●2014年01月31日(金)
☆今日のワンコ☆ 朝のワンコ達とのジョギングを終えて帰ってきたら、心配そうな顔でメスの小型犬を抱いた中年の男性の方が病院の前に・・。 「昨夜から、ソワソワして眠らなくて、今朝はブルブルと震えています。連れてくる途中でオシッコも漏らしたみたいで、私のズボンはビショビショです。心配なので朝一番で連れてきました」。 「何だろう?、震えているということなので腰でも悪くしたかな?オシッコ漏らすほどだとかなり悪いのかも??だた乳腺がかなり張っているようだが??」。 「あれ!陰部から何か風船みたいなものが出てる!!」。 さて、この若いメスのワンコには、何が起きているのでしょう? オス犬と同居しているこの若いメスのワンコ、妊娠していました。昨夜から陣痛が始まったようです。飼い主がオシッコと思ったのは、出産が始まって破水したのを「オシッコ」と思ったのでしょう。 レントゲンで胎児が1頭で、かなり大きいのが分かりましたし、破水があってもまだ胎児が出てくる気配はありませんから、難産が予想され、エコー検査で胎児の心拍も下がってきていましたから、すぐに手術の準備をして帝王切開で出産させました。 胎児の数が少なくて、あまりお腹が張っていなかったので、飼い主の方はワンコの妊娠に気付かなかったのでしょうね。 ワンコは赤ちゃんワンコと一緒に午後に帰って行きました。お母さん、子育てちゃんとやってるかなぁ〜。
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