2007年09月
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●2007年09月29日(土)

★今日のワンコ★

今日は大型犬の胸に出来たピンポン玉大の腫瘍を取りました。以前からあったものが、少しずつ大きくなってきたので、高齢になる前に切除することにしました。

腫瘍自体は、周囲の組織との癒着も少なくて、取りやすそうだったのですが、体重が30kg以上もある大型犬ですから、麻酔や入院などの手術に関わる一連の処置が大変でした。

幸い、大人しくて、飼い主の言うことを良く聞くワンコですから、鎮静剤や、麻酔の導入の注射は楽でしたが、麻酔がかかるまで、飼い主の方に立ち会っていただきました。手術が終って、麻酔から覚めた後、2階にある入院室まで運ぶのが大変でした。麻酔が醒めると暴れる子が居ますから、まだ半分眠った状態の時にタンカを使って、3人がかりで運び上げました。明日の退院の時は、麻酔は完全に覚めていますから、自分で降りられるでしょう。

最近、大型犬を飼う方は少なくなりましたが、時々、バーニーズマウンテンドッグ、グレートピレネーズ、ニューファンドランドなどの超大型犬の子犬がワクチン接種で来院します。当院に来ていただけるのは嬉しいのですが、大人になって何かあった時に、当院では対応できないので、スタッフの多い病院をご紹介することにしています。

●2007年09月28日(金)

★今日のワンコ★

今日は犬の会陰ヘルニアの手術でした。「会陰ヘルニア」というのは、オス犬特有の病気で、お尻の横の筋肉が薄くなって、その部分に直腸が落ち込んで、ウンチが出にくくなる病気です。排便の時に、犬は痛がってキャンキャン鳴きますから、相当痛いんだと思います。薄くなった筋肉を縫い合わせたり、人工物を入れて穴を塞いだりします。

ヘルニアの穴が小さい方が、手術も簡単です。今日のワンコのヘルニアは比較的小さかったので、簡単に終ると思っていました。再発防止のために、去勢手術も同時に行いますから、手術時間は1時間半程かなと予想して手術を始めました。

蛇行した直腸の壁が薄くなって、ポケットが出来ていましたから、この部分を縫い縮めていると、腸の壁があまりにも薄くなり過ぎていて、ビリッと裂けてしまいました。さあ、それからが大変です。直腸のしっかりした部分を探し出して、破れたところを塞がなくてはなりません。

腸を縫い合わせ、ヘルニアを修復し、去勢手術が終ったときは、午後の診療時間がとうに過ぎていました。次は、排便がスムーズに出来るかどうか、ウンチが出るのを、首を長〜くして待つことになります。上手く出るといいですね。


●2007年09月27日(木)
★今日のワンコ★

ムーちゃんです。4歳の女の子です。今日は、狂犬病のワクチン接種で来院しました。最近、狂犬病のワクチン接種で来院するワンコが増えています。

狂犬病のワクチンは、毎年4月に公園などを会場にして、集団接種が行われています。伝染病を予防するには、その地域の犬に対して、期間を限定してワクチンを接種し、免疫をつける方法が有効です。このため、4〜7月の間に接種することを行政は勧めています。それに漏れたワンコ達に、市から案内(督促?)の葉書が送付されたようです。

犬を飼っている方は、1年に1回、狂犬病のワクチンを接種しましょうね。

●2007年09月26日(水)
★今日のニャンコ★

子猫のニャンコちゃんです。ニャンコちゃんは、今月の3日まで、当院に居ました。お盆の頃、当院の前にダンボールに入れられて、置いていかれていたニャンコです。ダンボール箱に某工務店の名前が、チョークで書いてありましたから、工務店の社長さんに、置いていった人を探してくれるように頼みました。しかし、結局分からずじまいでした。今も、この工務店のスタッフには、憤りを感じています。黙って子猫を置いて行くなんて、卑怯な行為だと思います。

ここのHPで紹介したり、当院の前にゲージに入れて里親募集をしていたところ、今の飼い主の方に見初められて、晴れて飼い猫になりました。今日はワクチン接種で来院しました。当院に居たときと比べて、すっかり大きくなって、ふっくらとした可愛い子猫になっていました。可愛がってもらってるんでしょうね。

●2007年09月25日(火)
★今日のワンコ★

チワワのキューちゃんです。3歳の男の子です。生後1年目から当院に来院していますが、時々、診察中に咬まれそうになります。昨年の秋に去勢しましたが、期待に反して(?)まだ、目に見えた効果は出ていないようです。診察台の上で、キッとにらんでいる姿からも、気の強さが伝わりますね。

●2007年09月22日(土)
★今日のワンコ★

シーズーの子犬の陸ちゃんです。今年の6月生まれの男の子です。陸ちゃんは、昨日まで、お母さんや兄弟犬といっしょに居たそうで、のんびりと落ち着いたワンコでした。ワクチン接種で来院しましたが、待ち疲れて、診察台の上で眠っていました。注射を打たれても、「ん?何があったの?」って顔してましたよ。

●2007年09月21日(金)

★今日のワンコ★

今日は小型犬の陰睾の手術でした。

胎児の時には、オス犬の睾丸はお腹の中にあります。出生後、お腹から降りてきて、生後2〜4ヶ月で正常な位置に入りますが、途中で止まってしまう子が居ます。降りてきていない睾丸は、将来腫瘍化することがありますから、手術で摘出することをお勧めしています。皮膚の下まで来ている場合は、指で触ると分かりますから、通常の去勢手術と同じように手術できますが、今日のワンコは、皮膚の下には無くて、お腹の中にあるようでした。

お腹の中にある睾丸を見つけ出して、取り除く手術はまだやったことがなかったので、経験豊富なH動物病院のF先生に手術を見せてもらいました。ワンコをH動物病院に午後から連れて行って、F先生が執刀、私が助手です。

F先生は、手術前に「お腹を開ければ見えますから、すぐに分かりますよ。メス犬の避妊手術より、簡単かも?」なんて言ってましたが、その通りでした。お腹を開けて、中を覗くと、お腹の中に見慣れない物が見えました。降りてきていない睾丸でした。

これで、当院でも陰睾の手術が出来るようになりました。獣医師免許もらってもうすぐ30年、まだまだ学ぶべきことは、沢山ありますね。


●2007年09月20日(木)
★今日のワンコ★

生後2ヶ月目のチャチャ丸君です。チャチャ丸君は、シーズーとトイ・プードルのミックスです。コロコロして、おとなしくて、可愛い子犬でした。両犬種の「良いとこ取り」ですね。

●2007年09月19日(水)

★今日のワンコ★

今日はオスの小型犬の去勢手術でした。去勢手術を受けると、前立腺肥大など、オス特有の病気の予防になりますし、子供のままの性格で大人になるような感じを受けます。オス犬特有の荒々しさが無くなり、マーキングも少なくなりますので、ペットとしては、飼い易くなるようです。いつまでも少年の気持ちを持った大人って感じかな?

睾丸は胎児の時はお腹の中に入っていますが、成長するにつれて降りてきて、納まるべき所に納まりますが、ワンコによっては、睾丸が降りてくる途中で止まってしまっている子が居ます。陰睾と言いますが、そうなった睾丸は、将来腫瘍化することがあるので、早めの摘出をお勧めしています。睾丸がお腹の皮膚の下にある時は、指で触るとすぐに判りますから、通常の去勢手術と同じように出来ます。

●2007年09月18日(火)

★今日のワンコ★

先週末に前足を骨折した超小型犬が、再検査のために来院しました。落下事故直後は、骨折した部分はあまりずれていませんでしたから、ギブスで固定していました。

骨にはそれを動かすための筋肉が引っ付いています。折れていない時は、うまくバランスがとれていますが、骨折するとバランスが崩れて、折れた部分を引っ張ります。そのため、骨折した時には、ずれていなかった骨が、4〜7日すると、完全に離れてしまっていることが多々あります。そうなると、ギブスだけでは治りませんから、手術が必要になります。

当院は整形外科の症例が来ると、通常は、市内で整形を得意とする病院をご紹介しますが、今回の様な超小型犬の骨折は、どんなに腕の良い先生がやっても、上手く行かなくて大変苦労することが多いので、他院を紹介することが出来ません。今回のレントゲンで、折れた部分がずれていたら、当院で手術しなければなりません。休みの間、あれやこれやと、手術の方法を考えていました。

レントゲンの現像をドキドキしながら待ちます。出来上がった写真を見ると、あまり大きくずれていませんでした。これなら、ギブスと、犬の自力回復力で何とかなりそうです。ホッと胸を撫で下ろしました。実は、この子のことが気になって、落ち着かない連休を過ごしていました。今夜は、安眠できそうです。

●2007年09月15日(土)

★今日のワンコ★

9歳のオスのシーズー犬の目の下に出来たイボの切除をしました。トリミングに行って、顔の毛をカットしたところ、目の下が膨らんでいるので気付いたそうです。大きさは、小指の頭ほどですが、出来た場所が、顔なので、放っておいて大きくなると、目や鼻や口が邪魔して、取り難くなってはいけないので、早めに切除することにしました。

大きさは小指の頭大ですが、その周囲を切りますから、切除する範囲は百円玉大位になりそうです。この大きさの皮膚が顔から無くなるわけですから、皮膚が突っ張って、少し顔つきが変わるかもしれません。時間が経てば皮膚が伸びますから、元の顔になりますが、この事を飼い主の方に話しておきました。手術が終って、愛犬の顔を見て「アチャー!」と思われては困ります。

ところが、シーズー犬の顔には元々シワが多いので、皮膚がたるんでいましたから、切除して縫い合わせてもほとんど顔つきは変わりませんでした。むしろ、シワが延びて、若返った様な、スッキリとした顔になりました。今日の私は、美容整形外科医でした。

●2007年09月14日(金)

★今日のワンコ★

前足の骨にヒビが入った超小型犬が来院しました。体重は1kgほどしかありません。飼い主の方が抱っこしていて、犬が喜んで暴れた拍子に落としてしまいました。落っこちた高さは50cmほどですが、落ちた場所が悪かったようです。

ポメラニアン、チワワ、パピヨンなど、手足の長い小型犬がワクチンや健康診断で来院した時には、必ず「落下事故」に注意してくれるようにお願いしています。今回の様に抱っこしていて落としたり、テーブルから飛び降りたりすると、すぐに前足を骨折してしまいます。骨の大きさは、割り箸の半分もありませんから、手術も難しく、犬はバタバタと動きますから、癒合不全(骨が引っ付かない)が起こるので、獣医師泣かせの症例です。

今日のワンコの骨折は、折れたところがあまり離れていないので、ギブスで固定して様子をみることにしました。3〜4日後に再検査しますが、折れたところがずれていなければ、ギブスで何とかなるかもしれませんが、もしずれていたら、別な方法を考えなければなりません。昔は、人の骨折も外科ではなくて、整骨院で治していましたから、この子も何とかならないかなぁ。

●2007年09月13日(木)
★今日のニャンコ★

アズキちゃんです。5月に拾われた時には、300gしかありませんでしたが、飼い主の方が哺乳瓶と離乳食で懸命に育てて、今では体重3kgの立派な若者になりました。

●2007年09月12日(水)
★今日のワンコ★

ケンタ君です。1歳の男の子で、体重は5kgです。ケンタ君の犬種は何でしょう?答えは、ポメラニアンとパピヨンのミックス犬です。両方の「いいとこ取り」で可愛いですね。

●2007年09月11日(火)

★今日のワンコ★

今日は下痢のワンコの来院が続きました。

1頭目は、体重が30kgを超える大型犬です。正常なウンチも出ますが、そのあとのウンチが緩んで、最後の便に血が混じるのだそうです。直腸に指を入れて内部を触診しますが、異常は無さそうです。

以前、MDに同じ症状が長く続き、直腸にポリープが見つかったことがあります。大型犬ですから指が届く範囲にも限度がありすから、本格的に検査するのであれば、内視鏡による検査が必要ですが、お話をお伺いすると、このワンコの下痢の原因は、食事内容の様な気がしました。ドライフードだけを与えている時は良いウンチが出ているようですが、食欲が落ちたときに与える調理食がどうも合わないようです。とりあえず、食べなくてもドライフードだけを与え続けて、調子をみることにしました。

次の1頭は、20kgの中型犬ですが、数日前から、血便が続いています。室内で飼われているワンコで、排便は外にしていますが、飼い主の方は夜中に何度もワンコに起こされて、外に連れて行かないといけないそうです。嘔吐もみられ、食欲もあまりないそうですから、この子は重症です。ワクチンはきちんと接種していますから、伝染病の疑いはなさそうですが、症状が重いので、処方した薬で治らない時には、入院が必要になるかもしれません。

下痢の原因はたくさんありますが、愛犬がお腹をこわした時には、とりあえず日頃と違うものを与えてないか、思い出して下さいね。

●2007年09月10日(月)
★今日のニャンコ★

カゴの中からジロリとにらんでいるのは、メス猫のコアちゃんです。今日はワクチン接種で来院しました。1歳です。避妊手術はすでに終っています。

●2007年09月08日(土)

★今日のワンコ★

今日は夕方から福岡市で会合があるので、午後から休診にしていました。午前中の診療の終わり頃に、具合の悪くなった10歳のメスのワンコが来院しました。以下、その子の症状です。

1、避妊手術は受けていません。
2、10日ほど前から食欲がだんだん落ちてきて、最近は、好物も食べなくなりました。
3、帰宅すると喜んで向かえに来ますが、以前ほど元気良く喜びませんし、いつも目がトロンとしています。
4、水はよく飲んでいます。
5、発情が先月終ったばかりです。

さて、この病気は何でしょう?ここまでのやりとりを側で聞いていた当院の聡明?なAHTは、イソイソと手術の準備を始めました。

エコーで確認して、確定診断「子宮蓄膿症」でした。血液検査成績では大きな異常は出ていませんでしから、早めに手術した方が良いと判断しました。午後から休診にしていましたが、病院を出るまでにはもう少し時間がありましたから、取り急ぎ、手術を入れました。経過が長かった様で、膿が溜まった子宮はパンパンになっていましたから、手術を急いで正解だったようです。

ワンコの経過は良好ですが、今日は、会合から早めに戻らないといけませんね。

●2007年09月07日(金)

今日のワンコ★

首の後ろを怪我した小型犬が来院しました。飼い主の方が毛玉をハサミで切り取っていた時に「身」まで切ってしまったそうです。

トリミング中に犬が動いてハサミが入ったとか、飼い主が刈っていて切ってしまったワンコが、たま〜に来院することがありますが、ほとんど皮膚が切れているだけです。ところが、今日のワンコは本当に「身」までハサミが入っていました。「こりゃぁ、犬は痛かっただろうなぁ」と思わず言葉が出ました。飼い主の方は、「暗いところで刈っていたし、犬はじっとしていないし・・」なんて、言い訳をしています。

局所麻酔をして、手早く傷を縫合できる外科用のホッチキスで縫うことにしました。この方法で上手く引っ付かない時には、麻酔をかけて、しっかりと縫い合わせることになります。パチパチと止めて、化膿止めの処置と消毒薬をお渡しして、会計が終りました。一旦車に戻った飼い主の方が、再び受付に来ています。「何か、忘れ物かな??」なんて、他の子を診察していると、「センセイ!、足も切ってました!」。

足の毛玉の下も、ザックリやられていました。待っている方達が何名か居ましたので気が急いて、つい全身を診ていませんでした。長毛のワンコは時々ブラッシングして、毛玉が出来ないようにするのが一番ですが、毛玉が出来た時の処置は、専門家に任せた方が良さそうですね。

●2007年09月06日(木)
★今日のワンコ★

今日は柴犬のランちゃんです。2歳の女の子です。明るくて元気なワンコでした。

●2007年09月05日(水)

★今日のワンコ★

今日は14歳の中型犬のお尻に出来た腫瘍の切除手術が、入っていました。肛門周囲腺腫(腺癌)という腫瘍で、去勢手術を受けていない中高年のオス犬に見られます。この腫瘍は、肛門の粘膜から顔を出しますので、表面が脆弱で出血し易いのが特徴です。腫瘍を切除する時に、再発しないように去勢手術も同時に行います。腫瘍があまりに大きくなると、肛門括約筋を傷つける範囲が広がり、切除できない場合もあります。

そのワンコとは別に、子宮蓄膿症の小型犬が午前中に来院しました。1週間程前から食欲が落ちていたそうで、今日は食べるか?今日は食べるか?と待っているうちに、1週間経ってしまったそうです。元気が良いうちに、手術で子宮を取り除かなければなりません。

午後の手術時間内に2頭(去勢手術も同時にやるので3頭分?)の手術を入れるのは時間的に難しいのですが、今夜は会議、明日の午後は休診なので、無理やり入れ込みました。午後5時過ぎまで手術にかかりましたが、無事に2頭の手術を終えることが出来ました。幸い、午後に外来で来院された方が少なかったので、あまりご迷惑をおかけしないで済みました。今夜は犬の入院室が賑やかです。


●2007年09月04日(火)
★今日のワンコ★

柴犬のクッキーちゃんです。2ヶ月目の女の子です。飼い主の方の所にやってきて、まだ3日目ですが、腕の中ですっかりくつろいでいますね。今日は健康診断で来院しました。体重は2kg、日本犬の子犬は、凛々しくて可愛いですね。久々に「大和撫子」(←日本女性の美称。国語辞典より)という言葉を、思い出しました。頑張れ、撫子、クッキー!

●2007年09月03日(月)

★今日のワンコ★

今日は10歳の小型犬の乳腺腫瘍の摘出手術でした。

以前から小さな腫瘍がお腹にあるのに、飼い主の方は気付いていましたが、最近それが大きくなったので来院されました。

診察すると、乳腺の数箇所に2〜8mmの腫瘍がありましたから、腫瘍がある乳腺をすべて取り除くことにしました。上の方にある乳腺に腫瘍は見つかりませんでしたが、「再発や転移など、これから先のことが心配です」という飼い主の方のご希望もあり、そこを含めて全部で8個の乳腺を切除しました。

小型犬ですが、切除する範囲が広いので3時間近くかかりました。胸の下から下腹部までの大きな傷になりましたが、開腹手術と比べると、ダメージは少ないようで、術後5時間ほど経ちましたが、先ほど入院室に入ると、嬉しそうに尻尾を振っていました。

3日ほど入院して、術後の経過をみることになります。摘出した腫瘍の良性、悪性の判定は、組織検査の結果待ちになりますね。

●2007年09月01日(土)

★今日のニャンコ★

最近、猫のカイセンが増えています。カイセンというのは、ダニの一種で、皮膚の下にトンネルを作って生活しています。皮膚の下にいるダニは、フケなどと一緒に落ちて、他の猫に移ります。感染力が強いのが特徴で、カイセンが居るのを知らないで子猫を家にいれたところ、今まで飼っていた室内の猫5頭すべてに移ってしまって、大変なことになったことがありました。

皮膚の病変は、一番はじめに耳のふちに出ます。耳のふちがガサガサになって、次に、頭から肩、首に広がっていきます。猫は大変痒がり、いつもバリバリと掻くので、それが原因で皮膚が傷ついて、病気がひどくなります。カイセンが居る猫と一緒に生活すると、人もカイセンに咬まれるので、咬まれたところが赤いプツプツになって、痒みに悩まされます。

外出することが多い猫の耳のふちがガサガサになって、体を痒がる時に要注意です。


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