2013年09月
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●2013年09月30日(月)
☆今日のニャンコ☆

黒猫のユズちゃんです。生後半年くらいの女の子です。今日は不妊手術で来院しました。写真は、麻酔前のワンショットです。ゲージの中で「身の危険」を感じてますね。

●2013年09月27日(金)
☆今日のニャンコ☆

飼い主の肩からチョコンと顔を出しているのは、黒猫のキキちゃんです。4ヶ月目の男の子で体重は3kg近くありますから、大人になったら大きなオス猫になるでしょうね。今日はワクチン接種で来院しました。

明日(土曜日)はフォーラム出席のために、私は病院に居ません。スタッフは居ますから、フードやフロントラインなどはお渡しできます。ご迷惑をおかけしますが、最新の情報を仕入れてきますので、よろしくお願いします。

●2013年09月26日(木)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のチャチャちゃんです。12歳の男の子です。今日は耳のお掃除で来院しました。10数年前に大流行したシーズー犬も最近は少なくなりましたね。活発だけど無駄吠えしないし、毛も抜けないし、体格は案外ガッチリして丈夫だし、室内で飼うには良い犬種です。

●2013年09月25日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は13歳の小型犬の 抜歯と歯石の処置をしました。

1か月ほど前に「血を吐きました!」と駆け込んで来た子です。口の中を診ると口の横に血のりが固まっていました。出血は止まっているようですが、その部分の歯がグラグラになっています。鉗止で挟んで引っ張るとポロリと取れました。歯根炎からの出血だったようです。グラグラの歯がくっ付いているとそこからジグジグと出血します。それが溜まって出たので、吐血したと思ったのでしょう。

他にも悪い歯がありそうなので、麻酔下での抜歯をお勧めしていました。このワンコ、心臓肥大があります。心電図にも異常が出ていますが、心臓病のお薬を投薬中で、麻酔は大丈夫だろうと判断しました。

処置は順調に進み、10本の歯を抜歯して、ガッチリと付着している歯石を取り除きました。グラグラの歯を抜いて、グチュグチュになっていた歯ぐきにはお薬を塗り縫合しました。口の中の衛生状態が格段に良くなり、口臭も気にならなくなりました。大人しくて良い子だから、これから週に2〜3回、タオルなどで歯と歯ぐきを拭いてもらうことにしました。歯痛は辛いから、快適になっただろうなぁ。

●2013年09月24日(火)
☆今日の診察室☆

昨日は到津の森で動物愛護デーのイベントでした。長寿犬と猫の表彰もあり、当院から推薦した17歳のワンコ、19歳のニャンコも、表彰されました。私が受付をしてました。他院から推薦された20歳のワンコの飼い主の方に「長生きですね。まだ元気にしてますか?」とお尋ねすると、「実は先月亡くなってしまいました。霊前に供えます」と表彰状と記念品をお持ち帰りになった方も居ました。少し寂しそうでしたが、嬉しそうにお持ち帰りになりました。愛犬と沢山の良い思い出があるんでしょうねぇ。

連休明けで、今日は忙しい一日でした。子犬のワクチンを打ちながら、「この子が20歳まで生きるとオレ何歳??」なんて想像しながら仕事してましたよ。最近、アッチコッチが痛んできてるからなぁ・・。

写真は、19日の海に沈む夕日です。反対側の山には「中秋の名月」が上がっていましたよ。




●2013年09月21日(土)
☆今日のワンコ☆

GLのグンちゃんです。2歳の男の子で体重は37kgもあります。体は大きいけど、表情があどけないので、グリーンのベストが良く似合って可愛いですね。

●2013年09月20日(金)

☆今日のニャンコ☆

「トイレで何度もかがみますが何もでません。便秘じゃないでしょうか?」と13歳のメス猫が来院しました。「昨日は病院が休みだったので、自分で浣腸したら少し出ました」ということです。浣腸の薬は、たまたま持っていた人からもらったそうで、多分、人用の薬でしょう。

お尻から指を入れて調べますが、便秘特有のカチカチの硬い便はありません。念のためにレントゲンも撮りましたが、お腹の中には普通の形の便が少しあるだけです。便秘ではなさそうです。

多分このニャンコ、膀胱炎で、残尿感があるので何度もかがんでいるのでしょう。膀胱炎の治療をして、経過をみることにしました。猫は浣腸されてビックリしただろうなぁ〜。




●2013年09月19日(木)
☆中秋の名月☆

今日の午後は福間海岸にいました。日中はまだ夏を思い出させるような暑さでしたが、夕暮れは涼しく、福津市から北九州までの帰路は、満月に向かってのドライブでした。気持ちの良い季節になりました。夏に弱いワンコたちも、そろそろ活動復活してるでしょうね。

●2013年09月18日(水)

☆今日のワンコ☆

「体を丸めたり、クルクル回ったりして落ち着かなくて、夜も突然起きて落ち着かない様子です。どっか、おかしいんでしょうか?」と、2歳の小型犬が来院しました。

夜寝ないとか、徘徊するなんていうと、高齢なワンコの認知症がありますが、まだ若い犬です。神経質な性格のワンコですと何だかのストレスで今回の様な異常行動をとることもありますが、今日のワンコは明るくて健康そうです。

「ひょっとしたら・・」と思いながら、お尻のあたりの毛をかき分けてみると何やら小さな虫がバタバタと逃げていきます。「あはは、ノミだわ」。

このワンコ、ノミがついて痒くてたまらなかったのでしょう。フロントラインを滴下して、念のためにお尻の方には、スプレーも塗布しました。皮膚のアレルギー病変はありませんでしたから、治療はこれで終了です。「ノミがいて痒い!」って言えないっていうのは、辛いねぇ(^.^)。

●2013年09月17日(火)
☆絵葉書☆

数ヶ月間当院で通院治療していたワンコが、亡くなりました。初診時の血液検査を見た時は、あと一カ月くらいしか生きていけないのでは・・と思うくらいの数値でしたが、飼い主の方の献身的な介護と、ワンコの生命力で、半年間飼い主の方と一緒に過ごすことができました。

飼い主の方からワンコが亡くなったという連絡をいただいた後に、送っていただいた手製の絵葉書です。在りし日の愛犬が描かれてました。

飼い主の方の愛犬に対する深い愛情を感じます。一緒にいられる時間を少しだけ長くできたかな?と思っています。良く頑張りましたね。きっとまた、向こうの世界で元気だったころの彼女に会えますよね。

●2013年09月15日(日)
☆今日のワンコ☆

王子くんです。3カ月目の男の子で体重は3kgです。今日はお腹の調子が悪くなったので来院しました。診察台の上で「お腹痛いよぉ〜」ていう表情ですね。良くなったな?

●2013年09月13日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は13歳の中型犬の体の表面に出来たイボを取りました。以前から体表にイボの多いワンコでしたが、それぞれのイボは1センチ以下で特に問題もないので、そのままにしてました。

今回はそれと違うタイプのイボが足先に出来ました。表面が赤く腫れて出血するので、手術で切除することにしました。麻酔で眠らせますから、同時に体表のイボの中で大きなものを切除することにしました。私的には、数個切除するつもりで、スタッフに、「切った方が良さそうなイボをチェックして、周りの毛を刈ってて・・。」と頼んでおいたら、十数か所チェックしてありました(';')。

歯周炎の治療(歯石の除去と抜歯)も同時に行いましたから、すべての処置が終わるのに2時間以上かかりました。不整脈のある子で麻酔が心配でしたが、不整脈を取り除くお薬が良く効いたので、順調に処置を終えました。

以前は、歯周炎部分からの出血などがありましたが、今回の処置で口の中の衛生状態が格段に良くなりましたから、まだまだ元気で過ごせそうですね。

●2013年09月12日(木)

☆今日は講習会でした☆

今日は、午後7時から福岡市でフードメーカー主催の講習会でした。普通の日だとと、この時間に間に合うためには午後の診療終了時間を2時ほど早めないと間に合わないのですが、幸いに今日の午後は休診日なので、都合良く受講できました。

最近、研修会やセミナーに行くと、先生方が若いのと、女性の獣医師が多いのに驚かされます。というか、私が年を取ったんでしょうねぇ。講師はアメリカの先生でしたが、休憩時間には、先生を囲んで英語で談笑していますからねぇ。まだ30歳前後の先生たちですから、今は研修医として働いているのでしょう。優秀なドクターたちです。

彼らが開業して、第一線に出てきた時に、動物医療はどんな方向に向かっているんでしょうね。今の大学レベルの診療が、普通にホームドクターのところで受けられるようになっているかもしれませんね。

●2013年09月11日(水)
☆今日のワンコ☆

チワワのリクちゃんです。8歳の男の子です。今日はノミ予防のフロントラインをつけてもらいました。カメラを向けられて、少し逃げ腰になっています。怖かったかな?

●2013年09月10日(火)
☆今日のワンコ☆

ワイマラナーのウーバーちゃんです。4ヶ月目の女の子で体重はすでに20kgもあります。当院では初犬種です。ブルーグレーの瞳とスチール・カラーの毛色・・。手元の犬種図鑑によると、「この犬種の一番の特徴は、そのスター性です」と書いてありました。確かに、気品のあるスター性はこの年齢でも感じられますね。今は「綺麗」な子犬ですが、成犬になったら「華麗」な雌犬になるんでしょうね。

●2013年09月09日(月)
☆今日のニャンコ☆

ナツちゃんと、マキちゃんです。生後1カ月半くらいの兄弟猫です。体重はまだ600gです。飼い主の方が10日前に保護して、今日は健康診断で来院しました。2匹で仲良く遊びながら大きくなっていくのでしょうね。可愛いですね。

●2013年09月07日(土)
☆今日のニャンコ☆

スコテッシュ・ホールドのフタバちゃんです。生後2カ月目の女の子で体重はまだ1kgです。今日はワクチン接種で来院しました。

●2013年09月06日(金)

☆今日のワンコ☆

嘔吐を繰り返している小型犬が来院しました。突然発症していますし、嘔吐の感じから、異物が疑われます。犬や猫は我々と違ってよく吐きます。自然界で体に良くないものを食べた時にすぐ吐きだせるような体の構造になっているのかもしれません。

朝起きた後に黄色の胃液の様なものを吐くことがたまにある・・。というような症状は、回数が多くない限りはあまり心配はないことが多いのですが、白いメレンゲの様なものを頻繁に吐くときは要注意です。食道や胃に異物があると粘液が分泌されますから、この様なものを吐きます。

食物以外のものを食べる癖はないそうです。

「症状が出る前に、骨付きジャーキーや硬いガムの様なものを与えていませんか?」
「いつもやってますが、噛んで食べています」
「いつも食べてるのかぁ(-.-)」

バリウムを飲ませてレントゲンを撮りましたが、食道内には異物(ジャーキーなど)は詰まってないようです。犬の胃液は酸性が強いので、消化力が強く、加熱した鳥の骨などは1日で消化してしまいますが、ジャーキーやガムは消化が悪くて、何日も胃の中にとどまって胃炎や嘔吐の原因になることがあります。今日のワンコには胃炎のお薬を処方しましたが、症状が治まらない時は内視鏡検査になります。

以前、嘔吐が1週間近くも止まらない小型犬で、食事も食べられないのでどんどん体重が落ちて、内視鏡検査をしないといけなくなった時に、ゲロッと大量に吐いたものの中に、大きなささみジャーキーが入っていたことがありました。ジワリジワリと消化されて、すこしずつ小さくなったので、吐きだせたのでしょう。

ささみジャーキーや、両端がげんこつみたいな格好のガム、牛の蹄などを与えて、それらが食道や胃、小腸に詰まる事故は多く起きていますから、ご注意くださいね。人の蒟蒻ゼリーとは比べ物にならないくらい事故が起きているのに、ペットのフードコーナーに行くと大量に置いてありますよね。売れてるんだろうなぁ〜。


●2013年09月05日(木)
☆秋到来ですね☆

雨ばかり降っていましたが、今日は久々の晴天でした。灼熱炎天の後は、ゲリラ豪雨・・。亜熱帯化してますね。

今日の午後は海に居ました。爽やかな風が吹いて、気持ちの良い海で、綺麗な海と風に洗われリフレッシュできました。仕事柄、一日の大半を同じ場所で過ごしていますから、貴重なオフタイムです。

朝のウォーキングの時に聞こえていたセミの声が虫の音に変わり、ひと夏をハンティングに励んでいたイモリくんも、夏の初めに現れた頃と比べて倍くらいになりました。ワンコとの散歩には良い季節になりますね。

●2013年09月04日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は生後8カ月の小型犬(シーズー)の去勢手術でした。このワンコ、生後2カ月の頃から目の間の鼻のすぐ上にカサブタがありました。カサブタは少し盛り上がっていました。化膿しているようで、痛がるので、ちゃんと診ることができませんでした。

中高年の犬にこんなものが出来たら、まず腫瘍を疑いますが、こんなに若令の子犬にそんなものが出来るはずないし、しかし、お家の中で大切に飼われている子犬ですから、怪我したとも考えにくいし、なんだろうと思っていました。化膿止めのお薬を処方しているうちに治癒しました。なかなか治らなかったので「兄弟犬とじゃれあっている時に歯の破片でも入ったのかなぁ」とも思いましたが、こんなとこに歯がはいるのもおかしいし、不思議だなぁと思ってました。

それが、ここ1カ月でまた少し膨れてきました。初診時よりは痛がりませんが、やはり赤く膨れて、先端はジュクジュクしている感じです。

今日は去勢手術で麻酔をかけましたから眠っている間に、3ミリ程度のイボの先端から小さな鉗止を入れて探ってみると、1cmくらいの長さの毛が2〜3本出てきましした。これが犯人みたいです。遺物あったので、化膿を繰り返したのでしょう。しかし、飼い主の方のところで生まれたワンコで、離乳した頃からできてたというお話ですから、どっからこの毛が入ったんでしょうねぇ。もしかしたら、この部位だけ、逆に毛が生えてたのかな??

●2013年09月03日(火)

☆今日は往診日?☆

今日は、10日前に胸の腫瘍を切除した猫の抜糸と、5日前に肘の傷を縫合したワンコの傷の確認でした。どちらも、年配の方が飼っている動物たちで、ご自宅にお伺いして治療することにしていました。

午後からお伺いすることにしていましたが、猫の飼い主の方から、猫が押入れに入って出て来ないので、捕まえられたら連絡するからとお電話が入りました。それでは、犬の方に先に行こうと、何度も電話しますが話し中です。約束もしていたし、とりあえずアポなしでお伺いすると、家にいらっしゃいました。予定通り傷をチェックして消毒の処置をお伝えして帰りました。電話は受話器が外れていたか、回線が途切れていたか??

処置が終わって病院に帰ると、猫が捕まったという連絡が入りました。次は抜糸の準備をしてお宅に向かいます。無事に抜糸を終えて傷も大丈夫でしたので良かった良かったと車に戻ると、車が動かない!セルモーターが回りません。間の悪いことに、携帯を持っていなかったので、公衆電話を探してJAFに連絡します。連れて行ったスタッフは徒歩で帰ってもらいました。JAFは30分くらいで来るというし、スタッフや車屋さんの連絡のために、車と公衆電話の間を行ったり来たり・・。

原因はバッテリー上がりでした。JAFにつないでもらうとすぐにエンジンはかかりましたが、次に止めるとまたかからないかも・・。エンジンを止めずにカー用品屋さんに直行です。バッテリーを替えて病院にもどると4時ジャスト!ぎりぎりセーフでした。ああ、疲れた(@_@。


●2013年09月02日(月)
☆今日のワンコ☆

コリー犬のウォッカちゃんです。3カ月目の女の子で体重はすでに8kg以上あります。お耳に矯正用のテープが張ってあります。お耳の先が少し折れ曲がっているほうが、表情が穏やかに見えるそうです。当院では唯一のコリー犬です。

昔「名犬ラッシー」というTV番組があったなぁ〜。私の頭の中には、(コリー=頭の良い犬)とく構図が刷り込まれていますよ(^.^)。


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