回復してくれてるといいなぁ〜。

ネットに接続していたPCが壊れたので、ここの書き込みが減るかもしれません。新しいPCがきたら、またサクサクと書き込みますね。


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