2009年01月
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●2009年01月31日(土)

★今日のニャンコ★

今日は猫の避妊手術でした。今日の猫も外で飼われている猫です。人にあまり慣れていないそうで、餌で釣ってカゴに入ったので、そのまま当院に連れてこられました。カゴのドアを閉めると猫は大暴れしたそうで、カゴが壊れるかと思ったそうです。

連れてこられた猫は、もうカンカンに怒ってウーウーとうなっています。通常ですと、入口をプラスチック製の板で塞いで、入口を当院のカゴの入口につないで、板を外して網製のカゴに入れ替えるのですが、今日の猫はとてもそんなことは出来そうにありません。逃がしてしまいそうです。猫が入っているカゴはプラスチック製で、外から麻酔の注射を打てません。

そこで、今日は猫が入っているカゴを大きなビニールの袋で包んで、麻酔ガスを注入しました。簡易ガス室の完成です。うかつに開けると猫を逃がしますから、カゴの隙間から猫の様子をうかがいながら、猫が完全に眠ったのを確認してから、引っ張り出して手術台に乗せました。

手術を受けた猫は、麻酔が完全に醒める前にカゴに戻され、一晩過ごした後、元の場所に放されます。放された猫は、一目散に物陰に逃げ込み2〜3日は姿を現さないそうですよ。

●2009年01月30日(金)
★今日のニャンコ★

メス猫のジュリちゃんです。1歳の女の子です。今日は避妊手術を受けに来院しました。ジュリちゃんは、今は外で飼われている猫だそうですが、これを機会に室内で飼うことにするそうです。

交通事故や猫同士のケンカに巻き込まれることもないし、野良猫から伝染病をうつされる心配もないので、猫は室内で飼ってあげる方が健康で長生きします。ジュリちゃんは退院の時にワクチンも打ってもらいました。これで飼い猫に昇格です。気品ある室内猫になりそうですね。

●2009年01月29日(木)
★今日のニャンコ★

メス猫のパンチちゃんです。年齢はなんと19歳だそうです。前足の爪が伸びすぎたので、爪切りで来院しました。写真の様に、まだまだ元気そうです。パンチちゃんと同じ時期に生まれた子供が来年成人式だと考えると、すごい年月を家族の方と過ごしていることがわかりますね。本当に「家族の一員」ですね。

●2009年01月28日(水)
★今日のワンコ★

ポメラニアンのチャチャ丸くんです。若く見えますがもう14歳です。まだまだ長生きして欲しいですね。

●2009年01月27日(火)

★今日のニャンコ★

17歳の猫が具合が悪くなって来院しました。猫は診察台の上に横たわっています。高齢ですから、もう老衰かな?と思いながら、血液検査をしました。衰弱しているので血圧が下がっていて、なかなか血液が採れずに少し時間がかかりましたが、猫は弱っているのでじっとしていました。

血液検査結果をみると、腎臓がかなり悪くなっていることがわかりました。腎臓がきちんと働かなくなっているせいで、尿毒症に陥っています。高齢な猫は、ガンを除くとほとんどが腎不全で亡くなります。今日の猫ももう回復は難しいかなと思いました。若い猫の腎不全は入院させて点滴治療をしますが、高齢な猫は、入院させるとストレスがかかりますから、通院で点滴治療することにしました。飼い主の方に、猫の容態をお話しましたが、猫にあまり負担にならない治療を望まれていました。通院点滴でした大丈夫でしょう。

点滴を続けているうちに、猫はだんだん元気になってきて、食事も食べられるようになりました。動けるようになり、体重も少し増えました。猫の命がつながった様です。まだ体内に生きる力が残っていたのでしょう。週に2回点滴に通院していただいてます。飼い主の方も、一度は諦めた命ですから、ここまで回復すれば、もう思い残すことはないそうです。諦めてはいけませんね。猫の生命力には驚きますね。

●2009年01月26日(月)
★昨日のP★

昨日は前の日からの雪が降り積もり、福間海岸は真っ白でした。北風が吹いた冬の寒い日は、波打ち際にカワハギが打ち上げられることがあります。それを狙って、道路事情が悪い中、福間海岸まで行きました。

写真は、Pとカワハギ漁に出るところです。足がちべたいのではと思いましたが、日頃のランニングでパットが厚くなっているのか、雪の積もった砂浜を元気に走り回っていました。

肝心のカワハギは、すでにカモメとカラスに捕られた後だった様で、一匹も見つかりませんでした。寒いので、海岸に人影はなく、海岸はPと私のプライベートビーチ状態でした。鳥がたくさん居たので、Pは楽しそうでしたよ。

●2009年01月24日(土)

★今日のニャンコ★

「オスかメスか分からないけど、外で飼っている猫が捕まったので手術して欲しい」ということで、1歳くらいの猫が来院しました。カゴの外からそぉ〜と触ってみると少し警戒しますが、触れないことはなさそうです。生粋の野良猫は、カゴに近づいただけでも逃げようとして暴れますから、とても触ることは出来ません。

首を捕まえて、そっとオマタのあたりを触ると、何も引っ付いていない様です。顔つきも穏やかですし、メスに間違いないでしょうということで、子供が出来ないために、避妊手術をすることにしました。

麻酔をかけて猫を眠らせて、手術台の上でおなかの毛を刈ります。その後で手術部位を消毒します。毛が無くなってツルンとなったお腹を見て「んん??」。うっすらと傷があります。良く見ると縫い目の跡らしき所もあります。傷はお臍の下から真っすぐ下に延びています。猫の避妊手術の手術部位と一致します。

どうもこの猫、避妊手術を受けている様です。最近は縫合糸の材質が良くなって、以前ほど傷跡がはっきりと残りません。連れてきた方から詳しくお話をお伺いすると、何人かが餌をあげているいわゆる「地域猫」の様です。多分、どなたかが、手術を受けさせたのでしょう。お腹を開けて確認しても良いのですが、確実に有るものを探すのは簡単ですが、無いものを探すのは大変です。猫は「痛くも無い腹を探られる」ことになりますから、手術済みに間違いないでしょうということで、何もせずに、麻酔から覚ましました。

めったにこんな事はありませんが、今日は消毒前に気が付いて良かったです。消毒液を塗ってしまうと、皮膚を切開するまで分からないところでした。

●2009年01月23日(金)
★今日のワンコ★

マルチーズの五郎くんです。6歳の男の子です。ペロリと舌を出して可愛いですね。小型犬は年齢より若く見えますね。

●2009年01月22日(木)
★今日のニャンコ★

オス猫のパンちゃんです。生後半年位です。今日は去勢手術を受けに来院しました。

パンちゃんが昨年の秋に飼い主の方から拾われた(救われた?)時は、片方の目が化膿してドロドロと膿が出る悲惨な状態でした。目の表面も破れて中身が飛び出していました。「眼球を摘出するしかないかなぁ」と思いましたが、ダメもと(?)で、上と下のまぶたを縫い合わせで、目を保護する処置をしました。人に例えると眼帯の代わりです。

縫い目の隙間からセッセと化膿止めの目薬をさしてもらいました。3週間後に糸を外すと飛び出した中身が引っ込んで、角膜の穴は塞がっていました。糸を外して2ヶ月が経ちました。どっちの目が悪かったかわかりますか?猫の回復力は超能力ですね。

●2009年01月21日(水)
★今日のニャンコ★

ショコラちゃんです。4ヶ月目の男の子です。カメラを向けられてびっくりしている様子です。今日は虫下しの薬を飲ませてもらいました。食欲旺盛だそうです。

●2009年01月20日(火)

★今日のニャンコ★

今日はネコの避妊手術でした。連れてこられた猫はキャリーバッグに入っていました。飼い主の方に当院のカゴに移し変えてもらうことにしました。「この子は人見知りが激しくて・・・」と言いながら、飼い主の方がバッグのフタと開けた途端にネコが飛び出しました。まわりに居た当院のスタッフの姿に驚いた様です。

カゴから飛び出した猫は、全力疾走で上に下に走り回ります。床から検査台の上に飛び上がり、台の上の血液のサンプルやプレパラートを蹴散らしながら逃げ回ります。遠心器は勝手にブンブン回っています。一旦床に降りたネコは、今度は棚の薬箱を蹴散らしながら薬品棚を駆け上がり、また床に駆け下ります。一時はどうなることかと思いましたが、幸いなことに首輪にリードをつけていましたから、飼い主の方がリードを踏んで、無事にネコを捕獲しました。

捕り物劇が終って、「ああ良かったぁ」って言ってたら、皆の顔が私の手元に集中しています。私は手を洗っていたのですが、一連の騒ぎの中で水を出しっぱなしだった水道の蛇口がシンクの外に出ていて、そこらじゅう水浸しになっていました。

捕り物劇の後片付けで、午前中はほとんどクローズ状態でしたが、来院する方が少なかったので、あまりご迷惑をおかけせずに済みました。ネコの首にリードが付いていなかったら、捕まえられなかったかもしれませんね。良かった、良かった。

●2009年01月19日(月)
★昨日のP★

昨日の日曜日は、Pと海岸に行きました。天気が悪く、ビーチにはサーファー以外散歩する人は居なかったので、Pを放してやりました。

以前、犬のしつけのインストラクターのお話をうかがったことがありますが、その先生が「世の中には、犬が大好きな人と同じ位の、犬が嫌いな人が居るから、愛犬家は犬嫌いな人に気を配らなければいけませんよ」と言ってました。自分や自分の周りの人は動物好きな人が多いから、みんなそうだと思ってしまいますからね。

海岸で放されたPは、浜千鳥を見つけてはダッシュー、そのまま海の中にサブサブ、打ち上げられたハリセンボンを鼻先でつついて痛い目にあい、何か変な物体をくわえて、それを取り上げようとする私から追いかけられ、波内際を走り回って冬の海を楽しんでいました。楽しかったね。

●2009年01月17日(土)

★今日のニャンコ★

今日は2頭のネコの避妊手術でした。同じお家で飼われている猫ですが、1頭は昨年の春に生まれたネコ、もう1頭は夏の終わりに
生まれたネコです。夏の終わりに生まれた方はまだ体重が2kgと小さくて、顔つきも幼く子猫に見えますが、発情したそうで、一緒に手術を受けることになりました。

避妊手術は、子宮と卵巣を摘出しますが、摘出した子宮は、すでに立派な大人になっていました。今、ネコが発情期に入っています。発情中のネコの卵巣には、成熟した卵が出来ていて、交尾の刺激で排卵されて受精しますから、かなりの確立で受胎します。

メス猫を飼っている方は、まだ体が小さいので妊娠は大丈夫だと思わないで、最近、何か変な声で鳴いているなぁと思ったら、早めに手術を受けて下さいね。


●2009年01月16日(金)

★今日のワンコ★

今日はオスの小型犬の陰睾の手術でした。

通常、オス犬の睾丸は出生時には、おなかの中に入っていますが、成長するに連れて下りてきて、生後4ヶ月位までには納まるべき所に納まります。ところが、上手く下りてこずに途中で止まってしまうことがあります。これが陰睾です。股の付け根からオチンチンの横の皮膚の下にある場合や、おなかの中に留まっていることもあります。

どちらか1個が正常な位置にあれば生殖能力はありますが、引っかかった方が将来腫瘍化して、貧血などの悪さをするので、陰睾は生後1年くらいで手術で取り除くことをお勧めしています。統計によると、陰睾の発生率は1000頭に1頭ほどだそうですが、小型犬の純粋種では、もっと多い感じを受けます。

今日のワンコの陰睾は、完全におなかの中に入っているるタイプでした。陰睾の睾丸は発育が悪くて小さいのです。それがおなかの中のどこにあるか分からないので、見つけるのに苦労するのではと心配していましたが、開腹すると、比較的分かり易い位置に仲良く2個並んで鎮座していました。

今日のワンコは、初めから陰睾とわかっていた子犬でした。飼い主の方は、将来手術するつもりでしたから、これで安心ですね。

●2009年01月15日(木)

★今日のワンコ★

年明け早々の検査で腎臓の機能が落ちていることが分かった当院のモップは、早速、慢性腎不全の薬を混ぜた腎臓病食を与えられることになりました。減塩、低蛋白食で、薬まで混ぜられていますからあまり美味しそうではありません。いやいや食べていました。

その内に元気もなくなりました。家人が食事中には、食事をねだっていましたが、それもありません。ボーっとして寝てばかりです。「今月一杯持つかなぁ」という感じです。

腎臓の機能を示す数値もそれほど高い値でもないし、食べる量は減っているので、塩分や蛋白もあまり制限しなくても良いかなぁ。もう16歳で老い先も短いし、美味しいものをやろう。ということで、嗜好性の良い高カロリー栄養食を与え始めました。

美味しいので食べっぷりは良くなりました。それに伴って元気が出てきて、動きも増え、表情が豊かになりました。仕事柄、慢性疾患→処方食の給餌という図式が頭の中にありましたが、そんなに杓子定規どおりには行きませんね。

●2009年01月14日(水)

★今日のワンコ★

今日は15歳のメスの小型犬の乳腺腫瘍の切除手術でした。最初に診せていただいたのは、昨年の6月でした。その時すでに親指の頭大の大きさになっていましたから手術をお勧めしていました。

その腫瘍が少し大きくなってきたので取って欲しいということです。こういうことはよく有ります。初診時、腫瘍はとりあえず今はどうもないので、そのままにしておいて、どうかなった時に「手術してくれ」と言われて、途方に暮れることがあります。少し大きくなったと言ってるけど、見てみたらとんでもない大きさになっていたりします。あの時、「2〜3週間したらもう一度見せてくださいねって、お願いしていいたでしょう」、と恨みがましく言っても、後の祭りです。

幸い、今日のワンコの腫瘍はそれほど大きくなってはいませんでした。ワンコの健康状態は良好で、術前の血液検査にも異常は見られませんでしたから、あまり心配しないで麻酔をかけることが出来て、容態が安定していたので、歯石の処置と抜歯を同時に行い、口の中の衛生状態がとても良くなりました。

歯の健康な子は長生きする子が多い気がします。今日のワンコも今回の処置で今以上に健康になりました。長生き出来そうですね。

●2009年01月13日(火)
★今日のワンコ★

ユーモラスな表情で診察台に乗っているのは、フレンチブルの小梅ちゃんです。生後3ヶ月目の女の子です。可愛いですね。

●2009年01月10日(土)

★今日のニャンコ★

今日の午前中、診察室に下りていくと大きくて立派な毛づやをしたネコが長々と診察台の上に横たわっています。カルテとみると「体温測定出来ず」と書いてあります。体温が低すぎて測れないそうです。ネコが重体なのが分かります。やつれていないので、急に悪くなったのでしょう。外で飼われている猫です。何かの中毒か?事故か?と原因が頭の中をグルグル回ります。

まずは診察台の上のネコをじっくりと観察します。外傷はありません。口のまわりが綺麗なので、吐いている様子もなさそうです。次にお腹を触ります。ユックリと触っていくと、下腹部に大きな硬いかたまりがあります。膀胱です。ネコはオシッコが出ていませんでした。オシッコが出なくなった猫は急激に尿毒症が進んで、死にかかっていました。飼い主の方に話を伺うと3日位前から何となく排尿の様子がおかしかったそうですが、トイレも外なので、室内ネコの様に詳細にはわかりません。

原因がわかれば、治療法が決まります。まず尿道から細い管を入れてオシッコが出るようにしてやり、前足の血管から点滴用の管を入れます。上と下に管を入れられたネコは、入院室に移され点滴治療が始まります。猫は完全にのびているので、麻酔をかけずに処置できましたが、体が冷えてショック状態だったので、血圧が下がっていて、血管に管を入れるのには苦労しました。

このネコ、いつもは家から少し離れたところに居るそうですが、今朝に限って、玄関先に置いてある爪とぎの上で伏せていたそうです。明日から連休でこの寒さですから、今日来院していなければ亡くなったかもしれません。早く病院に連れて行って欲しかったのかなぁ。元気になると良いですね。

●2009年01月09日(金)

★今日のワンコ★

10歳の小型犬が遠方に旅立ちました。外耳炎に治療で定期的に来院していたワンコですが、高齢だった飼い主の方が健康を害してお世話が出来なくなり、遠方の親戚のお家に引き取られることになりました。最近は、ヘルパーの方が飼い主に代わって連れてきていました。

実はこのワンコ、4歳の時に自己免疫性溶血性貧血という病気にかかりました。自分の赤血球を体が異物と判断してしまい、血液を壊してしまう病気です。血液が壊れるのでワンコは貧血を起こします。免疫を抑える薬を投与しますが、貧血が重い時は輸血することもあります。今日のワンコも輸血が必要でした。その時に使ったのが、今は亡き我が愛犬コテツの血液でした。コテツは25kg以上ある犬でしたから、彼から30mlほど血液をいただいて、今日のワンコに輸血しました。

ワンコは元気になり、その後も皮膚病や外耳炎の治療で定期的に来院していましたが、そのたびに「この子の体にはコテツの血が流れているんだなぁ」と思い出していました。

当院のまわりは高齢化地区です。年配の方は、ご自分の健康を心配しながら、ペットの健康を気に掛けています。今日のワンコも新しい場所で新しい家族に囲まれて幸せに過ごせると良いですね。お達者でね!

●2009年01月08日(木)
★今日のワンコ★

パピヨンのシフォンちゃんです。2ヶ月目の女の子です。お正月に今の飼い主の方のところに来たばかりです。今日は健康診断で来院しました。来たばかりですが、飼い主の方の腕の中にしっかりと抱かれていますね。カメラを向けられて少し不安そうです。シフォンちゃんが新しい環境に慣れるまで、やさしく見守っていて下さいね。

●2009年01月07日(水)

★今日のワンコ★

ご主人の仕事場で飼われている中型犬です。正月休みの間は、食事を届けていましたが、3日の朝仕事場に行ってみると鎖が外れて放れていたそうです。ワンコは近くに居ましたが、それ以降、食事を食べなくなって元気がありません。時々嘔吐しています。放れている時に何か悪い物を口にしたのかもしれませんが、詳しいことはわかりません。

一番心配なのは異物です。昨年の年末もクッションの綿を食べてしまった小型犬の治療で大変でした。日頃のワンコの性質を詳しくお伺いします。犬は10歳ですから、もうイタズラをする年ではありません。落ち着いた性格です。異物を食べる癖もなさそうですが、誰も見ていないところでの出来事ですから、全く否定できません。

レントゲンを撮ったり、エコーでおなかの中を調べたり、血液検査をしたりしながら、原因を探ります。異物でしたら外科ですし、食中毒でしたら内科です。飼い主の方に、仕事場に置いてある物や、ワンコがかじった形跡はないか、しつこく聞きます。

検査では、異物が疑われる決定的な所見はありません。とりあえず点滴と吐き気止めの処置をして様子を見てもらうことにしました。これで症状が変わらなければ、次はバリウム検査と入院治療になります。原因を探るために検査開腹手術の必要が出るかもしれません。

ドキドキしなが翌日の来院を待ちました。今日来院したワンコは、昨日と比べて元気になって食欲も出ていました。このままの治療方針で良さそうで、ホッとしました。今年もまたこんな経験を何度かするのでしょうねぇ。

●2009年01月06日(火)
★今日のワンコ★

チワワの未来ちゃんです。生後2ヵ月半の女の子です。今日はワクチン接種で来院しましたが、まだ体が小さかったので少し先延ばしにすることにしました。ワクチンによる免疫がまだないので、ジステンパーなどの伝染病には注意が必要ですが、伝染病にかかっている犬との接触さえなければ大丈夫なので、トリミングやシャンプーなど、犬が集まる場所には行かない様にお願いしました。食欲は旺盛だそうですから、次に会うときには大きくなっているでしょうね。

●2009年01月05日(月)
★謹賀新年★

皆様、明けましておめでとうございます。

写真は我が家のモップです。今年で16歳を越えます。昨年から心臓の薬は毎日飲ませていますが、少し体重が落ちてきたので、今日は健康診断のために血液検査をしました。

検査の結果、腎臓の機能を示す数値が少し高くなっていましたから、今年からは慢性腎不全のお薬も始めることにしました。何でも食べますが、缶詰のフードが好きなので、これも腎臓疾患用のフードにすることになりました。

耳も目も不自由になり、1日ウトウトと過ごしていますが、当院の高齢犬ケアのモデル犬として役立っています。今年も元気で過ごして欲しいものです。

今年もよろしくお願いします。


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