2011年11月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2011年11月30日(水)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のトラちゃんです。2歳の男の子で体重は6kgです。名前どおりの立派なオス猫です。今日はワクチン接種で来院しました。写真撮影のために診察台の上に押さえつけられて、少しムッとしてます。

●2011年11月29日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は6歳のオスの小型犬のそけいヘルニアの手術でした。

そけいヘルニアというのは、股の付け根のそけい輪という小さな穴が広がって、そこからお腹の中の脂肪や臓器が皮下に出てくる病気です。先天的にそけい輪が閉じていないのが原因ですが、年齢を重ねて少しずつ広がって気が付くこともあります。

一般的にはメスが多いので、脂肪組織以外にも、膀胱や子宮がでてくることもあります。膀胱が出るとオシッコが出せなくなるので、急いで手術する必要があります。

今日のワンコは珍しくオスでした。オスはオチンチンが引っ付いていますから、それを避けて、そけい輪にアプローチしました。メスと比べて、深い場所にあるような気がしましたが、なんとかその周りの筋肉を寄せて、丈夫な糸でしっかり縫いました。

少し時間がかかりましたが、手術自体はお腹の穴をふさぐだけですから、ダメージは少ないので、当日の夕方に退院しました。そけいヘルニアは反対側にも出来ることがあるので、要注意観察ですね。

●2011年11月28日(月)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のソラちゃんです。生後2ヵ月半位かな?今日はワクチン接種で来院しました。ソラちゃんは、外に出るかもしれないので、白血病の予防薬が入った7種混合ワクチンを接種しましたよ。

●2011年11月27日(日)

☆今日のワンコ☆

市内で一番長寿だったワンコが亡くなりました。21歳3ヶ月でした。一昨年は、長寿犬で北九州市から表彰されました。元気なワンコで、ほとんど病気で来院することはなくて、ワクチンやフィラリアの予防で年に数回診てました。長寿犬の年齢は狂犬病ワクチンの接種回数で市から認定されます。

足腰が弱くなって、介護の相談を受けたので、当院に連れて来てもらって、お世話し易いように毛を刈ってあげて、給水や給仕の方法を飼い主の方に教えました。注射器を使って水を与えると美味しそうに飲みました。亡くなったのは、その翌日です。何か、ワンコが最後のお別れに来た様な気がしてなりません。

最期は静かに息を引き取ったのでしょう。よく頑張りました。ありがとうね。

●2011年11月25日(金)
☆今日のニャンコ☆

飼い主の方の腕の中にいるのは、子猫のスティンキーちゃんです。体重はまだ600gです。推定年齢は1ヶ月令くらいかなぁ。今日は健康診断で来院しました。元気な子猫でしたよ。


●2011年11月24日(木)
☆今日のワンコ☆

キャリーバックからチョコンと顔を出しているのは、チワワのコウちゃんです。6歳の男の子です。小型犬はいつまで経ってもあどけなくて可愛いですね。

●2011年11月22日(火)

☆今日のニャンコ☆

今日は野良猫の不妊手術でした。

「センセー、猫が捕まりましたぁ!」とゲージに入った猫が来院しました。以前から、餌を与えている猫が出産して、また生まれると困るから手術したいのだが、どうやって捕まえたり良いですか?と相談されてました。

餌には寄って来ますが、触ろうとするとすぐに逃げるそうです。無理に捕まえようとすると、咬まれたり、引っかかれたりしてひどい怪我をすることがあるので、ゲージをお貸しして、その中に餌を入れて、猫が入ったところで入り口を閉めたらどうですか?と話していましたが、今日無事に捕まったようです。ゲージの中には餌が散乱して、苦労の跡が伺えます。

野良猫は野生動物に近いので、とても触れませんから、ゲージの外から麻酔の注射を打ちますが、今日のニャンコはオットリしてます。網の隙間からお尻の辺りをチョコチョコと触っても知らん振りしてますから、ご機嫌を損ねないようにそ〜と鎮静剤を打って、少しトロトロとなってから、麻酔の注射を打ちました。

手術は無事に終わり、時間が経てば溶ける糸を使って、抜糸の必要のない方法で縫合して、投薬しなくて良い様に持続型の抗生物質を打ちました。当院で一泊入院して、明日、元の場所に放します。これで、伸び伸びと生活できますね。

●2011年11月21日(月)
☆今日のニャンコ☆

ルナちゃんとミューちゃんです。7ヶ月目の女の子たちです。今日はワクチン接種で来院しました。姉妹猫だからいつも一緒の仲良しです。

●2011年11月19日(土)
☆今日のワンコ☆

チワワのペロちゃんです。3歳の女の子です。今日は狂犬病のワクチン接種で来院しました。体重は1.5kgです。体は小さいけど、元気なワンコでしたよ。

●2011年11月18日(金)
☆今日のワンコ☆

トイ・プードルのユメちゃんです。生後45日で、体重は1kgです。ユメちゃんは、お母さんがあまり面倒をみなかったので、人工保育で育ちました。母乳をあまり飲んでいないので、少し早めに1回目のワクチン接種で来院しました。しっかり育ててもらって良かったね。

●2011年11月17日(木)

☆今日のワンコ☆

皮膚病のワンコが来院しました。今年の夏ごろから、皮膚が赤くなって、なかなか治らないそうです。来院したワンコの皮膚を見ると、ところどころ毛が抜けて、一部は皮膚がただれて、出血しています。普通の皮膚炎と比べると、病変が深い感じがします。

何箇所か毛を抜いて毛根部を顕微鏡で見ると、毛包虫というダニが繁殖してるのがわかりました。毛包虫は、健康な犬の毛根部にも居ますが、この虫が増殖すると今回の様な皮膚炎を起こします。毛包虫をやっつける治療をしないと、なかなか治りません。

この虫の増殖は、ワンコの免疫力と関係があると言われています。若くてまだ免疫力のないワンコや、年をとって、免疫力が落ちたワンコに見られます。若いワンコの毛包虫症は、体力がついてくると自然に治ります。

今日のワンコには、虫をやっつけるお薬を処方しました。1ヶ月ほど投薬が必要です。早く体力がついて、治ると良いですね。

●2011年11月16日(水)

☆今日のニャンコ☆

生後7ヶ月目の猫が来院しました。初診の方です。去勢手術をして欲しいということです。当院は避妊、去勢手術は予約制でおこなっています。オス猫の去勢手術は短時間で終わりますから、飛び入りで手術を受ける場合もあります。

今日は、午後から少し時間がかかる手術の予定がありましたが、遠方の方でどうしても今日手術して欲しいのであれば、受けてもいいかな?と思い、「今朝は食事を与えてますか?」とお伺いすると、食べてるそうです。あまり沢山食べてるのであれば、日にちを変えて・・。と思いながら診察します。

去勢手術です。タマタマはどれ位の大きさになってるかなぁ?と思いながら指で触ると??「あれっ、ないぞ?」。オマタはつるんとしてます。のぞきこんでもありません。おちんちんもありませんから、この猫、メス猫です。

実はこのニャンコ、ペットショップで購入した猫で、書類にもしっかりオスと書いてあります。ワクチンは他院で打ってますが、その証明書にもオスと書いてあります。少し不安になって、当院のメス猫の松を連れて来て比べてみても、構造は同じです。

昨夜から妙な声で鳴いてるそうですから、発情が来てるのかもしれません。メス猫の発情はいったん収まっても繰り返しますから、それを確認したら、避妊手術をすることにしました。

以前、ワンニャン譲渡会でもらわれた子猫が、オスメスを間違ってたことがありましたが、ペットショップの猫でもこんなことがあるんですねぇ。この子を避妊手術する時に、お腹の中の子宮を探す時は緊張しそうです。

●2011年11月15日(火)

☆今日のニャンコ☆

5歳のメスのニャンコが来院しました。急に元気がなくなって
、動かなくなったそうです。食欲もありません。外出する猫ですから、事故にあったのではないかと思いレントゲンを撮りましたが、特に異常なさそうです。口の中の粘膜の色を見ると白くなっています。貧血してるようですから血液検査をしました。

赤血球の数や濃度が著しく減少してます。ひどい貧血を起こしています。さらに検査を進めると、猫白血病のウイルスに感染していることが分かりました。猫白血病は、1〜2歳の若い頃に感染を受けて、その時には発病しないで年数を経て発病します。白血病に感染している猫から咬まれたり、グルーミングをしあったりして感染します。

今日のニャンコは1歳の頃に今の飼い主の方に保護されました。食欲がないので、強制的に食事を与えてもらうことにしました。何とか体力をつけて、病気に打ち勝ってもらいたいものです

●2011年11月14日(月)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のぱんちゃんです。6ヶ月目の男の子です。今日は健康診断で来院しました。お耳が赤くなってます。緊張してるのかな?

●2011年11月12日(土)

☆今日のニャンコ☆

「1週間ほど前に外から帰ってきたら怪我をしていました。良くなって元気になったのですが、昨日から呼吸が苦しそうです」と3歳のオス猫が来院しました。

呼吸は浅くて速く、確かに苦しそうです。猫はあまり動こうとはしません。胸部に問題がありそうなので、レントゲン検査をしました。胸部は白くなって、何かが肺を圧迫してます。エコー検査をすると、胸に水が溜まって、それが肺を圧迫しているので、呼吸が苦しくなっているのがわかりました。

猫を酸素室に入れて、十分酸素を吸わせてから、エコーを見ながら胸部に針を刺して液体を抜きました。猫を酸素化しないと、処置で暴れたりすると容態が急変する危険性があるのです。

注射器に入ってきた液体は血液でした。全部で150ccほど抜けました。体重が4kgくらいの猫ですから、人の大人に換算すると2000cc以上が胸に溜まった計算になりますから、苦しいはずです。

外出時の怪我は胸の中にもあって、そこからジワジワ出血していたのでしょう。このまま溜まらないと元気になると思いますが、出血が止まらないとまた抜かなくてはなりません。しばらくは要注意観察ですね。

事故や感染病予防のために、機会があるごとに猫は室内で飼ってあげるようにお願いしてますが、なかなか徹底しませんねぇ。

●2011年11月11日(金)
☆今日のニャンコ☆

スコテッシュ・ホールドのチアリちゃんです。2歳の女の子です。ワクチン接種で来院しました。美猫です!

●2011年11月10日(木)
☆今日のワンコ☆

メイちゃんです。12歳の女の子です。メイちゃんは、シーズーとマルチーズのミックス犬です。ソファーの上でトロンとくつろいでいる姿が可愛いですね。小型犬はいつまで経ってもあどけないですね。

●2011年11月09日(水)
☆今日のワンコ☆

MDのサクラちゃんです。2ヶ月目の女の子で、体重は1.8kgです。私に体を持たれて、少し不安そうですね。顔が「半泣き」になってます。今日は健康診断で来院しました。

●2011年11月08日(火)
☆今日のニャンコ☆

リョウマ君です。2歳の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。これから猫の伝染病が流行する時期になります。リョウマ君もお家と外を出入りする猫なので、病気の予防のために、毎年この時期のワクチンを打ってらってます。

外に出る猫は野良猫から病気を移されますから、ワクチンを打ってあげてくださいね。

●2011年11月07日(月)
☆今日のニャンコ☆

オス猫のごくう君とメス猫のはなびちゃんです。生後5ヶ月目です。今日はワクチン接種で来院しました。どこ見てるのかな?

●2011年11月04日(金)

☆今日のワンコたち☆

今日は高齢な子の来院の多い一日でした。

17歳の日本犬系の中型犬は、夜鳴きなどの問題行動の相談と治療、15歳の小型犬は歯周炎の治療、高齢ですから麻酔下の処置はしないで、内服薬を処方して口の中をガーゼで拭いてもらうことにしました。21歳の中型犬は足腰が弱くなったので、関節炎の治療です。

15歳と16歳の猫は、最近体重が落ちてきて食欲もすこし減ったので健康診断です。15歳のニャンコは腎臓の機能が落ちているのがわかったので、慢性腎不全のお薬を飲み始めます。病状の悪化を先延ばしにする薬です。21歳の猫は最近少し便がやわらかいが・・。というご相談です。イリコを沢山食べるそうですから、少し減らしてキャットフードを増やしてもらうことにしました。ただ、人に換算すると100歳近いと思うので、あまり神経質にならないで、好きなものを与えてくださいと話しました。

明日は上京するので、午後は休診です。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。11時くらいまでは、病院に居ます。

●2011年11月02日(水)
☆今日のワンコ☆

YKのルルちゃんです。7歳の男の子です。今日は狂犬病のワクチン接種で来院しました。チョコッと出たベロがチャームポイントですね。

●2011年11月01日(火)
☆今日のワンコ☆

ヨークシャー・テリアのチップ君とチワワのピースちゃんです。どちらも3歳の男の子です。狂犬病のワクチン接種で来院しました。いつもは仲良しですが、時々ケンカすることもあるそうですよ。引っ付けられて、ピースちゃんが少しムッとしてる様な・・?


WebDiary CGI-LAND