●2018年09月28日(金)
☆今日のワンコ☆ 15歳の大型犬が散歩から帰ったあとグッタリしてると、来院されました。2〜3日前から少し元気がなかったそうです。 心臓の音を聞いたり、歯茎の色を見たり、太ももの内側にある血管を触って血圧を見たりします。案外、こういう検査(触診、視診、聴診)が大切なんです。そこから疑う病気を絞り込んで検査に入っていきます。 ワンコの呼吸は普通の状態でそれほど苦しそうな感じは受けません。「胸部のレントゲンはまだいいかな?」 血液検査のために採血をして、検査結果が出る間、エコーを腹部にあてて、お腹の中を見ます。「あれ、お腹の中に何かあって、液体が溜まってるぞ」。 エコーで見ながら、液体が溜まってる部位に注射針を刺して、液体を採集します。「鮮血だ!」。 お腹の中の腫瘍が破裂して、腹腔の中の大量に出血したので、グッタリなったのでしょう。先日の夜間病院で遭遇したのと同じ病気です。すぐにお腹を開けて、出血してる臓器を摘出しないといけません。場合によっては輸血が必要になります。このような処置は、当院の規模では難しので、近隣の出来る病院を探しました。幸い、当院から15分ほどのR動物病院が受けてくれたので、私が車で先導して、ワンコを連れて行きました。 先ほど飼い主の方から、「待っていたら1時間後には出血で亡くなるかもしれません」と言われたので、手術を決断しました。今、終わって、上手くいって、ワンコはもう立ち上がってます、といううれしいお電話をいただきました。 持つべきものは、良い仲間ですね。ありがとう!S院長。
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