2014年12月
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●2014年12月29日(月)
☆仕事納め☆

2014年の診療も無事終わりました。来年も皆様のペットたちが元気で過ごせることを願っています。どうそ良い年をお迎え下さい。

今年最後の写真は当院のポチくんです。2歳になりました。日々、ヤンチャぶりを発揮しています。少々叱られてもめげません。悪戯小僧を毎日相手にしてるようで、楽しませてもらってます。元放浪子犬です。この子はいったいどこから来たのやら・・。

●2014年12月27日(土)

☆今日のワンコたち☆

いよいよ今年も終わりに近づきました。当院は29日まで開けていますが、最後の日は大掃除などあるので、実質今日が今年の最後の診療日でした。そのせいか、沢山のワンコやニャンコが来院しました。

ワクチン接種で来院した14歳の猫は、室内猫でワクチンは毎年打っていたので、もう伝染病に感染することはないだろうと、今年は血液検査をお勧めしました。検査結果には異常なく健康体でした。

タマタマが腫れてビックリするほと大きくなって、それをワンコがかじって袋が破れて悲惨なことになった9歳のオスの小型犬は、化膿止めの処置と自咬防止のためのエリザベスカラーで治りました。タマタマの炎症だったようです。来春、去勢しましょうね。

椎間板ヘルニアで後ろ足が使えなくなって、一時は排便や排尿にも障害が出た6歳のMDは、投薬でジワリジワリと治っているようです。介助してあげると少し立てそうです。根気よくリハビリしてもらいましょう。

腎臓病で治療してる子は、治療期間が空くので休み中に一度来てもらうことにしました。

乳腺腫瘍の摘出手術を受けた14歳の小型犬は、今日無事に抜糸が終わり、飼い主の方は長年気にしてましたから、今年はスッキリとお正月が迎えられそうです。

ボケ症状が出始めた日本犬は、安定剤を処方しましたが、薬を替えたら効果が出て、夜泣きで悩まされていた飼い主の方も安眠できそうです。

皮膚の腫瘍を摘出した15歳のワンコは、悪性が疑われたので再発防止のために半年間投薬を続け、再発なしで無事治療終了です。

忙しかったけど、飼い主の方達の笑顔が沢山見られて良かったです!(^^)!

●2014年12月26日(金)

☆今日のワンコ☆

食欲が無くなった13歳のメスの小型犬が来院しました。今年のお正月に心臓発作で福岡市の夜間休日救急病院にかつぎこまれて一命を取り留めた子です。休み明けの1月4日に当院に転院し、その後は、毎日の投薬で無事に過ごしています。

エコー検査すると子宮が炎症を起こしているようで、子宮の中に少量の液体が溜まっています。量はまだそれほど多くないのですが、子宮が蓄膿状態になったら手術で子宮を取らないといけなくなりまうすが、心臓に問題があるので、麻酔の危険性が高いのです。なんとかお薬で治したいところです。

受診2日目の今日再来院し、エコーで液体の溜まり具合を見ると少し減っていました。ワンコの状態も少し良くなっているようです。このまま順調に回復すれば手術しないで済みそうですが、危険要素を持っていることには変わりありません。

いつもここで書いていますが、繁殖させる予定がないメス犬は将来のことを考えて、1歳までに不妊手術を受けさせて下さいね。

●2014年12月25日(木)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のぼたんちゃんです。生後半年位で体重は2.5kgです。不妊手術を待つ前のワンショットです。

●2014年12月24日(水)
☆クリスマスイブ☆

当院に来院されている方のご自宅のイルミネーションです。ご近所なので見た方も居るかもしれませんね。毎年バージョンアップしてます。チワワを飼っていらっしゃいます。この中で見るとよく似合って可愛いでしょうね。

●2014年12月22日(月)
☆今日のニャンコ☆

アメショーのチクワちゃんです。2カ月目の女の子で体重は1.3kgです。カメラを向けられてビックリ顔ですね。

●2014年12月20日(土)
☆今日のワンコ☆

「ん?何か用でしゅか??」って顔でカメラを見てるのは、ゴールデン・レト・リバーの定春くんです。生後2カ月くらいですが、体重は6kgもあります。今日はワクチン接種での来院です。久々の大型犬の子犬の登場ですね。

こちらのお宅には、すでにグレートデンとボーダーコリーが居ます。定春くんは新しく仲間入りです。みんな室内に居ます。にぎやかで楽しそうですが、みんな若い犬なので、お部屋は破壊されないのでしょうか?

●2014年12月19日(金)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のレイ君です。8ヶ月目の男の子です。去勢手術前のワンショットです。身の危険を察したのか、眼光鋭くカメラを見ています。

●2014年12月18日(木)
☆きょうのニャンコ☆

シロちゃんです。7ヶ月目の女の子で体重は1.7kgです。今日は不妊手術を受けに来院しました。綺麗な猫ちゃんですね。

●2014年12月17日(水)

☆今日のワンコ☆

子宮蓄膿症の手術を受けた子が退院しました。5歳のメスの小型犬です。食欲がなくて熱があるということで来院しました。体温は通常は38度台ですが40度近くまで上がっています。前日までは変わりなかったそうです。

エコー検査で子宮が腫れていましたから、子宮蓄膿症になっているのはすぐに分かりましたが、ワンコの容態が悪いのです。診察台の上でグッタリじています。この病気は食欲不振などの経過が3〜4日続いて来院する子が多いのですが、そんな子達でもこんなにグッタリしていません。この病気は診断がついたら早めに手術で子宮を摘出するのですが、今日のワンコは点滴で容態を落ち着かせてから手術した方が良いと判断しました。

2日ほど点滴をしてると、子宮からドロドロと膿が沢山出て、少し元気になりました。エコーで見ると子宮内に溜まっていた膿が減っていました。手術でお腹を開けて子宮を見ると一部に小さな穴が開いていて、そこを大網(お腹の中にある網状の脂肪組織)がふさいでいました。子宮の一部が破れたので急に容態が悪化したのでしょう。

腹膜炎を心配しましたが、経過は順調で術後2日目の今日退院しました。今まで何頭もこの病気の手術をしましたが、子宮の一部が破れていたのを見たのは初めてでした。長くやってると、色んなことがありますね。

●2014年12月16日(火)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのアポロ君です。7歳の男の子で体重は3kgです。今日はノミの駆除でフロントラインをつけに来院しました。小型犬はいくつになってもあどけなくて可愛いですね。

●2014年12月15日(月)

☆今日のワンコ☆

14歳のメスの小型犬の乳腺腫瘍の切除手術をしました。

以前から乳腺に腫瘍があった子で、手術のお話もしてましたが、腫瘍がだんだん大きくなってきたので、これ以上大きくなっては大変だと、手術することにしました。お腹には、赤ちゃんのこぶし大の腫瘍が2個できていて、その他にも小さなものが散在していました。ワンコの年齢を考えると、もう少し早く手術した方がよかったかなぁと思いましたが、ワンコの元気や食欲には問題なく、事前のレントゲン検査も異常は見られなかったので、手術することにしました。

腫瘍は下の組織との癒着も少なく、予想していた時間よりも早く終えることが出来ました。麻酔の覚醒も良く食欲もあったので、一日お預かりしましたが、問題なく退院しました。

元気な子ですから、今日の手術は正解でした。このままにして置くと必ずこの腫瘍がこの子の命に関わってきたと思います。飼い主の方もとても可愛がっていますから、余生を楽しく過ごせると思いますよ!


●2014年12月13日(土)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のちゃちゃ丸くんです。9ヶ月目の男の子です。写真は去勢手術を受けて3時間後のワンショットです。元気な子なのでもうほとんど麻酔から覚めています。夕方退院です。

●2014年12月12日(金)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のカイ君です。6ヶ月目の男の子で体重は3.4kgです。フィラリアの予防で来院しました。最近シーズー犬の子犬は珍しですね。可愛いですね。

●2014年12月11日(木)

☆今日のニャンコ☆

風邪の猫が来院しました。外で飼ってる猫で人慣れしていません。次にいつ捕まるか分からないので、治療は一回こっきりです。一回投与すると2週間ほど効果が持続する注射を打ちました。内服の投与も難しので、これくらいしか治療方法がありません。

メス猫なので、近い内に不妊手術も受けさせたいそうですが、次いつ捕獲できるかわからないので、風邪が治るまで当院で預かって、頃あいを見て手術をして欲しいということになりました。

一応、食欲が出たら手術をしましょうということで、猫を入院させましたが、一切手を触れることは出来ません。ゲージの中から攻撃してきます。猫は警戒していますから、とても食事を食べるような感じではありません。なんか、持久戦みたいになってきました。

結局、猫を連れてきた方と相談して、不妊手術をすることにしました。手術を終えて元の場所に戻したら食べるかもしれないと判断しました。

手術を終えた猫は今日退院予定ですが、まだ目をランランとしてゲージの中でにらんでいます。こんな猫を元の場所に放すと一目散に逃げて物陰で毛づくろいを始めます。表情も穏やかになって、「あぁ、やっと落ち着いた!(^^)!」という猫の声が聞こえてきそうです。

●2014年12月10日(水)
☆今日のワンコ☆

カメラを向けられてビックリしているのは、チワワのれおん君です。6歳の男の子で体重は3kgです。今日はノミの駆除のため、フロントラインを滴下しに来院しました。寒くなりましたが、室内ではまだノミが活動中ですね。

●2014年12月09日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は体重4kgの小型犬の不妊手術でした。生後7カ月目の女の子です。初回発情が来る前に手術することにしました。犬の種類が短頭種だったので、麻酔の導入や覚醒に少し気を使いました。

頭短種の中には鼻や口からの空気の流れが悪い子がいて、麻酔をかけると呼吸が抑制されるので、呼吸を止めてしまうことがあるからです。興奮するとゼーゼー、ガーガーいうことがある子は要注意です。今日のワンコはそんなことはなかったのですが、麻酔が完全に覚めるまで手術台の上で様子を見てから、入院室にうつしました。

今日はワクチン接種で来院する子が多い日で、来院した動物たちの8割がワクチン接種でした。10歳以上の子たちも来院しましたが、不妊や去勢手術を受けている子たちは、メス犬、オス犬特有の病気の心配がなくて良いですね。見た目も若い感じです。

●2014年12月08日(月)
☆東京のワンコたち☆

週末は恩師をしのぶ会で上京しました。ホテルの近くのカフェで朝食をとってると、オープンカフェにはワンコを連れてのんびりと食事をしているご夫婦が何組か・・。ワンコはみんな足元でおとなしくしています。自転車でドーベルマンを散歩させてる方は、片手運転でワンコのリードを持っていますが、交差点で止まるたびに、ワンコは飼い主の方とアイコンタクト、信号が変わるとまた歩き出しますがリードは緩んだままで、飼い主を引っ張ることはありません。東京のワンコたちは洗練されてるなぁ〜。それに比べて、当院のPとポチは・・・。トホホ・・。

●2014年12月05日(金)
☆当院の猫☆

毎日寒いですね。いつもはマイペースでやってる当院の猫たちもさすがに寒いようで、私が事務所に出勤するとニャーニャーと入れてくれとしつこく、いれてやるまでニャーニャー言ってます。エアコンのぬくもりが恋しいようです。いつもは知らんぷりしてるくせに、ゴソゴソと私の膝に上にあがってきてじっとしてます。診察があるまではそのままにしてやりますが、すぐに始まりますから、ひょいと放り出されます。特に文句言うわけではなく、またどっか居心地のいい場所を見つけているようです。

猫好きな方は、このマイペースがいいんでしょうね。

●2014年12月04日(木)
☆今日のニャンコ☆

「何見てんのよぉ〜」ってな顔でジロリと振り返っているのは、生後10カ月のメス猫のフーちゃんです。今日は不妊手術を受けに来院しました。体重はすでに3.5kgもあります。不妊手術を受ける猫は2〜3kgの子が多いので、フーちゃんは大きい方ですね。貫録あるから、将来は「女帝」になるかも?

今週の土曜日は不在です。スタッフは居ますから処方食などはお渡しできますが、診察をご希望の方は、明日(金曜日)ご来院くださいね。

●2014年12月03日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は狂犬病のワクチンを打ちに往診に行きました。往診先は4頭の中型犬の飼っている方のお宅と、その近所のお宅の1頭です。

初めて行くお宅です。例年1頭ずつ車で順番に連れて来られてワクチンを打ってましたが、当院とお宅を4往復するのは大変なので、今年はこちらからお伺いして打つことにしました。4頭の中型犬は、広い小屋に居ました。私が行くと不審者ですから4頭が一斉に吠えだします。どのワンコの顔を見ても、あまり「親愛の情」はなさそうです。

ワクチンを打つ子は飼い主の方が押さえてくれてますが、残りの3頭は私の周りでガウガウと険しい顔で吠えています。「頼むから私の足や腕にガブリと来るなよ」と心の中でお願いしながら、無事に4頭の接種を終えました。

往診先は、当院から2kmほど離れた山間の昔からの集落でした。近くに小川が流れて、晩秋の風情が良いところでした。2軒目のお宅のワンコはお庭に繋がれていましたが、広いお庭の古いお屋敷と柴犬が良く似合っていましたよ。寒かったけど、外の仕事も楽しいですね。

●2014年12月02日(火)

☆今日のニャンコ☆

またもやオシッコが出なくなったオス猫が来院しました。初診時にはあまり膀胱は膨らんでいなかったので大丈夫だろうと思ってましたが、やはりおかしいということで翌日再来院しました。

オシッコが出せなくなると、
1、何度も排尿の格好をすがほとんど出てない。
2、おチンチンの先を気にして舐めている。
3、排尿時に痛がって悲鳴をあげる。
4、体を触ろうとすると怒る。
5、食欲が全くなくなる。元気もなくなる。
なんて症状が出ます。

今日のニャンコもそんな症状が出ていたので、麻酔をかけて調べると、やはりおチンチンの先に泥状の砂が詰まってました。それを取り除くとピューと膀胱の中に溜まっていたオシッコが飛び出しました。オシッコが出ると少しほっとします。その後、おチンチンの先から細い管を入れて、膀胱と尿道を洗うと、溜まっていた砂が出てきました。4日の入院で猫は自分でオシッコが出せるようになって退院しました。

いつも思うけど、膀胱に砂が溜まってそれが詰まってオシッコが出せなくなるなんて、変な病気ですよねぇ〜。キャットフードの栄養価が高くなったのと、猫の嗜好性を追求した結果なんですかねぇ〜。それの対策のための処方食は新米より高いし、ひょっとして、フードメーカーの陰謀か?(@_@。

●2014年12月01日(月)
☆今日のワンコ☆

ビックリ顔でカメラを見ているのは、MDのレオン君です。狂犬病のワクチン接種と登録で来院しました。

今日から師走ですね。今月末から年末年始の休みに入ります。今年は6連休になりそうです。ワンコやニャンコの不妊手術や去勢手術を年内に予定してる方は、早めにご予約くださいね。術後が休みにかからない様に、今年の手術は緊急なものを除いて20日までの予定です。


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