2006年07月
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●2006年07月31日(月)
★今日のワンコ★

目の下を腫らせた中型犬が来院しました。口の中を見るとかなり歯石が付着して、歯周炎を起こしています。歯根炎が原因でホッペが腫れたようです。

ワンコが高齢で麻酔が心配な時は、お薬を処方して様子を見ますが、今日のワンコはまだ若くて元気が良かったので、麻酔をかけて歯石を取り除く処置をしました。歯石を取って、腫れた方の上顎の歯の根を探っていくと、一箇所に細い管がズブズブと入って行く場所がありました。ここが原因の様です。

抜歯するのが一番良いのですが、歯はまだ歯茎にしっかり入っていて、簡単には抜けそうにもありませんから、その穴の中を消毒して、抗生物質の軟膏を入れました。これで、しばらくすればホッペの腫れは引くと思います。

腫れが引いて痛みがなくなったら、歯石が付かないように歯と歯茎をガーゼなどで拭くことが大切です。写真は、軟膏を入れているところです。歯茎が赤くなって歯周炎を起こしているのが判りますね。

●2006年07月29日(土)
★今日のワンコ★

1週間前ほど前に、前足を着かない中型犬が来院しました。レントゲンを撮ると骨にヒビが入っていましたから、ギブスで固定していました。今日、検査のために来院していただきました。ギブスを巻きなおして、ヒビだけなので大丈夫だろうと思いながらも、念のためにレントゲンを再度撮りました。

現像から上がってきたフィルムを見て「ありゃ〜!」。ヒビが入ったところから、ポッキリと折れていました。1週間前のレントゲンでは、ヒビだと思っていたところが、実は折れていたようです。骨は筋肉で強く引っ張られていますから、時間が経過するうちにずれてしまった様です。

こうなると、ギブスだけでは治りませんから、手術が必要になります。以前は自分でもチャレンジしていましたが、経験を積むうちに整形外科の手術は、技術と手術設備がとても重要なことを痛感しましたので、市内の病院をご紹介しました。手術は来週の始めになりそうです。

写真は、ミニチュア・シュナウザーのガウディーちゃんです。3ヶ月目の男の子です。フィライリアの予防で来院しました。

●2006年07月28日(金)
★今日のニャンコ★

子猫のチャイちゃんです。ワクチンの接種とノミの駆除で来院しました。生まれて2ヶ月位かな?

●2006年07月27日(木)
★今日のワンコ★

ペキニーズのイブちゃんです。2ヶ月目の女の子です。今日はワクチン接種で来院しました。体重は1kgちょっとです。ぬいぐるみみたいで、可愛いでしょう。イブちゃんがお家で待っていると思うと、ご主人の帰宅時間も早くなりそうですね。

最近、チワワとミニチュアダックスが多かったので、ペキニーズの来院は久しぶりでした。次に会えるのは1ヵ月後ですね。

●2006年07月26日(水)

★今日のワンコ★

今日は3歳の小型犬の歯石を取りました。歯石の処置は、一般的に10歳以上の高齢犬で行うことが多いのですが、今日は若いワンコでした。

ヨークシャー・テリアやポメラニアンなどの超小型犬は、乳歯が抜けないことがあります。普通は、4〜5ヶ月令になると乳歯が抜けて永久歯が生えてきますが、これらの小型犬は、乳歯が抜けないままで永久歯が生えてきます。そうなると、歯と歯の間が窮屈になって、そこに食物などが詰って歯石が付きます。

乳歯がきれいに抜けても、顎が小さいので、永久歯が窮屈に重なって生えることもあります。この状態でも、歯石が付きやすくなりますから、体重が2kg以下の小型犬は、普通の大きさの犬に比べると、歯石が付きやすいのです。

今日のワンコは、歯石を除去した後に、残っていた乳歯を抜歯しました。歯石の処置は全身麻酔下で行います。10歳以上の高齢犬は、歯石以外にも心臓や腎臓の機能がおちていることがあるので、麻酔には気を使いますが、今日のワンコは若かったので、少し安心して麻酔をかけることができました。これからは、頑張って、ガーゼなどで歯と歯茎を拭いてあげて、歯石が付かないようにしてあげて下さいね。


●2006年07月25日(火)

★今日のニャンコ★

今日はメス猫の避妊手術が2頭ありました。

1頭は前もって予約していただいていた推定年齢6歳の、中年のメス猫で、もう1頭は、仕掛けておいたワナ?にかかった若いメス猫です。

まず若い方の猫から始めました。お腹を開いて子宮を探します。特殊な器具を使って引っ張り出しますが、いつもの様にうまく引っかかってきません。こんな時は、人差し指を入れて子宮を探しますが、なんだか良く判りません。「まさかオスじゃないよね?」と、AHTに確認してもらいましたが、メスに間違いありません。こうなったら目で探すしかありません。指や器具で探すのは小さな傷で出来ますが、目で見つけるときは、少し大きく切開しなければなりません。

傷を少し大きくすると、膀胱の下の脂肪の間にある細い子宮が見つかりました。太さは3mm程度でした。まだ猫が若かったので、子宮があまり大きくなっていない様でした。

さて次は、6歳の中年猫の手術です。本来の飼い主が転居したので、別な方がめんどうを見ています。何度が出産したことがあるそうです。お腹を開くと、太い子宮が見えます。太いのですぐに見つかりましたが、妊娠しているわけではないので、この太さは異常です。太いところでは直径2cm(正常なものは5mmくらい)ほどあります。

通常どうり摘出して調べると、子宮の中に沢山の膿が溜まっていました。「子宮蓄膿症」という病気になっていました。犬によく見られる病気ですが、お世話をしている方は、いつもいっしょに居るわけではないので、病気に気が付かなかったかもしれません。子宮を摘出すれば完治しますので、良いタイミングの手術でした。

同じ猫の避妊手術でも、色々とありますね。

●2006年07月24日(月)

★今日のワンコ★

耳の中から「キノコ」が生えた?大型犬が来院しました。

耳の中に出来る腫瘍で「耳垢腺腫」と呼ばれるものがあります。耳道の壁からニョキニョキと出てきます。これが出来ると、耳の穴が塞がれるので、外耳炎を起こします。ワンコが気にして、後ろ足でガシガシ掻くので、表面に傷がついて出血することもあります。

耳の中が化膿すると、膿が耳の中に流れ込みますから、嫌なにおいがするので、飼い主の方の悩みの種になります。今日ワンコも1ヶ月ほど前の診察で、この腫瘍が耳に出来ているのが判りましたから、手術をお勧めしていました。

今日は、午後にはニャンコの抜歯の予約が入っていましたが、朝から天気が悪かったので、午前中に来院する方は少ないのでは?と予想して、午前中にワンコに麻酔をかけて、電気メスでキノコ状の腫瘍を根元から切除しました。

この腫瘍は再発することも多く、まだ他にも小さな腫瘍が、パラパラとありましたが、今回は一番大きな直径3cmほどのものだけを切除しました。切除は30分ほどで終わりましたが、予想通り、処置中に来院した方は少なく、あまりご迷惑をおかけしないで済みました。処置したワンコは、お昼過ぎには雨の中を、帰って行きました。

●2006年07月22日(土)

★今日のワンコたち★

今日は忙しい1日でした。

午後は、小型犬の胸に出来た腫瘍の切除手術が予定に入っていたのですが、午前中の診療終了直前に、顔を怪我した猫が来院しました。実はこの猫、3日前に来院して、顔の傷の治療をしていましたが、今日診ると、そこの部分の皮膚が真っ黒に壊死してしまっていました。お薬だけでは、皮膚の化膿が治まらなかったようです。

小型犬の手術が終って、次は猫の傷の縫合でした。そうこうしていると、怪我をした中型犬が来院しました。手術中で、私の体が空かないので、4時以降に来院していただくようにお願いしました。このワンコ、前足を着いていないのでレントゲンを撮ると、骨折していました。外をウロウロするワンコだそうで、事故なのか他の犬から咬まれたのか、原因は判りませんでしたが、ヒビが入っている程度の骨折だったので、ギブスで固定しました。

ギブスを巻いている間にも、外耳炎のワンコや皮膚病のワンコ、ワクチンのワンコやニャンコ、退院するワンコのお迎えetc・・・。実は、私、昨日から持病の「痛風の発作」が始まって、左足の親指の付け根がズキズキして、足を引きずって診療していましたが、気が付くと、痛みはほどんどなくなっていました。「仕事は百薬の長」かなぁ?

●2006年07月21日(金)
★今日のワンコ★

今日は小型犬の鼠径ヘルニアの手術でした。

股の付け根のところには鼠径輪という穴があります。オスでは、その穴を通って睾丸がお腹の中から下腹部に降りてきます。この穴が塞がらずに少し開いている子がいます。そうすると、その穴から、お腹の中の脂肪や子宮、小腸、膀胱などが出てきます。鼠径ヘルニアです。それらの臓器は、この穴を通って股の付け根の皮膚の下に出てきますから、股の付け根が膨れて、タプタプになります。大きく膨れると、それが邪魔になって歩き辛くなることもあります。

避妊手術を受けていないメス犬が中年になると、後天的に発病することが多いようです。ヘルニアの部分を切開して、穴を見つけてから、飛び出した臓器をお腹に戻して、穴を塞ぐ手術です。飛び出したものが上手くお腹の中に入らないときは、お腹の方も開けて、そこから指を入れて引っ張り込んで、元に戻すこともあります。今日のワンコは、飼い主の方の希望で避妊手術も同時に行いました。

写真は、ミニチュア・ダックスのマイちゃんです。3歳の女の子です。


●2006年07月20日(木)

★今日のワンコ★

前足の付け根に鶏卵大の腫瘍が出来た18歳の高齢犬が来院しました。外で飼っているワンコですが、最近になって腫瘍に気付いたそうです。

腫瘍の治療は、手術で切除するかしないか?ということがポイントになります。動物が若くて、切除し易そうな腫瘍や、逆に、表面が破れて、ワンコの生活の質が著しく落ちている場合は、切除をお勧めしますが、ワンコが高齢で、その腫瘍があることが、ワンコの生活にあまり影響していない場合は、少し様子を見ます。これは、獣医師によってそれぞれ判断が異なります。「私だったら絶対にメスを入れないな」と思うような症例でも、積極果敢にチャレンジして、切除してしまう先生もいます。

今日のワンコは、今のところ腫瘍の影響はなさそうです。指で触ると、腫瘍は奥のほうまで続いているようです。ここには、前足の動きを支配する太い神経がありますから、なるべく触りたくないところです。しばらく様子をみることにしました。このまま、腫瘍が大きくならないで、大人しくしていてくれると良いですね。

●2006年07月19日(水)
★今日のワンコ★

今日の午後は9歳の小型犬の前足に出来た腫瘍を切除しました。

子犬の頃から診て来たワンコ達が、中高年を迎えて、子宮の病気や腫瘍の切除などで手術を受ける年齢になって来ました。特に多いのが、腫瘍の切除です。幸い、悪性のものは少ないのですが、大きくなって切除できなくなったら困るので、早めの手術をお勧めしています。

写真はブルドッグのモモちゃんです。5歳の女の子です。人懐っこくて、この大きな舌で、近寄ってきた人の顔をペロペロ舐めるのだそうです。私も舐められそうになって、ビックリしました。

●2006年07月18日(火)
★海のワンコ★

昨日は海の日でした。福間海岸にも沢山の人が来ていました。その中にラブラドル・レト・リバーを2頭連れてきている方が居ました。この犬種は水が好きで泳ぐのが上手です。

ボールを海の方に投げて取ってこさせる遊びをしていましたが、その内の1頭が、ボールをほったらかしてドンドン沖に向かって泳いで行きます。飼い主の方は「オーイ、帰ってこーい」と海岸から呼びかけています。はたして、このワンコは何処に向かっているのか?どうも、このワンコ、沖で波待ちをして浮かんでいる、サーフボードに向かっているようです。

真っすぐボードに向かって泳いでいって、それに飛び乗ってしまいました。ビックリしたのは、波待ちをしていたサーファーです。波待ちをしているサーファーは、沖を見ていますから、突然、海の中から大型犬が出てきて、ボードの上に乗っかったんですから、驚いたことでしょう。

サーファーは岸の飼い主に向かって、大丈夫ですよ。とOKサインを送っていましたが、ボードの上で休んでいたワンコは、しばらくするとザブンと海に飛び込んで、岸の飼い主に向かってまた一直線に戻って行きました。サーフィンが楽しそうに見えたのかな?

写真は、子猫のミルクちゃんです。2ヶ月目の女の子です。好奇心旺盛な可愛いニャンコでした。カメラに興味深深ですね。

●2006年07月15日(土)
★今日のニャンコ★

今日は野良猫の避妊手術でした。

食事だけもらっているメス猫ですが、子供を生んで猫が増えると困るということで、捕獲されて連れて来られました。

通常、野良猫はなかなか捕まりません。素手で捕獲しようなんて思うと、反撃されてとんでもない目にあいます。今日のニャンコが入っている檻は、飼い主の方の手製でした。ショッピングセンターのカゴを利用して、上手に作ってありました。猫が入ってヒモを引っ張ると入口が閉まるようになっています。1週間かけて、猫が檻に入って餌を食べるのに慣らしていって、今日無事に捕獲しました。

檻の隙間から麻酔の注射を打ちましたが、野良猫は気合が入っているので、なかなか効きません。少しフラフラしていますが、まだ中に手を入れて猫を引っ張り出すほどは効いてはいません。そこで檻を大きなビニールの袋で包んで、その中に麻酔ガスを流して眠らせました。

眠ったらこっちのもの?ですから、通常どうり手術を終えて、醒める前にまた元の檻に戻しました。明日には、もとの場所で放されます。

写真はボーダーコリーのトミーちゃんです。2ヶ月目の男の子です。もとは牧羊犬ですから、運動量が豊富なワンコになるでしょうね。

●2006年07月14日(金)
★今日のワンコ★

左目の下を腫らしたワンコが来院しました。目の下がプクリと腫れていますので、目が下から押されて、試合後のボクサーみたいな顔になっています。飼い主の方は、どこかで打ったわけでもないので、虫に刺されたのかもしれないということです。

口の中を注意深く見ると、腫れている方の上の奥歯に、歯石がかなり付いています。ほっぺを腫らした犯人は、どうも歯石が原因のようです。歯石が付着すると、歯周炎が起こります。歯の根にそって炎症が進行すると、炎症が上顎の骨にまで達して、その部分が腫れます。外から見ると目の下が腫れているので、こんなボクサー顔になってしまいます。

歯石を除去して、悪い歯を抜いてまうと良くなりますが、ワンコが大きいと、奥歯も太いので、なかなか簡単には抜けません。歯の専門医は、カッターで歯を分割して抜歯するそうです。化膿止めのお薬を飲ませてあげると、一時的に腫れが引くことがあります。

写真は、生後45日位のオスの子猫です。今日は健康診断で来院しました。里親募集中です。お耳が大きくて、少し毛足が長くなりそうな感じの健康なオス猫でしたよ。興味がある方は、私までメール下さいね。

●2006年07月13日(木)
★今日のワンコ★

マルチーズのナナちゃんです。9歳の女の子です。9歳と言うと、人に換算すると50歳位になります。小型犬は、いつまでも子供みたいでカワイイですね。芸能界でいうと「アグネス・チャン」かな?今日の午後のTV番組に出ていたので、名前が浮かびました。

今日の午後は休診日だったので、ゴールデンウイークに脱臼した肩のリハビリを兼ねて、福間海岸にウインドサーフィン行きました。今日は天気が良くて滅茶苦茶暑かったです。砂浜の砂が焼けて、足の裏をやけどしそうに熱いのですが、そこを歩いている(歩かされている)ミニチュア・ダックスが居ました。足の長さは10cm程度ですから、体感温度は想像を絶するのではないかと、ハラハラしました。

夏の海に連れて行かれるワンコは、海が楽しいのではなくて、飼い主と一緒に居られることが楽しいのです。くれぐれも、ワンコを熱中症にしないで下さいね!

●2006年07月12日(水)

★今日のワンコ★

今日は9歳の小型犬のお尻に出来た腫瘍を切除しました。

肛門周囲腺腫という腫瘍です。1年ほど前からありましが、最近大きくなってきたので、手術で切除することにしました。健康な犬や猫は、フィラリアの予防やワクチンで来院するだけですから、1年に1回の来院になります。私が診るのが1年ぶりのことが多々あります。

1年ぶりに診て、腫瘍が見つかって手術をお勧めすることがあります。飼い主の方は、出血もしていないし、触っても痛がらないし、元気も良いので、そのままにしていることがあります。

実は、腫瘍の切除は、その時期にしなければいけません。出血して、痛がって、元気がなくなっていたら、危険なので手術は出来ません。

幸い、今日のワンコは元気も良くて、腫瘍もあまり大きくなっていませんでしたから、出血も少なくて無事に摘出できました。明後日には退院できそうです。

●2006年07月11日(火)
★今日のワンコ★

今日もチワワの埜衣(ノイ)ちゃんです。2ヶ月目の女の子です。体重は1.3kgです。ノイちゃんはしっかりしていましたから、1回目のワクチンを接種しました。元気&食欲旺盛だそうです。ノイちゃんはすでに居るオスのチワワのおヨメさん候補です。2世誕生は2年後くらいかな?

●2006年07月10日(月)
★今日のワンコ★

チワワのジンちゃんです。3ヶ月目の男の子です。1回目のワクチンを接種してから今の飼い主の方のところにやって来ました。今日は2回目のワクチンで来院しましたが、まだ体重が800gしかないので、もう少ししっかりするまで延ばすことにしました。

混合ワクチンは生ワクチンです。生ワクチンというのは、生きたウイルスを注射して体の中で増やして免疫をつけるタイプのワクチンです。体重70kgのセントバーナードも、体重1kgのチワワも同じ量のワクチンを打ちますが、あまりにも小さい子犬は、まだ体の免疫機構がきちんと出来ていないような気がするので、接種を先延ばしにします。

ワクチンを打っていなくても、病気のワンコと接触さえしなければ病気にはかかりませんから、犬が集まる場所(トリミングなど)に行くのは避けてもらっています。

●2006年07月08日(土)
★今日のワンコ★

雨が多く、高温多湿が続いています。この環境はノミの発育に好都合なようで、ノミが原因の皮膚病で来院する子が増えてきています。ワンコは、お尻のあたりと舐めたり咬んだりして、皮膚が赤くただれています。ニャンコは、背中からお尻にかけて毛が薄くなって、表面がブツブツになっています。そこらを注意深く見ると、走り回っているノミが見つかることもあります。

写真は、パピヨンのテンテンちゃんです。1歳の女の子です。フィラリアの予防で来院しました。

●2006年07月07日(金)
★今日のワンコ★

クウタちゃんです。3ヶ月目の男の子です。ヤンチャなので、しつけが大変だそうです。写真からもヤンチャぶりが判りますね。

明日の午後は総会出席のため休診になります。よろしくお願いします。

●2006年07月06日(木)
★今日のワンコ★

シェパードのグレイくんです。初めてのワクチン接種で来院しました。まだ2ヶ月ですが、体重は10kg近くあります。1ヵ月後の2回目のワクチンの時には、どれだけ大きくなっているか楽しみですね。

ちなみに今日来院した3ヶ月目のチワワの体重は800gでした。今は約10倍近い差がありますが、成犬になると20倍位差がでるでしょう。先祖は同じ犬族でいっしょのはずですから、どんな進化を遂げると、こんな違いがでるのでしょうね。

●2006年07月05日(水)

★今日のニャンコ★

今日は猫の抜歯をしました。

まだ若いメス猫(2歳)ですが、歯周炎がひどくて、食事がうまく食べられません。そのためか、体重は2kg以下で、健康なメス猫の半分くらいです。毛づやも悪くて、不健康な感じがします。

口が痛くて食べられないので、時々、痛み止めの注射を打っていましたが、まだ若い猫ですから、抜歯することにしました。歯がなくなると、歯周炎は良くなります。術前の診察で、上の奥歯を抜くことにしました。この部分が一番悪そうです。下の奥も抜いた方が良いのですが、ガッチリと入っていると抜き難いので、今回は上顎だけにしました。

麻酔をかけて、注意深く歯を観察すると、下の歯もグラグラで、比較的簡単に抜歯できそうだったので、悪い歯をすべて抜くことにしました。全部で9本ほど抜きました。

奥歯は全てなくなりましたけど、あまり硬いもの(魚の頭など)さえ与えなければ、食事を取るのに不自由はないと思います。今日の処置で、食が進むようになって、健康になると良いですね。

●2006年07月04日(火)
★今日のニャンコ★

オス猫のミィちゃんです。生後半年が過ぎて、そろそろ去勢手術を考える時期になりました。診察台の上で目を細めてこっちを見ています。将来、貫禄が出そうですね。

●2006年07月03日(月)
★今日のワンコ★

後ろ足の爪をはがしたワンコが来院しました。

毎日散歩していたり、お庭で走り回っている子の爪は、自然に削られますが、おうちの中で飼われていてあまり外を歩かない子や、爪が真っすぐに生えていない子は伸びてくることがあります。

定期的に切ってあげないと、カーペットなどに引っ掛けて爪を剥ぐことがあります。爪が完全にちょん切れることはめったにありません。中途半端に折れるので、ワンコはとても痛がります。飼い主の方が触ろうとしても、痛いので触らせません。出血も結構多く、しばらく指で圧迫しておけば止まりますが、ワンコが触らせないので押さえることが出来ずに、血が飛び散って悲惨な状況になります。

処置は、中途半端に折れた爪を爪切りやハサミを使って、切ってしまいます。一瞬で決めないとワンコが暴れ出します。ワンコを押さえてる人が咬まれそうになることもあるので、切る瞬間はこっちも緊張します。痛い場所に注射すると、ワンコは嫌がりますし、一瞬で終るので、通常は無麻酔でやりますが、今日は、ワンコが大人しかったので、局所麻酔を使いました。いつもの様に切る瞬間は緊張しましたが、予想に反して?ワンコはケロリとしていました。麻酔が効いていたようです。後は消毒して、出血を抑えるためにテーピングしてお終いです。爪を切除しないと局所が化膿してきますが、切り取った後は経過良好です。

写真はMDのペリーちゃんです。4歳の女の子です。美形かな?

●2006年07月01日(土)
★今日のワンコ★

雄犬のブンタ君です。4ヶ月位の男の子です。ワクチン接種とフィラリア予防で来院しました。大きくなりそうですね。


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