2014年08月
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●2014年08月30日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の不妊手術の予定でした。

このニャンコ、子猫の頃すごく怖がりで、血液検査をご希望されましたが、触ろうとするとシャーシャーと怒って、とても採血できなかったので、軽く麻酔ガスを吸わせて眠らせてから、採血した経緯があります。

それからしばらく経ったので、少しは慣れたかな?と思っていましたが、今日も、キャリーバッグの中で目をランランとさせて怒っています。飼い主の方によると、お家で入れる時は普通だったそうですが、こうなると、飼い主の方も手が出せません。

片方が開くタイプのキャリーバッグだと、間仕切りを入れて、当院のゲージの入り口と合わせて、間仕切りを抜いて、猫を移しかえることができますが、今日入ってきたバックは、上が開くタイプで、それも大きく開きますから、万一逃がすと大事になります。

パニックになった猫は診察室の中をそこら中の物を蹴り落としながら、上に下に走り回り、隅っこに逃げ込み、捕まえようとすると、また上や下に走り回り・・。なんてことになり、外に逃げないように、入り口には施錠しますから、捕まるまで、病院がクローズ状態になります。

ニャンコには、一旦お家に帰ってもらって、ゲージを入れ替えるか、洗濯用のネットに入れられたら、また連れてきてもらうことにしました。怖い思いさせたから、次は上手く捕まるかなぁ〜?

●2014年08月29日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は13歳の中型犬のお尻の横にできた3センチくらいの腫瘍を切除しました。

先日、皮膚病の治療で来院した子です。その時に、頭の上に出来た1センチくらいのイボの相談を受けました。「少しずつ大きくなるかもしれないけど、悪いものではないので、全身麻酔をかけて取るまでのことはないでしょう」とお話しました。

診察が終わるころに飼い主の方が「そういえば、ここにも何かあるのですが・・」。お尻の横の皮膚の下に柔らかい腫瘍が出来ていました。こっちは、場所も肛門の近くですし、そのままにして置いて大きくなると問題が生じるかもしれないので、手術で切除することをお勧めしました。まだ3センチくらいですし、ワンコも元気良いので早めに取り除いた方が良いと判断しました。

ついでに(?)頭のイボと新たに見つかった小さなイボも同時に取りました。健康な子ですから、麻酔の覚醒も良くて、夕方お家に帰りました。

以前は、全身麻酔をかけて、術中は胸の動きを見て麻酔状況を判断しているような時代もありましたが、今はモニターが充実して、それを見ながら麻酔濃度を調整しながら手術が出来るようになりました。以前使っていた機械の調子がわるくなったので、最近更新しました。ちょっと痛い出費でしたが、モニターなしの手術は考えられませんからね。

●2014年08月28日(木)
☆今日のワンコ☆

ポメラニアンのゆうちゃんです。12歳の女の子です。ワクチン接種で来院しました。12歳というと人に換算すると60代前半位かな?このちょっと眠そうなボンヤリした感じ、可愛いですねぇ。癒されますね。

●2014年08月27日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の避妊手術でした。

北九州市と北九州獣医師会は、処分される子猫を減らすために、「捨て猫、捨て犬防止キャンペーン」という事業を行っています。手術を受けたメス猫やメス犬に抽選で1万円の助成を行っています。その受付が今月いっぱいでした。

すでに手術を受けた子と、いまから受ける予定の子が対象です。今日のニャンコは発情が始まったこともあって、受付に間に合うように急きょ手術をしました。

例月始めに抽選があります。倍率は10倍くらいです。当選すると良いですね!

●2014年08月26日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は11歳の大型犬(体重23kg)の体に出来た腫瘤を取る手術でした。大きさは2〜3cmでそんなに大きくないのですが、ワンコの年齢を考えると早めに切除した方が良いので、今日の手術になりました。

血液検査をして異常のないことを確かめてから、鎮静薬、麻酔導入薬、気管挿管、ガス麻酔の手順はいつも通りですが、鎮静薬は少し少なめに使いました。

全部で3個の腫瘍を切除しましたが、いずれも良性で、周囲の組織との癒着はなく、順調に処置を終え、夕方ワンコは帰りました。前足に出来たヤツだけは、腕の血管が近くにあったので、慎重に切除しました。

●2014年08月25日(月)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのペロちゃんです。3カ月目の男の子で体重は1.8kgです。ワクチン接種とフィラリア予防で来院しました。ちょっと不安そうな表情ですが、元気でスクスクと育ちそうですね。

●2014年08月23日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は12歳のメスのワンコの乳腺腫瘍の切除手術でした。

飼い主の方が腫瘍に気付いたのは、もう何年も前で、自然に小さくなることはなく大きくなる一方だからは、早めの手術をお勧めしていましたが、なかなか決心がつかずに延び延びになっていました。

診るたびに大きくなってきてるし、ワンコが年をとっていくので、前回来院された時に「手術するなら今ですよ!」とお話していたら、ご予約が入りました。

大小様々な大きさの腫瘍が、胸から下腹部にかけてできていましたから、大きく切ることになりました。幸いに事前の検査で、肺転移はなく、血液にも異常ありませんでしたから、手術には3時間近くかかりましたが、順調に終えました。

これほど広範囲に切ると、手術の傷は体の上から下まで真一文字・・。ということになりますが、体表のみの手術なので、傷は大きいのですが、ワンコにはあまりダメージはないようで、翌日には元気になります。不妊手術より回復は早い感じです。

長年飼い主を悩ませていたお腹と胸のでこぼこがなくなりました。今日のワンコは太っていなかったので、良かったです。太った子だと、広範囲に皮膚を切り取ると傷が寄せられないので、時期を分けて半分ずつ行うこともあります。事前に皮膚に余裕があるかどうか確認してから切らないと、切った後で途方に暮れることになりますからね。

●2014年08月22日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は、犬の抜歯でした。

ワンコは11歳の小型犬です。先日、鼻血が出るということで来院しました。犬歯の歯根炎が原因ではないか?と思い、抗生物質を処方しましたが、他の歯も歯周炎が進んでいましたから、歯周炎の治療のための抜歯をお勧めして、今日の処置になりました。

麻酔をかけて口の中を見ると、多くの歯がグラグラになっていました。特別な器具を使わなくても、引っ張ると抜ける歯もありました。鼻血の原因になっているであろう犬歯も含めて、全部で10本以上抜歯しました。

歯石の付着が原因で歯周炎になっているワンコを見ると、「自分の歯がこんな状態になっていたら痛いだろうなぁ〜」と思います。抜歯跡から少し出血するのでワンコは一日入院させましたが、明日はスッキリとしたお口で帰れますね。口臭も激減ですよ!!

●2014年08月21日(木)
☆納涼会☆

昨夜は、北九州の研究会のメンバー達との納涼会が、地元のビヤガーデンで開かれました。以前は、私よりも年上の先生方がメインで引っ張ってこられましたが、皆さん、代替わりで退会されて、今はそれらの病院の副院長クラスや、新しく開業された30〜40代の先生方がメインです。

若い先生方は熱心で、症例の中で聞いたことがない検査やお薬がドンドン出てきますし、抗がん剤治療や研修先で会得した技術で、難しい手術も行っています。

プライベートでのおつきあいはないので、勉強熱心で頭でっかちな先生たちだろうと思っていたのですが、アルコールが入って親睦が深まるとみんな社交性があって、良い先生方でした。

北九州も人間性豊かで、技術があって常にペットの健康を考えている先生が開業あるいは勤務している病院が増えています。彼らとコミュニケーションをとりながら、クライアントの皆様の期待に答えていかなくてはいけないなぁと、思いました。

●2014年08月20日(水)
☆今日のニャンコ☆

子猫のルーアちゃんです。生後2カ月目位の女の子で、体重はまだ700gです。今日はワクチン接種で来院しました。ルーアちゃんには、白血病の予防薬が入っている7種混合ワクチンを使いました。白血病は陽性猫と接触すると感染します。発症すると回復が難しい病気なので、将来、外猫と接触する可能性のある猫には、7種混合ワクチンの接種をお勧めしています。


●2014年08月19日(火)

☆今日のワンコ☆

今日はオスのMDの去勢手術でした。

成犬になって保護されたワンコです。まだ若そうです。保護した方が室内で飼っているのですが、あまりにもヤンチャなので去勢手術を受けることになりました。

去勢してもヤンチャ具合は変わらないかもしれませんが、将来のことを考えると、病気の予防にもなるし、マーキングも良くなるかもしれないし、性格も穏やかになるので、手術をお勧めしました。

放浪生活の後に保護されたワンコは、色んな刺激に対して怖がる子が多いですね。この子もお客さんが来てる時は、ジッと隅に隠れて出て来れないんだそうです。

当院のポチも子犬の時に、体中の毛が抜けていて、ヨレヨレ、ボロボロの状態で保護しました。当初は暗〜い目をしてましたが、今は、Pや家族に囲まれて、明るいワンコになりました。それでも散歩中に聞きなれない音を聞くと、とりあえずダッシューで逃げますし、少し強めに皮をつまんだりすると、痛くもないのに、キャンキャン泣きます。放浪時代はそうやって生き延びてきたんでしょうね。

今日のワンコの飼い主の方は優しいおじさんで、ご家族も優しい方ですから、これからは幸せになれるでしょうね。

●2014年08月18日(月)

☆今日のワンコ☆

てんかん発作で来院する子が何頭かいます。ほとんど小型犬です。

てんかんの発作は、軽いケイレンが起きるものから、もっと激しい発作もあります。突然何かに取りつかれたようになって、無意識に暴れ出す子もいます。当院は地域的に年配に飼い主の方が多いのですが、小型犬でも、突然暴れ出すと、年配の方は抑えることが出来ません。そこら中の物を倒しながら、ドアに激突・・、なんてことになります。

てんかん発作を抑える薬を処方しますが、お薬も何種類かあり、効果のあるお薬と投与量を決めなくてはいけません。毎日飲まないといけないので、効果の出る少ない量を処方します。

発作の程度が軽いと、飼い主の方のお話をお伺いしながら、種類と量を決めますが、激しい発作が出る子は、入院させて、発作の様子を診ながら薬を決めます。合う薬が見つからなくて、1週間以上お預かりすることもあります。病院ではうまく発作が抑えられなかったのに、お家に帰ったら発作が出なくなる子もいます。

上手く薬が合うと、ケイレンが少なくなるので「良かったぁ〜、一時はどうなる事かと思いましたよ」、となりますが、発作が抑えられなかったり、だんだん回数が増えていく時は、山口大学の動物医療センターでMRI検査をお勧めしています。

大学で検査を受けると、水頭症や脳腫瘍が見つかることもあります。愛犬が目の前でケイレンして苦しがる姿を見るのはつらいですからね。

●2014年08月16日(土)
☆今日のニャンコ☆

お盆休み明けだったので、「お休みの間に具合が悪くなった子がら来院するかも・・」と心配しましたが、幸いにそんなこともなく、無事に休み明けの診療がスタートしました。お休みの間は留守番電話にしていましたが、メッセージは入りませんでした。以前は、外出先から戻ると、留守電のランプがチカチカしていて、ドキドキしながら再生ボタンを押していました。最近は休日診療している病院が増えましたから、そちらで診てもらっているのでしょうね。飼い主の方にとっては良い事ですね。北九州も来年くらいには、夜間休日病院が開院しそうです!

写真は、オス猫のビギちゃんです。体重はまだ1kgです。生後2カ月くらいかな?2週間前に保護されて、今日はワクチン接種で来院しました。これから、楽しい猫の人生(なんか変な表現だな??)が始まりますね!

●2014年08月12日(火)

☆今日のワンコ☆

てんかんの治療のため2週間ほど預かったワンコが帰りました。

以前からてんかんの発作があるので、お薬を処方していましたが、だんだんコントロール出来なくなったので、効果があるお薬を選択するために、ワンコを入院させました。

てんかん発作は、「横たわってケイレンする」というのが一般的ですが、今日のワンコの発作は、突然、目茶目茶に走り出すという発作です。発作が始まると突発的に全力で走りますから、あぶなくてしょうがありません。ご自宅では、戸はひっくり返すわ、ガラス戸に激突して割りそうにはなるは・・。年配のご夫婦が飼っている9kgのワンコですから、暴れ出したら押さえられません。

薬の様を増やしたり、種類を替えたりしながら効果を見ていましたが、発作を完全に抑えることはできませんでした。

それでも、1回の発作の持続時間は短くなりましたし、発作が出る一日のパターンがある程度分かりましたから、一旦お家に帰って、発作と上手く付き合っていただくことにしました。管理が出来ない時は、また連絡していただくことにしました。

可愛いワンコなので、飼い主の方が上手くお世話が出来ると良いんですが・・。

明日(13日)からお盆休みに入ります。13,14,15日は休診です。16日(土)は通常どうおりの診療です。よろしくお願いします。

●2014年08月11日(月)

☆昨日のセミナー☆

大分県日田市に有名な動物の整形外科医の先生がいて、その先生が還暦を向かえました。そのお祝いを兼ねたセミナーが昨日福岡市で開催されました。日本全国から著名な先生方がお祝いに駆けつけ、その先生方が講師を務められました。通常のセミナーとは少し異なって、お祝いですから、それぞれの分野のスペシャリストになるまでのお話を交えた楽しい講習会でした。

胸部外科の専門医は、体重が1kgに満たない子犬の心臓手術や、弁膜症を患った小型犬の心臓の弁の形成手術のお話でした。弁膜症の小型犬は多くて、当院でもお薬を毎日飲んでいる子はたくさんいますが、加齢とともに徐々に病気は進行します。外科手術で症状が進んでいる子がすっかり良くなって、長生きしてました。名古屋の病院ですが、日本全国から手術を受けに来ているようで、福岡からも何頭か行ってました。

整形外科医の先生が35年間で行った骨折の手術は2300例!!この病院にも日本全国の獣医師から手術の依頼が入ってました。私も20年間で3例ほどお願いしたことがあります。

この様な病院で研鑚を積んだ獣医師がだんだん育って、その先生方が各地で開業し始めています。人医とは違いますから、すべてのワンコたちが、高度医療を受けるわけではありませんが、飼い主の方の高度医療のご要望にこたえられる病院が増えていくのは、良い事ですね。私に高度医療は出来ませんが、セミナーなどには出来るだけ参加して、情報から遅れないようにしないといけないと思いました。

●2014年08月09日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は9歳の猫の抜歯をしました。

口内炎が出来る猫がいます。口の奥が両方ともに赤く腫れて見るからに痛そうになります。病気が進むと粘着性の高いヨダレが出るようになって、その口で前足やあっちこっちを舐めるので、皮膚もゴワゴワになりますし、食事も食べられなくなります。免疫力の弱い子が発病するようで、エイズウイルスの感染が原因のこともあります。

鎮痛薬で治療しますが、抜歯をすると腫れや赤みがひいて症状が改善します。奥の歯はなるだけ残さない方が良いようです。口内炎と歯周炎がある子の歯は比較的抜歯が容易ですが、口内炎だけの子の歯はしっかりしていますから、抜歯が大変です。

がっちり入っている歯は、ドリルで歯を割って抜きます。超小型の大工道具のような器具を使って抜歯します。今日のニャンコも、8本抜歯するのに2時間近くかかりました。

猫の抜歯をする時にいつも思うのですが、人の歯はなんであんなに簡単に抜けるんですかねぇ〜。まあ、8本もいっぺんに抜くこともありませんけどね。

●2014年08月08日(金)

☆今日のワンコたち☆

今日は慢性病のワンコたちが来院しました。

まず始めは、14歳の小型犬です。心疾患が原因の咳止めのお薬を取りにみえました。ワンコは心臓が悪くなると咳が出始めます。肥大した心臓が気管を圧迫するのが原因で、頑固な咳が続きます。飼い主の方から効果を聞きながら薬を調合しました。

次は、腎臓の機能が悪くなった11歳の小型犬です。この子は、病気を進行させないために、週に2〜3回皮下点滴で来院してもらってます。

その次は、後ろ足が不自由になった大型犬の飼い主の方から、介護の相談です。15歳くらいかな?毎日お世話が大変だそうですが、飼い主の方は、「こんなことが出来るのは、幸せなんかも・・」。なんて笑ってました。ワンコも幸せですね。

最後は、だんだん痩せてきた小型犬です。食欲もないそうです。血液検査をすると、腎臓の機能が落ちていることがわかりました。この子も、病気に進行を抑えるために、皮下点滴で週に2〜3回来院していただくことにしました。

腎臓病や心臓病は、早めの来院がワンコの寿命を延ばします。最近咳が気になるとか、痩せてきたとか、水ばかり飲んでいる、なんて症状が出たら、早めの来院をお勧めします。

●2014年08月07日(木)

☆今日のニャンコ☆

木曜日の午後は休診日で、今日は久々に晴れている!(^^)!。「暑そうだけど福間の海は気持よさそうだな」なんて思いながら、終了時間近くなった時に、猫が来院しました。「昨日から元気がなくて、ごはん食べないんですけど・・」。

このニャンコ、オスなんですが、過去に膀胱炎の既往症があったので、恐る恐るお腹を触ってみると、パンパンに膨らんだ膀胱が・・。「ありゃ、オシッコが出てないわ!!」。

年に何頭かこんな子が来院するので、スタッフも処置の準備には慣れています。麻酔導入用のケースに猫を入れて、麻酔ガスを流し、猫が眠るまでの間に、閉塞を解除する道具や点滴、血液検査の準備をサクサクします。

今日のニャンコは、血尿が続いていたようで、おチンチンの先っぽに血液が頑固に固まっていて、それをとったら、ピューてオシッコが飛び出しました。いつもだと、尿道に血液や結石が詰まっていることが多いので、尿道を開通させるのに苦労しますが、今日の閉塞は簡単に取り除けました。

血液検査で腎臓の機能がかなり悪くなっていましたので、そのまま入院治療になりました。

前回この病気に遭遇したのは、確かクリスマスの土曜日で食事に出る前でした。なぜかこの病気、今から出かけるぞ!!って時に限ってやってくるんですよねぇ。遊び過ぎの「天罰」かなぁ〜。

●2014年08月06日(水)
☆今日のニャンコ☆

子猫のつくしちゃんです。生後1ヶ月半位の女の子です。体重はまだ1kgです。保護されて健康診断で来院しました。ノミが付いていたのでフロントラインをスプレーしました。フロントラインは速効で効くので、塗布するとすぐにノミがポタポタと落ちますから、飼い主の方には好印象です。

先日も、生後10日目位の目がやっと開いた位の赤ちゃん猫にノミが付いていたのでスプレーしたところ、30匹位出てきたと感謝されましたよ(^.^)!

●2014年08月05日(火)
☆久々のP☆

「もう暑い〜、何とかしてくれ!!」って顔してるのは、当院のPです。9歳になって完全に中年オバサン化してます。若い頃に浜辺を走り回っていたレディの姿はもうありません(^.^)。その頃は、ほぼ毎日私と4kmくらいジョギングしてましたから、走る時の筋肉の躍動は、わが犬ながら「綺麗だな・・」と思って見てましたが・・。

私も膝を痛めて階段の下りが辛くなりましたが、一緒にウォーキングの時の階段の下りは、Pが先行して、2〜3段下りると止まって、大丈夫かな?と私の様子を見ながら引っ張らずにゆっくり下りてくれます。

秋になったらまた海に連れてってやろうかなぁ〜

●2014年08月04日(月)
☆今日のワンコ☆

マルチーズのちなみちゃんです。生後2カ月目の女の子です。体重はまだ1kgちょっとです。今日は1回目のワクチン接種で来院しました。まだカットに行けないので、モコモコしてます。2回目のワクチンが終わってトリミングに行ったら、別犬のようになるでしょうね。個人的には、ピカピカのワンコよりも、この位のモコ犬が好きですが・・。

●2014年08月02日(土)
☆今日のワンコ☆

ペキニーズのモシャスちゃんです。1歳の男の子で体重は4kgです。フィラリアの予防で来院しました。飼い主のお膝の上でウットリしています。

●2014年08月01日(金)

☆今日のニャンコ☆

外傷の猫が来院しました。腰のあたりが腫れて、一部が破れて膿がでていました。外に出る猫ですから、よその猫にやられたのでしょう。咬傷ですね。

傷を圧迫して膿を出して、中を消毒して、化膿止めの注射を打ちました。この化膿止めの注射がなかなか優れもので、一回打つと効果が10〜14日間持続します。この注射がないころは、内服薬を処方していましたが、猫の投薬は難しくて、多分、10日間きちんと飲める子はあまり居なかったんじゃないかと思います。

投薬が上手くいかないと毎日注射に来てもらうことになりますが、なかなかそれも難しく、麻酔をかけて縫合して治すことが多かったです。怪我する猫は、エイズ陽性の子が多くて、免疫不全も傷が治りにくい原因にひとつだったかもしれません。

長期間効果が持続する注射薬を使うようになって、猫の怪我を縫合することが少なくなりました。今日のニャンコも、数日後の再診の時には、壊死した皮膚が取れてしまって、直径5cm位皮膚が無くなっちゃって、赤みが出ていましたが、傷の状態は良かったのでそのままにして置いたところ、10日後にはかなり傷が小さくなっていました。

薬効がきれる頃にもう一度注射しましたが、もう治るのは時間の問題のようでした。縫合してた頃は、麻酔をかけたり、傷を舐めない様にカラーをつけたりしてましたが、この注射薬を使うようになって、注射2本で治せるようになりました。我が業界にとっては、ヒット商品ですね。


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