2014年05月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2014年05月31日(土)
☆今日のワンコ☆

5月は一年で一番忙し月ですが、それも今日で終わりです。少しほっとしますね(^.^)。顔なじみの方と世間話でもしながらゆっくり診察するスタイルが合ってますからね。

今日はオス犬の去勢手術でした。午後から手術して、明日は休診日なので午前9時半にお迎えにきてもらうことにしました。今日のワンコは日本犬でしたが、落ち着いた子で、鎮静→麻酔導入→ガス麻酔→術後の覚醒がすべてスムーズにいきました。

写真は柴犬のパンちゃんです。5ヶ月目の女の子です。今日は狂犬病のワクチン接種と登録で来院しました。

●2014年05月30日(金)
☆今日のワンコ☆

チワワのポロンちゃんです。6歳の女の子で、体重は2kgです。狂犬病のワクチン接種とフィライリアの予防で来院しました。診察台の上で少し不安そうです。大きな目から、今にも涙が出てきそうな・・・。

●2014年05月29日(木)

☆今日のワンコ☆

「眼のふちに急にイボが出来ました」、と体重10kgくらいの中型犬が来院しました。当院は、受付をしたスタッフがカルテに飼い主の方からお伺いした症状をメモしてくれてます。「突然、目にイボ」と書いてあります。

まぶたに出来るイボはありますが、少しずつ大きくなっていくので、「今まで気づかなかったのかな?」なんて思いながら、ワンコのまぶたを見ると、「あら、これはイボではなくてダニだわ!」。ワンコの上まぶたには、吸血してパンパンに膨らんだ直径7〜8mmのダニがしっかりかみついていました。

ちょいちょいとフロントラインを付けてすこし弱らせてから、鉗止で取り除き、抗生物質の軟膏を塗りました。

ダニは吸血すると膨れて目につくようになりますが、吸血前のダニは小さいのでしっかりと探さないと見つかりません。まだ他に居る可能性があるので、頭部を中心にフロントラインを塗布して、首の後ろに滴下しておきました。これで1カ月くらいは大丈夫なはずです。

ダニはノミと違ってあまり移動しません。ワンコは草むらに入ってあっちこっち草むらに頭を突っ込んで臭いをかいで回っているうちに、頭部に寄生するのでしょう。耳やまぶたにくっ付いていることが多いので、ここらの皮膚の厚みが丁度良いのかもしれません。案外、血管が豊富にある部分を狙っているのかも・・。

ダニは「バベシア病」という危険な犬の伝染病を媒介しますから、感染の機会のありそうなワンコは、フロントラインを付けてあげてくださいね。内服薬もありますからご相談ください。

●2014年05月28日(水)

☆今日のワンコたち☆

今日の午後は歯の治療ばかりしてました。

歯周炎がひどくて、食事が食べれない猫を、鎮痛剤などで治療していました。「近いうちに猫の体調が良い時に麻酔をかけて抜歯しましょうね。その時は予約入れてくださいね」とお話していましたが、いよいよ食べれなくなったので、早めに抜歯してくださいと、午前中に連絡が入りました。

今日の午後は、すでに小型犬の歯石の処置の予約が入っていて、スケジュールを見ると1週間後しか空いていません。猫の容態が悪そうなので、とりあえず連れてきていただいて、入院させて点滴などで治療しながら、私の時間が出来た時に出来るだけ早く処置することにしました。

小型犬の歯の歯石の付着はそれほどでもなかったので、30分程度で終了しました。猫の事前の血液検査で大きな異常が見られなかったので、半日程点滴をしてから、麻酔をかけて抜歯しました。

猫の抜歯は、細かい作業なので、時間をかけてゆっくりとやりたいので、通常は、午後に1件だけしか入れませんが、今日はワンコの処置が早く終わったので、4時前には残っているすべての臼歯を抜歯して、歯ぐきを縫合することができました。これで痛みがなくなって、普通の猫のように食べられるようになると良いですね!

●2014年05月27日(火)

☆今日のわんこ☆

今の時期は、フィラリアの予防や、ワクチン接種で来院するワンコが多く、基本的に健康な子たちなので、比較的スムーズの診療が進みますから、混んできてもあまりお待たせすることはありませんが、そこに検査や処置に時間のかかる症例が来院すると、待合室から外のベンチ、駐車場までが渋滞になります。車の中でお待ちの方や、近くの公園に散歩に行っちゃう方もいて、そんな方には携帯に順番が来たことをご連絡します。

今日も夕方に、同居犬とケンカしたワンコが来院しました。傷はそれほど深くはなかったのですが、皮がぺロりの裂けているので、麻酔をかけて縫合した方が治りが早そうでした。

ここから、同時に3件くらいの診療が同時進行し始めます。麻酔の段取り、傷の消毒と同時に隣の診察台のワンコの健康診断とワクチン接種・・。次ワンコは目の診察、それをしながら麻酔の状態にも注意しなければなりません。次の方は薬の処方だけ・・。


「この仕事してたら、ボケることないなぁ〜」なんて思いながら、8時前には傷の縫合を終え、ワンコは帰っていきました。こういう時は獣医師がもう一人欲しいですね。

●2014年05月26日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワの小雪ちゃんです。2歳の女の子で体重は3.8kgです。今日は狂犬病のワクチン接種で来院しました。初めての狂犬病ワクチンだったので、登録もいっしょにしましたよ。

●2014年05月24日(土)

☆今日のワンコ☆

フィラリアの予防と狂犬病ワクチンのシーズンなので、毎日たくさんのワンコ達が来院してきますが、今日は、当院唯一のメスのグレートデンがワクチン接種でやってきました。体重は45kgです。
太り気味のレトリバーで同じくらいの体重のワンコは居ますが、グレートデンは体高が高いのです。診察台の上にあげて、首の後ろにに注射しますが、診察台を一番下までさげても、背の低い私は、背伸びしないと、注射部位に手が届きませんでした。

室内で飼っているそうですが、流し台に丁度頭が乗っかるそうです。この子専用のソファーに長長と休んでいる写真を見せてもらいましたが、大きなソファーを一匹で占拠していました。存在感あるでしょうねぇ〜。


●2014年05月23日(金)
☆今日のニャンコ☆

トラ丸ちゃんです。1歳位の男の子です。体重は5kg近くあります。1週間ほど前に保護したそうで。今日は健康診断で来院しました。立派な名前ですが、名前負けしていませんね。

●2014年05月22日(木)
☆海のワンコ☆

海岸は夏のような日差しでしたが、風はまだ涼しくて気持の良いお天気でした。セットしていたウインドサーフィンの道具は、浜辺のワンコの日よけにされてました(^.^)

●2014年05月21日(水)
☆今日のワンコ☆

MDの百太郎くんです。8歳の男の子です。今日は歯石の処置で来院しました。全身麻酔をかけて、スケーラーという器具を使って歯石を取り除いたので、綺麗な歯になりました。歯周炎はそれほど進んでいなかったので短時間で終わりました。

これからの歯のお手入れのために、デンタルシートを出しました。歯を拭くための薬品をしみ込ませた紙です。ワンコは歯ブラシを使うよりも抵抗なく受け入れるみたいですよ。当院のワンコたちも使ってます。ポチとハッチの歯を拭いていると、Pまでが「私もやってよ!」と近づいて来ますよ。


●2014年05月20日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は生後8カ月のメス猫と3歳のメス猫の不妊手術でした。

通常、不妊手術は生後1年以内にやることが多いのですが、今日のニャンコは3歳でした。こちらのお宅に、若いオス猫がやってきたので、先住のメス猫を手術することになりました。

3歳でも通常の手術と変わりないのですが、きょうのニャンコは子宮が太いのです。妊娠している子宮は、胎児がいるところがピンポン玉の様に膨らんでいますが、今日のニャンコの子宮は全体がぽってりと太いのです。「なんか変だなぁ〜」と思いながら、手術を終えました。

手術が終わって摘出した子宮を開けてみると、子宮が化膿していて、蓄膿状態になっていました。それが原因で太くなっていたのでしょう。

犬にも猫にも子宮が化膿する「子宮蓄膿症」という病気がありますが、犬は食欲不振や嘔吐、元気消失などの症状がでて、この病気になっているのが分かりますが、猫の場合、無症状なことが多いようで、不妊手術の時に初めて、この病気になっているのが分かります。ひょっとしたら、少しずつ排膿していても、猫は綺麗好きですから、セッセと舐めるので飼い主が気付かないのかもしれません。

化膿した子宮をお腹の中に持っていても、良い事はありません。不妊手術で子宮を取り除くと、次に来院した時には、体重も増えて毛づやもよくなってることがあります。今日のニャンコはどうかな?

●2014年05月19日(月)
☆今日のニャンコ☆

今日も不妊手術前のメスのニャンコです。3歳位の外猫で出産経験があります。これ以上産むと大変なので、当院からゲージをお貸しして、餌に釣られて入ったところを保護されました。

最近、猫の不妊手術が多いです。福岡市では、地域猫の不妊手術専門の獣医師が市に雇われたとか・・。不幸な子猫を増やさないことは良い事ですね。産まれた子猫たちがみんな幸せな生涯を過ごせるわけではないからね。

●2014年05月17日(土)
☆今日のニャンコ☆

チンチラのビビちゃんです。8カ月の女の子で体重はまだ1.8kgですが、発情が始まったので不妊手術を受けに来院しました。手術前の入院室でのワンショットです。ドアを開けられて、カメラを向けられてビックリして、目が真ん丸ですね。

●2014年05月16日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は朝から空気が澄み切って、風が気持よくて良い天気でした。「あぁ、良い天気だなぁ〜、こんな日に室内で仕事するのはもったいないなぁ〜」なんて言ったのが悪かったのか忙しい一日で、院内にこもりっきりで、今午後10時ですが、まだ残務整理中です(^.^)。

今日の手術は体重2kgのメスの小型犬の不妊手術でした。生後1年くらいで、一度発情しています。先週手術した子は、同じ犬種で体重もほぼ同じくらいでしたが、未発情で、とても子宮が小さかったのですが、今日のワンコは立派な子宮でした。太さが3倍くらい違い、血管も発達していましたから、慎重に手術しました。

今日のわんこは乳歯が残っていたのでそれも抜歯しました。今日のワンコの残存乳歯は特に多くて、全部で10本以上ありました。乳歯が残っていると歯石が付きやすくて、将来、歯周炎になりますから、麻酔で眠っている間に抜歯します。

不妊手術を受けると、将来、子宮や卵巣の病気や、乳腺腫瘍の予防になりますから、生涯を通して、最初で最後の全身麻酔になるかもしれませんね。


●2014年05月15日(木)
☆今日のワンコ☆

YTのエランちゃんです。体重は2kgの女の子です。生後8カ月くらいです。今日は不妊手術のご相談で来院しました。エランちゃんはこの20日後に手術を受けましたよ。

●2014年05月14日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の不妊手術とオス猫の去勢手術でした。

オス猫の手術は比較的簡単な手術で、麻酔時間も短いので、最近は日帰り手術にしています。午前中か午後の一番に手術すると、夕方にはほとんど麻酔は覚めていて、普通の状態でお家に帰れます。

今日も1頭目の不妊手術は午前中に済ませましたが、午後に来客があったりして、2頭目の去勢手術が終わったのが、午後4時近くになってしまいました。飼い主の方にはお迎えを6時にしてもらい、その時間に来ていただきましたが、まだ少しフラフラしています。

当院の入院ゲージから、キャリーバッグに移しかえる時に、コテンところんでしまいました。まだ鎮静剤が効いているのでこんな状態ですが、あと1〜2時間したら元に戻るとご説明して、お返ししました。

今まで何頭か手術を受けさせた経験のある飼い主さんだったから、「大丈夫ですよ!」と猫を連れて帰りましたが、初めて手術を受けさせた方だと、この様なケースは一晩お預かりすることになるでしょうね。

●2014年05月13日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫2頭の不妊手術の予約が入っていました。同じお宅のニャンコです。

その飼い主の方から先週お電話が入りました。「すみませ〜ん。生まれちゃったので1頭キャンセルしてください」。手術予定のニャンコはお腹が大きかったようです。母猫の子育てが終わってから手術することにしました。

その飼い主の方から昨日もお電話が入りました。「すみませ〜ん。明日手術予定の子も産まれちゃいました」。ありゃま、2頭とも妊娠中でそれも妊娠末期だったようです。最近、猫の手術依頼が多くてご予約をいただいても、手術が1週間先くらいになっているので、間に合わなかったようで、申し訳なかったです。

で、今日の猫の不妊手術は2頭ともキャンセルになったのですが、昨日、「野良猫が捕まりました!」と飛び入り手術が入り、ご予約いただいていた猫の手術を一日早めましたから、やはり、今日の手術はメス猫の不妊手術2頭には変わりありませんでした(^.^)。

明日も、オス猫の去勢手術とメス猫の手術・・。なんでこの時期に猫の手術が多いのかなぁ?例年だと、フィラリア予防のシーズンになると猫の手術はすくなくなるんですけどね。いつまで、繁殖してるんだろう・・。

●2014年05月12日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワの木葉(このは)ちゃんです。7歳の女の子で体重は3.5kgです。フィラリア予防薬をもらいに来ました。ちょっと不安そうな顔してますね。

●2014年05月10日(土)

☆今日のワンコ☆

不妊手術を受けた小型犬が退院しました。体重が2kgしかない若いメスのワンコです。初回発情の前に手術をうけることにしました 。

いつもの様に、前足の血管に麻酔や点滴用の細い管を入れますが、元気な若い犬ですから、前足をギュッと持たれると厭がって暴れます。これ位の大きさの犬がギャウギャウと暴れると、なかなか上手く押さえられません。体が小さいので、力加減が難しいのです。ある程度の大きさがあると、体を包みこむ様に抱きかかえると安心するのか、大人しくなりますが、小さいと抱きかかえると体に隠れて、犬が見えなくなってしまうのです。血管も小さいので大変です。

お腹を開けて子宮と卵巣を探しますが、これも細くて小さい・・。通常は割りばし程度の太さの子宮が、まだ発育してないので竹串くらいしかありません。小さな子宮と卵巣を摘出して、無事手術を終えました。若いだけあって、麻酔の覚めは良くて、夕方には、私が近づくと立ち上がるほどに回復しました。

この時期に手術を受けると、乳腺腫瘍の発病率は限りなくゼロに近いし、子宮と卵巣の病気にもなりませんから、将来安心ですね。

●2014年05月09日(金)

☆今日のワンコ達☆

今週の始めに「フィライリア予防薬の投与の時期がちかくなりました」と書いてDMを出したので、ワンコたちが来院しています。この時期に来院するワンコたちは元気な子が多いので、1年ぶりに顔を見る子がほとんどです。カルテを見ると、前回の来院は昨年の5月に今日と同じ、狂犬病のワクチン接種とフィラリア予防薬の受け取りです。

元気なワンコが飼い主さんに連れられてやってくるのを見るのは嬉しいものです。特に、10歳以上のワンコたちが昨年と変わらずに元気よく嫌がりながら飼い主の方に引っ張られて診察室に入ってくるのは、ほほえましく感じます。「あはは、今年もまた嫌がってる(^.^)」。

明日は土曜日だから、来院される方が多い日です。また1年ぶりに会えるワンコがやってきます。楽しみだなぁ〜。


●2014年05月08日(木)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のチャイちゃんです。5ヶ月目の男の子です。今日は風邪で来院しました。猫伝染性鼻気管炎というウイルス性の風邪にかかってしまって、目がウルウルになっています。治ったら、去勢手術の予定です。

●2014年05月07日(水)

☆今日のワンコたち☆

今日から5月の診察が始まりましたね。5月というのは我々の業界が一番忙しくなる月です。というのは、ワンコのフィラリア予防の時期が始まるからです。

フィラリアは犬の心臓に寄生する寄生虫で、蚊が媒介しますが、フィライリアの子虫が蚊の吸血によってワンコの体内に入っても、虫が心臓に達する前に殺してしまう薬が、フィライリア予防薬です。

毎年6月〜11月の間、月に一回投薬しますから、5〜6月にワンコたちが来院してきます。この時を利用して、血液検査やエコー検査などの健康診断をします。毎年きちんと予防している方にはお薬だけ処方することもありますが、予防歴がはっきりしなかったり、高齢な子や、健康面に不安のあるワンコは健康検査をお勧めしています。

今日も連休明けで多くのワンコたちが来院しました。当院は私一人で診察していますから、時間帯によっては待ち時間が長くなることがあります。午前や午後の診療開始時間から1時間ほど遅らせて来院されると、待ち時間が少なくて済みそうですよ。

●2014年05月05日(月)
☆GW真っ最中☆

今年のGWは天気が良くて気持ち良いですね。昼間に浜辺を散歩してるワンコたちがいっぱい居ます。チワワ、トイプードルなどの小型犬がほとんどです。いつもはお家の中のエアコンの中で生活してるわんこ達・・。5月とはいえ、日中のの砂浜は思いのほか暑いから、長時間の散歩は控えてくださいね。夕方にこんな光景の中での散歩の方が良いかもしれませんね(^.^)。福間海岸の綺麗な夕暮れです。

●2014年05月02日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日はニャンコの処置が続きました。

まず1頭目は耳の横を怪我したオス猫です。外に出る猫です。猫同士のケンカが原因でしょう。耳の横が2センチほどパックリと開いています。来院されたのは一昨日で、化膿止めの処置をして経過を見ていましたが、「縫った方が治りが早いだろう」ということで、麻酔をかけて縫合しました。

2頭目と3頭目はやはりオス猫の去勢手術です。同居している未避妊のメス猫が発情してるようで、交配しないようにメス猫は隔離していますが、オスが騒いで困るので、去勢手術をうけることになりました。

猫たちはみんな夕方帰っていきました。猫のオスたちも大変だねぇ・・。

明日からGWですね。当院は6日まで休診になります。メールはチェックしてますから、ご連絡はメールをご利用くださいね。

E-mail vet@tomishita.com

●2014年05月01日(木)
☆今日のワンコ☆

ケイトちゃんです。1歳の女の子で体重は12kgです。狂犬病のワクチン接種で来院しました。ケイトちゃんは、コーギー犬のミックス犬だそうですよ。コーギー犬はコロコロした子が多いけど、ケイトちゃんはスマートな体型でしたよ。


WebDiary CGI-LAND