2014年07月
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●2014年07月31日(木)
☆今日のワンコ☆

チワワのベッカムくんです。11歳の男の子で体重は3.6kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。どこ見てるのかな?飼い主の方かな・・。

●2014年07月30日(水)
☆今日のワンコ☆

MDFの純ちゃんです。生後2カ月目の男の子で体重は800gです。1回目のワクチン接種で来院しましたが、前日にペットショップから来たばかりだったので、1週間ほどしてから、再来院してもらうことにしました。環境が変わると思いのほかストレスがかかりますから、新しい環境に慣れてから接種した方が良いですね。

●2014年07月29日(火)

☆今日のワンコ☆

今年はノミが多いですね。毎日、ノミが原因の皮膚病でワンコやニャンコが来院しています。

「ノミアレルギー性皮膚炎」という病気があります。ノミの唾液に対してアレルギー反応が出て、強い痒みがでます。動物は痒いのでなめたり咬んだりして、皮膚を傷つけたり、毛が切れてぬけてしまったりするので、お腹やお尻の周りや内またなどが悲惨な状態になります。ノミが付いた子がすべてこんなふうになるわけではなくて、アレルギーのある子が皮膚病になります。一旦アレルギーが出ると、ノミの時期になると、毎年発病します。

今日のワンコは初診の子でしたが、お尻のあたりの毛が抜けて、ノミの運動場になっていました。フロントラインで駆除しますが、速効性があるので、直接皮膚に塗布するタイプの薬を使いました。診察台の上には、ノミが数匹落ちていました。2〜3日でノミは駆除できると思いますが、ワンコがガジガジと咬まないように、痒み止めのお薬も処方しました。

動物たちも、暑いし痒いし大変ですなぁ〜。

●2014年07月28日(月)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのボブちゃんです。体重は6kgです。今日は狂犬病のワクチン接種と登録で来院しました。診察台の上で緊張気味ですね。目が真ん丸になってるよ!

●2014年07月26日(土)
☆夏の客人☆

毎年夏になると出てくる「イモリ」くんです。事務室の光に集まってくる小虫を狙って出てきます。大きさの違う個体がいるので、1匹だけではなさそうですが、複数でてくることはありません。順番を決めて出てくるようです。窓越しにハンティングの様子を見れます。ソ〜っと近づいて、一発で仕留めることもありますが、逃げられることもあります。

もう何十年も毎年出てきます。冬はどうしてるのかなぁ〜。

●2014年07月25日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は15歳のワンコのお腹に出来た腫瘍の切除手術でした。

ワンコは体重が10kgの中型犬です。中型犬の15歳というのは、高齢犬ですが、元気の良い子で血液検査の成績も良かったので手術することにしました。腫瘍の大きさはピンポン玉大ですが、これ以上大きくなると良くないのでワンコが元気な時に手術することにしました。

手術は、鎮静薬、麻酔導入薬、気管挿管、ガス麻酔の順番で麻酔をかけていきます。気管挿管して麻酔ガスを吸わせると完全に眠りますから、ワンコを固定して手術が始まります。

今日のワンコは高齢なので、若いワンコの半量の鎮静薬を使いました。手術は順調に進み1時間程度で終えました。若いワンコだとガス麻酔を切ると15分程度で頭が上がる位まで麻酔が覚めますが、さすがに高齢なので、そこまではシャキッとなりません。

今、術後数時間が経ちますが、まだ入院室でトロ〜ンとしてます。明日の朝、飼い主の方がお迎えに来る頃には覚めているでしょうね。

ちなみに、麻酔導入薬は最近、子供への投与で問題になっている「プロポフォール」です。子供には、手術後に動かないようにするために点滴投与するらしいのですが、犬や猫には、気管挿管する時だけ動かないようにするために、ワンショットでゆっくり使いますから安全です。

●2014年07月24日(木)
☆今日の福間海岸☆

今日も暑い日でしたね。木曜日の午後は福間海岸にいました。風も波もなかったので、海遊びはできませんでしたが、ガソリンが高くなったし、今日はエコのために車を置いて公共交通機関で行きましたから夕暮れにこんなことが出来ました。海からの風が気持よかったです(^.^)。あまりエコになってないかな??

●2014年07月23日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のマンゴーちゃんです。生後2カ月位で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。ミックス猫だそうですが、近いご先祖様にスコテッシュ・ホールドが居そうですね。

純粋のスコテッシュは軟骨に先天的障害が出て、足の関節に異常が出ることがありますが、ミックス猫だと大丈夫ですね。

●2014年07月22日(火)
☆盛夏到来!☆

梅雨も明けて暑い夏がやってきました。福間海岸もビーチやカフェが若い人たちや家族連れでにぎわっています。チワワやトイ・プードルなどの小型犬を連れてきてる人も居ますが、午後になると砂浜は裸足では歩けないほど熱くなっています。いつも室内で生活しているワンコはパットが軟らかくて、こんな場所を歩かせたら火傷を負わせてしまうし、熱中症の危険もありますから、海には連れて来るなら、日没が近い時間帯が良いでしょうね。

写真は、海の仲間たちです。3人の平均年齢は60歳を超えています。元気なジジイ達です。一番奥が私です。いつも砂浜を裸足でウロウロしているので分厚い足の裏をしています。

●2014年07月19日(土)

☆今日のニャンコたち☆

子猫2頭がワクチン接種で来院しました。家の近くで外猫が産んだんだそうです。外猫が産んだ子は風邪をひいていたり、ノミだらけだったるするんですが、今日の子猫たちはそんなことはなくて健康そうで、清潔でした。

翌日、この子猫の母親が不妊手術で来院しました。人慣れしていてすぐに捕まったそうです。

母猫の退院時に子猫が1頭やってきました。もう一頭子猫が居たそうで、その子にもワクチンを打ちました。母猫と子猫1頭を一緒に飼ってくれる人が見つかったそうです。始めの2頭は、連れてきた方が飼ってくれます。

子猫や母猫の状態からして、最近までどっかで飼われていたと思われます。どんないきさつで外猫になっちゃったのか分かりませんが、母子ともに幸せになりそうです。良い方に巡り合って良かったですね。

●2014年07月18日(金)

☆昨日のニャンコ☆

横隔膜ヘルニアの子猫です。手術をすべきか、否か・・。

私は北九州臨床研究会という研究会に所属しています。月に一回集まって、それぞれの病院の症例を報告してディスカッションしています。以前は私よりも年上のベテランの先生方が何人か居たのですが、今は、私が上から2番目の年長者になっています。30代から40代の開業して1〜10年目位の先生たちがメインで活動しています。このクラスの院長たちは目茶目茶パワフルです。

この研究会でパワフル院長たちの意見を伺いました。結論は、先天的な異常も考えられるので、手術しない方が良いのでは・・ということでした。

私の様に一人でやっているワンマン獣医の病院では、相談できる場所と仲間があるというのは、ありがたいですね。それが、飼い主の方や病んでいる動物にとってもメリットになりますからね!

●2014年07月17日(木)

☆今日のニャンコ☆

「後ろ足が不安定でヨロヨロしてます」ということで、生後1カ月目位の子猫が来院しました。さっき見つけて当院に連れてきたそうです。

レントゲンを撮ると骨盤を骨折しているのがわかりました。骨盤と背骨をつないでいる関節がずれるような骨折で、このまま安静にしていれば自然に固まって治るような感じでしたから、ゲージの中で安静にしておくように指示しました。

その時のレントゲンで、胸とお腹を仕切っている横隔膜も破れていることがわかりました。仕切りの一部が破れているので、お腹の中の臓器が胸に入り込んで呼吸がしにくくなります。成猫ですと容態が安定したら早めに手術をしますが、生後1か月位だと、気管が細いので気管チューブを入れられませんし、それが入るまで成長を待つと手術ができるかどうか分かりませんし、術中に亡くなることも考えられます。

猫は順応性が高いので、このままにして置いても生きていけるような気がします。はたして、リスクの高い手術をするか?このままにして置くか?

つづく・・。

●2014年07月16日(水)
☆今日のニャンコ☆

ゲージに入れられてジロリとにらんでいるのは、メス猫のミミちゃんです。8ヶ月目の女の子で体重は3kgです。不妊手術を受けに来院しました。写真は麻酔をかける前のワンショットです。表情が硬いのは、身の危険を感じているからかな?

●2014年07月15日(火)

☆今日のワンコたち☆

ジメジメした日々が続いているせいか、ノミが原因の皮膚炎で来院するワンコが増えています。お尻や尻尾のあたりを痒がって、お腹にも湿疹ができるのが特徴です。痒みが強くて夜中もガシガシと掻いています。

フロントラインでノミの駆除を行いますが、使用中の子も居ます。以前と比べると少し効果が落ちている感じがします。発売されてだいぶ経ちますから、薬に耐性が出来たノミが出てきたのかもしれません。

こんな子には、全身に塗布するタイプのフロントラインを使っています。こっちの方が、全身に塗りつけますから効果が出るのが早いようです。

ほとんどの子が、外の野良猫と動線が重なります。お庭に猫が入ってくるとか、家の周りに猫が多いとか・・。ノミの被害を避けるいは、散歩の時にはできるだけ草むらなどに入れない方が良いかもしれませんね。

●2014年07月14日(月)
☆梅雨のジメジメした時期には・・☆

こんな写真はどうです?

お世話になっている福間のサーフショップ「シーガル・イン」のインストラクターと看板犬「アキちゃん」です。乗ってるのは、最近流行しているSAP(スタンドアップ・パドル・サーフィン)のボードです。ショップにはスタジオがあるので、週末はマリンスポーツ以外に、ヨガやダンス教室などが開かれています。オーシャンビューで生徒さんも気持良さそうですよ。

アキちゃんは、10歳の男の子です。去勢手術を受けているので少しメタボ(手術したのは私ですが・・(^.^))のサーファー犬です。浜辺をホームグラウンドに自由な日々を送っています。最近少し年取ったので、野生児から好々爺に変化しつつあります。私が行くと嬉しそうに寄ってきて挨拶に来ます。良い人生(犬生?)を送っています。撮影したのは、私ではなくて、シーガル専属カメラマンのYさんです。久々にPも海連れてってやろうかなぁ・・。


●2014年07月12日(土)
☆今日のワンコ☆

TPのももちゃんです。1歳の女の子です。ワクチン接種で来院しました。活発で可愛くて毛もほとんど抜けませんから、人気があるのは分かりますね!

●2014年07月11日(金)
☆今日のニャンコ☆

今日は久しぶりに青空を見ました。夕方は綺麗な夕焼け、夜は月が綺麗でしたね。

写真は、メス猫のあやたちゃんです。ワクチン接種で来院しました。5歳の女の子で体重は5kgです。体つきも大きいし、落ち着いているし、名前を聞いた時に男の子かと思いました。大きな目でカメラを見つめていますね。

●2014年07月10日(木)
☆台風一過☆

「7月には記録したことない規模の台風」と言われていた大型台風も、当地には大きな影響も被害もなく、無事に通り過ぎたみたいで、あんまり脅かされたものだから、昨晩は寝付かれなくて、今日は寝不足気味でした。

万一のことを考えてスタッフには休んでもらいましたが、休診にすることもなく、何名かの方がワクチンなどで来院されました。

写真は台風前の夕焼けです。ちょっと不気味な感じでしたが、何事もなく過ぎて良かったですね。

●2014年07月09日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は大型の高齢犬の治療が続きました。

始めの1頭は後ろ足が不自由になって起き上がれなくなった体重30kgのオスのワンコです。オシッコなどで体が汚れるので、飼い主の方が洗ってあげてましたが、体の下側に床ずれが出来てしまいました。

飼い主の方は、鎮痛薬やサプリメントを与えることで何とか立ち上がらせたいと希望されているみたいでしたが、足腰が弱って一旦寝込んだ高齢犬を立ち上がらせるのは無理なので、これからは介護になることをお伝えして、体のお世話がしやすいように、下半身の毛をバリカンで刈って、オシッコなどが付いても管理しやすいようにしてあげました。

2頭目は、体重30kgのオスのワンコです。この子は以前尿道結石の手術を2回受けています。尿道に結石が詰まってオシッコが出せなくなりました。手術で結石を除去しましたが、膀胱がパンパンの状態が続いたので、年齢とともに自力で完全に排尿することが難しくなりました。以前は1kmくらいの距離を自力で歩いて来院してましたが、足腰が弱くなって病院に連れてくるのが難しくなったので、オシッコを出すための管や吸引する注射器などの道具を持って、往診しました。

これから高齢犬の介護の問題が出てきそうですね。


●2014年07月08日(火)
☆今日のニャンコ☆

先日、フィライリアの予防で1年ぶりに来院された方です。

「センセイ、元気しとった?」
「はい、元気ですよ!」
「いや、近所の方が、最近トミシタ病院しまっとるよ。入口に張り紙があったし、ひょっとしたら先生亡くなったんじゃないの、って言ってたよ。最近、犬と一緒に走っているのも見ないし、私も死んだかと思ってたよ。元気だったの??」

確かに、膝を痛めてジョギングがウォーキングに代わって、時間が倍くらいかかるようになったんで、早めに出るので、この方とは時間帯が合わずお会いしてませんでしたが、まさか死んだことになってるとは・・(*_*)あぁ、ビックリした。噂とは恐ろしいものですね(^.^)。

犬と走ってる光景はやはり珍しいようで、見てる人多いんですよねぇ。ポチが増えた時は「あれ、一匹増えたねぇ」とか、Pが足を痛めて一人で走っていると「あれ、いつもの犬は?」とかね・・。

写真は、子猫のレオンちゃんです。2カ月くらいの男の子です。今日は健康診断で来院しました。押さえられて、ちょっと不機嫌そうです。

●2014年07月07日(月)

☆梅雨時期☆

毎日雨が多いですね。当院、建築費をケチッたせいか、風向きと雨量によって、待合室と右側の診察室が雨漏りします。特に待合室はプール状態になります。

台風も近づいていますし、天気次第では水曜日か木曜日を休診にするかもしれませんからお電話でご確認くださいね。

●2014年07月05日(土)
☆今日のワンコ☆

ヨークシャー・テリアのハッピーちゃんです。1歳の男の子です。狂犬病のワクチン接種とフィラリアの検査で来院しました。体重は7.5kgです。大きな子ですね。

●2014年07月04日(金)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のきいちゃんです。生後3カ月位で体重は1.5kgです。今日はワクチン接種で来院しました。獲物を見るような目つきが、ちょっと野性的な感じがしますね。何見てたんだろうな・・。

●2014年07月03日(木)

☆今日のワンコ☆

当院ではお腹の手術をした子は、傷口を舐めて糸を取ったりしない様にネットで作った服を着せますが、傷の上には一枚ガーゼを乗っけていて、退院の時にそれを取ります。

昨日乳腺腫瘍の手術をした小型犬にもそうしていました。退院の時にネットをはぐって傷を見るとガーゼがありません。お腹の上の方にずれているのかも?と思って見ますが、やはりありません。入院室を朝片づけたスタッフにきいても、ガーゼはなかったそうです。今日休んでいるスタッフに電話で問い合わせても、昨日、入院室の中にガーゼはなかったそうです。

このワンコ、昨夜は鎮静剤がよく効いていて、入院室でスヤスヤ眠っていましたが、朝になると元気になってワンワンと吠えていました犬や猫は自分の血液や体液が付いたものにかなり興味を示します。。「ひょっとしたら、元気になって、自分の臭いがついたガーゼを食べてしまったのかも・・」。

多分そんなことはないだろうと思いながらも心配だったので、一旦帰ったワンコをもう一度連れてきてもらいました。もし食べていたら、それほど時間が経過していないので、念のために吐かせる処置をしようと思いました。

飼い主の方に事情を話して、処置を待っててもらいましたが、飼い主の方が、ワンコの背中のあたりをゴソゴソしています。「もしかしたら、コレですか?」。

ガーゼはワンコの背中の方にまわっていました。退院の時にもっとよく調べておけば良かったけど、かなり心配しましたから、ほんとに安心しました。

●2014年07月02日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は12歳の小型犬の乳腺腫瘍の手術でした。

お腹の腫瘍のご相談を受けたので、このままにして置いても自然に小さくなることはないし、逆にだんだん大きくなる可能性の方が高く、その時に手術しようと思っても、ワンコが高齢になっていて出来ないこともあるので、今、元気なうちに手術することをお勧めしました。

複数の乳腺に腫瘍が出来ていて、大きなものは大人の親指の頭大になっていましたから、全部で4個の乳腺を切除しました。お腹の下半分くらいの皮膚を乳腺ごと切除しますから、不妊手術や昨日の膀胱の手術などに比べると傷が大きいのですが、傷の割にはワンコの回復は早いようです。開腹手術というのは、やはり体に負担がかるのでしょうね。

今日のワンコも明日退院の予定です。

●2014年07月01日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は6歳の小型犬の膀胱結石の手術でした。

「オシッコの出が悪い」ということで来院したワンコです。エコー検査をすると、膀胱にオシッコはたまっていませんから、尿は出ているようですが、何度も足を上げてオシッコをしようとしますが出ないそうです。

犬や猫が膀胱炎を起こすと「頻尿」という症状がでます。残尿感があるので、排尿後もオシッコをしようとして、排尿の姿勢をとりますから、飼い主の方は「オシッコが出てないかも??」と思います。

今日のワンコはエコー検査とレントゲンで、膀胱の中に大小の結石があることがわかりました。この結石が膀胱の中にあるうちは良いのですが、尿道に落ちてきて尿道閉塞をおこすと本当にオシッコが出せなくなって、大変なことになるので、今のうちに手術で膀胱の中の結石を取り除くことにしました。

レントゲンで見るとそこにあるように見える石も、実際に膀胱を開くとその奥にあって、スプーンなどですくい上げようをすると、奥に落ち込むので、指でまさに手探り状態で拾い集めました。直径数ミリのものから砂粒くらいのものまで数十個の石を摘出しました。

結石の成分を分析して正体を突き止めて、再発しないように、これから食事療法が始まります。


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