●2009年01月31日(土)
★今日のニャンコ★ 今日は猫の避妊手術でした。今日の猫も外で飼われている猫です。人にあまり慣れていないそうで、餌で釣ってカゴに入ったので、そのまま当院に連れてこられました。カゴのドアを閉めると猫は大暴れしたそうで、カゴが壊れるかと思ったそうです。 連れてこられた猫は、もうカンカンに怒ってウーウーとうなっています。通常ですと、入口をプラスチック製の板で塞いで、入口を当院のカゴの入口につないで、板を外して網製のカゴに入れ替えるのですが、今日の猫はとてもそんなことは出来そうにありません。逃がしてしまいそうです。猫が入っているカゴはプラスチック製で、外から麻酔の注射を打てません。 そこで、今日は猫が入っているカゴを大きなビニールの袋で包んで、麻酔ガスを注入しました。簡易ガス室の完成です。うかつに開けると猫を逃がしますから、カゴの隙間から猫の様子をうかがいながら、猫が完全に眠ったのを確認してから、引っ張り出して手術台に乗せました。 手術を受けた猫は、麻酔が完全に醒める前にカゴに戻され、一晩過ごした後、元の場所に放されます。放された猫は、一目散に物陰に逃げ込み2〜3日は姿を現さないそうですよ。
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