●2011年09月30日(金)
☆今日のニャンコ☆ 4ヶ月の子猫がワクチン接種に来ました。 このニャンコ、3ヶ月前に行き倒れ寸前のところを、今の飼い主の方に保護されました。体重は300gしかなくて、やせて弱っていました。当院で2日ほど輸液をし、保育器に入れてペットボトルを湯たんぽ代わりにして体を温めて、流動食とミルクを与えました。入院中に亡くなるのではないかと心配したのを覚えています。 それ以降は自宅で、飼い主の方にお世話をお願いしましたが、それから3ヶ月経って、体重2.5kgの立派なメス猫になっていました。 保護したときに性別を聞かれて、慎重に見たつもりだったのですが、「多分、オス猫」と言ってしまってました。カルテの性別の欄に?印が付いていたので、多分・・ということになったのでしょう。 幸いに、「カッちゃん」という名前が付けられてましたから、大丈夫でしたが、「太郎」なんて付けられていたら、名前の変更が必要でしたね。最近、猫の性別判断で不安なときは責任を分担するために、スタッフみんなで見ることにしています。不遇な環境に勝ったので、この名前が付いたのかもしれませんね。
|