2012年12月
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●2012年12月29日(土)

☆仕事納め☆

今日が当院の仕事納めです。昨日手術した子宮蓄膿症の大型犬もすっかり元気になり、朝から食事をバリバリ食べていますから、明日の朝には退院できそうです。

手術前は、完全にしょげていた異物を食べた猫も元気になり、私が近づくとシャーシャーと怒るまでになったので、術後の経過は良さそうです。

今年は当院のワンコが1頭増えました。夏にカイセンというダニの寄生が原因の皮膚病で連れてこられたポチくんです。今では、ふさふさに毛も生えて、やんちゃ坊主になってます。「ポチ」というのは、「これっぽっち」のポチなんだそうです。確かに彼がうちに来たときは「これっぽっち・・」って感じでしたね。今では、元気な子供が増えたみたいで楽しくやってます。

子犬の時はいつも寝ていたラブラドルの「スリーピー7歳」、先天的疾患で行き場がなくなって孤児(みなし子)になりそうだったヨーキーの「ハッチ」3歳、これっつぽっちの「ポチ」1歳未満、当院来て10年になった猫の松&竹と年越しです。

今年も色んな動物たちと出会えて、楽しい一年でした。皆様も良い年をお迎えください。

●2012年12月28日(金)

☆今日はオペの日?☆

今日は手術が3件ありました。まず1頭目は、大型犬の子宮蓄膿症・・。避妊手術を受けていないメス犬が中高年になるとかかる病気です。診断がついた時点で、手術が決まります。あまりに容態が悪い子は、点滴をして体調を整えた後に手術することもありますが、血液検査や全身状態の問題がなければ、なるだけ早く手術で子宮と卵巣を切除します。体重が30kg近いワンコの開腹手術は大変です。

今日は、そのほかにも、メス猫の避妊手術と、猫の異物の摘出手術がありました。避妊の猫は明日帰りますが、大型犬と異物猫は、術後の経過しだいでは、私と一緒に年越しになるかも・・・。

明日が、今年の当院最後の診療になります。午前中診察して、午後から大掃除の予定です。

●2012年12月27日(木)
☆今日のニャンコ☆

体重900gのリコちゃんです。3回目のワクチンと健康診断で来院しました。飼い主の方の手にかけた前足と、緊張気味の表情が可愛いですね。

●2012年12月26日(水)

☆年末ですが・・☆

今年も残り少なくなりました。手術の予定も終了し、残り2日のあいた午後は大掃除にしてましたが・・。

発情がきたメスのニャンコ、避妊手術しないと、ニャーゴー、ニャーゴーと大変だ・・。子宮の病気の疑いのある大型犬、手術になりそう・・。膵炎の疑いのある小型犬は入院するかも・・。異物(靴紐)を食べちゃった猫は、開腹手術になるかも・・。

というような、慌しい年末を送っています。病気に年末年始はありませんからねぇ。元気な愛犬、愛猫たちと一緒に新しい年を迎えて欲しいですね。

当院の年末の風景でした・・。

●2012年12月25日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は13歳の小型犬の抜歯でした。

10日ほど前に左の目の下が化膿して来院しました。飼い主の方は、散歩で草むらに入るので、草の茎か何かで怪我したのでは?思っていましたが、診察すると、左の上の奥歯が歯周炎を起こしていました。歯周炎が原因で歯の根っこが化膿して、目の下が腫れていたのが敗れたのでしょう。

化膿を抑えるお薬(抗生物質)を処方し、ある程度化膿が治まったら根本的に治すには、抜歯しかないとお話していました。処置は全身麻酔で行いますが、心臓病のお薬を飲んでいるワンコです。麻酔には気を使います。現在は調子良さそうなので、抜歯の処置をすることにしました。

麻酔をかけて歯石を取ると、左の上の奥歯はグラグラになっていましたから、あまり苦労しないで抜くことができました。他にも悪い歯があったので、全部で3本抜いて、30分くらいで処置を終えました。

最近、高齢犬の歯の治療が多くなってます。治療してていつも思うのですが、歯の根っこが化膿してほっぺが腫れてそれが破れて・・なんてことが自分に起きたら、痛くてたまらないと思います。今日の処置で、ワンコも楽になっただろうなぁ。

●2012年12月22日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は16歳のワンコの耳の中に出来た腫瘍を取りました。耳の穴からキノコ状に出てきていました。かなり以前からあって、ワンコも高齢なので、様子をみていましたが、表面から出血することがあるので、飼い主の方のご希望もあり、思い切って麻酔をかけて一部を切除することにしました。

事前の血液検査には異常は見られませんでしたが、心臓などの循環器系には少し問題がありましたから、ワンコは血圧を下げる薬をずっと飲んでいます。短時間で済む処置なので、軽めに鎮静をかけて、覚醒の早い麻酔導入薬を使い、ガス麻酔で維持しました。

少し心配しましたが、術中のモニターにも異常は出ず、麻酔を切ると、若い子変わらない時間で覚め、入院室に入れると、ワンワンと元気良く騒ぎ出したので、予定より早めにお迎えに来てもらいました。

犬や猫が長生きになって、15歳、16歳の動物に麻酔をかけることが増えました。当院に長く来院している子たちです。日ごろから飼い主の方が健康に気を配ってくださるから、安全に麻酔をかけられるんでしょうね。

●2012年12月21日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は7歳の小型犬の歯石の処置をしました。先週、歯茎から出血しているということで来院したワンコです。口の中を見ると、歯石ががっちりと付着していて、歯周炎を起こし、歯茎も腫れていました。

全身麻酔をかけて、スケーラーという器具を使って歯石を超音波で取り除いていきます。歯石を取り除くと、下から歯が現れますが、歯周炎を起こしているので歯茎が下がって、歯の根っこが露出しています。それらの歯を鉗子ではさんで引っ張ると、スポンと抜けます。我々の抜歯と違って、抜くのは案外簡単です。まあ、それだけ歯周炎が進んでいるわけで、犬も結構歯が痛かったんじゃないかといつも思います。

今日は全部で18本抜きました。歯石を取って抜歯して、口の中の状態がとても良くなりました。悩まされていた口臭も激減しました。口の中の衛生状態が良くなると、こっちの方も気持ちよくなりますね。きっと、飼い主の方も喜んでくれるでしょう。一番喜んでいるのはワンコかもね・・。

●2012年12月20日(木)
☆ぽち海デビュー☆

今日はお天気が良いかったので、Pとぽちを福間海岸に連れて行きました。Pは何度も行って、海が大好きですが、ぽちは初めてのドライブと海です。

それぞれを別々のゲージに入れて車に乗せますが、荷台に2個のゲージは無理なので、ぽちのゲージは後ろの席に乗せました.
荷台と比べると不安定です。ぽちはゲージの中で動くのでなお不安定で、あっちにころがり、こっちにころがり・・。ぽちは車酔いになって、ゲロ〜ォ・・。

なんとか頑張って海に着きましたが、初めての海はなんとなく怖そうです。水には入りません。それでも、頼りになる相棒のPが居るので、Pに引っ付いてウロウロしています。私が呼んでも来ないけど、Pには付いて回ってます。ぽちがどっかに行ってしまわないようにPとぽちをリードでつなぐと、今度はPが迷惑そう・・。

帰りは仲良く一緒のゲージに入って帰りましたが、なんか、Pの表情が面白くなさそうですね。ぽちは楽しかったかな?

●2012年12月19日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の避妊手術でした。

屋内で猫をたくさん飼っている方です。すべての猫のワクチンを接種して、時期がくると、避妊、去勢手術を受けさせています。オス猫が泌尿器系の病気になってはいけないから、食事にも気を配っています。その方からお電話が入りました。

「うちの○○ですが、避妊手術してますか?」猫の数が多いので分からなくなったようです。カルテを見ると手術は受けていないようです。頭数が多いので、カルテが束になっています。

「発情がきてるみただから、受けていないのは間違いないでしょう」と言われてます。お腹を見ても傷はなさそうですが、ちょっと不安です。手術は時間が経過すると溶ける糸を使いますから、手術から1年くらい経つと、毛も生えていますから、ちょっと見では、分からなくなります。

麻酔をかけて毛を刈ると、やはり傷はありませんでした。お腹の中には立派な発情中の子宮と卵巣がありましたよ。

●2012年12月18日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は15歳の中型犬の腕に出来た腫瘍を切除しました。

腫瘍の診察で来院されたのは2ヶ月前でした。前足に直径2cmくらいの大きさの腫瘍ができて、表面が破れて少しジュクジュクしていました。飼い主の方も気にしていました。このまま大きくなって出血が多くなると良くないので、手術で切除することをお勧めしました。高齢なので、手術の前に血液検査をして、腎機能や肝機能をチェックすると、腎機能が悪くなっていました。

術前と術後に点滴をしっかりやれば、麻酔をかけても大丈夫なレベルです。このような説明をして、後日予約を入れてもらうことにしました。予約が入ったのはそれから2ヵ月後です。しばらく悩んでいたのだそうです。15歳の2ヶ月は人に換算すると3〜5年に相当すると思います。腎機能がさらに悪くなっていることも考えられます。

再び腎機能のチェックをすると、2ヶ月前と変わっていませんでした。ずっと慢性腎不全のお薬を飲んでいたのが良かったようです。血液検査で大丈夫そうだったので、点滴を入れてから麻酔をかけて腫瘍を切除しました。切除に要した時間は50分程度でした。

鎮静薬や麻酔導入約は軽いものを使いましたから、覚めも早くて、夕方おうちに帰りました。腎機能が悪化していたら手術をお断りしたかもしれません。投薬を続けていただいたのが良かったみたいですね。

●2012年12月17日(月)
☆今日のワンコ☆

子猫のターミーちゃんです。2ヶ月目の男の子で、体重は800gです。今日は健康診断とワクチン接種で来院しました。体はまだ小さいけど、両足でしっかり踏ん張ってますね。

●2012年12月15日(土)

☆今日のニャンコ☆

5歳のオス猫が去勢手術で来院しました。

実はこのニャンコ、2年前に右足を複雑骨折して来院したことがあります。2週間振りに帰ってきたら後ろ足を着かないということで来院しました。かなりひどい骨折で、皮膚の一部が破れて、折れた骨が飛び出しているという状態でした。

化膿止めの処置と消毒をして、「手術しないと一生3本足で歩くことになると思うので、化膿が収まったら、整形外科の病院をご紹介します」と話していました。実は、それから来院が途絶えていました。

2年以上前のことですから、カルテを見るまで思い出しませんでした。来院した猫を見てビックリ!猫は多少不自由ながらも、4歩足で歩いて、日常生活を送っていました。飼い主の方によると、特別治療は受けずにいたのですが、しばらくは後ろ足をブラブラさせていましたが、気がつくと、4本足で歩いていたそうです。

レントゲンを撮らせていただきましたが、複雑骨折した骨は変形した状態で固まっていました。骨折した方の足は3cmほど短縮していましたが、猫はそのハンディをカバーして、4本足で歩いていました。

人は2本足で歩きますから、左右の長さが違うと歩けないでしょう。動物、特に猫の生命力の強さを感じましたね。少々のことには動じない良い感じの大きなオス猫でしたよ。受傷後は、外に出さずにお家で安静に療養させたのが、良かったのかもしれませんね。

●2012年12月14日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日は16歳の猫の歯を抜きました。歯周炎と口内炎で来院している猫です。定期的に炎症を抑える注射を打ってましたが、抜歯すると注射を打たなくて良くなるかも・・。ということで、麻酔をかけて処置することにしました。

事前の血液検査で腎機能などには異常が見られなかったので、今回、処置することになりました。猫の抜歯はなかなか大変です。今日のニャンコも2本の臼歯を抜くのに1時間近くかかりました。

血液検査には異常がなかったとはいえ、さすがに目が覚めるまでに30分以上かかりました。やはり、心臓などの循環器系が弱っているんでしょうね。術後はICUに4時間ほど入ってから、一般の入院室に入りました。今日は1日入院して、明朝退院です。

●2012年12月13日(木)
☆今日のワンコ☆

マルチーズのまめすけ君です。3ヶ月目の男の子です。3回目のワクチン接種で来院しました。真っ白な毛に、黒いお目目が可愛いですね。カメラに興味深深です。

●2012年12月12日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳の小型犬の首に出来た腫瘍を切除しました。

小指の頭大のイボが出来て表面が破れてカサブタが引っ付いています。待っていても自然に小さくなることはなさそうなので、麻酔をかけて切除しました。切除から縫合まで30〜40分で終わりそうなので、短時間型の薬で眠らせて、気管に挿管し麻酔ガスを流して維持しました。途中で心拍数が落ちましたが、静脈に入れている管からお薬を入れて、間もなく正常に戻りました。

手術は予定とおり終わって、麻酔ガスを切るとすぐに目覚め、夕方にお迎えに来てもらって、お家に帰りました。

最近は、高齢な犬や猫の処置が多く、麻酔に気を使います。高齢な子が麻酔中に心拍が落ちるとドキドキして、こっちの心拍は上がりますが、今日のワンコはまだ8歳でしたし、他のモニターの数値には異常なかったので、それほど慌てませんでしたよ。

●2012年12月11日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は2頭のオス猫の去勢手術でした。

猫の去勢手術は、我々が行う手術の中では、比較的短時間で終わる手術です。時間の予定も立ちますから、術後に予定をいれることも出来ます。

今日もいつものように、午前中の診療が終わる頃に1頭目に鎮静剤を打って、12時過ぎから手術を始め、30分ほどで終了しましました。

1頭目の手術を始める前に2頭目に鎮静薬を打ちます。そうすると1頭目が覚めるころ、次の子の手術に入ることができます。2頭目に麻酔かけて、仰向けにすると、「ありゃ、たまたまが1個しかない・・・」。

2頭目のオス猫は「陰睾」でした。精巣は、胎児の時にはお腹の中にあって、出生後に股の付け根を経由して、収まるべき所に収まりますが、途中までしか降りてこない子がいます。去勢手術の時はこの「陰睾」も取らないと、猫の場合、発情やマーキングが残ります。

幸い、今日のニャンコの隠れた睾丸は、慎重に下腹部を触ると、指先にクリクリと触りましたから、そこを狙って切開して、無事に摘出できました。今日のニャンコは生後7ヶ月でしたが、下腹部に脂肪がついてくると、分かり難くなりますから、丁度いい手術時期でした。

いつもは猫をお預かりするときに、ちゃんと2個あるか確認しますが、今日に限って、他に診察と重なっていたので、触ってませんでした。無事に見つかって良かったな。

●2012年12月10日(月)

☆今日のワンコ☆

10歳のボクサーが食欲不振で来院しました。いつもは良く食べるのですが、ここ3日はあまり食べません。動きが悪く、元気もないそうです。

来院したボクサー君、小さな尻尾を振って喜んで(?)る様です。容貌が容貌だけに、表情がいまひとつ読み取れません。検温したり、粘膜の色を見るために、歯茎の色を見たりしますが、大人しくしていますが、なんとなく顔が怖いなぁ〜。

採血して血液検査をしましたが、大きな異常はありません。その頃から、少しご機嫌ななめに・・。横や後ろから近づくと大丈夫ですが、顔の前に行くと「ガゥッ!」すごい迫力です。連れてきた方は、ご年配の女性です。この子が本気になったら、とても抑えられません。体重は30kgくらいあります。

幸い、当院の缶詰を出すとペロリと食べました。少し発熱してましたから、炎症を抑えるお薬を処方しました。無事に元気になってくれよぉ。

●2012年12月08日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は12歳のメスの小型犬の乳腺に出来た腫瘍を切除しました。腫瘍は下の組織とは遊離していますから、悪性度は低そうですが、このままにして置いて大きくなると困りますし、ワンコがまだ元気なうちに麻酔をかけた方が良いので、今日の手術になりました。麻酔も手術も順調に進み、麻酔の覚めも良かったので、夕方退院しました。

夕方に16歳の猫が来院しました。歯周炎に悩まされている猫です。痛くて食べられなくなるので、そのたびに炎症をとる注射を打っていましたが、出来れば抜歯したいということで来院しました。血液検査で異常はなく、元気も食欲もあるということなので、来週、麻酔をかけて抜歯することにしました。

犬や猫が長生きするようになって、高齢な犬や猫に麻酔をかけることが増えましたが、血液検査の結果や健康状態があまり良くなさそうなので、麻酔をかけられないこともあります。高齢なワンコやニャンコを飼っている方は、心配なことがあれば、早めに来院してくださいね。

●2012年12月07日(金)
☆松と竹☆

当院の猫の松&竹です。早いもので当院に来て10年が過ぎました。窓際で仲良く日向ぼっこ中です。気が向いたときだけ、膝に上がってきます。猫はマイペースですね。

●2012年12月06日(木)
☆今日のニャンコ☆

今日はスコテッシュ・ホールドのルビーニャちゃんです。7ヶ月目の女の子で、今日は避妊手術を受けに来院しました。

スコテッシュ・ホールドは耳の形状からもわかるように、生まれつき軟骨に形成不全があります。まあ、ここがこの猫種の特徴というか、チャームポイントなんですが、軟骨の障害が足や手の関節に出ると、関節が曲がってきて歩くのが不自由になります。最近は、品種改良が進んで、耳は縮れていますが、四肢はしっかりした子が多くなりましたね。

●2012年12月05日(水)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のユウタ君です。推定、生後3ヶ月の子猫です。健康診断とワクチン接種で来院しました。ワクチンは将来外に出るかもしれないということなので、白血病やクラミジア感染による呼吸器病の予防が出来る7種混合ワクチンを打ちました。

クラミジアは人にも感染する細菌です。クラミジアに感染した猫を触った手で目をこすったりすると、人が結膜炎をおこしたりしますから、目やに、よだれ、くしゃみ、せきなどの症状が出ている猫に触れるときは注意してくださいね。

●2012年12月04日(火)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のマロちゃんです。生後約半年で体重は2.2kgです。避妊手術で来院しました。手術前の神妙な顔ですね。危機を感じているのかな?

●2012年12月03日(月)

☆今日のワンコ☆

「1メートルくらいの高さから飛び降りて、前足を痛がってます」と6歳の小型犬が来院しました。歩かせると、前足を上げて歩きます。飼い主が触るとキャンキャンと痛がります。痛みが強いので打撲や捻挫とは違うようです。

レントゲンを撮ると、前足の手の骨←なんか変な表現だな(中手骨・・人で言うと手の甲ですね)が折れていました。痛いはずです。幸いに折れたのは真ん中の2本で、両側の骨は折れていないので固定されていますから、あまりずれないので、テーピングで治ります。完治までは1ヶ月程度かかりますが、1週間位で、前足を着けるようになるでしょう。

ほかの部分の骨折だと、手術が必要になったかもしれません。不幸中の幸いでした。お正月までには治りますね。

●2012年12月01日(土)
☆師走スタート☆

いよいよ今年も最後の月になりましたね。以前は、寒くなると猫風邪が流行していました。鼻水や涙で顔がグシュグシュになった猫が来院して、症状が重い子猫などは、亡くなることもありました。

最近はワクチンの接種率が上がったのと、室内飼いの猫が増えたので、伝染病が少なくなって、猫たちが健康になりました。良いことですね。

当院のPとポチは外で生活してますが、ポチのいたずらでPが困っているので、Pを病院に非難させてます。どうも、Pの足の太さが咬むのに丁度良い大きさみたいで、おもちゃをくわえるみたいに、足にかぶりついています。甘咬みなんですけど、あまりにシツコイと怒っていますが、育ちの良い(?)Pの怒りは全然迫力がない・・。写真から、雑草(ポチ)と温室育ち(P)の差が分かりますか?


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