2012年11月
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●2012年11月30日(金)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のポンポンちゃんです。6歳の女の子です。今日は健康診断で来院しました。検査結果は異常なしですが、少し太り気味なので、ダイエット(減量)に目下チャレンジ中です。

●2012年11月29日(木)
☆今日のワンコ☆

ボーダーコリーのサリーちゃんです。3ヶ月目の女の子で、体重は6.5kgです。2回目のワクチン接種で来院しました。元気一杯です。

●2012年11月28日(水)
☆今日のワンコ☆

トイプードルのココちゃんです。2ヶ月目の女の子です。1回目のワクチン接種で来院しました。ココちゃんはご近所で生まれたワンコだそうです。いつでもお母さんワンコに会えるから良いですね。お鼻のまわりの白い毛が可愛いですね。

●2012年11月27日(火)

☆今日のワンコ☆

5歳のメスの小型犬が妊娠の鑑定で来院しました。10月下旬に交配したワンコです。

妊娠鑑定はエコーで検査します。交配25日目位から分かります。通常、子宮はエコーでは見えませんが、妊娠して子宮が膨らんでくると、分かるようになります。この時期が交配25日目くらいです。

今日のワンコは、20日目に一度エコー検査を受けました。「う〜ん、なんとなく妊娠してそうだなぁ。微妙に子宮も膨らんでいるようだし・・」。という感じでした。飼い主の方には、「妊娠してる可能性が高いと思いますが、後10日くらいしてから、再検査しましょう」とお話して、今日がその検査日でした。

結果は「!」。無事、妊娠していました。10日前の子宮は1cmくらいの太さでしたが、今日はその3倍近くの大きさになって、内部には胎児も見えました。

愛犬に子供を産ませたい飼い主の方は、出産を楽しみにしていますから、鑑定時に「妊娠していませんね(^_^;)」というのは辛いのですが、今日は良かったです。次は1ヵ月後にレントゲンを撮って、赤ちゃんの数を確認します。年末には可愛い子犬たちが見られそうですね。

●2012年11月26日(月)
☆今日のワンコ☆

レオナルド君です。生後3ヶ月の男の子です。レオナルド君は、動物愛護センターの譲渡会で今日、飼い主の元にやってきました。健康診断で来院しました。まだ少し怯えていますが、すぐ新しい飼い主に慣れるでしょうね。


●2012年11月24日(土)
☆番外編☆

昨日の勤労感謝の日に紅葉を見にいきました。ドライブすることなんて滅多になくて、高速道路を移動するのは、もっぱら学会会場に行くときだけなので、気が付きませんでしたが、ワンコを連れて行楽地に行く人、多いんですねぇ。

サービスエリアで休憩する飼い主家族を車内で待ってるワンコがかなりいました。大人しく待っている子も居ますが、人が近づくをワンワン、ギャンギャンいってる子も居ました。

我が家もPも、いつも私と出かける時はワゴンの後ろのゲージの中に居ますが、ガソリンスタンドなどで人が近づくと、「ウワン!」。声が大きいので、みんなビックリします。

紅葉狩りでも、愛犬を連れて散策してる人も多く、犬は家族の一員なんだなぁと再認識しました。


●2012年11月22日(木)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのルナちゃんです。3ヶ月目の女の子で、血あ獣は1.6kgです。ワクチン接種で来院しました。毛がモコモコで可愛いですね。

●2012年11月21日(水)

☆今日のニャンコ☆

「口を気にして食べにくそうにしてます」と、18歳のオス猫が来院しました。猫の18歳というと人に換算すると90歳くらいになると思いますが、毛づやも良く、体格もしっかりして元気そうです。

口の右側を気にしているようです。口の中を見ると、上の奥歯に歯石がかなり付着して、歯が見えなくなってます。「この歯を気にしているのかも?」と、器具を使って歯石をガリッと取るとポロリと歯石ごと歯が抜けました。奥歯がグラついていたので、口が気になったのでしょう。反対側の奥歯も見ましたが、こちらは大丈夫でした。これでまた、口を気にしないで食事が食べられるでしょう。

先日、24歳から12年間勤めた職場のOB会に行きました。私は途中下車しましたが、出席した方たちは、定年まで無事に勤めあげた先輩諸氏で、60代から80代の方たちが集まりました。皆さんお元気です。すでに物故者になった方もかなり居ますが、元気な方に共通しているのは、現職のころから、明るく楽しく食事を食べて飲んでいる人たちでした。

今日のニャンコも元気そうでしたから、今までどおり食べられるようになったら20歳もそう遠くないかもね。

●2012年11月20日(火)

☆今日のワンコ☆

体のあっちこっちに血をつけた若い大型犬が来院ました。室内飼いのワンコです。飼い主の方がお家に帰ったら、部屋が血だらけになっていたそうです。飼い主の方の衣服にも血が付いています。

ワンコは体のあちこちに血が付いていますが、どこかから大量に出血している感じではありません。とりあえず体に付いた血を拭いて出血部位を調べると、耳の先から出ているようです。耳の垂れた犬種ですが、パタパタと耳を振るたびに血が飛び散ります。

良く見ると、耳の先が数ミリ切れています。指で圧迫して血を止めてテーピングすると止まりますが、ブルブルと頭を振ると再び血が飛び散ります。とりあえず傷をひっつけて、血管を収縮させる薬がガーゼに塗布してからテーピングして、しばらく頭を振らせないと無事に止血できました。

傷は小さいのですが、気にして頭を振るので、なかなか血が止まらずに、おおごとになった様です。室内で飼われている活発なワンコです。留守番中に何をやらかしたんでしょうね?

●2012年11月19日(月)
☆今日のワンコ☆


柴犬のろくちゃんです。3ヶ月目の男の子で体重は3kgです。ワクチン接種で来院しました。外国犬種と比べると、凛々しいですね。

●2012年11月17日(土)
☆今日のワンコ☆

剛ちゃんです。3ヶ月目の男の子で体重は1.5kgです。今日はワクチン接種で来院しました。剛ちゃんの犬種は・・・?

答えはペキニーズとポメラニアンのミックスだそうです。よくチワワと間違われるそうです。可愛いですね。大きくなったらどんな感じになるのかな?

●2012年11月16日(金)

☆今日のワンコ☆

「昨夜、子供が落っことした手羽さきを犬が食べちゃったんですが・・」とミニチュア・ダックスが来院しました。14歳のワンコです。落とした手羽さきを慌てて取り上げようとしたら、ワンコも慌てて飲み込んだそうです。

一晩経ちますがワンコに異常は見られません。以前、所属する研究会で、骨付きの鳥のから揚げを小型犬が食べた事例が報告されてました。レントゲンを撮ると大きな骨が胃の中にあったので手術で取り出したところ、骨は胃酸で解けてフニャフニャになっていたという報告でした。ケンタッキーは油の温度が高いので、大丈夫だと、どこかの先生が話していました。

今回、ワンコが食べたのは煮物です。煮た骨と油で揚げた骨は、どっちが骨のダメージは大きいのかな??なんて思いながらレントゲンを撮ると、レントゲンに骨は写っていませんでした。

食べたのは間違いないそうですから、一晩経って骨は胃で消化されたのでしょう。心配なさそうです。

同じ骨でも、スペアリブや豚足の骨、魚の荒炊きの骨は危険で、食道や小腸に詰まったり、刺さる事故を経験してますから、注意してくださいね。そういえば、鳥の骨が上あごに引っかかって、つっかえ棒みたいになって、担ぎ込まれた犬が居たなぁ〜。

●2012年11月15日(木)
☆今日のワンコ☆

チワワのペティちゃんです。2ヶ月目の男の子で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。最近、チワワとトイ・プードルが人気ですね。どちらも可愛い犬種です。いつか飼いたいなぁ。

●2012年11月14日(水)

☆今日のワンコ☆

2日前から急に容態が悪化した15歳の大型犬が来院しました。以前からおなかの中に腫瘍があったワンコです。ワンコが高齢なこともあり、ワンコに異常もみられないことから、特別な処置をしていませんでした。

来院したワンコは診察台の上で横たわって苦しそうにしています。半年前と比べると、お腹の中の腫瘍は大きくなっているようです。

血液検査をすると、腎臓の機能がひどく悪くなっていることが分かりました。発病状況から、急に腎機能が悪くなったようです。大きくなった腫瘍と腎機能の低下が関係あるかもしれませんが、麻酔をかけてお腹を開けて見るには、あまりにも容態が悪すぎます。

腫瘍が尿管や腎臓を圧迫して急に腎機能が悪くなったとしたら、手術で取り除けば助けることができるかもしれませんが、事態はひっ迫しています。

腫瘍と腎臓、尿管の関係、腫瘍が取れるか否かの診断のために、CT検査の出来る病院をご紹介しました。CT検査で腎機能の低下が腫瘍の増大が原因で、周囲との癒着などがなくて、腫瘍が孤立性だったら手術で取れるまもしれません。ご紹介した病院には厳しい判断が迫られます。恐縮です。

●2012年11月13日(火)
☆今日のワンコ☆

チワワのティアラちゃんです。2ヶ月目の男の子で体重はまだ1kgです。今日は2回目のワクチン接種とフィラリアの予防で来院しました。最近は、ペットショップで1回目のワクチンを済ませてくる子が多いですね。
1回目が生後45日、2回目が75日、3回目が100日頃に接種する3回接種が多くなりましたね。マイクロチップが入っている子も多いですね。当院のハッチにもチップが入ってますよ。

●2012年11月12日(月)
☆ポチの手術☆

昨日、ポチの去勢手術をしました。生後半年が過ぎ、去勢手術には丁度良い時期になりました。この時期に手術を受けると・・

1、マーキングの予防になるから、散歩中にあっちこっちでオシッコをするのを防げる。
2、成犬になっても、あどけなさが残り、オス犬の荒々しさが出ないので、ペットとして飼いやすい。
3、前立腺肥大や、肛門周囲の腫瘍など、オス犬特有の病気の予防になる。

というメリットがあります。

最近は、Pにやりたい放題で、マウンティングも始まってましたから、どんな感じに変化するか楽しみです。手術は、静脈に注射をしたり、入院室に一晩閉じ込められたりしますから、事情がわからないポチは、「なんで、今日は僕をいじめるの??」って、情けない顔で私を見てました。少し心が痛みましたが、翌日にはケロリと忘れて、いつものポチに戻ってましたよ。

●2012年11月10日(土)
☆今日のワンコ☆

飼い主の方の肩からちょこんと顔出しているのは、MDのれんちゃんです。生後3ヶ月目の男の子です。2回目のワクチン接種で来院しました。怖かったのか、しっかり肩にしがみついていますね。

●2012年11月09日(金)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のももちゃんです。生後4ヶ月位の外猫です。1週間ほど前に怪我で来院しました。それほどひどい怪我ではなかったので、外科用のホッチキスを使って簡単な縫合をしていました。今日は抜糸で来院しました。傷は綺麗に治っていましたよ。

●2012年11月08日(木)
☆今日のニャンコ☆

スコテッシュ・ホールドのももちゃんです。生後約半年の男の子で、体重は3.7kgです。今日は去勢手術のご相談で来院されました。診察台の上で警戒してるようです。手術の話が耳に入ったかな?

●2012年11月07日(水)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のマカロンちゃんです。4ヶ月目の女の子です。2回目もワクチン接種で来院しました。体重は1.9kgです。後2ヶ月くらいで避妊手術ですね。カメラに興味深深です。

●2012年11月06日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は短頭種(ペキニーズ)の避妊手術でした。

パグやフレンチブルドッグ、ペキニーズなどの短頭種の中には、生まれつき通常の呼吸がしづらい子が居ます。夏にゼーゼーいってるような子は要注意です。

麻酔をかけると、喉頭蓋がペタンと気道を塞いで、呼吸が出来なくなります。麻酔中は気管に管を入れていますから大丈夫ですが、麻酔をかける時と麻酔からさめる時が要注意です。麻酔が醒めだすとゲホゲホとむせ出すので、気管チューブを抜きます。普通のワンコは、ここから自分で呼吸し始めますが、短頭種で喉頭蓋の長い子は、気管を塞ぐので呼吸が止まります。チアノーゼが出始め血色が悪くなります。

急いで、再びチューブを気管に入れようとしても、麻酔から覚めかかってますから、うまく入れられません。チアノーゼはどんどん進んで、心拍も下がってきます。大変ヤバい状況になります。

幸い、当院ではそのような経験はありませんが、のどを切って気管を切開して気道を確保したという話を聞いたことがあります。

今日のワンコはそのようなトラブルはなく、少し長めにチューブを入れて置きましたが、チューブを抜いても呼吸の状態は安定し、無事に覚醒しました。今日は、少し麻酔にピリピリしたワンコの避妊手術でした。

●2012年11月05日(月)

☆今日のニャンコ☆

今日はメス猫の避妊手術でした。手術はお電話で予約していただいてますが、今日のニャンコは「妊娠してるので生まれると困るので早くして欲しい」ということです。

来院した猫をみると確かにお腹が大きいようです。「妊娠後半かもしれないなぁ」と助手と話しながら、お腹を切開します。妊娠していると通常より子宮が大きくなっているので、大きめに切開します。今日も少し大きめに切開して、「これでも出なかったら子宮の大きさを見てから切開を広げようか?」なんていいながら、お腹を探ると、「あれ?普通の子宮だわ」。猫は妊娠していませんでした。

最近出産したので、まだおなかの筋肉が緩んでいたのと、野良猫で術前に絶食できなかったようで、お腹一杯食べていてお腹が膨らんでいたようです。

お腹が大きいときは術前にエコーで確認するのですが、今日はすっかり妊娠していると思い込んでいました。大きく切開してなくて良かったなぁ。

●2012年11月02日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は7歳のMDの歯の治療でした。初めて来院されたのは1ヶ月前です。下のほっぺが腫れています。初診の方で遠方からのご来院ですから、ワンコの生活環境がわかりません(地元ですと、大体わかりますが・。)。虫刺され・猫から襲われた?まさか「マムシ」(-_-;)

色々お伺いすると、ほっぺの腫れは歯周炎が原因のようです。歯周炎の抗生物質を処方して、「根本的に治すには麻酔下での抜歯&歯石の処置&歯周炎の治療ですよ」とお話しました。

今日はその子の抜歯&歯周炎の処置です。今日で、当院に来院されたのは2回目なので、緊張します。過去の病歴や現時の状況について、しつこいくらいにお聞きします。

現時の状況、心臓の状態、血液検査結果から、麻酔には問題なさそうです。この時点でGoです。

今日のワンコは全部で13本の歯を抜きました。歯周炎でグラグラのなっていますから、それほど苦労しないで抜けました。

7歳のワンコにとって、今日の処置は以下の理由で良かったとと思います。

1、歯が原因で、あっちこっち腫れてたのが良くなる。
2、口のにおいが気になっていたのが、かなり改善される。
3、口の痛みから解放されて、愛犬が元気になる。
4、今まで歯周炎で膿の混ざった唾液を飲むことで体の中に入っていた細菌の量が激減することによって、成人病(心臓、肝臓。、腎臓などなど)。の発症率が減少する。

と言う事で、愛犬の歯の健康状態って、きわめて重要だから、少々嫌われても恐れずに歯磨きしてくださいね!慣れると日課になりますよ。


●2012年11月01日(木)

☆昨日のワンコ☆

昨日避妊手術を受けたワンコの飼い主の方は、当院のぽちを保護した方です。手術を受けたワンコとは、半日ほど同じ場所で過ごし、ぽちの皮膚病が心配で、当院に連れてこられました。

検査の結果、ぽちはカイセンに感染してることがわかり、感染が重度で、体中にカイセンの原因となるダニが寄生してましたから、同居犬に移す可能性が極めて高いので、元には戻せないということで、当院で預かって治療しました。

感染したダニが死滅するには約1ヶ月かかりますから、回復したら、動物愛護センターで新しい飼い主を見つけるはずでしたが、なんともその時は貧こくて、憎めないヤツだったので、知らないところに行かせるのが可愛そうになって、我が家の愛犬3号になりました。

当時は、貧こかったのに、今ではすっかりPの上に君臨し、やんちゃぶりを発揮しています。もし、ぽちが皮膚病でなかったら、昨日手術を受けたワンコと同居してるはずですから、年齢も同じ位なので、良い仲間になったでしょうね。


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