●2008年02月15日(金)
★今日のニャンコ★ 3歳のオス猫が、前足を腫らして来院しました。肘の上が1,5倍ほどの太さになっています。指で押すとブヨブヨしています。皮膚の下が化膿して、膿が溜まっているようです。 このニャンコ、今までに何度かゲガで来院しています。そのたびに、消毒と化膿止めの治療をしていました。今日も、皮膚を小さく切開して膿を出して、化膿止めの処置をしようと思いました。比較的簡単な処置ですから無麻酔でやりますが、猫は痛いのでギャーギャーと騒ぎます。 ふと思い出して、そっと股間を触ると、「あらま!玉がある」。このニャンコ、大人になって当院に来院してきましたから、去勢手術をうけているものと思っていました。まだ若いオス猫ですから、これからもケンカが続くことが予想されます。飼い主の方と相談の結果、去勢手術をすることにしました。外傷の処置も麻酔下で行った方が、きちんと綺麗に出来ますし、眠っている間に終わりますから、猫にとってもストレスにならずに好都合です。 これで、ケンカしなくなると良いですね。
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