2013年10月
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●2013年10月31日(木)
☆デジカメの中☆

当院を初めて来院した方には、診察券を作りますが、そこにペットの顔写真を張っています。その写真を「今日の診察室」でも使うのですが、写真撮影はスタッフにまかせています。彼らの方が私よりも写すのが上手です。

今日は月末で写真をPCに取り込んでいると、どっかで見た顔がありました。夕方、あまり混んでいない時には、Pを病院に連れてきています。その時撮られた一枚の様です。ヤツらしい表情です。しかし、赤の他人の前で、良くこんな「間抜け顔」ができるものだなぁ。

●2013年10月30日(水)
☆今日のニャンコ☆

バニラちゃんです。8ヶ月目の男の子です。今日は去勢手術で来院しました。可愛い名前ですね。美男子です。

●2013年10月29日(火)
☆今日のワンコ☆

今日は7歳の小型犬の歯石の処置をしました。トリミングで指摘されたそうです。主に前歯に歯石が付着していました。グラついている歯もありましたから、抜歯も同時に行いました。

歯が綺麗になると気持ちいいですね。犬の気持ちは分からないけど、ワンコもきっと快適になってると思いますよ。

写真は、秋の海の砂浜でのワンショットです。1kmくらいの海岸にはサーファーが一人いるだけで、プライベートビーチ状態・・。放してやると、波打ち際で遊んでいたかとおもうと、海にジャブジャブ、砂浜の鳥を見つけると追いかけたり、私がボンヤリ海を見てて「ありゃ、ヤツはどこに行ったのかな?」と探すと、足元で一緒に海を見てました。

車に乗せる時は体を拭きますが、帰るともうすっかり乾いています。さすがに8歳ですから、疲れたようで夜になると私の横で爆睡してます。体からはほのかに潮の香りが・・。良い犬の生活を送っていますね。

●2013年10月28日(月)
☆今日のワンコ☆

ベティちゃんです。3カ月目の女の子です。今日は健康診断で来院しました。体重は1.3kgです。ベティちゃんはプードルとミニチュア・ダックスのミックス犬だそうです。カットはまだですが、トリミングすると別なワンコになるでしょうね。


●2013年10月26日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は13歳のオスのワンコの肛門の周囲に出来た腫瘍を取る手術でした。

去勢手術を受けていないオスのワンコが中高年になると、肛門の周囲に出来る「肛門周囲腺腫」という病気になることがあります。腫瘍が親指大くらいになると表面が破れて、ジュクジュクと出血し始めます。飼い主は愛犬が痔になったと思って来院されることが多いようです。腫瘍の切除手術と同時に、再発予防のための去勢手術も行います。

今日のワンコは体重が10kg以上の中型犬でしたが、処置中はいつも診察台の上で「ウ〜」って唸って歯を見せていますから、鎮静剤が効くまで、飼い主の方に付いていてもらいました。それ以降は、順調に麻酔から手術までを終え、高齢でしたが、麻酔の覚めも良くて、手術が終わって2時間後には、入院室で立ち上がってました。

麻酔がさめたらまた「ウ〜」ていうのかな?そうなると、術後の治療に難儀するかもなぁ〜と思っていたら、全然そんなことはなくて、穏やかな表情で「おりこうさんワンコ」に変身していました。どこを触っても怒りません。翌朝、飼い主の方が横に居る状況で処置すると再び「ウ〜」・・。どうもこのワンコ、飼い主の方が居ると強気になる様ですね。

●2013年10月25日(金)

☆今日のニャンコ☆

避妊手術を受けに猫がやってきました。外で餌をもらっているニャンコです。餌に釣られてゲージに入ったところを捕まえられました。危機を感じたのか、中で大暴れしています。いつもの様にゲージの網の外から麻酔の注射を打ちますが、気合の入った猫のようで、なかなかグッタリしません。ヨロヨロしながら、まだ暴れています。それでも、少し大人しくなったのでお尻の下を見ると、なにか付いています。手で触ってみると、コロコロ・・。このニャンコ「オス」でした。

オスだったら手術しなくて良いというお話だったので、今日のニャンコはそのまま麻酔から覚ましました。

ある同業者から聞いた話ですが、「この猫、何度も産んでます。今日やっと捕まえました。不妊手術してください!」とカゴに入れられた猫が来院しました。麻酔をかけてお腹を開きますが、子宮と卵巣がありません。手術跡もないので「おかしいなぁ」と思いながら、お股を調べると、去勢されたオス猫だったそうです。笑うに笑えないお話でした(@_@。

●2013年10月24日(木)
☆今日のワンコ☆

レイちゃんです。4ヶ月目の男の子です。体重は3.5kgです。まだ家に来て3日目だそうで、少し緊張しています。今日はワクチン接種で来院しました。

●2013年10月23日(水)
☆今日のニャンコ☆

トムくんです。生後3カ月くらいの男の子です。体重は1.5kgですから、大きくなりそうです。今日はワクチン接種と健康診断で来院しました。検便で回虫が寄生しているのが分かりましたから、虫下しを飲ませてもらいました。

犬や猫の回虫は人にも感染する「人畜共通感染症」です。保護した子犬や子猫が感染していることが多いので、早い時期に検便で確認しましょうね。

●2013年10月22日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は9歳の猫の抜歯をしました。

子猫の頃から定期的にワクチン接種で来院しています。2〜3年前から歯周炎が気になっていました。

今年のワクチン接種の時に口の中を診ると、かなり進んでいるようで、グラグラしている歯もあるようで、その部分の歯ぐきは炎症を起こして少量の膿も出ています。膿とよだれが混じって、口の端が濡れています。歯周炎の治療のため、グラついた歯の抜歯をお勧めしていました。

猫に麻酔をかけて、スケーラーという器具を使って歯石を取ると、ほとんど歯ぐきから浮き上がった歯もあり、あまり苦労することなく数本の歯を抜くことができました。

口の中の状態がかなり良くなって、猫も快適になったと思います。ニャンコは1日入院します。来年のワクチン接種の時には、体重も増えて、今より健康状態も良くなっているでしょうね。多分、寿命も延びると思いますよ。

●2013年10月21日(月)
☆今日のワンコ☆

フラット・コーテッド・レトリバーのゆみちゃんです。生後2カ月目の女の子で体重は3kgです。今日は健康診断で来院しました。まだまだこれから大きくなりますね。

●2013年10月19日(土)

☆今日のワンコ☆

市役所に登録してあって、まだ今年の狂犬病の予防注射を接種していないワンコに、市からハガキが送られているようで、ポツポツと狂犬病のワクチンを接種しにワンコが来院しています。その中の1頭です。

一昨年は狂犬病のワクチンを接種して、その時にフィラリアの予防薬を持って帰りましたが、昨年と今年は来院が途絶えています。市からのハガキを見て、「そういえば今年は注射を打ってなかったな?」ということで来院してきました。

いつも、春に狂犬病のワクチンを接種した時に、フィラリアの予防薬を処方しています。予防薬のお話をすると、一昨年の残りがあったので、昨年、今年と飲ませたそうですが、毎年、その年の分しかお渡ししていませんから十分な予防とはいえず、フィラリアの検査をすることにしました。感染してなければ、今年の残りの分をお渡ししようと思ってました。

検査をしてみると、弱陽性で、血中にはフィラリアの子供のミクロフィラリアが出ていました。昨年感染してしまったようです。当院の周りは、それほどフィラリアは多くはありません。数年予防してなくても、感染していない子も居ますが、今日のワンコは、かなりヤブ蚊の多い環境で飼われているそうで、今回の感染につながったのでしょう。

今日のワンコは通年を通して予防薬を飲ませて、心臓に寄生している成虫にダメージを与えて数を減らしていくことになります。市役所からのハガキが来てなければ、今年の来院はないわけで、そうすると、同じ環境で飼われているから、今年も感染して増えた虫がワンコにダメージを与えることになりますから、連れてきてもらって良かったですね。フィラリアは発病すると、対処療法しかありませんから、結果的に寿命を縮めることになります。

●2013年10月18日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は10歳のオスのワンコの去勢手術でした。

「10歳にもなって、何で今頃??」

去勢手術を受けていないオス犬が10歳頃になると、肛門の周囲に腫瘍ができることがあります。それほど悪性度は高くないのですが、デリケートな部分に出来た腫瘍なので、表面が破れると出血します。

以前、「お尻から大出血してます!至急往診に来て下さい」という電話があり駆けつけると、この腫瘍から出血していました。この時は、「お尻に出来た腫瘍からの出血です。治療はこの腫瘍を切除することですね」とお話しました。大型犬でしたが、犬小屋の周囲に直径20センチくらいの血だまりができていました。量にすると大したことはないのですが、飼い主の方はビックリしますよね。(お尻から出血)→(悪い病気)→(ガン)の図式が頭の中に出来ますからね。この時は、私の説明で安心したのか、手術を依頼されませんでした。あのワンコ、あれからどうなったんだろう?

話が横道に逸れましたが、今日のワンコは、肛門周囲の腫瘍を切除して、再発しないための去勢手術でした。まだ小さな腫瘍が肛門周囲にありましたが、去勢すると、自然に小さくなります。

昨日の雌犬の子宮の病気や、今日のオス犬の肛門周囲の腫瘍は、不妊手術や去勢手術を受けていれば発病しません。若いワンコの飼い主の方で手術を迷っている皆様、よろしくお願いしますよ・・。

●2013年10月17日(木)
☆我が家の猫たち Part2☆

昨日は10kgのメスのワンコの手術がありました。子宮内膜炎のオペです。元気や食欲はそこそこあるのですが、陰部から膿が少量出ます。エコーでは、子宮の中に膿が溜まっている所見はないので、お薬で様子を見てましたが、あまり反応が良くないので手術することにしました。

術前も元気が良くて、入院室の下にひいているペットシーツをグシャグシャにして、食べてしまいそうな勢いです。食べてしまうと困るので、いつも我が家の猫たちが休んでいる、下が網なったゲージにワンコを入れることにしました。

昨日の写真は、寝床を盗られて、その代りにお座部をもらって廊下でくつろぐ2匹のワンショットです。今日の写真は、入院ゲージにお手術が終わったワンコを入れる直前のワンショットです。猫達の目線の先には、手術を終えたワンコが居ます。「お前か!私たち寝床を盗ったは・・」と言う声が聞こえてきそうですね。

●2013年10月16日(水)
☆我が家の猫たち☆

台風の影響で大風が吹いて、今日は急に寒くなりました。新しいお座部を出してもらって、我が家の猫たちは仲良くくつろいでいました。いよいよ、秋本番ですね。熱燗&鍋ものが美味しくなりますね。

●2013年10月15日(火)

☆今日のニャンコ☆

便秘の猫が来院しました。今までも何度か来院した子です。下剤を処方していましたが、今回、また便秘になったようです。

お腹を触ると大きなウンチの塊があります。これを出さないといけません。ウンチが出ないと猫は食欲がなくなって、嘔吐することもあります。

猫に浣腸してから麻酔をかけて、私の白魚?(@_@。の様な指でせっせとウンチを掻きだしました。事前に浣腸してましたから、カチカチのウンチは少し軟らかくなってました。完全に掻きだすことはできないので、残りの便は指でつぶして、出しやすくしておきました。

またこれから下剤を飲ませながら便秘の管理をすることになります。このニャンコ、尻尾がほとんどないのですが、ひょっとしたら、子猫の頃、事故にあって尻尾を切ったのかもしれません。尻尾と一緒に神経も切れて軽い麻痺が残り、排便しにくいのかもしれませんね。

●2013年10月13日(日)
☆今日のワンコ☆

MDのりんちゃんです。2歳の女の子です。今日はノミ予防で来院しました。フロントラインのスプレーをつけてもらいました。

フロントラインは最も多く使われているノミ予防&駆除薬で、首の付け根につけるスポットタイプと、全身に塗布するスプレータイプがあります。手間はかかりますが、スプレータイプの方が即効性があるような気がするので、院内ではこのタイプを使っています。

●2013年10月11日(金)
☆今日のワンコ☆

ミックス犬のバンデラスちゃんです。生後2カ月の男の子で、体重は3kgです。今日はワクチン接種で来院しました。バンちゃんのご先祖は何でしょうねぇ?ビーグルも居そうだし、レトリバーも居そうだし・・。落ち着いて、人懐っこくて、良い子でしたよ。

●2013年10月10日(木)

☆Pが実習犬に・・☆

昨夜は毎月開催されている研究会でした。いつもは、各病院が持ち寄った症例を皆で検討するのですが、昨夜は、眼科の実習セミナーでした。眼科を専門に診ている先生が講師で、目の検査のやりかたなどを学ぶセミナーでした。

検査を受ける実習犬が必要で、当院からは我が愛犬のPを連れていきました。目の実習なので、ある程度目が大きな方が良いだろうとし、こいつだったら大人しくしれるだろうと思ったからです。ポチはまだ若いオスだし、ハッチは2kgしかないから、目も小さいし・・。

診察台の上にあげられて、10人くらいの真剣な目つきの先生方に囲まれて不安そうです。口角が下がっています。目は半泣きです。私が横に居て動かないように持ちます。目の検査ですから、動くと検査できません。眼科の先生のところの看護師さんが上手だそうで、勤務獣医師はへただそうです。

Pが我慢できるのは3分程度、それを過ぎると、嫌だと動き始めます。まだ検査が終わってないので、飼い主の私は冷や汗タラタラです。「ほら、P、もう少し頑張って・・」。私と目が合うと涙目のまま、ガバッっと抱きついてきました。あら〜ぁ、これじゃ検査できんわ・・。

まあ、それでもなんとか2時間に及ぶ実習犬の役目を終えました。新進気鋭の若手の先生や、ベテランの先生の前での実習で、Pよりも私の方が緊張して、終わったら二人でクタクタになってましたよ。

●2013年10月09日(水)

☆今日のワンコ☆

台風一過もご当地にはあまり大きな被害を与えることもなく過ぎ去りましたが、暑いですねぇ。

暑さのせいがどうか分かりませんが、最近、ノミが原因の皮膚病で来院する子が目立ちます。例年ですと、梅雨明けのころから来院する子が出てきて、夏を過ぎた今の時期には少ないのですが、今年は灼熱の夏は少なくて、今増えています。

ノミも外気温が35度以上の時は、活動を控えていたのかもしれませんね。

ダニは秋口と春先が活動時期です。特にダニはバベシア病という感染病を媒介しますから、ダニ&ノミ駆除対策(フロントラインなど)をやってくださいね。

●2013年10月08日(火)

☆台風来襲☆

今日の午後は台風接近の予報で、小中学校はは休校になっているし、バス通勤しているスタッフは公共交通機関が止まると帰宅できなくなるので、早めに帰ってもらおう、天気が荒れたら来院する方も居ないだろうから、早めに閉めようか・・。と思っていたら、それほど天気は荒れることなく、通常通り診察できました。

今夜夜半から明日の明け方にかけて風雨が強まりそうだから、屋上に置いてある猫の小屋は室内に入れて、猫2匹とスリーピーは病院に避難させます。ヨーキーのハッチは元々室内に居るから問題なく、ポチくんは、外でなんとか耐えてもらうことになるでしょう。

ポチを院内に入れると、室内が破壊されて、台風が通り過ぎたようになることが予想されますから、頑張って風の来ない場所で頑張ってもらいましょう。野外での放浪生活が長かったヤツだからきっと大丈夫でしょうね。

●2013年10月07日(月)
☆今日のワンコ☆

なっちゃんです。生後2カ月くらいの女の子です。なっちゃんは ボランティア団体でお世話になった後、飼い主の元にやってきました。まだ10日目だから少し緊張気味です。今日は健康診断で来院しました。

●2013年10月05日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は傷の確認のために往診に行きました。

1か月ほど前に肘を怪我した中型犬です。その時に麻酔をかけて縫合しましたが、傷が開いてしまいました。受傷した部分の皮膚に余裕がなくて動く部位だったのと、お庭に放飼いだったので、傷口が汚れていましたから、術後の管理が上手くいかなかったのでしょう。

再縫合しても同じことになりそうだったので、ワンコが舐めない様にエリザベスカラーを着けて、化膿止めの処置だけで治すことにしました。

始めは大きくパックリと開いていた傷口も、だんだんと周りから肉が上がってきて、かなり小さくなってきました。もう一息で治癒しそうです。

人と違って動物は、その子の飼育環境で同じ病気でも、治し方が違ってきますね。そういえば前足を骨折した小型犬が治療後に足を使わないように、カンガルーの赤ちゃんみたいに、飼い主の方の首からぶら下げたサックの中でしばらく生活していた子が居たなぁ〜。

●2013年10月04日(金)
☆今日のニャンコ☆

外猫のケンちゃんです。今日は去勢手術を受けに来院しました。飼い主の方にゲージをお貸しして、餌に釣られて中に入ったところを捕まえられました。ゲージの中でいじけていますが、虎視眈眈と逃げる機会をうかがっていますから、そ〜っと写真を撮りました。

術後は、ノミの駆除薬もつけてもらいました。麻酔から覚めたら元の場所に帰ります。

●2013年10月03日(木)
☆今日のニャンコ☆

子猫のミーちゃんです。生後3カ月くらいの男の子です。飼い主の方に保護されて、今日は健康診断で来院しました。大きな目とお耳が特徴的ですね。

●2013年10月02日(水)
☆今日のワンコ☆

パピヨンの、マリちゃんです。8歳くらいの女の子です。体重は5kgです。大きなお耳ですね。うれしそうです。

●2013年10月01日(火)
☆今日のワンコ☆

黒ラブのララちゃんです。生後2ヶ月半の女の子で、体重は6kgです。今日はワクチン接種で来院しました。カメラを向けられてドッキリしてますが、しっかりカメラ目線ですね。


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