2010年02月
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●2010年02月27日(土)
☆今日のニャンコ☆

チンチラのロンシャちゃんです。3歳の男の子です。日本猫にはない気品がありますね。

●2010年02月26日(金)
☆今日のワンコ☆

ヨークシャー・テリアのミューちゃんです。3ヶ月目の女の子で体重は1kgです。2回目のワクチン接種で来院しました。まだ、飼い主の手の上に乗るほどの大きさですね。

●2010年02月25日(木)
☆春一番☆

昨日、今日と暖かな日が続いていますね。日中の温度は20度を超えています。今日海には、南からの強い風が吹きました。春一番ですね。厳寒の海で遊んでいたウインドサーファー達は、この風を心待ちにしています。この風が吹くと春も近く、海が気持ちの良いシーズンになります。

遊びだけではなくて仕事上も、毎年4月に公園などで行われる「狂犬病集合注射」のスケジュールも決まり、なんとなくソワソワし始めます。

写真は、「海に浮かぶヨット」ではなくて、紫川に模型のヨットが走っていました。川岸から無線で操作していました。ちょっと小さくて見えないかな?愛犬と散歩している人も沢山居ましたよ。

●2010年02月24日(水)

☆今日のワンコ☆

今日は3歳のオスの小型犬の去勢手術でした。初診の方でしたから、手術前に一度来院していただきました。その時、診察しようとすると怖がって咬もうとしたので、今日はすぐにお預かりしないで、鎮静薬を打って、効果が出るまで、飼い主の方にはワンコと一緒に待っててもらいました。ワンコが沈静状態になってから預かる方が、それからの処置がスムーズに出来るからです。

注射を打って15分ほどすると、少しワンコがトロトロになってきましたから、診察室に入っていただいて、エリザベスカラーを付けようとすると、再びワンコは復活して目をランランとさせてカラーにガブガブと咬み付いて、なかなか付けさせません。

診察室内で苦戦しているのを見て、年配の女性の方が入って見えました。飼い主のお母さんです。「コラッ、○○ちゃん、なに怖がっとるん?大人しくせんね」とワンコを抱きかかえて一声かけると、メラメラ燃えていた目の中の炎は一瞬で鎮火し、ワンコは優しい表情になり、大人しくなりました。突然、沈静が効いた様な感じで、魔法をかけられたようでした。

飼い主の方によると、このワンコ、実家のおじいちゃんとおばあちゃんには一目置いているのだそうです。。それ以降は、すべての処置が順調に終わり、今ワンコは入院室でしょんぼりしています。犬のしつけも年の功なのかなぁ

●2010年02月23日(火)

☆今日のワンコ☆

今日メスの小型犬の乳腺腫瘍を切除しました。

実はこのワンコ、飼い主不明です。犬を数頭飼っている方の玄関先にゲージに入れて置いてあったそうです。多分、捨てられたのでしょう。お腹に傷があるということで来院して来ましたが、お腹の病変は傷ではなくて、乳腺の腫瘍があまりにも大きくなって、破れたのでした。破れた部分以外にも、乳腺には沢山腫瘍が出来ています。よくここまで放って置いたものです。これほどひどい状態になった乳腺腫瘍は、安楽死を希望された症例以外では見たことがありません。前の飼い主の方は、どうしようもなくなって、可愛がってくれそうな人の家の前に捨てたのかもしれませんが、無責任な行為だと思います。

ワンコは人懐っこくて良い性格で、飼ってあげるそうです。このままじゃ可愛そうなので、出来れば手術で取って欲しいそうです。腫瘍の様相からして乳がんの可能性が高いと思われますが、幸い、胸やお腹の中に転移はなさそうです。「よし、ひとつ頑張ってみるか」ということで、手術に踏み切りました。

格闘すること4時間、何とかすべての腫瘍を切除できました。体重3kgのワンコに0.3kgの腫瘍が引っ付いていました。まだまだ安心は出来ませんが、ワンコには第二の犬生?を新しい飼い主と健康で幸せに送って欲しいものですね。

●2010年02月22日(月)
☆今日のニャンコ☆

今日は2月22日、ニャン・ニャン・ニャンで「猫の日」だそうです。というわけではないでしょうが、いつもと比べてニャンコの来院が多かった様な気がします。ワクチン接種や避妊、去勢手術が続きました。

写真は、メス猫のハナちゃんです。8ヶ月目の女の子です。避妊手術後の傷の確認で来院しました。病院に連れて来られて1週間前の手術の嫌な思い出が蘇ったのか、カゴから脱走しそうになっていますぞ。

●2010年02月20日(土)

☆今日のワンコ☆

今日は小型犬2頭の去勢手術でした。お父さん犬、お母さん犬、子供3頭(オス2頭、メス1頭)の大所帯です。昨年生まれた子供たちですが、メス犬がお年頃になり、同じ兄弟のオス犬が興味を示すようになったので、去勢手術を受けることになりました。

母犬と一緒に居る犬は、1匹だけで飼われている犬と比べて飼い主以外の人や他の犬を怖がる傾向があります。母犬や飼い主の愛情を一身に受けているので、独立心が出来にくいのかもしれません。

今日のワンコも怖がりさんだったので、飼い主の方が一緒に居るときに麻酔の注射を打って、手術が終わって麻酔が覚めたらお迎えに来てもらいました。若くて元気なワンコたちでしたから、麻酔の覚めも良くて、帰るときはほとんど普通の状態に戻っていました。

今日はこの他に猫の避妊手術もありました。このニャンコも夕方帰りましたから、今日の夕方は退院のオンパレードでした。今頃は、今日の手術の労を飼い主の方から、ねぎらってもらっていることでしょうね。

●2010年02月19日(金)
☆今日のワンコ☆

ワイヤー・フォックス・テリアのはじめちゃんです。3歳の男の子で体重は8kgです。名前のとおり、針金(ワイヤー)みたいな硬い毛が密生していますね。犬の本には、「強情で咬み付く癖がある」と書いてありましたが、はじめちゃんは人懐っこいワンコでしたよ。飼い主の方の愛情がたっぷり注がれているのでしょうね。

●2010年02月18日(木)
☆今日のワンコ☆

マルチーズのココちゃんです。7ヶ月目の女の子で体重は2kgです。真っ白でぬいぐるみみたいですね。

●2010年02月17日(水)

☆今日のニャンコたち☆

今日は猫の手術が重なりました。

まずは、体重が2kgの小柄なメス猫の避妊手術です。生後半年位です。体もまだ小さくて顔もあどけないのですが、「最近変な声で鳴くことがある。同居するオス猫(去勢済み)が乗っかろうとする」ということで、避妊手術をうけるために来院しました。お腹の中には立派に発育した子宮と卵巣がありました。まだあどけない感じでしたが、大人になっていたんですね。

次はやはり生後半年位のオス猫です。去勢手術での来院です。このニャンコ、病院に連れて行くためにゲージに入れると急に暴れだしました。飼い主の方はバイクの荷台にゲージを縛り付けて連れてくるつもりでしたが、あまりに暴れるので、車で連れてこられました。手術が嫌だったのかな?

最後はメスの外猫の避妊手術です。外で餌をもらっている猫です。連れて来るために当院のゲージをお貸ししていました。多分猫には触れないでしょうから、ゲージの外から麻酔注射が打てる様に網で出来たゲージです。つれて来た方の手を見ると傷が・・。いつも餌を与える時は触っても大丈夫だったのに、今日餌で釣ってゲージの中に猫を入れようとすると、手袋の上からバシッと猫パンチをみまわれたそうです。傷からバイキンが入って化膿したら大変ですから、消毒しました。

今夜の猫の入院室はにぎやかです。明日の朝、みんな退院ですね。


●2010年02月16日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は8歳のメスの小型犬のお尻の横に出来た瘤を取りました。当院に初めて来院された方です。肛門の横に柔らかい腫瘍ができていました。トリミングに行って毛を刈ったら大きくなっているのに気づいたそうで、半年以上前からあったそうです。

脂肪のかたまりみたいで、一見すると悪そうな感じの腫瘍ではありませんでしたが、手術で切除するか、しばらく様子をみるかの判断を一任されました(これ、結構困るんですよねぇ)。このままにして置いて、何年か後に来院してきた時に大きくなっていて、「あの時、先生が様子を見ていましょう」って言いましたよと言われて、苦悩するのは自分なので、今回は手術をお勧めしました。

腫瘍自体は周囲の組織との癒着も少なくて切除し易そうだったのですが、肛門のすぐ横で一部が肛門括約筋とくっついていたので、その部分だけは慎重に周囲の組織と剥がしました。括約筋を傷つけて排便に問題が生じたら大変ですからね。

腫瘍は結構奥が深くて、掘り下げながら切除しましたが、ピンポン玉ほどの大きさがありました。やはり、早めに取って正解だったようですね。

●2010年02月15日(月)

☆今日のワンコ☆

今日は大型犬(体重40kg!)のワンコの太ももに出来たテニスボール大の腫瘍を切除しました。1年前はピンポン玉位でした。気になっていた腫瘍で、早めに来院してくれるようにお願いしていましたが、「手術で取ってください」と久しぶりに来院してきた時にはテニスボール大になっていました。ワンコも10歳を過ぎていますから麻酔も心配です。大型犬の10歳は小型犬の13〜14歳に相当します。

小型犬も大型犬も基本的に麻酔の導入方法は同じです。一番初めにする処置は血管の中に管を入れることです。この管から鎮静薬、鎮痛薬、麻酔導入薬、抗生物質、点滴などの薬剤を入れます。この時に嫌がって暴れられると管を入れるのが大変です。特に40kgの大型犬が本気で暴れたら、入れられないかもしれません。そうなると、すべての処置が進みません。

今日のワンコも少し嫌がっていましたが、大人しい犬種(ゴールデン・レト・リバー)で、飼い主の方に従順だったこともあり、無事に入れることができました。

手術は2時間程度で終わり、腫瘍はきれいに切除できました。次は、ワンコを入院室に運ばなければなりません。当院の入院室は2階にあり、階段もそれほど広くしていません。麻酔が少し覚めかけて、ワンコがボーとしてる間に担架を使って、3人がかりで運び上げました。

明日の朝になれば、回復していますから、帰りは自力で階段を下りられるでしょう。今日は腕力をかなり使いました。日ごろから海で鍛えておいてよかったかな?

●2010年02月13日(土)

☆バレンタインデー☆

明日はバレンタインデーですね。食品売り場には沢山のチョコレートが並んでます。皆様のお宅のテーブルやコタツの上にも、お父さんやお兄さんがもらって帰ってきたチョコレートがあるのでは?

犬にはチョコレート中毒があります。チョコレートに含まれるテオブロミンという物質は、心臓血管や中枢神経の興奮作用があり、犬が大量に摂取すると、嘔吐、下痢、神経過敏、沈うつなどのの症状が出て、昏睡状態になって死亡することもあります。ミルクチョコレートよりも、ビターチョコレートの方がテオブロミンの含有量が多く、少量でも中毒を起こしやすいそうです。一番危ないのは、料理用のチョコレートだそうです。

体重15kgの犬が板チョコ5枚を食べてチョコレート中毒により食べた翌日(24時間後)に死亡した例があります。チワワやミニチュアダックスなどの室内犬は、体が小さいので、板チョコ1枚でも致死量になるかもしれません。

チョコを沢山もらった女性に人気のある男性諸氏は、ワンコが届かない場所にチョコを保管してくださいね。間違っても、床には置かないようにお願いします。

●2010年02月12日(金)
☆今日のワンコ☆

柴犬の健くんです。7歳の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。明るくて元気なワンコでしたよ。写真は接種後のワンショットです。笑っている様に見えますね。

●2010年02月10日(水)
☆今日のワンコ☆

今日は小型犬の抜歯をしました。

「前歯がぐら付いていて痛がるので抜歯して欲しい」ということでお電話が入りました。まず診察してからですが、診察後、必要があれば麻酔をかけて歯の処置が出来るように、朝から絶食、絶水で来院していただきました。

診察すると、歯周炎でぐら付いている歯が多いようです。飼い主の方のご希望もあり、午後からワンコに麻酔をかけて歯の処置をしました。体の表面に小さな腫瘍がありましたから、それも同時に切除しました。

ワンコは10歳を超えていましたから、念のために術後はICUに入れて様子を見ていましたが、順調に回復したので、夕方退院しました。

写真はシュナウザーのモモちゃん12歳です。年齢より若く見えます。健康なんですね。

●2010年02月09日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は小型犬の歯茎に出来た腫瘍を切除しました。「アゴのあたりにグリグリが出来た」ということで来院しました。指で触ると確かに小指の頭大のグリグリがあります。「はて?これはどこに出来ているのだろう?」。

指で触りながら探りますと、どうも口の中が怪しそうです。大人しい小型犬でしたから、ほっぺたの内側に指を突っ込んで触診すると、下の歯茎の奥の方に出来ていることがわかりました。歯茎に引っ付いている根っこの部分は細いようですから、上手く取れそうです。

ワンコに麻酔をかけて腫瘍がよく見えるように助手にほっぺたを引っ張ってもらって、電気メスで切り取りました。口の中の腫瘍は切除する時に出血が多いことがあるので、心配しましたが、それほど出血もなく切除出来ました。

腫瘍はかなり柔らかくて、ピンセットでつまむとグズグズと崩れて出血しましたから、飼い主の方が気づくのが遅くて腫瘍が大きくなったら、食事の時などに腫瘍表面が傷つくと出血が始まって大変だったかもしれません。

腫瘍が出来ているのに気づかずに、大きくなってから来院する方がいます。トリミングで毛を刈ったら気がついたケースがあります。「何でこんなに大きなコブがぶら下がっているのに気づかなかったんだろう?」。なんてこともあります。大きくなると手術が難しくなります。今日のワンコは飼い主の方からいつも体を触ってもらっているのでしょう。早く気づいてもらって、よかったですね。

●2010年02月08日(月)

☆今日のニャンコ☆

今日は猫の抜歯をしました。「口を気にして食べないことがる」ということで来院しました。嫌がる猫をなだめながら口の中を診ると、右側の奥歯が歯周炎をおこしていました。食べる時の様子をお伺いすると、右を上にして食べにくそうにしながら、ぽちぽちと食べているそうです。多分、右側が痛いので、食べるのがつらいのでしょう。

麻酔をかけて、歯周炎を起こしている歯を抜きました。歯周炎が進んでグラグラになった歯は抜き易いのですが、今日のニャンコの歯周炎はそれほど悪化していませんでしたから、少し抜歯にて手こずりまし。抜歯の時に歯の根っこが残ると、歯周炎が完治しませんので、根こそぎ抜くのがコツです。

食べる量が減ってきたので、最近体重が落ちてきました。痛みが取れると食欲が増すので体重が増えます。猫の健康のバロメーターは体重ですね。

●2010年02月06日(土)
☆今日のワンコ☆

チワワのメープルちゃんです。4ヶ月目の女の子で体重は1.2kgです。ワクチン接種と健康診断で来院しました。緊張してます。

●2010年02月05日(金)
☆今日のワンコ☆

今日もヨーキーのまいんちゃんです。4ヶ月目の女の子で体重は1kgです。ワクチン接種で来院しました。私からムギューとつかまれて少しフクレ気味です。最近、ヨーキーの子犬の来院が多いですね。チワワ、ミニチュア・ダックスの次はヨークシャー・テリアかな?

●2010年02月04日(木)
☆今日のわんこ☆

ヨーキーのツーショットです。左側の頭の白い方が当院のハッチ、生後6ヶ月目で体重は1.3kg、右側の頭の黒い子がミューちゃん、今月で3ヶ月目で体重は1.0kg、どちらも女の子です。

ミューちゃんがハッチに「あんた何で頭が白くてボサボサなの?」と聞いてるような気がしませんか?

●2010年02月03日(水)

★今日のワンコ★

今日は7歳の小型犬の「子宮蓄膿症」の手術でした。

午前中の一番最後に来院したワンコです。今朝、陰部から膿が出ているのに気づきました。いつもは良く食べるのに、今日は食欲がないそうです。症状やエコー検査で子宮が化膿する「子宮蓄膿症」と診断しました。子宮の中に膿が溜まって子宮が腫れあがる閉鎖型と、今回の様に、子宮から膿がダラダラと出る開放型があります。

閉鎖型は診断が付いた時点で即手術ですが、開放型は内科的に注射と投薬で経過をみることもあります。ただし、一旦は良くなっても、再発する可能性が高いので、開放型でも手術をお勧めしています。再発した時は、ワンコは今より高齢になっていますから、手術のリスクが高まります。それならば、まだ若くて元気が良い年齢の時に手術を受けたほうが良いわけです。

そんなことを飼い主の方に説明して、判断していただきました。「もし、自分の愛犬だったら、手術すると思いますよ」の一言が飼い主の背中を押したみたいで、午後から手術しました。短頭種なので麻酔が心配だったのですが、手術は順調に終わり、前々から気になっていた歯石の処置も同時に終えました。

今ワンコはICUに入っています。容態は安定してますから、もうしばらくしたら一般の入院ゲージに移動します。退院は明後日くらいかな?

●2010年02月02日(火)

★今日のニャンコ★

今日は猫の抜歯をしました。ここ1年位、歯周炎で悩まされている猫です。歯が痛くなると食事が食べられなくなります。食べたそうに餌の近くまで行きますが、口の中が痛いので食べたくても食べられません。

口の中を見ると歯周炎で歯茎から血液の混ざった膿が出て、痛そうです。麻酔をかけて、歯周炎でグラグラの歯を10本抜きました。歯茎の炎症は、下あごの骨が見えるほど悪化していました。

抜歯鉗止で引っ張ると簡単に抜ける歯もありましたが、抜け難い歯もあって、処置に1時間半もかかりました。抜歯をする時は、歯周炎を起こしている歯をすべて抜かないと、食欲不振やきつい匂いのヨダレ、体重の減少などの症状が緩和しません。

猫は1日入院して明朝退院です。これで痛みから開放されて、食事が食べられるになりますね。 そうなると、体重が増えて、毛艶も良くなり、見違えるように綺麗な猫になりますよ。 

●2010年02月01日(月)
★学会報告★

週末は高速道路ETC割引を使って、学会会場の宮崎市まで1泊2日の強行スケジュールで行ってきました。この学会は学術的な発表の他に、今の獣医界の動向に関するシンポジウムが企画されています。

犬や猫の小動物の診療に関わる獣医師のスキルアップのために研修医制度が始まっていました。6年制の獣医大学を卒業し国家試験に合格して獣医師免許をもらっても、すぐに診察が出来るわけではありません。一般の病院に勤務しながら学んで行きます。

3〜4年すると、避妊手術や一般の診療はある程度こなせる様になりますが、最近、動物医療が高度化して、飼い主の方の求めるレベルが高くなりました。CTやMRIなどの検査機器を使って、癌治療や高度な外科手術が行われています。それに対応できる獣医師の教育と育成が必要になってきました。

当院の様な家庭医レベルの病院では、出来ることに限界がありますから、難しい症例を受け入れてくれる病院が必要になり、関東や関西の都市圏には、すでに民間レベルでその様な病院が出来ています。

関東にあるのが日本動物高度医療センターで、2007年6月に開院しています。勤務獣医師30名、研修医8名、看護師、検査技師、事務職員を入れると総勢60名近くで構成されているそうです。年中無休で開業医からの依頼症例を受け入れています。月間約900例を診ているそうです。

きっとすごいレベルの仕事をしているのでしょうねぇ。高度医療は自分には出来ないけど、時々大きな学会に行って情報を仕入れて、時代に乗り遅れない様にしなければいけませんね。九州からも依頼症例が行ってましたよ。

写真は日南海岸の朝日です。時間は午前7時半位です。こっちを4時前に出発したら少し早く着きすぎたので、缶コーヒー飲みながら海を見ていたら、綺麗な空になりました。キリッと冷えた早朝の海が気持ち良かったですよ。



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