●2015年02月26日（木）

☆今日のワンコ☆

１週間ほど前に去勢手術を受けたワンコが傷の確認で来院しました。体重１．８ｋｇの小型犬です。最近のオス犬の去勢手術は、時間が経過したら溶ける糸を使って、傷の内側を縫うようにしているので抜糸がありません。以前は、強固な糸で表側も縫っていましたから術後１０日くらいに抜糸してましたが、表に糸が出ない方がワンコが気にしないので、術後の経過が良い様です。

昨日同じ手術した子は１８ｋｇ、今日傷の確認をした子は１．８ｋｇ、体重差１０倍です。使う糸と手術器具はワンコの大きさによって変えますが、当然、小さな子の方が細々とした処置になりますから、小型の子を手術する時は、私の指も一回り小さくなればいいのにと思います(^.^)。

明日は、私自身の体のメンテナンスのために休診になります。午後の診療時間開始までには帰ってきてると思いますが、ご来院される方はお電話でご確認くださいね。

●2015年02月25日（水）

☆今日のワンコ☆

今日の午後は体重１８ｋｇのオスのワンコの去勢手術でした。生後７カ月位の子です。飼い主の方には午前１１時ころにワンコを連れてきてもらって、鎮静剤を打って、その効果が出始める３０分後くらいまでワンコを一緒に居てもらいました。

去勢手術や避妊手術を受けるワンコたちは、若くて健康な子ばかりですから、大型で活発な子は、麻酔のための処置が、暴れるとやりにくくなることがあるので、鎮静薬の効果がでるまで一緒にいてもらうことがあります。その方がワンコも安心するみたいです。

手術は１時間くらいで終わって、麻酔を切るとすぐに意識が戻り入院室に移しました。鎮静剤の効果で、室内ではボンヤリと休んでいましたが、フレンドリーな子ですから、私が様子を見に行くと起き上がって嬉しそうに尻尾を振ってましたよ。明日の朝、退院です。

●2015年02月23日（月）

☆今日のニャンコ☆

今日は変わった証明書を書きました。

獣医師が出す証明書で多いのが、咬傷事故をおこした犬が狂犬病に感染していないということを証明する狂犬病の鑑定書、ワクチンの接種証明書、動物が国外に出る時に必要な健康診断書などがありますが、今日書いたのは「去勢証明書」でした。

飼い主の方によると、飼い猫と一緒に引っ越すのですが、仲介した不動産屋さんから「去勢証明書」の提出を求められたのだそうです。多分、この賃貸物件のオーナーの意向だと思いますが、部屋でマーキングをされたり、発情して「ニャーゴー、ニャーゴ」と鳴かれたら困るということですかねぇ？

●2015年02月20日（金）

☆今日のワンニャンたち☆

今日来院したのは、排尿後に出血する１３歳のオスのワンコ、食欲がなくなった１６歳のニャンコ、ワンコは前立腺の病気、ニャンコは腎臓の機能が悪くなってました。糖尿病でインシュリンを打ってるニャンコは、今日は定期的に行っている血液検査、血糖値に変化はないので、同じ量のインシュリンを準備しました。

フィラリアの予防やワクチン接種が当たり前になって伝染病が少なくなりましたが、動物たちが高齢化してくると慢性疾病の診療が多くなりましたね。

●2015年02月17日（火）

☆今日のワンコ☆

チョコレートを食べてしまった小型犬が来院しました。チョコレートの中に含まれるカフェインやテオブロミンという物質を大量摂取すると中毒を起こします。心臓の血管や中枢神経系の興奮作用があります。体重２ｋｇのチワワが５０ｇの板チョコ１枚を食べると危険な量になります。中毒を起こすと嘔吐、下痢、興奮、こん睡、ケイレンなどの症状が出て死亡することもあります。

眠気覚ましとして売られているカフェインが入ったサプリメントも危険です。濃度が高い分、少量食べても中毒を起こす危険性があります。

今日のワンコの食べたのは、子供の手のひら大のチョコだったそうで、すぐに吐かせる処置をしたところ大量にドロドロに溶けたチョコが出てきました。その後異常は見られませんでしたから、食べてから早めに来院していただいたのが良かったみたいです。

この時期、チョコレートが出回る時期ですからご注意くださいね。

●2015年02月13日（金）

☆今日の診察室☆

今日は忙しい1日でした。

手術の予定は、メス猫の不妊手術が2頭でしたが、午前中に子宮蓄膿症の小型犬が来院し、その子の手術を午後からしましたから、すべてを午後の手術時間には入れられず、診療終了後にメス猫の不妊手術をしました。

それ以外にも体調を崩したワンコやニャンコが来院し、血液検査やレントゲン、エコー検査などをやっていくと１件あたり１時間近くかかりますから、混みあうと駐車場はパニック状態になり、複数で付き添って来院する方が多いので、待合室もギュウギュウになります。

幸い、午後の来院が少なかったので、手術が診療時間に少しずれ込んでも、あまりご迷惑をかけなくて済みました。あすはどうなるかなぁ〜。

●2015年02月10日（火）

☆今日のニャンコ☆

今日は、オスのニャンコの去勢手術とメスのニャンコの避妊手術でした。オスは生後7カ月位、メスは生後9カ月位です。それぞれ別のお宅で飼われていますが、偶然にも、両方とも北九州市の動物愛護センターから来た子たちです。

動物愛護センターでは、毎月第二土曜日にワンニャン譲渡会があってますし、譲渡会とは別に、愛護センターで新しいい飼い主を待っている子たちも居ます。それぞれ、不妊手術の助成金がついていたり、愛護センターでワクチン接種を済ませていたりしますから、猫を飼いたいと思っている方は、愛護センターに相談すると健康で良い子が見つかるかもしれませんね。

●2015年02月07日（土）

☆今日のワンコ☆

「12月中旬に行方不明になった我が家の犬が、今日見つかったので、健康状態をチェックしてください」と1歳のオスのワンコを連れた方が来院しました。

ちょっとドアを開けた隙に出て行っちゃったんだそうです。飼い主の方は動物愛護センター、警察に連絡して、近所を探して回ったんんだそうですが見つかりませんでした。今朝、愛護センターから連絡が入って、良く似た特徴の子を保護した方が居るということで見に行ったら、まさしく我が家の犬だったそうです。

2カ月近く放浪していたはずなのですが、ワンコはとても健康そうです。保護した方が洗ってくれてたそうで、毛もフカフカでした。ノミやダニが付いているかもしれないのでフロントラインを付けていただくことにしましたが、他は特に問題なさそうでした。

この子、脱走してから今までどこで食べていたんでしょうねぇ〜？