2014年06月
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●2014年06月30日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワのルイちゃんです。1歳の女の子で体重は3kgです。今日はフィラリアの検査で来院しました。

●2014年06月28日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日は子猫の猫白血病とエイズの検査をしました。3週間程前に保護された猫です。保護した方のお家にはすでに猫が居ますから、血液検査をしてから、お家の猫と一緒にすることにしました。

ところが、この子猫とても警戒心が強くて、触ろうとすると、シャーシャーと威嚇します。他の猫と一緒にしたら少しは心を開いて警戒心をなくしてくれるかとも思いますが、そのためには検査をしなければなりません。触るのも容易ではないので、採血なんてとても出来そうになりません。

そこで、猫を麻酔で眠らせて採血することにしました。子猫をカゴに入れてきてもらって、それごと大きなビニールの袋に入れて密閉して、麻酔ガスを流します。10分ほどで、子猫はスヤスヤと夢の世界に入りましたから、カゴから出して、麻酔ガス用のマスクをつけて、採血や耳の検査、検便などを行い、すべてが終わってから、ガスをオフにして、夢から完全に覚める前に、元のカゴに入れました。子猫は「あれっ、私の身に何が起きたの??」とキョトンとしてました。

検査結果はすべて(−)でした。これで他の猫と一緒に出来ます。他の猫にもまれて、警戒心を少し溶いてくれると良いですね。

●2014年06月27日(金)
☆今日のワンコ☆

パピヨンのハッチ君です。3歳の男の子で体重は5kgです。ハッチ君はご近所のワンコで、朝の散歩の時によくお会いします。1日に何度もお散歩してますから、スッキリをした体型を維持しています。散歩コースには猫が多いので、今日はフロントラインを付けに来院しました。朝の散歩の時にはご挨拶をしますが、我が家のハッチと同じ名前とは知りませんでした・・。

●2014年06月26日(木)

☆ピーと飼い主☆

今月の始めから風邪気味で、それほどひどくないので自然治癒するかと思っていたのですが、だんだん声が枯れてでなくなってしまいました。「こりゃいかん(';')」と耳鼻咽喉科を受診して検査してもらい、抗生物質などのお薬を処方してもらい、まじめに飲んでいます。それとは別に、昨年から膝を痛めて、ワンコたちとのジョギングはウォーキングに代わり、下り坂はそろそろと用心して歩いています。それに加えて腰痛が出て、コルセットで腰を固定している始末です。

さて、愛犬ピーも9歳になり、少し走らせるとだんだん遅れて、膝を痛めている私の後ろをエッサコラサと付いてきます。下り坂では前足を少し引きずりますから、関節炎対策でヒアルロン酸やコンドロイチンが入ったサプリを飲んでいます。それと、この時期になると、毎年急性湿疹という皮膚病になります。ピーが一番に発病して、ポツポツと同じ病気になったワンコが来院してきます。治療のために、2種類のお薬を飲ませています。

お互いにアッチコッチが痛む年齢になってきて、なんとなく我が身の行く末を見る思いがして、「ピーの余生を大事にしてやろう」って思っています。お互いに黄昏時だねぇ〜。

●2014年06月25日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は15歳のメスの中型犬の後ろ足にできた直径4cmくらいの腫瘍を手術しました。

コロンとした腫瘍で、腫瘍自体は簡単に取れそうで、ワンコは高齢でしたが、元気食欲共に大丈夫だということなので、麻酔をかけて切り取ることにしました。まだまだ長生きしそうな子で、このままにしておいて、急に大きくなって表面が破れでもしたら厄介なことになるので、元気なうちに手術した方が良いだろうと判断しました。

手術前に血液検査をすると、腎臓の機能が落ちていることがわかりました。腎機能を示す数値が二つとも上がっています。「さてどうしたものか?麻酔をかえても大丈夫だろうか?」。

以前、歯石の処置をするために預かったワンコで同じようなことがあり、この子は、数値がかなり高かったので、麻酔下での処置は中止して、今は、腎臓病の治療をしています。

今日のワンコの手術は1時間程度で終わると予想されましたし、腫瘍の切除は飼い主の方も希望していましたので、大丈夫と判断して手術を行いました。

手術は順調に進み、麻酔の覚めも良かったので、夕方にお迎えに来てもらいました。今回の処置が一段落したら、腎臓病の治療に入ることになりますね。今回、術前の血液検査で腎臓の機能が落ちていることがわかりました。足の腫瘍を切除したことよりも、そっちの方が、この子の今後の健康に貢献したかもしれません。

13歳以上の犬や猫は、一見健康そうでも、血液検査で健康チェックをした方が良いですね。

●2014年06月24日(火)
☆今日のワンコ☆

モモちゃんです。3歳の女の子で、体重は6kgです。今日は狂犬病のワクチン接種とフラリアの検査で来院しました。ブルーのシャツが可愛いですね。

●2014年06月23日(月)

☆今日のニャンコ☆

「ノミがついているようなのでフロントラインを付けてほしい」と10歳くらいの猫が来院しました。

フロントラインは購入されて自分付ける人がほとんどですが、なかには、犬や猫を連れてきて付けてほしいという方も居ます。今日のニャンコも首の後ろに数か所に分けて付けてあげました。飼い主の方は、猫に近づいたらノミがピョンピョン跳ねてきたから、猫にノミが付いているのに気付いたそうです。

「ノミがピヨンピヨン跳ねて来るなんてほんとかいな?」と思いながら、猫を裏返しにしてみるとビックリ、お腹の毛ががほとんどなくなって、大量のノミの運動場になっていました。毛がなくなっているのは、猫が痒くて舐めたのが原因でしょう。

首の後ろに滴下したフロントラインでも効果はでますが、今日のニャンコにはダメ押しでフロントラインのスプレーを全身にふっておきました。診察台の上には、今まで楽しく猫のお腹で遊んでいたノミたちが直接フロントラインをかけられて、ポトポトと落ちてもがいていました。痒かっただろうねぇ〜。

●2014年06月21日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日の手術はメス猫の不妊手術でした。

いつもの様に麻酔をかけて眠らせて、猫を仰向けに寝かせて手術部位の毛を刈りますが、今日のニャンコ、おヘソのあたりが膨らんでプニョプニョしています。臍ヘルニアがあるようです。

臍ヘルニアはおヘソのあたりの腹筋に穴があいていて、お腹の中の脂肪組織が皮下に出ている生まれつきの病気です。今日のニャンコの穴はそれほど大きくなくて、出てきてるのはお腹の中の脂肪組織ですから、それほど問題はないのですが、これから太ってきて、お腹の中の脂肪が増えると、それに伴って、皮下に出てくる脂肪の量が増えて、ヘルニアが大きくなる可能性があります。

手術の切開部位を少し上に伸ばすとヘルニアの穴をふさぐことができますから、不妊手術と同時にヘルニアの処置もしました。飼い主の方も気づいていて、「これ何だろう??」と思っていたそうです。今日は正に「一石二鳥」の手術でしたね(^.^)。

●2014年06月20日(金)
☆今日のニャンコ☆

すももちゃんです。生後2カ月くらいの女の子で、体重はまだ600gです。1回目のワクチン接種で来院しました。すももちゃんは、大勢の仲間が居るお家で飼われることになったので、白血病の予防などが出来る7種混合ワクチンを接種しましたよ。

●2014年06月19日(木)
☆今日のワンコ☆

ミニーちゃんです。3歳の女の子です。ワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。久々にミックス犬の登場です。元気よさそうですね!体重は11kgです。

●2014年06月18日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のチョロちゃんです。不妊手術で来院しました。写真は手術前のワンショットです。身の危険を感じて(?)ジロリとにらんでいますね(^.^)。

●2014年06月17日(火)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のドンちゃんです。生後半年のオスのワンコです。狂犬病のワクチン接種と去勢手術のご相談で来院しました。以前のシーズー犬は外耳炎と皮膚病が多い犬種でしたが、最近は健康な子が多くなりました。10数年前にシーズー犬がブームになって、無理な繁殖をさせたのが病気が多かった原因でしょうね。毛も抜けませんし、性格も温厚で骨格も丈夫ですから、室内で飼いやすい犬種ですね。

●2014年06月16日(月)

☆今日のワンコ☆

「目の中に何か入っています。取ろうとするのですが、取らせません」ということで、14歳の中型犬が来院しました。ワンコは土曜日の散歩の途中からさかんに目を気にしているそうです。

東洋眼虫というハエが媒介する寄生虫が目の中に居たワンコは見たことがありますが、異物が入っている子はまだ見たことがありません。そんなことを考えながら、診察に入ると、確かにワンコは目をショボショボさせています。さらに目をよく見ると確かに下マブタの横から何かが出ています。「ありゃ、ほんとに何か入ってるわ」

ワンコは痛くて気持ち悪いので、見られるのを嫌がってます。「鎮静が必要かなぁ」とちょっと思いましたが、大人しいワンコで少しじっとしていてくれたので、ピンセットでつまんで、取り出すことが出来ました。異物は、幅2〜3mm、長さが1cmくらいの枯れ草みたいで、厚い部分が結膜の奥に引っ掛かっていました。刺さってはいませんでしたから、簡単に取れました。

土曜日から月曜の午後まで、大きなゴミが目に入っていたわけで、ワンコはうっとうしかったでしょうねぇ。自分じゃ取れないしねぇ〜。


●2014年06月14日(土)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の不妊手術が2件ありました。そのうちの1頭ですが、成猫なのに体重は2kgくらいしかありません。飼い主のお話では、3月に出産した時は丸々としてたそうですが、今は痩せています。

心配だったから、麻酔をかける前に血液検査をしましたが、異常ありません。呼吸の状態も普通でしたから、いつも通りに手術を始めました。

麻酔をかけて寝むらせてお腹の毛を刈ると、乳腺が張っています。乳腺が張っていると、それに栄養を供給する血管も発達していますから、電気メスで止血しながら、手術を終えました。

夕方お迎えに来た飼い主の方にきくと、生後3カ月を過ぎた子猫にまだオッパイを飲ませているんだそうです。犬や猫は、授乳がピークを迎える出産後1カ月くらいの時は、食事も倍くらい食べますが、母親はだんだん痩せてきます。毛もパサパサになって、元に戻るまでには半年から1年くらいかかります。正に「身を削って」子育てをするわけです。

今日のニャンコはまだ授乳中だということで、それが原因で食欲はあるのにお痩せているんでしょう。術後は傷の保護のためにネットを着せますから、子猫はオッパイを飲むことができません。これで離乳が出来ると、だんだん体重も増えるでしょうね。優しいお母さんなんでしょうね。

●2014年06月13日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳の小型犬の首に出来た小指の頭くらいの大きさの腫瘍を切除しました。

皮膚の上から触るとコロコロして、下の組織には癒着がなさそうだったので、取り易そうな感じでしたが、丁度頚静脈の真上あたりに出来ていましたから、「血管がひっついていなければ良いが・・。」と思いながらメスを入れました。

腫瘍を出来るだけ引っ張り上げて慎重に下の組織から外していきます。「腫瘍の裏側に頚静脈がくっついていたらどうしよう」とドキドキしながら探っていきましたが、大丈夫でした。

腫瘍を切り取ってその奥を見ると、太い血管が・・。やはり腫瘍の直下に頚静脈がありました。「癒着してなくてよかったぁ」。

来院された時に「眼の下が腫れている」ということで、多分歯根炎が原因でしょうと、奥歯を見るとかなり歯周炎が進んでいましたから、同時に抜歯もしました。これで腫れも引くでしょう。

ワンコは何事もなかったような顔で夕方帰っていきましたよ。

●2014年06月12日(木)
☆今日のワンコ☆

MDのハナちゃんです。3歳の女の子です。フィラリアの検査と狂犬病のワクチン接種で来院しました。当院は、毎年きちんとフィラリアの予防薬を飲ませている子は、フィラリアの検査をしないで予防薬を出していますが、前年までの予防がはっきりしなかったり、予防薬を飲み残している子は血液検査で、感染の有無をチェックしてから予防薬を出しています。

何年も予防していないけど、感染していない子が居るかと思えば、昨年1年予防し忘れただけで、感染しちゃった子も居ます。そのワンコの飼育環境(蚊の発生の多い、少ない・)が関係してるんでしょうね。予防薬は感染した子虫を駆除する駆虫薬ですから、きちんと11月まで飲ませるのが大切です。

●2014年06月11日(水)
☆今日のワンコ☆

ヨークシャー・テリアのらむちゃんです。10ヶ月目の女の子です。らむちゃんは10日前に不妊手術を受け、今日は抜糸で来院しました。

らむちゃんの右側に居るのは当院のハッチです。らむちゃんはハッチより若いのですが、見た目はそっくりです。この2頭は同じショップから来てますから、どっかでつながっているかもしれません。お母さんかお父さんが一緒なのかもね(^−^)。

●2014年06月10日(火)

☆今日のニャンコ☆

「オシッコが出てないようなんですけど・・」と、オス猫がやってきました。猫は膀胱炎をおこすと何回もトイレに行きます。ひん尿になると一回のオシッコの量が減るので飼い主の方は「オシッコが出てない」と思うことがあります。膀胱の中に砂が溜まってそれが尿道に詰まることがあります。この時は本当にオシッコが出せなくなっているので、猫は危険な状態になっています。

単純な膀胱炎と尿道閉塞では、全く治療が違ってきます。膀胱炎はお薬で治しますが、尿道が閉塞している時は、細い管をおちんちんの先から入れて尿道を開通させないといけないので、麻酔下の処置になり大変です。

尿道が閉塞してオシッコが出せないと猫は急激に容態が悪くなり、食欲も元気も消失しますから、診察の時には一番初めに猫の状態をお伺いします。食欲や元気があれば少し安心します。確定診断は、お腹を触ってパンパンに膨らんだ膀胱があれば尿道閉塞ですし、膀胱が小さくなっていれば普通の膀胱炎です。

今日のニャンコは、食欲はあるということだったので、「普通の膀胱炎かな・・」なんて余裕をも持ってお腹を触ると、「あらま!膀胱がパンパンだわ!」。

すぐに麻酔をかけて、尿道から細い管を入れて開通させ詰まっている砂粒物を出して、オシッコが出るようにしました。早めの来院でしたから、膀胱炎もそれほどひどくなく、腎機能にも異常はみられませんでしたから、入院せずにお家に帰れました。

尿道閉塞の時は、猫はほとんど青息吐息で連れて来られます。あと2〜3日遅かったら亡くなっていたかもというくらい悪くなっています。今日のニャンコは早めの来院でした。飼い主の方は他の猫で尿道閉塞の経験があり、その時診てもらった先生から、「後1〜2日遅れたら、亡くなっていたかも・・・」と言われていたので、今日はおかしいぞと思って、すぐに受診に来たのだそうです。

愛猫が何回もトイレに入る時は、様子を見ないで早めに来院してくださいね。

●2014年06月09日(月)

☆今日のセンセイ☆

先週から風邪気味でゴホゴホ、グスグスやってたのですが、それほど高熱が出てるわけではなく、「今日はもう出て来なくて良いよ・・」と言ってくれる優しい上司がいるわけでもなく、それほど辛いこともないので、いつもの様に仕事して、週末を過ごして、今朝、目が覚めると、「声が出ない(@_@。・・」。出ない声を無理して絞り出すと、ゴホゴホとせき込むので会話になりません。

それでも、休み明けですから、続々と犬や猫がやってきます。いつもみえてる方は、「センセイ、風邪ですか??」とか、「体調がお悪い時に来てしまって、すみません」なんて、優しい言葉をかけてくれますが、初診の方は初対面ですから、「この先生、話しかけてもろくに答えてくれないし、しゃべってる言葉は良く聞き取れないし、なんか変な感じ・・」という心の声が聞こえてきそうな表情です。

これで、体調が悪いと思いきって休診にするのですが、悪いのは喉だけで、首から下は、膝が半月板損傷で痛いのを除けば、極めて元気なんです。

最後に来院された方は中国の方で、「センセ、風邪ひいたの?中国では風邪ひいたらスイカ食べるよ!水分補給と利尿、熱さまし、に効くよ!喉にも良いよ!」とアドバイスくれました。診療が終わると同時に速効で近くのスーパーに行って、最後の1個だったスイカ1/4をゲットしました。今夜はこれをガブガブ食べて寝ようと思います。中国3000年の風邪の処方食・・。効果あるかなぁ〜。

●2014年06月07日(土)
☆今日のワンコ☆

マルちゃんです。1歳の女の子で、体重は3kgです。フィライリアの検査で来院しました。チワワとマルチーズのミックス犬だそうです。可愛いですね。

●2014年06月06日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は小型犬の歯石の処置をしました。

麻酔をかけて、気管挿管してガス麻酔で維持しながら超音波スケーラーという器具を使って歯石を取り除き、グラついている歯は抜歯しました。

抜歯した歯を飼い主の方に見えせると、「ごはんは今まで通り食べられるのでしょうか?」と心配されますが、犬の抜歯は人とは違って、ぐらついている歯を取り除くような抜歯ですから、その様な歯は使えていませんから、抜歯しても、食事が食べられなくなることはありません。むしろ、口の中が快適になるので、食欲が増して、体重も増える子が多いようです。

最近、犬や猫の歯の処置をすることが多いですね。昨日登場した当院のハッチは、2〜3日に一回、デンタルペーパーという紙で歯と歯茎を拭いています。歯ブラシよりも嫌がりませんし、専用の薬剤が付いているので、濡れテッシュなどよりも、歯の汚れが良く落ちるようです。ヨーキーは歯石が付きやすい犬種です。歯を拭くことで、将来、麻酔をかけなくて済めば良いですからね。

●2014年06月05日(木)
☆今日はハッチ☆

久々にハッチの登場です。事務室のゴミ箱に入れられちゃいました。幅10cmくらいの箱にスッポリ入っちゃいました。見てる方は可愛いけど、本人(本犬?)は迷惑だろうなぁ〜。

●2014年06月04日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のリラちゃんです。3歳の女の子で体重は4kgです。今日はワクチン接種で来院しました。カメラを直視していますね。

●2014年06月03日(火)

☆今日のワンコ☆

去勢手術を受けた7か月令のオスの小型犬が退院しました。子犬の面影がまだ残っているような可愛いワンコです。

ところがこのワンコかなり早熟のようなのです。同居しているメス犬にしょっちゅう乗っかっているそうです。それもかなり真剣に・・。

通常、犬は発情期以外はメスはオスを受け入れませんし、オスも乗ろうとしません。メスの発情は1年に2回ですから、その時期だけ離していれば後の時期は普通に過ごせます。ところが今日のワンコは時期に関係なく乗っかるので、同居しているメス犬は逃げ回って気の毒な状況になってるそうです。

メス犬とオス犬が同居している時は、まず始めにメス犬の手術を勧めます。オスを去勢しても、メスが発情すると、子供は作れないにしてもオスは興奮しますから、まずメスの手術をして発情がこないようにします。そうするとオスは興奮しません。

ところが、今日のワンコは、メスが発情してなくても、せっせと乗っかるそうなので、今回は、オスの手術を先にしました。

手術日の朝まで乗っかってたそうですから、今日お家に帰ったら、どんな状況になってるかな??落ち着いてると良いですね。

●2014年06月02日(月)

☆梅雨入り☆

今日北部九州が梅雨入りしましたね。梅雨の時期はワンコの皮膚病が増える時期です。ノミやダニの活動が活発化し、雨に濡れた皮膚の乾きが悪かったりすると、ワンコは後ろ足の首の付け根をバリバリと掻いたり、口で太ももやお尻のあたりをガシガシと咬むと、一晩で皮膚が真っ赤っかになる「ホットスポット」という皮膚病を起こします。

皮膚が化膿して、ジュクジュクして、犬は痛いので飼い主にも触らせないこともあります。外で飼っている毛の長い犬種なんかでは気付くのが遅れて、そこにハエが卵を産んで、虫がわいて、B級オカルト映画のワンシーンのような状況で来院してくることもあります。

Pもこの時期に必ず「ホットスポット」になっていましたが、海に連れて行った後、体をよく拭いてやると、発病することが少なくなりました。この皮膚病の予防には、体が濡れたらすぐ拭いて乾かしてやることとと、ノミダニ対策で、フロントラインを付けてあえることですね。


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