2007年08月
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●2007年08月31日(金)

★今日のワンコ★

今日は腫瘍ができたワンコが2頭来院しました。

1頭目は、10歳、メスの小型犬です。出産経験はありますが、避妊手術は受けていません。以前から、お腹に小さなイボがありましたが、トリミングに行って毛を刈ったところ、アッチコッチにあるのに気が付いて、来院しました。

診察すると、イボは乳腺腫でした。犬のオッパイは10個ありますから、その何個かに腫瘍が出来ました。この腫瘍が、良性か悪性かは、飼い主の方には気になるところですが、それは摘出したものを組織検査しないと判りません。数個のうちの一個が悪性で、他のものは良性という場合もあります。

2頭目は、14歳オスの中型犬です。昨日、お尻から出血しているのに気付き、来院しました。肛門の横に親指大の腫瘍ができて、その表面から出血していました。肛門周囲腺腫という腫瘍で、悪性のものが肛門周囲腺ガンです。これも、組織検査をしないと、判りません。

2頭とも、来週、手術することになりました。メスの乳腺腫も、オスの肛門周囲腺腫も、避妊&去勢手術を若い時にうけていると、発病率は激減します。

●2007年08月30日(木)

★今日のワンコ★

小型犬の下腹部皮下の異物を手術で取り除きました。異物の正体は、1年半前の去勢手術に使った「絹糸」です。

手術の時には、色々なタイプの糸を使い分けます。時間が経つと自然に溶ける糸、重要な部分を結ぶ緩みにくい糸、皮膚を縫う糸は、10日位で抜糸しますから強い糸を使います。

絹糸は緩みにくいので、血管を結んで止血する時に良く使いますが、犬によってアレルギー反応が出ることがあります。手術後かなり経ってから、手術部位が赤く盛り上がってきて、少しジュクジュクし出します。ワンコが気にして舐めるので、穴が開くこともあります。術後に傷口をしつこく舐めたワンコに多いので、細菌感染が原因とも言われています。「異物性肉芽腫」という病気で、ミニチュア・ダックスに多いようです。

糸が見つかると、取り除けば良くなりますが、見つからない時はアレルギーを押さえる薬を処方します。今回は、糸(ゴマ粒程度ですが・・)が上手く見つかりましたから、それを取り除きました。

この反応がお腹の中で出ると大変なので、最近、絹糸はなるだけ使わないようにしていますが、長年、慣れ親しんできた糸なので、別れ難いですね。

●2007年08月29日(水)
★今日のワンコ★

シーズーの、サンタちゃんとレオちゃんです。レオちゃんはサンタちゃんの娘です。サンタちゃんが9歳、レオちゃんが5歳です。これ位の年齢になると、「親子」というより「仲間」みたいな関係になりますね。控えめなサンタちゃんと、天真爛漫なレオちゃんだそうです。

●2007年08月28日(火)

★今日のワンコ★

14歳のオスの老柴犬が来院しました。最近、後ろ足が弱くなって、ここ2〜3日は食欲も落ちているということです。

このワンコ、2年前の冬に一度来院したことがあります。飼い主の方から、「あの時は、点滴してもらって、すっかり元気になりました」と言われましたので、カルテを見てビックリ・・。

2年前に診察した時は容態がかなり悪くて、血液検査で腎臓が悪くなって尿毒症に近い状態になっているのが判りました。ワンコの年齢を考えると、慢性的に腎臓の機能が落ちて、今の状態になっていることが推測されました。そうだとすると、人でしたら、透析治療という手段がありますが、動物には無理ですから、発病前の元気な状態に戻すことは難しいのです。多分、飼い主の方にもそんなお話をしたと思います。最悪のことを考えて、通院で点滴治療をすることにしました。3日程治療した時点で、来院が途絶えて、その後の経過が判りませんでした。

その子がすっかり復活していました。念のために血液検査をさせてもらいましたが、腎臓の数値は正常値に戻っていました。後ろ足が弱くなったのは、年齢的なものと思われました。症欲不振だということでしたが、診察台の上で与えた当院の缶詰をパクパクと美味しそうに食べましたから、あまり心配はなさそうでした。2年前の腎不全は、いったい何が原因だったんでしょうねぇ?お庭で悪い物でも食べたのかな?

●2007年08月27日(月)
★飼い主募集中★

お盆に当院にやって来た(置いていかれた)子猫です。朝、病院の前に置いてありました。子猫が入れられていたダンボール箱に心当たりがありましたから、その線から犯人を捜しましたが、置いていった人は判りませんでした。道端でミャーミャーと鳴いている子猫を見過ごせない気持ちは判りますが、相談なしで置いていく行為は、「うーん、どうかな?」と思いますね。

生後一ヶ月位のメス猫です。2週間ほど当院で見ていますが、元気でヤンチャな姫です。体重はまだ600gしかありませんから、ちっちゃくて可愛いですよ。どなたか、飼っていただけませんか?

●2007年08月24日(金)
★今日のワンコ★

ポメラニアンのヒナちゃんです。生後2ヶ月目の女の子です。ヒナちゃんは同じポメのタマちゃん(3歳オス)のおヨメさんになる予定です。仲良くなると良いですね。

明日の土曜日は、大阪で開催される日本小動物獣医学会に参加しますので、朝から休診になります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。明日は、世界陸上のマラソンが大阪で行われるようですね。マラソンがゴールする頃には、私は学会会場です。

●2007年08月23日(木)
★今日のワンコ★

昨夜はすごい雷雨でしたね。雷が大嫌いなワンコが居ます。我が家のロク(シーズー犬、12歳、メス)もそうです。ゴロゴロ、ピカッが始まると、耳がしおれて、全身に緊張感が走ります。落ち着きが無くなって、アッチウロウロ、コッチウロウロ・・。落ち着かせようと抱き上げると、ブルブルと震えているのが判ります。

見ていて気の毒な位でしたが、最近、耳が遠くなって若い頃と比べて、怖がらなくなりました。それでも、昨夜の雷雨には気付いた様で、ソワソワしながら、ウロウロしていました。ロクの母親のモップ(15歳、メス)は、耳がもうほとんど聞こえないので、爆睡してました。愛犬が年を取るのは、少し寂しいですね。

写真は、トイ・プードルのマロンちゃんです。10ヶ月目の男の子です。(←マロンちゃんの写真を間違えて掲載していました。失礼しました。)

●2007年08月22日(水)

★今日のワンコ★

今日は足を痛めたワンコの来院が続きました。

まず1頭目は、11歳の太り気味の中型犬です。昨日、階段を飛び降りてから、後ろ足を着いたり着かなかったりするそうで、あまり加重していません。

2頭目は、4ヶ月目の小型犬の子犬です。昨日子供さんがドアを閉めた拍子に、後ろから付いて来ていたこの子に気づかず、前足を挟んだようで、しばらくキャンキャン鳴いていて、足を着地しませんでした。今朝は、かなり良いようです。

3頭目は、15歳の小型犬です。散歩の時に15段ほどの階段を駆け上がった後、足を滑らせて、そのまんま15段、落っこちました。それ以降、何となく後ろ足が不安定です。

それぞれ、レントゲンを撮ったり、アッチコッチ引っ張ってみたり、押したりしながら診察しましたが、幸い、骨や関節に大きなダメージはありませんでした。

最近、犬を放し飼いにする人は居なくなりましたから、交通事故は減りましたが、室内での事故が時々起こりますから、ご注意下さいね。

太ったワンコは、少し足を捻じっただけで靭帯を切ることがありますし、子犬はチョコチョコとどこにでも行くし、高齢犬は、白内障で目が不自由になって、耳も遠くなっているので、危険が近づいたことに気付かないことがあります。愛犬を事故から守ってあげられるのは、飼い主の方だけですよ。

●2007年08月21日(火)
★今日のワンコ★

シュナウザーのくぅちゃんです。2ヶ月目の男の子です。飼い主の方は、「犬を飼うのは、初めてなのでぇ」と、少し不安そうでしたが、元気なワンコなので健康に育つでしょう。質の良いドックフードの給餌と適度な運動、適度な愛情(過剰はダメですよ)で元気に育ちますよ。

●2007年08月20日(月)
★今日のワンコ★

トイ・プードルのミックちゃんです。生後2ヶ月が過ぎました。今日はワクチン接種で来院しました。「ぬいぐるみ」みたいな子犬でしたよ。

●2007年08月18日(土)
★今日のニャンコ★

アメリカン・ショート・ヘアーのシンノスケ君です。8ヶ月目の男の子です。飼い主の方と一緒に里帰り中です。今月の下旬までは、こちらに居るそうです。カメラのストロボがまぶしそうですね。

●2007年08月17日(金)
★今日のワンコ★

今日はお盆明けで、忙しい1日でした。今年は暑いせいか、ノミが付いて来院する子が例年よりも多いような気がします。当院に来院するワンコは、室内で飼われている小型犬が多いので、ノミが付く子は少ないのですが、今年は、ノミの相談をよく受けます。首筋に滴下する薬がよく効くので、それで対応していますが、室内が汚染されて、飼い主の方も被害を受けているようです。

当院も、お盆の初日に、病院の前にダンボールに入った子猫を置いていかれて、その子からPにノミが感染しました。すぐにスプレータイプのフロントライン(ノミ駆除薬)を全身に塗りましたが、最近、3日に一回くらいの頻度で海に入ったり、水浴びしたりしていますから、あまり効果が出てないかもしれませんね。どなたか、子猫飼ってくれませんか?近々、写真をアップします。ノミ駆除済みです!

写真は、パピヨンのぱぴちゃんです。2歳の男の子です。ワクチン接種と、フィラリアの予防で来院しました。

●2007年08月16日(木)
★今日のワンコ★

暑い日が続いていますね。関東では、最高気温を記録したそうです。ワンちゃん達も夏バテしていることでしょうね。

福間海岸によく行きますが、毎年、夏になると、チワワやミニチュア・ダックスなど、いつもエアコンの中で生活している小型犬を炎天下のビーチに連れてきている人が居ます。熱射病にならないかと、ハラハラしますが、さすがにこの暑さです。炎天下の海に居る犬は、当院のP(スリーピー、ラブラドル、メス、2歳、避妊済み)と、ビーチで飼われているワンコ達だけでした。

砂浜は暑いので、海に入りますが、Pも少し泳ぎが上手になって、自分勝手に、アッチコッチ、ユラユラ泳ぎます。声をかけて、呼び寄せたり、後ろから追いかけて尻尾を引っ張って驚かせたり、二人(一人と一匹?)でプカプカ浮かんで、上を見上げると、真っ青な空に入道雲が出ています。「あぁ、気持ち良い・・」。

当院は、今日から通常診療です。休み明けは少し混みあうことがありますから、9時より少し時間をずらして来院された方が良いかもしれませんね。

写真は、ポメラニアンのマナミちゃんです。2ヶ月目の女の子です。ワクチン接種で来院しました。カメラがまぶしそうですね。

●2007年08月11日(土)

★今日のワンコ★

今日は、ワクチン接種を受けに数頭の子犬が来院しました。1日に数頭もワクチン接種の子犬が来院することは、当院では稀なのですが、その内の4頭の飼い主の方は、以前飼っていたワンコをここ1年以内に亡くされた方達です。

犬の寿命は平均10数年ですから、必ず別れの時が来ます。ワンコにも飼い主の方にもあまり負担にならないような治療でワンコの生活の質を維持しながら、飼い主の方と過ごせる時間が少しでも長くなるようにお手伝いしますが、犬はそんなに長く寝込むこともなく旅立って行きます。飼い主の方の心情を思うと、身につまされる思いです。

そんなつらい経験をされた方が、新しい子犬を連れてきてくれます。「○○の時はお世話になりました。また飼うことになりましたから、よろしくお願いします」。

「自分の行った終末医療に満足していただいたのだろうか?」とか、「つらい思いをしたので、もう二度と飼わない、と思っていないかなぁ」と気になっていますから、新しい子犬と対面した時は、とても嬉しく思います。

今日は、そんな経験を4回もすることが出来ました。明日からお盆ですが、「亡くなったワンコ達が、こんな形でお礼に来てくれたのかなぁ」と、勝手に自分に都合よく考えています。

当院は、12,13日は休診ですが、14,15,16日は午前中だけ診療する予定です。

●2007年08月10日(金)

★昨日のニャンコ★

猫が上に下に逃げ回っている数分間が数10分に感じましたが、ついに猫も自分の逃げ場を見つけて、診察室の一番奥の棚の向こう側に入りました。目を爛々と光らせながら、コッチを見ています。他の方は、診察室から出ていただいて、待合室には外から人が入らない様に鍵を掛けています。病院を密室状態にしていないと、猫が外に逃げたら、もうコレッキリです。飼い主とは永久の別れになります。犬は自宅に戻りますが、猫はほとんど帰りません。

飼い主の方に、「落ち着いた様ですけど、捕まえられますか?」とお尋ねすると、「大丈夫です」というお答えです。猫が逃げている間も、「○○ちゃん!○○ちゃん!」と呼びかけていました。猫は、私が近づくと隠れていた場所から、スルスルと上に上がり出しました。すかさず、飼い主の方(年配のご夫婦でしたが、ご主人の方)が、猫の首を捕まえました。猫が興奮するとまたパニックになりますから、私は遠巻きに見ていました。

飼い主の方は、捕まえた猫を向かい合わせに抱き寄せました。「何とか捕まえたようだから、このままカゴに入れて貰おうかな!」と一安心した途端に、飼い主の方の「うわッ」という声と共に、鮮血がポタポタ・・。不幸にも、再び逃げようと興奮した猫の顔の前に、飼い主の方の鼻があった様です。

飼い主の方には、そのまま病院に行っていただいて、再び自由の身となった猫は、元の場所に逃げ込みました。幸い「頭隠して、尻隠さず」の状態だったのでソーと近づいて麻酔の注射を打ちました。失敗するとまた一騒動ありますから「必殺仕置人、一発必中」でした。

猫は興奮状態でしたから、麻酔を打たれても、フラフラ、ヨロヨロしながら診察室内を逃げ回りましたが、最後は、私手製の猫捕獲器でお縄になり、元のゲージに戻されました。

久々の大捕り物でした。暴れそうな猫を連れてくる時には、洗濯用のネットに入れてきて下さいね。今日は、当院の診察室が狭くて良かったなぁ。

●2007年08月09日(木)

★今日のニャンコ★

今日は、猫が診察室で脱走しました。

「耳が悪いようなので見てほしい」ということで、5歳のメス猫がキャリーバックに入って来院してきました。猫を出そうとドアを開けると猫はこちらにお尻を向けています。人懐っこい猫は、自分から出てくる子も居ますが、ほとんどの猫は、こちらにお尻を向けて出るのを嫌がります。

カゴの中に手を突っ込んで猫を引っ張り出しますが、警戒心が強くて怯える猫は、首をすくめてブルブル震えたり、「ハー」と威嚇してきたりするので判りますから、こんな子を出す時は、飼い主の方にお願いしますし、飼い主が怖がって出せない時には、逃がすと、どうしようもないので、診療をお断りするか、洗濯用のネットに入れて出直していただくこともあります。ネットに入れていただくと、猫は落ち着きますし、ネットから出せない場合も、ネット越しに診察して治療することが出来ます。

ところが、今日のニャンコは、手を突っ込んで首の皮膚をつかむと、力いっぱいズルズルとバックして来て、そのままカゴから飛び出してしまいました。逃げるのは判りましたが、猫の力が強くて、猫が出る前にカゴのドアを閉めることが出来ませんでした。

猫はカゴから出た途端にパニック状態になり、逃げ場を探して、そこら中を走り回ります。棚を駆け上り、上のものを落として撒き散らしながら、診療室の中を、右に左に、上に下に駈けずり回って逃げます。逃げる猫を追いかけると、今以上に猫を興奮させますから、猫が逃げ場を見つけて落ち着くまで、見守るしかありません。検査台の上にある機器を蹴り落として壊さないことを願うばかりです。続く・・。

●2007年08月08日(水)
★ネットで見つけたワンコ★

ギネスに登録されている世界一の巨大犬だそうです。体重は127.4kg、体高は96.5cm、足のパットの大きさはソフトボール大だそうです。世界は広いなぁ〜。
http://www.snopes.com/photos/animals/hercules.asp

●2007年08月07日(火)

★今日のニャンコ★

昨日、保護された子猫のことを書きましたが、今日も保護された子猫が2頭来院しました。その内の1頭は、雨の中、車の通りの多い大通りをヨロヨロと横断しているところを発見され、保護されました。保護した方も車にはねられそうで、危険だったそうです。この子猫は、伝染性鼻気管炎という伝染病に感染していましたから、保護してもらえなければ、生きていけなかったでしょう。風邪薬や目薬、子猫用のミルクをお持ち帰りになりました。元気になると良いですね。

通常、メス猫は1,2月に発情しますから、2ヵ月後の3,4月に出産します。生まれた子猫は、1ヶ月位は親猫と一緒にいますから、4,5月に世間で目に付くようになります。今年はその時期が少しずれ込んでいる様な気がします。この炎天下に母親と離れた子猫が生きていくのは大変ですね。不幸な子猫を増やさないためにも、メス猫には避妊手術を受けさせましょうね。

●2007年08月06日(月)
★今日のニャン子★

子猫のアッシュちゃんです。雨の中に居るところを保護されました。今日は健康診断で来院しました。体重はまだ700gしかありませんが、元気な子猫でしたよ。助けてもらって良かったですね。アッシュちゃんにとっては、「幸運を呼ぶ恵みの雨」だったかも・・。

●2007年08月04日(土)
★今日のワンコ★

暑い日が続いています。暑さに弱いワンコたちは、みんなグデーっとなって木陰でハーハーいってます。室内犬も涼しい場所を探して、1日寝ていますね。食欲も軒並み落ちているようで、食欲不振の相談をよく受けます。

それでも暑さの中を元気一杯に走り回って、食欲も旺盛なワンコがいます。バセンジーというアフリカ原産の犬です。当院に来院している子も、夏になると体重が増えます。反対に冬は苦手で、食欲が落ちて体調が悪くなり「冬痩せ」します。夏は山に連れて行って遊ばせるそうですが、人の方がバテそうですね。

●2007年08月03日(金)

★今日のワンコ★

今日は小型犬の避妊手術でした。1歳のワンコですが、初回発情の後に想像妊娠の症状が出て、乳腺が張って乳汁(おっぱい)が出るようになりました。発情のたびにこの状態を繰り返すのでは大変だということで、避妊手術を受けました。

手術を受けると、発情出血もありませんし、想像妊娠することもありませんから、これで安心ですね。

●2007年08月02日(木)
★今日のワンコ★

チワワのわんちゃんです。生後1ヶ月目で体重は400gです。お母さん犬と一緒にいます。そろそろ離乳食が始まります。チワワの様な極小犬種は、生後2ヶ月位までは、お母さん犬と一緒の方が安心ですね。

●2007年08月01日(水)

★今日のニャンコ★

今日は飛び入りで猫の避妊手術が二件ありました。

今日の午後は手術の予定がなかったので、野暮用を入れていたところ、朝一番に猫が捕まったので避妊をして欲しいという電話が入りました。すぐに連れてきてもらって、午前中の診療の合間を縫って手術しました。私が猫に麻酔をかけて、気管にガス麻酔のための管を入ると、スタッフが毛刈りや手術部位の消毒をしてくれます。メスを入れて、縫い終わるまで30〜40分ほどかかりますから、外来の方には少し待ってもらうことになりました。

午後、用事を済ませて病院に戻ると、見知らぬメス猫が待っていました。またもや、飛び入りの避妊手術が午前中の診療終了後に入ったようです。午後の診療は4時からですが、今日は4時の時点では外来の方がまだいらしてなかったので、すぐに麻酔をかけて2頭目を手術しました。

手術前の滅菌や消毒、術中の助手、術後の猫の処置をテキパキとスタッフがこなしてくれたので、時間外手術がスムースに終りました。今夜は猫の入院室が賑やかです。


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