●2015年01月30日(金)
☆今日のワンコ☆ てんかん発作の治療のために入院していた8歳の小型犬がやっと退院できました。 てんかんの治療は、毎日飲むお薬でコントロールします。発作を抑えられる薬の種類と量を決めて、毎日飲ませてもらいます。種類も量もある程度決まっているガイドラインがあり、まずその量で処方して、効果があれば、少しずつ量を減らして様子を見ます。効果がないときは、量を増やしたり種類を替えたりしながら、様子をみます。 今日のワンコの発作は激しくて、単に倒れてケイレンするいう発作ではなくて、四方八方に走り回るというスゴイ発作が1時間に数回の頻度で起こりますから、お家で経過を見れません。入院させて、薬の量や種類を替え、発作が激しい時は、抗ケイレン剤を使いながら経過をみてました。 頭の中の病気で、花火や雷、工事現場の音などが発作のきっかけになることもあり、予想がつきません。 2種類の薬を調整しながらやってましたが、数日間、発作が起こらないので退院にしました。24日間の入院は当院最長でしたね。いつも様子を見てないといけなかったから、診察室につないでましたが、いつも居るから、来院した方から「センセイのお家のワンちゃんですか?」って言われてましたよ。
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