2012年01月
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●2012年01月31日(火)
☆今日のニャンコ☆

今日はオス猫3頭の去勢手術でした。みんな若い猫たちです。明日から寒いそうですが、猫の世界は熱いシーズンを迎えている様です。

写真はブリティッシュ・ショート・ヘアーのポケちゃんです。5ヶ月目の男の子で体重は2kgです。カメラに興味深深です。可愛いですね。

●2012年01月30日(月)
☆今日のワンコ☆

チワワのチャチャちゃんです。3ヶ月目の男の子で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。かわゆい、かわゆい・・。

●2012年01月28日(土)
☆今日のワンコ☆

タロちゃんとハナちゃんです。タロちゃんが男の子、ハナちゃんが女の子です。ミニチュア・ダックスとトイ・プードルのミックス犬です。生後1ヶ月の健康診断で来院しました。2頭とも丸々と太ってとても健康そうでした。お母さん犬の子育てが上手なんですね。

飼い主の方はタロちゃんとハナちゃんを飼ってくださる方を探しているそうですよ。興味のある方は当院あてにメールかお電話をくださいね。

●2012年01月27日(金)
☆今日のワンコ☆

ロイ君です。2ヶ月目の男の子で、体重は3kgです。成犬になった時の大きさは、4ヶ月の頃の約2倍と言われてますから、ロイ君は8〜10kg位になるのかな?柴犬より一回り大き目ですね。今日は狂犬病のワクチン接種と登録で来院しました。なかなかの面構えですが、人懐っこいワンコでしたよ。

●2012年01月26日(木)

☆今日のワンコ☆

あごの下が腫れた12歳の中型犬が来院しました。触ると鶏卵大のコブがあり、場所的にはリンパ節のようです。リンパ節が腫れる病気には、リンパ節炎などの炎症が原因のものと、リンパ腫のように腫瘍性のものがありますが、リンパ腫ですと複数のリンパ節が腫れますが、今日のワンコはあごの下一箇所だけです。

注射針を刺して細胞をとって顕微鏡でみると、リンパ系の細胞がたくさん見えますから、リンパ節には間違いないようです。炎症を抑えるお薬を処方して、1週間ほど様子を見ることにしました。

腫瘍性の病気でリンパ腫は抗がん剤による治療になりますし、独立した腫瘍は外科手術の対象になります。首には大切な血管や神経が走っていますから、腫瘍との位置関係を前もって調べる必要があります。CTを使って調べますから、お薬で治らない時は、大学の動物医療センターをご紹介することになるでしょう。

リンパ腫は近隣の病院で抗がん剤治療を積極的にやっている病院をご紹介してます。現在、当院の紹介症例3例が闘病中ですが、いずれも上手くコントロールできて、日常生活を維持できているようです。

今日のワンコの腫れが炎症性のものだったら良いですね。


●2012年01月25日(水)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のポピーちゃんです。15歳(!)の女の子です。こんな可愛い子と15年間も一緒に過ごせるって良いですね。まだまだ長生きできそうです。飼い主の方の愛情をたくさんもらってるんでしょうね。

●2012年01月24日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は2歳のメスネコの避妊手術でした。通常ネコの避妊手術は1歳くらいまでに済ませますから、少し遅めの手術でした。

避妊手術は卵巣と子宮を取り除きます。卵巣は靭帯でお腹に固定されていますから、それを切断して、それと平行に走っている血管をしっかりと縛らなくてはなりません。きちんと縛らないと出血して大変なことになります。今日のニャンコは1歳以下のネコと比べると、靭帯が強く太くて、切断するのに少し苦労しましたが無事に取り除くことが出来ました。

ネコはこれで発情から開放されるので静かに過ごせます。飼い主の方も安眠できますね。

●2012年01月23日(月)
☆今日のワンコ☆

トイプードルのユメちゃんです。3ヶ月目の女の子です。ワクチン接種で来院しました。飼い主の方の腕の中で不安そうにしていますね。怖かったんでしょうね。

●2012年01月21日(土)
☆今日のワンコ☆

ブルドッグのブル君です。1歳の男の子で体重は22kgです。体高は低いですが、ずっしりと重いです。こんなユーモラスな表情を見てると癒されますね。人懐っこいワンコですよ。

●2012年01月20日(金)

☆今日のワンコ☆

3歳の小型犬が来院しました。下痢と嘔吐がひどいそうです。何度も吐いてます。採便棒に付いた便は真っ赤な血便です。症状の重さがうかがえます。
下痢の性状で
@正常な便が出た後でゆるい便が出る。
A茶色い水様便が出る。少し血が混ざっている。
B真っ赤な血のような便がでる。

@→Bの順序で悪性度が増します。それに嘔吐が伴うと重症です。入院が必要になることもあります。伝染性腸炎という死亡率の高い伝染病がありますが、Bのタイプの腸炎です。

毎年ワクチンを打ってる子ですから、伝染病は大丈夫でしょう。「昨日与えた肉が生焼けだったかも?」ということです。脱水にさせないために、皮下に点滴します。同時に腸の中で暴れてる悪玉菌をやっつけるために、抗生物質も投与しました。今日は一旦お家に帰ってもらって、症状が改善しないときは入院させることにしました。「症状が激しいから、多分明日は入院になるだろうなぁ」。

翌日来院したワンコは、かなり良くなってました。嘔吐は止まり、下痢も軟便程度にまで回復していました。劇的回復です。生肉が原因の毒素原性大腸菌感染も疑いましたが、単なる食あたりだったようです。良かったね。

●2012年01月19日(木)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのルーンちゃんです。2ヶ月目の男の子で、体重は1kgです。体は小さいけど食欲旺盛だそうです。次のワクチン接種の1ヵ月後には大きくなってるでしょうね。

●2012年01月18日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日はメスネコの避妊手術でした。

実はこのニャンコ、昨年の暮れに事故で来院しました。歩き方が不自然だったのでレントゲンを撮ると、骨盤を骨折していました。完治させるためには手術が必要です。整形外科を得意とする病院をご紹介しました。手術で折れた骨盤を正常な状態に治すのがベストです。そんなお話をすると飼い主の方が、「先生、このままにしてたらどうなりますか?」。

ネコは骨折には強いのです。後ろ足の脱臼程度だったら、そのままでも平気で歩き出す子も居ます。今日のニャンコの骨盤の折れ方は、骨盤がへしゃげてないので、この状態で骨が自然にくっつけば室内での移動程度でしたら、問題なく出来るようになりそうです。ただし、折れた状態で引っ付きますから、骨盤が狭くなって、うんちが出にくくなるという問題が生じるかもしれません。そんなお話をしました。

飼い主の方は手術しない方を選択されました。それから1ヶ月、ニャンコは歩けるようになっていました。排便にも問題はなさそうです。レントゲンを撮ると、骨がコテコテとくっついていました。骨盤は少し狭くなっていましたが、食事に注意すれば便秘はさけられそうです。出産は骨盤が狭いから絶対に無理ですが、今日手術を受けたのでその心配はありませんね。

●2012年01月17日(火)
☆今日のワンコ☆

ミニチュアプードルのシロちゃんです。2ヶ月目の女の子で体重は1kgです。今日はワクチン接種で来院しました。将来は白雪姫になりそう・・。

と書いてたら、飼い主の方からメールが・・。「我が家のシロをHPにアップしてくれてありがとうございます。ただ、うちのシロは男の子なんですが・・」。

すみませんでした。顔写真見た途端にメスと思い込んでしまいました。スタッフが調べてくれた資料をみても(♂)と記載してありました。「白雪姫」なんて書いて、シロちゃんにはくれぐれも謝っておいてくださいね。

●2012年01月16日(月)

☆今日のワンコ☆

「前足を痛がります。気にしてなめているので見たいのですが、見せません」と13歳の中型犬が来院しました。前足を着地してません。触るととても嫌がるので、かなり痛いようです。捻挫や関節炎で足を着けずに来院するワンコは居ますが、ここまでは痛がりません。

痛いほうの足は腫れています。長毛種なので見た目は分かりませんが触ると腫れているのがわかります。生活環境から考えて、骨折や脱臼はなさそうです。なんか、嫌な感じです。ワンコの年齢を考慮して、足が腫れて痛みの強い病気で頭に浮かぶのは「骨肉腫」です。骨の癌です。確認のためにレントゲンを撮りますが、万一骨肉腫だと飼い主の方に「断脚」を提案しなければなりませんドキドキしながら、レントゲンの現像を待ちます。

レントゲンに異常は見られませんでした。立派な骨です。腫れた足の一部に通常は見られない影が出ています。「ムム、これは何だ?」

ワンコはさかんに足を気にして舐めているそうです。嫌がるワンコをなだめながら、前足を精査すると何やら黄色いものが・・。「輪ゴムだ!」ワンコの前足に輪ゴムが食い込んでいました。輪ゴムがジワジワと皮膚に食い込んで痛みが出て、腫れたのでしょう。

輪ゴムを外して傷の処置をしました。年配の方が飼っている室内犬ですから悪戯されることもないと思います。何で、前足の真ん中あたりに輪ゴムがあったのかなぁ?「骨肉腫」じゃなくて良かったぁ。

●2012年01月14日(土)

☆今日のワンコ☆

今日はメスのMDの避妊手術でした。

とても活発で元気の良い子です。おてんば娘ですね。麻酔薬を入れるために前足の血管に管(留置針)を入れますが、じっとしてません。というか、大暴れします。看護師に押さえてもらいますが、MDの前足はとても短いので、暴れると手からすっぽ抜けてしいます。ためしに私がやってみても、始めは大人しいのですが、すぐに大暴れします。「こりゃ、入らんかなぁ〜別な方法で沈静させようかな?」。

「持ち手を変えたらちがうかも?」ということで女性のスタッフに持ってもらったら、あら不思議?大人しくなって、無事に留置針を入れることができました。どうもこの子、「男嫌い」だった様です。この管はいざという時(出来ればこんなことがないのがベストですが・・)には「命綱」になります。

静脈が確保できましたから、そこから麻酔の導入薬を入れて眠らせて、気管に管を入れて麻酔ガスを流して、順調に手術に入ることができました。

さすがにおてんば娘だけあって、手術が終わるとすみやかに目覚め、翌朝は朝ごはんをバリバリ食べて、迎えに来た飼い主の方と帰って行きました。

●2012年01月13日(金)

☆今日のニャンコ☆

今日はニャンコの去勢手術と避妊手術がありました。メスネコの卵巣には立派な卵(卵胞)がありました。発情がきてた様です。寒い日が続いていますが、ネコの世間ではすでに春になっているようですね。外ネコがニャーゴー、ニャーゴーとうるさい時期に入ります。我が家のネコの様子がおかしくなった??と相談を受けることもありますよ。

●2012年01月12日(木)
☆今日のニャンコ☆

レオちゃんとレンちゃんです。レオちゃんが男の子、レンちゃんが女の子です。兄弟ネコですが、体重差は1kgもあります。今日は健康診断で来院しました。仲良しですね。

●2012年01月11日(水)
☆今日のニャンコ☆

ベンガルのリーフちゃんとマリンちゃんです。3ヶ月目の女の子たちです。今日はワクチン接種で来院しました。豹の様な模様が野性味を感じますね。

●2012年01月10日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は10kgのメスの中型犬の避妊手術でした。

生後7ヶ月のワンコです。飼い主の方はメス犬を飼い始めたときから将来手術を受けさせようと思っていたので、初回発情が来る前に手術することにしました。この時期に手術を受けると、乳腺が発達しないので、将来の乳腺腫瘍の発病がほとんどないのです。

きちんと食事管理が出来ているようで、皮下脂肪やお腹の中の脂肪が少なくかったので、手術がし易く、予定よりも短い時間で手術を終えました。

ワンコは明日の朝退院です。避妊手術や去勢手術は一生に一回のことですが、ワンコやニャンコの将来の病気の予防には大いに貢献しますよ。

●2012年01月07日(土)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのRUBYちゃんです。2ヶ月目の女の子です。1回目のワクチン接種で来院しました。黄色のベストがお似合いですね。

●2012年01月06日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は7歳の小型犬の乳腺に出来た腫瘍を手術で取りました。

以前から小さな腫瘍があったのですが、だんだん大きくなってきたので手術することにしました。子犬の頃から来院しているワンコです。将来、乳腺腫瘍や子宮の病気の予防になるので避妊手術をお勧めしていましたが、時期を逃して、だんだん太ってきたので、手術しませんでした。

乳腺に腫瘍が見つかった昨年の6月は7kgでした。いつか手術で取らなくてはならなくなるので、減量をお願いしていました。乳腺を切除すると皮膚が大きく欠損しますから、太ってると皮膚を寄せるのが大変なのです。ボンレスハム状態になります。胸部の乳腺を切除すると、胸が圧迫されて呼吸困難になることもあります。

今日のワンコの体重は6kgでした。飼い主の方が頑張って減量してくれたようです。一番下の左右の乳腺を腫瘍ごと切除しましたが、余裕をもって寄せることができましたよ。ワンコは明日退院です。

●2012年01月05日(木)
☆今日のワンコ☆

今年一番初めに登場するのは豆柴の葵ちゃんです。2ヶ月目の女の子で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。葵ちゃんは成犬になっても5kg以下でしょうね。可愛い日本犬になりますね。

●2012年01月04日(水)

☆謹賀新年☆

今日から当院の今年の診療が始まりました。

年末から継続治療中の腎臓病のワンコ、ホテルに預けたら体調を崩してしまった小型犬、急に足腰が立たなくなった高齢の大型犬、この子は飼い主の方が連れてこられないので、お迎えに行きました。我が家のワゴンが一時的に救急車になりました。外耳炎のワンコ、アレルギー性皮膚炎が全身に広がったワンコ、前足を痛がるニャンコ・・。

こんな感じで今年も始まりました。みんな元気で暮らしてくれよぉ。今年もよろしくお願いします。


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