2009年03月
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●2009年03月31日(火)

★今日のニャンコ★

「猫が変な声で鳴くのですが、病気でしょうか?診察してもらえますか?」と初診の方からお電話が入りました。猫が風邪をひくと声が枯れることがありますが、それとは違いようです。

飼っている猫は若いメス猫です。生後半年位だそうです。ここで「はは〜ん」と判りました。メス猫が年頃になって発情が始まったようです。ワオーワオーと鳴くので近所迷惑になりそうです。来院していただかなくても、お電話で発情だと判りましたから、避妊手術をお勧めしました。

外で飼っているメス猫ですか、お腹が大きくなってきたようだというお電話も入りました。胎児があまり大きくならないうちに避妊手術をお勧めしました。

明日から4月です。公園や公民館で行なわれる犬の狂犬病集合注射が始まります。私は今週から来週にかけて5日間の出務です。午後の手術時間が取られるので、急きょ今日2頭とも連れてきてもらって手術しました。4月の1〜2週は不在の日がありますから、来院される方はお電話でご確認下さいね。

●2009年03月30日(月)

★今日のワンコ★

今日は小型犬の頭に出来た大きなコブを取りました。1年ほど前に診せていただいた時には1cm程度の大きさでした。その2ヵ月後に見たときは、あまり大きくなっていなかったのですが、自然消滅することもないので、手術による切除をお勧めしていました。

そらから来院が途絶えて約1年後、コブはどんどん成長して直径4cmにもなっていました。もう考えている場合ではありません。7歳のワンコですから、これから10年近く、このコブと一緒に生活させるのは気の毒ですし、これ以上大きくなると、手術が大変になります。コブは額に出来ていますから、コブの重みで目が垂れ下がって、なんともうっとうしそうです。

ワンコはシーズー犬で、頭や顔の皮膚がたるんでいて余裕があったので、切除部位は大きかったのですが、ほとんど顔は変形することなく、取り除くことが出来ました。

眉間に大きな傷ができましたが、額の厄介者が無くなって、スッキリした顔になりました。抜糸が終って毛が生えてきたら、元の可愛い顔に戻りますね。


●2009年03月28日(土)
★今日のワンコ★

ボストン・テリアのジョイ君です。7ヶ月目の男の子です。ユーモラスなお顔で、癒されますね。大人しくて可愛いワンコでしたよ。食事をすごい勢いで食べるそうです。骨や大きなジャーキーは引っ掛けるので与えないで下さいね。

●2009年03月27日(金)
★今日のワンコ★

ゴールデン・レト・リバーのレオくんです。3ヶ月目の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。3ヶ月のゴールデンにしては少しヤセ気味だったので「あまり食べないのかな?」と飼い主の方にお尋ねすると、あまり大きくしたくないので少なめに食事を与えているということでした。やればやるだけ食べるそうです。それでこそレトリバーですね。

生後半年位までは肥満を気にして食事制限する必要はありません。体重と犬種に合った量を与えて下さい。半年が過ぎて、ある程度体が出来上がって肥満傾向だったら、そこから食事管理をきちんとしましょう。これから少し食事の量が増えそうですよ。よかったね。

●2009年03月26日(木)
★今日のニャンコ★

オス猫のマナちゃんです。1歳で体重は4kg近くあります。マナちゃんはまだ去勢手術は受けていませんが、去勢手術や避妊手術を受けると猫は少し太ります。肥満防止のために、手術を受けた猫ちゃん用のフードが販売されました。小分けしたサンプルがありますから、興味のある方はスタッフに申しつけ下さいね。

●2009年03月25日(水)

★今日のワンコ★

「2〜3日前から水の様な下痢をして吐きます。水を飲んで吐くので今日は何も与えていません」ということで、7ヶ月の小型犬が来院しました。症状からパルボウイルス感染症などの感染病を疑いましたが、ワクチンはきちんと打ってあり室内飼いでここ2〜3週間で外の犬との接触はないそうです。同居しているワンコ達は元気だそうです。

下痢と嘔吐が続いているので、入院させて点滴主体の治療をすることにしました。血液検査をしましたが異常な数値は出ていません。ウイルス感染の時には白血球の数が減りますが、それもありません。残るは異物の誤食です。入院させて様子を見ながら、必要があればレントゲンやエコー検査をすることにしました。

入院させて半日が経ちましたが、嘔吐&下痢の症状はありませんし、グッタリしている様子もありません。入院中のほかの子に食事を与えていると、食べたそうに情けない顔をしています。

翌朝軟らかいフードを与えると一瞬で食べてしまいました。その後も点滴を続けていましたが、与えたフードはペロリと食べて、症状は出ないので、2泊3日で退院しました。

大事でなかったので良かったですが、このワンコ、何が原因で吐き続けたのでしょうね?昼間は飼い主の方は仕事で不在で、同居犬3頭とお留守番していますから、何か変な物食べたのかなぁ??

●2009年03月24日(火)

★今日のワンコ★

13歳の中型犬が後ろ足を着けないということで来院しました。昔から診ているワンコです。お庭で飼っている子ですが、昨日の夜にちょっとしたスキに外に出てしまい、普通でしたらすぐに帰ってくるのに、昨日は3時間近く経ってから帰宅したそうです。

年齢から考えて関節炎や靭帯を痛めたのではと、股関節や膝関節などを押したり引いたりして痛みの原因を探ります。足を上げているというのは、痛くて着けないわけですから、どっかが痛いはずです。足を触っていくと足先が痛いようです。足先を中心にレントゲンを撮りました。ここは、関節炎や靭帯を痛める場所ではありません。「どうしたんだろう?」。

出来上がったレントゲンを見ると足先の骨にヒビが入ってました。骨折です。幸いポッキリとは折れていませんでしたから、添え木を当てて固定しました。

加齢による白内障で夜は目もあまり見えていないはずなのに、このワンコ、どこで何をして折っちゃったのでしょうねぇ。

●2009年03月23日(月)

★今日のワンコ★

「うちの犬がチョコレートを食べたのですが、大丈夫でしょうか?」と午後の手術時間に電話が入りました。当院に来院されている方ですからカルテがあります。ワンコはチワワです。

犬に「チョコレート中毒」という病気があります。チョコレートには心臓血管や中枢神経興奮作用のあるテオブロミンという物質が含まれていて、大量に摂取すると嘔吐、下痢、心臓のリズム障害、昏睡、ケイレン、突然死の原因になります。

体重1kgあたり45gのミルクチョコレートを食べると死亡する可能性があります。板チョコ1枚が75gだそうですから、2kgのチワワに板チョコ1枚が危険な量です。

すぐに連れてきてもらいました。食べてから数時間経っていますが、ワンコに異常はみられません。普段と変わらないそうです。食べた量をお伺いすると、直径3〜4cm、厚さ数mmのチョコを数枚食べたそうなので、結構な量です。食べてから時間が経過していましたが、吐かせる処置をしました。しばらくするとゲロリと吐きましたが、チョコレートはあまり含まれていません。すでに胃の中で溶けて流れて行ったようです。

食べたチョコは、生クリームとミルクが多く含まれる生チョコだそうですから、危険物質のテオブロミンの含有量は少ないかもしれません。今のところワンコには異常は見られませんでしたから、一旦お家に帰って様子を見てもらうことにしました。所属する研究会でチョコレート中毒で死亡した症例の発表がありましたが、食べてから十数時間後に嘔吐が頻発して二十四時間後に死亡しています。

ケイレンなどの連絡がないかと心配していましたが、翌日の午後元気で過ごしているとの電話をいただき安心ました。スイーツ好きの飼い主の方は、愛犬の「チョコレート中毒」にご注意下さいね。

●2009年03月21日(土)
★今日のワンコ★

パピヨンのアリスちゃんです。7歳の女の子です。笑っているように見えますね。明るい性格の可愛いワンコでしたよ。

●2009年03月19日(木)
★今日のワンコ★

ラブラドル・レト・リバーのジョン君です。7歳の男の子で体重は28kgです。レトリバー系の犬は、中年になると太る子が多くて、太ると少し老け込んで見えますが、ジョン君は若者には負けないくらいハツラツとしていました。後ろ足の筋肉が張っているので、飼い主の方にお伺いすると、毎日朝晩2回2時間以上散歩しているそうです。単純計算しても毎日20km近く運動している計算になります。1年365日、雨や雪の日はカッパを着て行くそうですから大したものです。

飼い主の男性の方は私よりは年上の様でしたが、この方もジョン君に負けないくらいハツラツとしていました。「この犬が居るから私も健康に過ごせます」とおっしゃっていました。良い人生のパートナーですね。

●2009年03月18日(水)

★今日のワンコ★

メスの5歳のミニチュア・ダックスの避妊手術をしました。通常、避妊手術は1〜2歳でしますが、今日のワンコは飼い主の方が迷っているうちにこの年齢になってしまいました。ワンコの元気や食欲は普通に問題ないということなので、手術をお受けしました。レトリバーなどの大型犬種は、この年齢になると皮下脂肪やおなかの中の脂肪が増えるので手術が大変で、一般の避妊手術はお受けしていません。今日のワンコは比較的スリムで問題なさそうです。

手術中の麻酔も安定していて、いつも通りに手術を終えました。手術前の消毒をしている時に乳腺に小さな腫瘍が見つかりましたから、同時に切除しました。手術を終えて麻酔を切って「もうこれで大丈夫」と、後はAHTに任せて、自分の部屋で休憩していました。手術台から2階の入院室に行くには私の部屋の前を通りますから、ワンコが麻酔から醒めたら判りますが、なかなかワンコが現れません。気になって下に降りると、ワンコはまだ寝ています。

酸素吸入や点滴を続けながら、覚まそうとワンコを刺激しますが、目覚めてもまた眠ってしまいます。容態は安定していますが、「何でこんなに醒めないのだ!」と心配です。ワンコは入院室には移さずに、目の行き届く診察室のゲージに入れて、点滴と酸素吸入を続けていると、午後6時ごろになってやっと頭が上がるようになりました。麻酔を切って4時間もトロトロしていたことになります。当院での最高長時間記録です。

飼い主の方に話すと、このワンコお家でも1日20時間くらい寝ているそうです。元々ネボスケなのか体調が悪いのか?血液検査で血清蛋白の値が低かったので、これからは栄養価の高い高品質のフードを与えていただくことにしました。やはり、避妊や去勢手術は、若い間にして欲しいですね。心配したぞ・・。

●2009年03月17日(火)
★今日のワンコ★

チワワのバレンちゃんです。2ヶ月目の女の子です。今日はワクチン接種で来院しました。体重はまだ1kgでした。両手にチョコンと乗っかるほどの大きさです。可愛いですね。チワワ人気は続きますね。

●2009年03月16日(月)
★今日のワンコ★

前足を大きく広げているのはワイヤー・ヘアード・フォックス・テリアのスキップ君です。7歳の男の子です。今日は健康検査で来院しました。ワイヤーには珍しく?(昔のワイヤーは咬みつく子が多かったのです)人懐っこくて、いい子でしたよ。

●2009年03月14日(土)

★今日のニャンコ★

今日はケガした猫の来院が2頭続きました。

両頭とも後ろ足を痛がって上手く着けません。最初のネコは、痛がる部分を触ると小さなカサブタみたいな塊に指が触れました。それを爪ではがしてその部分のにおいを嗅ぐと何か変な匂いがします。化膿臭です。その周りを指で押すと膿がジワリと出てきました。どうも喧嘩傷の様です。嫌がって暴れまわって抵抗する猫をネットに入れて、傷を負った足だけ出して処置をしました。スタッフを怪我させてはいけないので、私が危険部位持って無事に治療を終えました。

次の猫も後ろ脚が着けません。歩き具合を見ると完全に足を上げています。全く着けない様です。先ほどのネコより重症の様な感じだったので、レントゲンを撮りました。この猫もヤンチャ猫で、下半身のレントゲンを撮るために後ろ脚を持つと、暴れまわります。今回も私が猫を押さえます。持っている手を咬まれたり引っかかれたりしない様に気をつけていましたが、一瞬の隙に、バシッと前足が顔に飛んできました。なんと!ネコの足が私の可愛い??唇に・・・。口の端からは血がポタポタと・・。飼い主の方が気遣ってくれて、「センセイ、もういいですよ」と言ってくれましたが、「ここで負けたら男が廃る」と頑張ってレントゲンを撮ると、足の骨にヒビが入っていることがわかりました。室内飼いの猫だったので、骨折は予想していませんでしたから、頑張った甲斐がありました。

怪我した猫たちも痛かったでしょうが、私の唇も痛かったなぁ。





●2009年03月13日(金)

★今日のワンコ★

「お腹の具合が悪いようだ」ということで、若い小型犬が来院しました。元気食欲は良好です。排便の状態や内容から考えて、消化不良が疑われましたから昨日食べたものを詳しくお尋ねします。

基本的にドッグフード主体の食事内容です。何かいつも食べていないものを与えていないか?食べ過ぎていないか?などなど・・。ワンコはいつもと同じものを同じ量で食べているそうです。

便を顕微鏡で見ると、何か繊維の様なものが便の中に沢山入っていました。「これは何かなぁ?」フードの中に含まれているような物質ではなさそうです。「カーペットの繊維とかぬいぐるみ、タオルの繊維とか食べていませんか?」とお尋ねすると、飼い主の方は何か思いついた様です。「ひょっとしたらテニスボールの毛かも?」

このワンコ、ボール遊びが好きだそうで、ボールはテニスボールじゃないとダメです。ボールを投げると喜んで取りに行って前足で押さえてかじります。昨日はお天気が良かったので、ボールで遊ばせたようで、その毛が消化不良便の原因になったと推理?しました。毛が原因だとすると、出てしまえば回復するでしょうから、1日様子を見ることにしました。今日は証拠を調べて犯人を捜す探偵の様な気分でしたよ。

●2009年03月12日(木)

★今日のワンコたち★

今日は午後からお休みの日でしたが、忙しい午前中の診療でした。再診の方たちが多かったのですが、まず腎臓が悪くなった中型犬、検査成績から見ると、人だったら多分透析治療になると思いますが、動物ではまだその技術がありません。食欲がないので栄養のある食事を与えてもらい、点滴に通院していただくことにしています。

次は、糖尿病の中型犬です。インシュリン治療をしていますが、前回の検査で血糖値が上がっているのがわかりました。飼い主の方に1日2回打っていただいているインシュリンの量を少し増やしたところ、調子いいということです。

その次は、心臓が悪くなった小型犬です。もう17歳になります。前回食欲がないということで血液検査をしました。検査成績は問題ありませんでした。高齢なので心配していましたが、食欲は回復したそうです。

その他に、てんかんの持病がある子の飼い主は、毎日飲んでいる発作を抑えるお薬を取りにみえていました。

ワンコが高齢になると慢性病(成人病)が出てきます。ほとんどが完治する病気ではないので、病気の進行を抑えるために、毎日の投薬がかかせません。毎日お薬を与えるのは大変なことです。家を留守にすることも出来ないでしょう。飼い主の皆さんの愛情に包まれて、高齢犬達が元気で過ごしています。当院のモップも心臓が悪いので血圧の薬を毎日飲んでいますよ。

●2009年03月11日(水)

★今日のニャンコ★

「外で飼っている猫ですが、最近ヨダレが多くて、食べにくそうにしている」ということで7歳のオス猫が来院しました。去勢手術を受けていないオス猫です。兄弟で仲良く暮らしていますが、相方も最近同じようになってきたそうです。

来院した猫を診ると、口のまわりがよだれで汚れています。その口で体を舐めるので、手足の先もゴワゴワになっています。全体的に健康状態があまり良くなさそうです。兄弟猫も同じようになっているということなので、感染症を疑い血液検査をしました。

肝機能や腎機能には問題ありませんでしたが、FIV(猫エイズ)に感染していることがわかりました。猫は免疫力が低下しているので、口内炎や歯周炎が治り難いのでしょう。

外で生活している猫は、野良猫との接触が濃厚なので、エイズや白血病などの感染病をうつされます。今日のニャンコも長年の外生活でうつされたのでしょう。FIV陽性猫でも、室内で生活している猫の中には元気で生活している子も居ます。猫にとって、餌だけもらっても、外で生きていくのは大変なんでしょうね。

●2009年03月10日(火)
★今日のワンコ★

今日は小型犬の避妊手術の予定でしたが、午前中に飼い主の方から連絡があり、今日の手術をすっかり忘れていて、朝ごはんを与えてしまったということなので、今日の手術は中止にしました。

胃の中に食事が入っているとお腹が膨れているので、お腹を切ると、中の臓器が出てきて、とても手術がやりにくいのです。また、麻酔中に嘔吐したりすると危険です。避妊手術は急を要する手術ではないので、1週間延ばすことにしました。

写真はMDのうめちゃんです。3歳の女の子です。しっかりカメラ目線ですね。写真慣れしているのかな?

●2009年03月09日(月)

★今日のワンコ★

今日は犬の去勢手術でした。同居している2歳と3歳の小型犬です。

実はこのお宅には、11歳のメスの小型犬が居ます。この子が発情期になって若いオスたちが騒ぎ出しました。メスとは別にしていますが。それぞれのオスが興奮して乗りあうので大変なことになっているそうです。メスが年なので、避妊するわけにもいかずオス2頭を去勢することになりました。

手術を終えた2頭は、それぞれの部屋でまだ鎮静剤が効いているので、大人しくしていますが、ションボリしている様にも見えます。これで「煩悩と本能」から解放されて、3頭が仲良く暮らせるといいですね。

●2009年03月07日(土)
★今日のワンコ★

トイプードルのコーディちゃんです。1歳の男の子です。今日はワクチンの接種で来院しました。丸いカットが可愛いですね。

●2009年03月06日(金)

★今日のワンコ★

「首が皮膚病になっているみたいです」ということで、10歳の中型犬が来院しました。非力な年配の女性が連れていたので、ギャウギャと嫌がって咬みそうになるワンコを、私がエィッと診察台の上に上げて、咬みつかれないように首を押さえて首の下を見ました。確かに皮膚がただれていますが、病変の広がり方が何か変です。首を一周するような感じで皮膚炎が出来ています。下の方がひどい様です。

「きょっとしたら○○かも?」と、首の上の方の毛の中を探ると、ビンゴ!ワンコの首に輪ゴムが巻いてました。誰が犯人かはわかりませんが、ワンコの首に輪ゴムを巻いたのを忘れて、そのままになっていたので、ジワリジワリとゴムが皮膚に食い込んで、今回の様な状況になったのでしょう。ゴムを取り除いて、外用薬を塗布し化膿止めのお薬を処方しました。

輪ゴムによる外傷は、ジワリジワリと皮膚に食い込んで、想像以上にひどくなることがあります。麻酔をかけて傷を一度新鮮な傷にしてから縫合しなければならないこともあります。今日のワンコは1週間後に来院してもらうことにしていますが、その時に傷が快方に向かっていると良いですね。


●2009年03月05日(木)
★今日のニャンコ★

アメリカン・ショート・ヘアーのこうすけ君です。生後一ヵ月半の男の子で。体重はまだ700gです。今日は健康診断で来院しました。一ヵ月後のワクチン接種の時にはもっと大きくなってるでしょうね。

●2009年03月04日(水)
★今日のワンコ★

狆の椿ちゃんです。避妊手術前の健康診断で来院しました。最近では珍しい犬種です。純国産の小型犬も可愛いですね。

●2009年03月03日(火)

★今日のワンコ★

今日は高齢犬の来院が続きました。

「昨日から食欲がない」ということです。諸検査の結果、特に異常はありません。元気も良さそうです。この子には胃薬を処方しました。1992年生まれですから、今年で18歳のシーズー犬です。まだ毛もフサフサで足取りもしっかりして、10歳くらいにしか見えません。

次の子は、「今朝から足を着けない」という症状のワンコです。生活環境から骨折や脱臼などの外傷は考えにくいので、鎮痛薬を処方して少し運動を制限していただくことにしました。今年で16年目のビーグル犬です。まだ、毎日2回、かなりの距離を飼い主の方と一緒に1時間ほど散歩しています。

最後はワクチン接種で来院した柴犬です。「まだワクチンを打たなければいけませんか?」と聞かれたので、「生活環境から考えるともう伝染病にかかる心配もなさそうなので、負担になるようでしたら打たなくていいかもしれませんね」とお答えすると、「今まで毎年欠かさずの打ってきたんで、今年もお願いします」ということで、今年もワクチンを接種しました。この子は1990年生まれですから、今年で19歳です。注射を終えると、「長居は無用」と、アタフタと飼い主を引っ張って診察室から出て行きました。

この子たちに共通しているのは、適度な運動と良質なドッグフード主体の食事を与えていることです。みんな食欲旺盛だそうですから、生活環境+個々の生命力もあるでしょうね。

おっと、大切なことを忘れていました。「飼い主の方の愛情」でしたね。皆さんの愛犬を見る目は温かかったな。

●2009年03月02日(月)

★昨日の研修会★

昨日は鹿児島大大学で肝臓病のセミナーがありました。講師は東大の先生です。

ETC深夜割引に間に合う午前3時半に高速に乗りました。午前9時からの講習会には悠々で間に合い、若い(最近、本当に若くて熱心な先生方が多いです。私などは重鎮に近づきつつあるかも・・)先生方に混じって、午後5時までビッチリと講義を受け、肝臓病漬けになりました。

帰りは、またこれも深夜割引になる午前0時過ぎにインターを出れるように逆算して高速に乗り、深夜に帰宅しました。気が付くと、22時間で800kmを走り、8時間の講義を受けたことになります。ハードスケジュールでしたが、日々の診療に使えそうな肝臓病の知識を仕入れて来ましたよ。

今日は、予約の猫の避妊手術が2頭と飛び入りが1頭で、3頭の手術でした。日頃からサーフィンで体力を着けておいて良かったなぁ。





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